意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

富樫先生の作品が楽しめるのは1年に1回だけ! (アニメ感想)

2020-04-24 20:18:57 | アニメ感想2020年S2





社長、バトルの時間です! 第3話 受注コンペ △+





わざわざ強い敵を起こして経験値稼ぎとかRPG脳ですわな
で、その間に1位をさらわれるのが笑いどころで
でもまだまだ経験値を優先した方がよいかもしれないね。
的確な指示をだしていた新社長のミナトくんに
別の会社のオンナノコがヘッドハントをかけてきて
結構人材の移動が自由な感じがあるね
ゲーム的には自分たちも「ひきぬき」ができるのかもで
自分達が人材獲得できるのも楽しいのは確かなんだよね
ただ、ここではユトリアっちゅうミナトを引っ張ってきた
張本人が「情」にうったえかけてきて留まったという次第で
アニメーション(あるいは当邦の経営)てきな「情」のかよいかたと
ゲーム(あるいは金満)的な人材移動の自由の矛盾が
いい具合に反応してハナシをつくっていたかとおもう。






放課後ていぼう日誌 第3話 マゴチ △++





「説明」で3分の1やね、ここでは「声優」の強みがでる
声に不快な部分がまず無いから、脳にスッとはいる
と、同時に余計な時間がかからないのも功徳。
「大きいのが釣れたらどうしよー」とかかなちゃんが悩むのも
いかにも「初心者」っぽいね、説明の必要な良い初心者。
部長がゆるっとやっているように「釣果」を求めないのも
釣りのやり方のひとつですわな、「結果」に拘る心ってのは
大事だけどつらみにもなるからねえ、そういうのから
距離をおけるってのも釣りの醍醐味で、あるいはこの
「のんのん」な作風を視聴することで共有しているってところもあろう。
でも釣った魚の味は共有できないンだよなあw







BNA ビー・エヌ・エー
第3話 Rhino Melancholy △+





みちるが「自分は病気だ!」っていうのは時節柄
なかなか想うところはあるわなあ、ってのは
「病気」って「一時的で治るもの」という印象があるから
ましてや自分のあり方が大きく変わるってなったら
それに固執するのも無理からぬことではあろうね
そしてそういう上からの忖度は自分は無関係っちゅう
傲慢があるからこそで、まあ馴れ合ってないってかんじ。
悪い連中が追い詰められると「変化」するのがわかりいいね
「鼻が効く」のも超能力てきなのでなくて「自然」に
持ち合わせているものだし、そういう意味では
アニメーションの嘘くささとナチュラルさが同居して
無理なく作品をたのしめているような印象だ。






BanG Dream! 3rd Season
第13話 これが……これこそが、大ガールズバンド時代や!  とまとめ 〇





武道館に行ってくれたら死ぬ





「音楽もの」なんで最終話は歌えばそれでよし、だ
しかしまあ「きらきら星」をかすみが歌ってた頃から
武道館でライブをするようになるってなあ、感慨あるわな
調度3年ぐらいか、「バンドリ」ってコンテンツを始めたの
アニメにゲームに漫画に現実に、総合コンテンツとして
作品を扱うってのは「消費」に従いながら抗うような
そんな大資本のあり方っすよなあ、まあこのハナシは長くなるから
おいておいて、3期はラス、あるいはロック(六花)が
メインのハナシだったわな、まあライバルユニットが
ハナシの中心にくるのはもう珍しいことではないのだけど
ここで注目するのは「ラス」っちゅうロゼリア以外では
「武道館」にロゼリアの次に最も近そうなグループに焦点があたることで
「ポッピン」も武道館に近づくことが「現実的」になってるってとこね
ハナシとしては「ポッピン」はもう充分にやったから
視点を変えつつ、ポッピンを武道館に無理なく押し上げる
ってことができたわけね、それだけでも上手く騙されたってかんじだ。
あるいはもう3年も楽しんでいるコンテンツならそれも可能
ってことなのかもしれないね、そういう「厚み」がもうバンドリには
備わっているとおもう、仮構のキャラクターに備わる存在感
それが「現実」にはおそらく機能していないはずの「武道館」で
「ライブ」をやっているというそういう時代が訪れたのだ。



















 

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俺だって木のまたから生まれたんじゃねえ (アニメ感想)

2020-04-21 21:46:53 | アニメ感想2020年S2





かくしごと 第3話 やりくりサーカス/漫画の実情と筋肉 △+





TVにも出ないで芸術にかかわる仕事でこんだけ稼ぐのって
ちょっと他には考えにくいかもねえ
仕事場を見ればだいたい経済状態もわかるわな
3大誌で連載がそこそこヒットすれば一気に経済状態はよくなるそうな
大ヒットすればそれこそ小成金ぐらいにはなれるけど
今度は金を使う暇が無くなるっちゅう皮肉があるw
人員が足りなければ「外注」すればいいじゃんってのは
itsインターネッツ社会やね、でもアニメ現場はそのせいで
現在もっかまったく回らなくなっているみたいだけどなw
「運動が全くできないと漫画家とバレるじゃないか」は
まあ意識過剰ですわな、まともな社会人はレクリエーションの
時間さえとれない筋力不足な人がほとんどだ。







 
八男って、それはないでしょう!
第3話 ボッチって、それはないでしょう! △+





「仲間」にも自分と同じ能力とモチベーションを
小規模として持たせるのはまあ手堅いやりかたやな
 「貴族制は能力を殺している」もありふれてる
ってここまで書くとちょいと前の「平均値」てきなハナシおもいだすね
たしかにそいつとパーティー組めれば「人生勝ち組」かもな
ほんらいはもっと有象無象の輩がいっぱい声をかけてくるだろうけど
ここでは「幸運」にも気の合う仲間がそろう、という次第
異常な才能をもち、異常な師匠と出会って、良好な出会いにおちつくと。







新サクラ大戦 the Animation
第3話 帝都激震!新生莫斯科華撃団 △+





空中戦艦で乗り付けた鉄仮面とやさ男が娘を返せだの返さないだの
「非礼」がまあ当時の西欧人っぽいかんじで(今もか)時代かも
ただ、ここではモスクワの連中にもきな臭い感じがあって
それを同時に処理しているってところもあろう
「光武」ってなあ乗り手のテンションが能力に大きく左右する
機体で、いかにも日本人好みの設定ではあるわな
そういう「傲慢な唯物主義」と「清貧な精神主義」が
オンナノコをはさんで相争っているようにもみえる。






 
とある科学の超電磁砲T
第12話 外装代脳(エクステリア) △++






いかれおじいちゃんとおっぱいの追いかけっこ
と、同時に黒子と看取の立場を逆にした追いかけっこ 
っちゅう豪華な2側面攻撃っすね。
ギミックと能力者による妨害行為はアニメーションとしてはうまみ
これが成立してるのは神条さんと、根性論さんと、美琴が
じゃれているからやね、あいつらは力業で何とかしてしまえるから
と、なるとこの「スピンオフ」は「本展」のほうの方向性を
排除することで成立しているわけで、それはアニメーションとしては
本編を超える魅力を生み出しているとおもわれる
まあ、本編があんまりにも力業に頼りすぎなせいかもだがw







LISTENERS 第3話 ユー・メイド・ミー・リアライズ △+





「ライブ(戦場)」のこわさを教えたら今度は
「師匠」がつくという親切設計、しかも男女ともに。
 ここでは自分たちを没落させた原因かもしれないっちゅう
相手への復讐ってほどでもないけど因縁があるという深み
右往左往の若人に道を教えて、同時に自分たちの活力も取り戻す
っちゅうきわめて良い師弟関係がなりたっているかとおもう
って、考えるとこの「グルーヴ」な作品は結構
「師匠」寄りな、感性そのままな若人向けの作品では
ないのかもしれないともおもえる。







乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
第3話 麗しの美形兄妹と出会ってしまった…  △+






「登場人物全員とほぼ好感度MAX」とかたしかに
「主人公」しかなし得ない行為ですわな
まあここでは「主人公」が入れ替わっただけのことだけど
たしかに「人格の欠損」ってのはゲームにおいては
「モブ・敵」が担当するものだわな、主人公はまずそうではないし
主人公の周りの仲間も軽微か、あるいは克服するしな
そういう「性善説」にひたれるのも「異世界もの」の
うまみのひとつで、そして「乙女ゲーム」においては
それは「チート」と同じ事ではあろう。



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変態は褒め言葉 (アニメ感想)

2020-04-17 21:04:23 | アニメ感想2020年S2






社長、バトルの時間です! 第2話 遺産相続 △+





「遺産相続」をめぐってなかなかリアルなひとまく
「先代の伝説の武器防具道具」が簡単には手に入らないのが
RPGてきなたのしみで、かつ現実のきびしさだ
と、同時に自分たちで「つくってく」たのしみもあろうし
現実の遺産相続がバカみたいにかかるのは社会の活力を
キープするっちゅう目的もあるのかもしれない。
で、ありながら内容は小学生みたいな別会社の社長と
コンペで競うっちゅう内容で、こちらは分かり易いw
規模を考えるともっとヤバイ連中が一杯いそうだけど
ここではやりやすくそのバカとお付きのオンナノコだけだ。






啄木鳥探偵處 第1話 こころよい仕事 △+





伝説の屑文学者啄木がついにアニメデビューですよw
だいぶん身持ちを崩した賢しらな男のように見えるけど
実際はこの10倍ぐらい屑なので困るw
なにせ「自分の好きな仕事がしたい」とかぬかしおる。
しかしまあこの「名探偵」の映え具合も退廃も「明治大正」
ならなんなく消化してしまうように見えるのが功徳よな。
金田一さんのホモなみの献身が泣けるねえ
それに対して「死んだら君を守護霊として護ろう」とか
文才と生活者としての零才を同時に表現するのが啄木らしいね。







プリンセスコネクト!Re:Dive
第2話 きまぐれ猫の悪戯~黄金色のポカポカおにぎり~ △+





ハナシてきにはツンデレ猫の自問自答でほぼ完結してしまうわけで
でもアニメーションとしても「ドラゴン退治」はきっちり
ペコがアクティブなんでアニメ映えしてるねえ。
ここでは「あるじさま」の立ち位置がよく見えるね
別に魔力も暴力もたいして持ち合わせていないけど
果断な決断力っちゅう主人公特性でがんばっているのがよい
「ほんわか」な感じの世界だから悪目立ちする主人公は微妙なんよね。





 
継つぐもも 第2話 うそこん △++





すなおちゃんの土下座回っすねw
今期だけ見ると大分しおらしいけど
前期(もうン年前だが)はけっこうつっかかってたから
「謝罪」がここまで命がけで自分の純血まで賭けなきゃ
ならないのが(未遂だが)当作品の「いきすぎ」感かと。
でもまあいろいろ思うところはあるね、すずり母ちゃんも
無茶ぶりしているようで、すなお自身の為でもあるし
あるいはいなくなった出来の良い長男の穴を埋める
ための行為とも勘ぐりできるわな、まあ自分の息子を
失った母親の気持ちなんて、わかろうはずもないけど。






ULTRAMAN 第1話 この地球にあってはならない力 △+






そうだね、「ウルトラマン」はかつては人格のできあがった
「大人」がやっていたのね、でないと「秩序の番人」でけんし
それをまだできあがっていない青年に力を持たせて
ライトを当ててみるのは興味がわくところではある。
「人間サイズ」としてさまざまな建物を破壊しているのが見物
「ウルトラマン」のサイズだと多分滅茶苦茶人的・物的被害が
でているであろうとおもわれるけど、作中ではあまり取り扱わなかったね
まあ怪獣は「天災」のようなあつかいだったからね
そこを「人間」として普通に生活すると葛藤が生まれるのが
「別の」「ウルトラマン」をはじめるのにあたりよい視点かと。







放課後ていぼう日誌 第2話 リールとキャスティング △++





キャストナウ




「ひなびた海の街」って最高のロケーションやな
身体測定に自転車にそして釣りと開放感のあるハナシだ
運動が苦手な陽渚ちゃんのために「糸ほぐし」ちゅう
得意分野もちゃんと用意しているのがよい。
「JKもの」としては「おべんとうの交換」イベントありだ
釣果をそこに入れてくるのが個性で、作品がうまくまわってる
しかしまあ弁当執拗に綺麗に描いてましたわなあ
「食べる」作品でもあるんでそのあたりに緩みなしだね
ゆるっとしたハナシなのに、作る側はゆるくないいつもどおりの矛盾。



 





 




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粗(悪)品 (アニメ感想)

2020-04-14 21:53:13 | アニメ感想2020年S2






放課後ていぼう日誌 第1話 ていぼう部 △++





ていぼう!




手芸部志望がいつのまにか手「の」芸部に入部させるまでの
手練手管がまあ見事ですわなあ、「ちょっとやってみ」で
強引に釣り竿をつかまされ、幼なじみが外堀を埋めて
あとは成功体験と上手いモノ食わせりゃほい釣れた、とw
とまあここまでの文面だと闇金ウシジマくんと一緒だがww
まあでも「生物」を取り扱うときの興奮がありますわな
と同時に「海」っちゅう最高のロケーションも確保して
それがアニメーションとして一連の流れで「説得」に
なっているのが見物だったかとおもう
しかしまあ「JK」ってのは海行っても、山行っても
画になるのだからまったくけしからんよね😫 






BNA 第1話 Runaway Raccoon  △+





けものがいて、のけものもいる





「居場所」を無くしたモノの不安ってのは
見物としてはよいモチベーションになりますわな
なにせ群れないとシンジャウ人(獣)もおるだでな。
ここではその「はぐれもの」が「コミュニティ」に
たどり着いたときに純粋な「喜び」を提示してるのが見物。
他作品だと大概わけのわからないウチに主人公があやしい奴の手引きで
コミュニティに利用目的で一応歓迎されるようなのが常だけど
コミュニティの存在を(一見)おもいっきり喜んでいる
というのが「活力」ってもので、そしてある程度の規模があるなら
それを「破壊」しようとする輩が一定数いるのも道理ではある。







BanG Dream! 3rd Season 
第11話 パレオはもういません 〇!





こんなん青春されたら、もう視るしかないやろ!
ここでは失踪したパレオを探しているんで当然
チュチュに誘われた時のエピソードをはさむのがマスト
今まで「天然キャラ」のような彼女が仮面優等生
やっていたっていうギャップをつけるのもベリグー
ますきちとロックがすっかりよいコンビになってるね
もちろんそれは音楽としての一体感にも繋がっている
しかしまあここまでロックが「ロック」するとは
思わなかったねえ、大事なモンの為に熱くなれる心
そしてそれを岐阜弁でたたきつけるっちゅうのが完璧
しかしまあどのバンドも当作品丁重に扱ってるよねえ
その「捨てない」心が好きなんだよ。







天晴爛漫! 第1話 晴れ、ときどき小雨 △+





サンディエゴ!ニューヨーク!




昔は当邦も結構「移民」っていたのよね
経済的な理由や思想的な理由で海外に命がけで渡航する人
たぶん「命」の価値が現代より安い(あるいはある意味高い)
かったからだとおもうのだけど、「アニメーション」も
安売りするよい機会ではあるね。
「手堅い職業に就かない奴はクズ」ってのは毎度のことで
とてもわかりやすい「現実」ですわな、それに対する反論も
山のようにあるわけで、ま正直飽き飽きしたところですわな
ここでは「理系」が「流刑」として正確に機能しているわけで
あるいはなにか「無駄遣い」しようとしているのはわかる。







 
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
第1話 早坂愛は防ぎたい/生徒会は神ってない
/かぐや様は結婚したい/かぐや様は祝いたい △++





石上優(故)




天才達の頭脳戦がすっかりへたれ達の日常になっており、よいw
早坂や石上はまだ「できる」方なのよね、で肝心のバカップルが
すっかりふにゃふにゃで、その温度差にニヤニヤするわけだ
まあ早坂も石上もそのあたりの状況を楽しんでいるはずだが。
「ゲーム」とはいえ社会的な成功だけを達成するってのは
つまらないですわなあ、しかしここではかぐやちゃんが
「名家」のお嬢さんであることと一致しているわけで
なかなか面白いことを嫌みなくしているところに「頭脳」があるわけだ。







富豪刑事 Balance:UNLIMITED
第1話 来た、見た、買った △+





たった10億円ぽっちの為に人を殺すなんて・・・





実際「金」がありゃ大概の事は解決するんですよね
本当に大事なモノは駄目だけど、困り事は何とかなる
サイコパスは「監視装置(シビュラ)」 が解決装置だったけど
それが「金」しかも現代的に記号化した権力に替わったということで
なるほどケチくさい国家になった当邦では一見の価値はあるかも
まあでもここでは主人公の男共じゃなくてチョコレート屋を
襲撃していたクズ男のカップルが見物でしたわな
彼らのような一歩間違えば犯罪に手を出しかねない
底辺のひとたちこそがある種もっとも「リアル」な人間たちなのかも。


















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はいクソ~ (アニメ感想)

2020-04-10 21:58:08 | アニメ感想2020年S2





ギャルと恐竜 第1話 はじめまして!/猫がいたよ  △(+)






アニメでギャルが恐竜拾ってくるよりも
突然主人公がオッサンの実写に変わるほうが驚くわw
「恐竜」ってのは圧倒的な「暴力」の象徴で
ここにいるのは謎の珍生物にすぎないわな
飼う側も適当で、飼われる側も適当なそういう「日常」
それどころか大家さんも適当という「世界」が
入れ替わっているということのほうが驚きですわな
「異邦人(恐竜だけど)」を受け入れられるやさしい世界に
で、オッサンの現実だけどこっちは全くやさしくないw
だってこれは単に
「珍生物が妄想で見えるやばいオッサンのハナシ」だからだ。







乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
第1話  前世の記憶を思い出してしまった… △+





ここが「ゲーム」っちゅう認識はちょっとSFっぽいね
あまりにも飽き飽きした設定になったけどまだ弄れるかも
内田真礼さんの自問自答はさすがに堂が入っていて、うまい
「破滅」の回避のために人格と才能の努力を始めた時点で
破滅フラグは別のものになっていくであろうという期待
それは人類が「黙示録」を信じていたころであったころの
謙虚さかもしれないねえ。おもしろいのは乙女ゲーの
攻略対象たちの「子供時代」っちゅう「テンプレ」で
かたつけにくいところからスタートしているってところかな
「幼なじみ」設定のハナシなら触れることもあるけど
ここで主人公が「フラグ」を立てるためにいろいろするのは
なかなか面白いとこだ、また「選択」っちゅうゲーム的
単調さが子供なら容認されるっちゅうところもあろう。






グレイプニル 第1話 僕の中には △+





花江夏樹くんいじめタイムだおw
「獣化」ってんなら今期にもあるぐらい流行だけど
「着ぐるみ」になって超人化するのはなかなかセンスよい
「火事場」でオンナノコを犯そうとするシーンもよいね
なんというか皆さん「いっぱい」って感じの若人が
やばい状況でリアルに開花しているかんじですわな
「能力」とひきかえに「人生詰んだ」っちゅうても
いっかいの高校生に失うものがバージン以外にあるかってんだ。






 
社長、バトルの時間です! 第1話 社長就任 △+





おっぱいの大きい幼なじみのお願い事を断れる男はそういまいw
いわゆる「指示型」ゲームの主人公が「社長」であることと
それをアニメーションとして説明しつつチュートリアルが
できる世界観がおっとりとしていて、見ていて気分よい。
でもまあ「社長」っちゅう言葉の重みはないわなあ
むしろ「現実」と真逆のようにもみえるわな
で、それがゆえの「まったりファンタジー」としての
うまみがあるのかとおもう。






プリンセスコネクト!Re:Dive
第1話 冒険の始まり~夕焼け空にきのこのソテー~ △+





またまったりファンタジーはじまったw
ここでは記憶喪失の主人公の足り無さがかえってよいね
RPGの主人公の謎加減をアニメにおこすとこんな感じだし
こころコッコロちゃんが甲斐甲斐しく世話をする理由にもなる。
しかしまあよう食べ物ぱくぱくしてますわな
ゲームの内容がそういうハナシなんだろうけど
この「食」ってやつは現実のボクらも同じように食べてるんで
そういう意味で「つながる」ってところがあるのだろうね
あんまりにもキャッチな設定なんで飽きられるとこもあるけど。







アルテ 第1話  弟子入り志願 △+





「過去」の設定を出すだけでほとんどの「差別」が
容認されるようになるってのはハナシづくりでは強みですわな
あるいは「ファンタジー」ものの強みでもあるけど。
ま、正味アニメの女主人公が男社会に飛び込むとか
確実に傷モノにされるわなあ、っちゅうスリルがある
あとやっていることは確実に「ブラック」ですわな
でもそれが現実に当邦に存在し、そして過去であれば
それが「当然」であることも設定のつよみになっているね
「フィレンツェ」っちゅう「芸術」の中心地みたいなとこでも
女史はこれぐらいの扱いなのだから、その中で「主人公」を
やるだけでも相当見物ですわな、女性の芸術家が数えるほどしか
いないのもそれを裏づけているかと。






継つぐもも 第1話 お悩み相談室 △+





ああ「怪異調伏譚」が初めの方でやる定番の展開だ
ネタはいっぱいあるし、しょうもないこともできる暇もある
っちゅう漫画家もはじめるにあたって負担が軽い設定
となると見ている側もそこで凄い印象を受けるのもむつかしいのだけど
学生時分に「下着が無くなった」とか「誰と誰がHしてた」とか
ってなると学校自体が異常な空気になりますよね
ふだんは個々人がこっそりやっていることが生々しく
自分たちの精神に降りかかるっていう当邦の「学校」っぽい事態。
そのあたりの興味もこういうおはなしでさらっているってことかもね
「すそはらい」っちゅう「腫れ物」に対する桐葉さんの
落ち着いた説明が古めかしい言葉を使うキャラの面目躍如だったかと。







邪神ちゃんドロップキック' 第1話 △+





「これからスプラッタスティックやるぞ!」ってのが
嫌でもわかる出だしですわなあw
と、同時に後半は「脳内会議」だけで方つける
ある意味視聴者をなめた展開にやっているのが「2クール目」
ってことなんじゃないかとおもう。
しかしまあこのお話の「軸」になっているとこやったわな
邪神ちゃんのクズ行動を残虐におしおきするとこと
腹ぺこらの飯テロといじめをするところの2つ
この「ゆるい加虐行為」がこのおはなしのうまあじだ。





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Destroy all humans They can't be regenerated (アニメ感想)

2020-04-08 23:10:59 | アニメ感想2020年S2




神之塔 -Tower of God-
第1話 BALL △+





滅茶一杯不自然でツッコミが追いつかねえw
オンナノコ追っかけて「塔」登るとかドルアーガかいな
巨大魚の試練とサバイバルゲームを主人公の「やる気」
だけでくぐり抜けようとするうわついた展開っすね
説明をたらたらとするよりはよいけども
「置いてけぼり」でケムにまこうとしているようにも見えるねえ。







かくしごと 第1話 かくしごと/ねがいごと  △+





なんというかすごく「きれいなハナシ」なのよな
下品な漫画家であることを娘に秘匿するというのは
売春婦であることを言わないような題材や
職業の貴賎を問わないなら、これは真面目なはなしだ。
「漫画家」を題材にした漫画はもう少なくないけど
ここで出てくるのは「生」っぽい感触ですわな
それだけ扱っても見られるのだろうけど
「娘に対する秘密」っちゅうエンジンをつんでいて
そこでは「まんが」みたいなお父さんを演じるわけだ
しかしまあ「世間」の認知も変わったわな
久米田さんが漫画家を始めた頃はまだ「いわくつき」な
職業だったかもだけど、今や3大誌の漫画家を何本も連載してりゃ
立派な「漫豪」だろうねえ、たとえそれが「きんたましまし」だろうとw






八男って、それはないでしょう!
第1話 八男って、それはないでしょう!  △+





出だしの「豚バラとごはん」を10時に食うシーンから
異世界に転生する出だしが秀逸かと
もう自動車に撥ねられなくても充分視聴可能だしね
しかも「なんじゃこりゃあ」も飽きられて
「おっ、いよいよ来たか」ってかんじだから、どんだけね。
ここでは「貧乏」を推してるね、しかしまあ大概NEWGAME
の時は「100G」とかだから、むしろ「才能」ありなら
それはそれで楽しい「異世界もの」になるのではないか
ってか金銭面以外はオンナノコはべらして、恵まれているのよね
むしろ「金しか取り柄が無い」とかのほうが描き手はつらかろう
まあもうその設定もあるのだろうけど。






新サクラ大戦 the Animation
第1話  堂々開幕!新生華撃団  △+





「ゲーム」だとたぶん華劇団の立ち上げから
やっていくのだろうから、アニメの方はある程度
「できている」状態でスタートしたという感触
新規にやっていることはロシアで謎のオンナノコを
保護すべく太刀回りして帰国するってところか
ショウに戦闘におおわらわだけどこなしてるかと
この作品、いちおうオンナノコとイチャイチャする作品なんで
主人公の神山さんの取り扱いが結構むつかしいのね
ゲームみたく特別な一人とねんごろにはしにくいから
そういう意味でも新規の「攻略対象」を用意したかんじ
旧来のファンの人はまあ想いでにひたるだけでも充分。






LISTENERS 第1話 リヴ・フォーエヴァー  △+





オンナノコの穴




とりあえずオンナノコを拾えばオトコノコとしては
命を賭けてもいいからね、それも記憶がない娘と
なんにも持ってないオトコノコだから、自由だ
「ノイズ」てきな輩をやっつけるとか「シンフォギア」っぽいね
そういうのがいないと「対人戦」の
面倒さと付き合わないといけないから「ロボット」の暴力を
振るうにはもってこいの「なんもなさ」が気持ちよかったかと
「音楽」が戦闘曲でかかるね、ハナシの主要な要素だけど
「動画」として「音楽」がどうハーモニーするかってのは
とてもむつかしいチューニングだろうね、まあ部外者は楽しむだけだ。







波よ聞いてくれ 第1話 お前を許さない 




リスナーズ




「3秒黙れば放送事故」ってのが印象深いね
いや、当たり前っちゃ当たり前だけどMCは
それを覚悟しながらトークを続けなければならないってのは凄いことだな
それこそ「熊に追われている状態」のような。
ミナレさんの人物像が「アニメ」らしからぬ生っぽい大人女性
ただ「トーク」が効くってのがバンピーと異なる「主人公」のぶぶん
声だけっちゅう制限と「ぶっちゃける」ことができる一方通行感が
「ラジオ」っちゅう媒介らしくて、そしてそれを「アニメーション」は
「漫画」以上に上手に再現できるというのが視聴できるだけで
この1話は見る価値があったかとおもう。
















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アニメ感想2020年S1まとめ

2020-04-08 02:06:27 | アニメ感想2020年S1






印象に残ったところ





ソマリと森の神様 第4話 叶える花と願う約束





「喜ばせようとして、叱られる」とかずるいよねえ
しかしこの「価値の不均衡」こそが子供の
あるいは「世界の価値そのもの」かもしらんね
人の絶えた世界でこの子の価値はいかばかりか。








映像研には手を出すな! 第8話 大芝浜祭! 





なんだろね高校の学園祭の無茶ぶりは
映像研だけでなくこの学校妙にテンションが高いのね
しかし「創作業」に特有のテンションともいえるかもね
あああと「生徒会」が妙に権力がある作品は
面白いって法則があるかもな。







Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第8話 魔獣母神 





ゴルゴンに対する必死の防衛戦
大火力に対する牛若とレオニダスの抵抗ぶりが
英雄譚そのもだったかと、動画的にも天地が交錯する
縦横無尽ぶりで、アドレナリンがいい感じででてたかと。







とある科学の超電磁砲T 第6話 開戦 





「三下」が熱をふいてそれを「説教」で叩きのめすという
当作品の極めて美しい形式美
ここでは「お嬢様」がたが「理想論」と知りつつ
「説教」するというのが見栄えがとてもよい
この「殴り倒しトーク」に対する信用は欧州勢の
「聖書」に対する信用のような、そんな印象。






声優部門





松岡貞丞さん
(ダーウィンズゲーム 「ワン」 
インフィニットデンドロビウム「Mrフランクリン」
異世界かるてっと「ベテルギウス・ロマネコンティ」)



いいチンピラぶりだったかとw
特にワンさんよかったねえ、雑魚に対するイキりぶりと
命乞いのときの情けなさのギャップがとてもうまみで
役者として幅の広さに敬意を抱くよ、でもウザいw






ファイルーズあいさん
(推しが武道館いってくれたら死ぬ「えりぴよさん」)





舞菜に対してテンションあげあげの時の演技が良質
でも日常生活時の「地」の状態のやりとりもいいね
舞菜ちゃんに何が出来るかっていつも悶々としているとこもいい
「アイドルの追っかけ」をしている人が「主人公」っちゅう
意欲的な作品だったよな、「脇」のうまみというか。







OP・ED部門















歩いて行こう! 
(恋する小惑星 OP)





何も特別なことは言ってないし、不思議なことも無い
だのに妙に心に入ってくる、という次第
作品どおり、嫌味がまったくないのに印象に残る名品。
EDの鈴木みのりさんの夜空も名曲す。












Prover
(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-  Ed)





作中は大活劇なのに、終わりがこの鎮魂のような歌
ってあたり前か、毎回のように誰か退場してたしな
ただただ歌詞が届き、命を尽くした者への想いがよみがえる経験。















ココロソマリ
(ソマリと森の神様 ED)





なんだろうね、こんなに綺麗に感情が溢れていいのか
ここでは「ソマリ」としてのキャラクターのまま歌って
いるわけではなく水瀬さんが高らかに歌い上げている
それはソマリが生きぬいた先に表現できる想いなのかもしれない
その希望の先取り。








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きんたましまし (アニメ感想)

2020-04-03 22:33:07 | アニメ感想2020年S1



ドロヘドロ 
第12話 思い出スクールデイズ/ボーイミーツガール=バトル!
/ゆびきりげんまん とまとめ △++





このおはなし人がアッサリ死ぬのにあっさり生き返るね
ということは頑張って「生殖行為」にはげむ必要がないから
男女関係は現代先進国よりもさらに綺麗なモンではあるね
せいぜい口の中にほおりこむぐらいか。
いつも「暴力行為」っちゅう「重し」があるせいでなんかこう
ハナシがそれだけで視聴可能なんだよね、そういう意味でも
「エロ」と入れ替えているってことなのかもしれない
魔法も「魔法でどかーん」って火薬てきなやつではなくて
ハナシを転がすためのスパイスのような役目
そういう脳ミソが退屈を感じる隣のラインでいつも当作品は
展開していたような記憶があったかとおもう、あるいは
「エロを抜け」ってのはつまり「こういう感じのやつ」
ばっかになるということなのかもしれない。







ソマリと森の神様 第12話 心紬ぎ合う親子 と まとめ △++





キノさんは自前で旅と人生を続けられるってわかるから
「旅人の詩」として聞いていけたけど
当作品はあまりにも「時間制限」のきびしい旅ですよね
ソマリちゃんの未来を考えるとどうにも晴れ晴れとしないかんじ
なんとか「おとうさん」の寿命を延ばせればあるいはなあ。
と、いうかわりに世界は子供に見えているような
「うつくしいせかい」をぼんやりしたワタシにような視聴者にも
これでもかと見せつけてくれるというしかけ。
当作品「蒼天」の世界ではないのよね、緑だったり紫だったり
「自然」の色合いがつよい世界、それは「人間」の魔の手から
はなれた世界でもあって、あるいは「漫画(アニメ)」てきに
「自由」になれる契機を与えてくれているのかもしれないかと
それを与えてくれている「おとうさん」に感謝させつつだ。







虚構推理 第12話 秩序を守るもの とまとめ △+





アヤメの凍て解く音 





最初から「警察ではないんでそれっぽい解決でよい」とか
これはなかなかアタマが痛くなる挑戦ですわな
ミステリ勢っちゅう一番「整合性」にうるさい連中に対する挑戦状とでも
で、その向かい側に「オカルト」を配置していたわけで
京極堂シリーズのようなてんやわんやが待ち受けているわけだ。
まあでも「ハナシ」として「面白い」ことは「理屈」じゃないよね
「よどみ」に手をつっこんでみないと分からない「何か」のような
あるいは「ミステリ」を描く人らがなやむ「肉」の部分の
ありかたを巡って当作品は抗っていたような印象も受けるね。
アニメーションとしてこの作品を見るとやっぱり琴子ちゃんの
「語り」がどうしても多いね、あるいはこの子のホラ話を
えんえんと聞き続けていたような、そんな感じでもある
特に後半の「鋼人七瀬」編はどうしてもそうなっちゃうね
むしろ前半の「よろず怪異調伏譚」のほうがやりやすいかも
まあ言うなればメインディッシュぬきのおいしいスープを
ずっと味わっていたような、そういう作品だったとおもうのね
あるいは「片眼方脚の美少女に騙され続けるたのしみ」か。







魔術士オーフェンはぐれ旅
第13話 我が塔に来たれ後継者  とまとめ △(+)





20年ぐらいにやっていたアニメは途中から
オリジナル展開になっていた気がするからこっちが「正編」
とでもいうのかしらねえ、しかしこう「魔法」の「ロマン」が
あんまし感じられない作品ですわな。いっておくと
使っている魔法は凄いのね、爆発から回復、転移に記憶操作など
で、問題はそれらがただのハナシの回転軸のような「道具」に
すぎないとこまで「普遍化」していることでその退屈さを
「オーフェン」っちゅう人物とその周りの異常者の人達で
世界をつくって誤魔化していたような、そんな印象なのね
まああと「外伝」じゃないから「旅」らしい旅してないのも
悩ましいとこだったかとおもう、あるいは余分な「贅肉」を
つけるのを潔しとしない人の語りのしぶさとでもいおうか。







異世界かるてっと2 
第12話 開演!しょーたいむ  とまとめ △+





正直「劇」も「戦闘」も真面目に視聴している人は
いなかったかとおもうのね、っちゅうものここにいる人達の
「冒険」の「続き」をやればたぶんどれでもこの「学芸会」を
超える見物になったであろうことを誰もが思っているからで
なら何をこの「ごっちゃまぜ」の状態に期待しているかというと
ひとつはこの個性同士がもたらす「笑い」か
あるいは世界観の「統一」がもたらす超大な「秩序」か「混乱」
ってとこで、まあ「笑い」がとれれば充分ってとこですわな
って考えると「この世界」は「このすば」が概ね取り仕切って
いるような印象ではあるわな、あるいは「このすば」がそもそも
「学芸会」の目暗滅法な「たのしさ」を体現しているということ
なのかもしれないの。

































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