意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

まだ見ぬ世界のざわめき香りを抱きしめに行こう (アニメ感想)

2019-09-28 23:51:01 | アニメ的感想2019年 秋






からかい上手の高木さん② 第12話 夏祭り とまとめ ○







これがおデートでなかったらもうこの世にデートは存在しないよw
しかしまあ普段は完全に高木さんのコントール下にある西片くんとの関係も
大きなイベント、今回や林間学校とかだと「あとちょっと」上手くいかないのが
まあこのおはなしのキモで、最後は西片くんが手を伸ばさないと
いけないつくりになっているのがハナシづくりとしてとても上手いかと。
しかしまあ「勝負」が少年にとってどれだけ心惹かれるかってとこを
よく分かってますねえ、それもなかなか勝てない相手だとなおよいね
高木さんも「本当の目的」といっしょくたで愉しんでいるしね
この「Eゲーム」にはない「生の相手」がいるときの複雑な味わいが
そのまま「人間(女)」を相手にしているときのときめきで
それは男根をふるう単純さとは正反対の味わいではあろう。









可愛ければ変態でも好きになってくれますか?
第12話 可愛ければ××(へんたい)でも○○(すき)になってくれますか? △+








ああ、なんか久しぶりに「それっぽいハナシ」を見た気がするよw
10ねんぐらい前に乱造されたラノベ枠のラブコメてきななにかだ。
オンナノコが「ぐいぐい」くる理由を「変態性」に託しているわけだ
それも「ひく」ようなやつではなくあくまで「ソフト」な領域で
もちろん「ひく」オトコノコもいるだろうけど、「仮構のおはなし」の領分だ。
だが、このおはなしは最大の「変態性」が傍らにあったのね
なにかっちゅうともちろん「近親相姦」についてのそれだ
小説でも漫画でもゲームでも仮のおはなしなら「遺伝的危険性」は
ないのだから描きうるけどこれは流石に「嫌悪感」があるラインだから
最後にもってくるのは妥当だったかとおもうね、ぬるま湯を経て
熱湯に入り、最後の冷たいやつが気持ちいいかったかとおもうね
え、「露出狂」はどうなんだって、いまさらやろw










まちカドまぞく 第12話
伝えたい想い!! まぞく新たなる一歩!! とまとめ △++








「宿敵」の「魔法少女」が手助けしないとならないぐらい
「へっぽこ」な「魔王」が「一歩」踏み出すまで、って悠長なw
まあこの「悠長さ」が「健全な育成」ってやつでそして読者が
求めているものではあろうなにかかと。
いちおう「魔族」なんで「平穏」が「ノーリーズン」ではなく
凄い人の犠牲と努力の元に成り立っているってのが「まじめなとこ」で
でなけりゃうどんすすりつつ筋トレやっているような「日常」は
成立しないわけだ、桃もちょっと前までは「非日常」の側にいて
優子を通して「日常」を味わっているような感じではあるね
「これで勝ったと思うなよ!」なんてヴィンランドで言う奴はいないものねえw










グランベルム 第13話 世界で唯一のふたりのために とまとめ △++







「人形」であっても「世界」と触れて自分の意思で歩き出せば
そいつは「人形」を超えているよねえ、満月にしろ水晶にしろ。
そういう「人間」を超えようとするなにものかを人間は「キモい」と
おもうかもしれないけど、あるいは「友」になりうるかもしれん。
もし新月っちゅう希有な魔術師がこの「分身」を生み出さなかったら
「魔力を一掃する」っていう目標も果たされなかったかもしれなかったわけで
なんというかある種「(チート)力」を「動機」に変換して
うまくいったかとおもうのね、男どもは「無限の火力」を無意味に欲するけど
それを有する少女がそれを捨てて「あるままの世界」の方を選ぶってのが
非常にスケールの大きい「魔法少女もの」の落としどころだったかとおもう
そうして自身も「平凡な世界」に埋没するという結論だとしても。










異世界チート魔術師 第12話 異世界チート魔術師 とまとめ △+







「人をやめるぞーッ」ってなるまで1クールかけたのが
「チート」たる当主人公の見せ場だったかとおもうのね。
つまりは「メンタル」てきなやりとりは「素人さん」にしてあると
これは「最弱主人公」てきなやつだと「そんなこと言ってられない」し
「最強魔王」てきなやつだと、「殺すも殺さぬも自由」か
「虫けらを踏みつぶす」てきなあり方になるから
作品の独自性を主張するのに、また「パートナー」の存在価値を
高めるのにも意義があったかとおもうね。
この「圧倒的な火力を背景にした青臭い正義」ってのもなかなか
「優越感」があるかもだね、まあ当作品はそこまで「傲慢」に
ならないよう力と状況をラノベ的にコントロールしてるね
それこそ「人形」⇔「人間」のはざまで。










通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
第12話 その願いは叶えないでくれ、と強く願った。だが願いは叶えられた。 
とまとめ △+







たしかにふざけているよねえ、このお話w
「よくあるファンタジー世界」が「ママ(母ちゃん)」によって
けちょんけちょんにされてしまうのだからティーンにとっての
「心のよりどころ」である「異世界」が侵略されているともとれよう。
「主人公」の面目である戦闘も決めぜりふもサービスシーンも全部
「ママ」にかっさわれてしまうのだからアマンテちゃんの勧誘も
一定の説得力があるわなあ、まあそこで「ママ付きでもいいじゃん」
って言ってしまうところが「マザコン」の始まりを見ているかのようだね
「自立しなくてもいい」ってことは「平和」で「退屈」で
その状況を真々子さんが象徴してるってことだ「母神」のように。











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シャワーシーンだけを集めたビデオ (アニメ感想)

2019-09-25 13:39:03 | アニメ的感想2019年 秋






女子高生の無駄づかい 第12話 なかま とまとめ △+







オタがバカの留年阻止の為テスト勉強の先生役になるのが
「はなればなれ」になることの結果をよく知っていて、よいね
クラスメイツもやまい以外はみんな手伝ってくれるのもよいよい
とまあここまでみてると「JK」てきには「荒ぶる乙女」のほうが
「それっぽい」感じではあるね、ここでは「男子」が描く
「JK」たちの「日常」のような毎日が描かれていたかとおもう。
あるいはこの「女子校」においてももう「男子化」のほうが
よっぽど名門校でも無い限りすすんでいてこっちのほうが「リアル」に
なってしまっているのかもしれないけど。
まあしかし「バカ」の馬鹿さかげんだけは「ガチ」でリアルよな
「すごいこと言っていい?」とか全くすごいこと言わずに
その場の惰性と思いつきだけで生きてるとか「JK」でなければ
許されないかもしれないね、免罪符としての「JK」とか
確かに「無駄遣い」以外のなにものでもないだろうねえ。









荒ぶる季節の乙女どもよ。 
第12話 乙女心のいろいろは とまとめ △++






よー考えるとこのおはなしイケメン君たちが周りをかこんでいて
鼻つまみ者だった文芸部のみなさんが「リア充」になっているって
結論ではあるのよね、調度「えすいばつ」のことについて
ちょっと早く真面目にやっていた娘たちに「回りが」追いついて
そして多分もうちょっとすれば「普通」になってしまうであろうという
何かがここでは描かれていたかとおもう。
あるいは泉が一番「成長」したかもしれないねえ
幼なじみとの関係性と別の娘との関係性、愛情と情欲との
あいまいさとやるせなさの間でぐるぐるってなっていた様は
文芸部の面々にも劣らない見物だったかとおもうのね
この「人間的成長」を促すはなしは確かに「文芸」てきな
人間の記述ではあったかともう、さて現実のオトコノコはというと―
それも須藤さんにちょっかい出してた奴見ればわかるか、大体あんなだw









ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-
第12話 魔眼蒐集列車6/6 雷光と流星 △+








「出入り不可」のはずの列車に次々と闖入者があらわれて
推理もへったくれもなさそうではあるねw まあもともと「魔道」の領域だ。
犯人も自分のサーバントが痛めつけたウェイバー君を治療したりややこしいやつだった。
まあ「ガチな殺し合い」とは違った雰囲気のおはなしではあったの
と、ここまでハナシを俯瞰すると「英雄達の殺人劇」てきな世界観から
それを背景に背負った「仕事もちの青年」のおはなしにシフトしてるとわかるね
それを忘れ去るにはあまりにも「影」が敵味方に多くまといつくけど
前半の「教職」部分はTYPE MOONらしからぬ「平凡な日常」
を味わうことができたかとおもう、「魔術」の衒学趣味と探偵業で
食いつなぐってな確かに英雄王との約束の先にあるものと思わせるとこもあるね
それを心の底から納得させるような「奇跡体験」はもう起きない
かもしれないけど、それに「近い」生活を送ることの尊さ。









魔王様、リトライ! 第12話 白天使と魔王様 とまとめ △+







「温泉」つくってから全然ハナシが進まなくなったよねえw
最終話も半分はおっぱい天使と風呂でダベってただけだしな
しかしまあ魔王様の「目標」の半分はこの「ぬるい世界づくり」だから
矛盾があるわけではないのよね、でもう半分の「魔法対策」で旅がつづくわけだ。
このおはなし「ファンタジー」的に「未開」な部分があって
(魔王の方にも魔力抵抗がないっていう弱点っぽいとこもある)
それらが「ゲーム」的に簡単に克服できてしまうのに凄い「チート」的快感があって
それがまがりなりにも「アニメーション」として成立してしまうとこに
「メディア間の往来」による価値の変動があったかとおもう
正直、作品単体で厳密に評価してもよい点数はあげられんけど
妙に「泣きどころ」を知っていて、許せてしまうのよねえ
まあアニメーション化にあたり、一番得だったのは「中の人」を得たことだったかもね。




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ヒャッハツハツ水だーっ!! (アニメ感想)

2019-09-21 21:39:37 | アニメ的感想2019年 秋





まちカドまぞく 第11話 夢ドリーム再び!! 桃色防衛線を突破せよ △+







「夢遣い」の能力は確かに危険度大の能力ですわな
情報漏洩、洗脳、精神攻撃、なんでもござれだ
幸いにして優子および周りの人達がまったくもって「善人」なんで
その危険から回避されているということやね、しかし「無知」で
あることも危険と隣り合わせということで、そうなると現状は
宿敵であるはずの桃と協力してその「制御」にあたっているということか
そして彼女たちの「先代」が同じようなことをしていたのが
母の口から語られたというのが、まこと意義深いかとおもう
ただのおせっかいを焼いていた少女が本当に「因縁」がある
相手と知って桃が一番こたえているのが「いいやつ」であるあかしだね
そしてそのいいやつを救うのも別のへっぽこ魔王で「いいやつ」だろう。










通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
第11話 受け止める勇気。慈しむ心。あと全身鎧。それが母親に必須の……ん?鎧? △+








「洗脳されたキャラの救済」っちゅうある程度おいしいシーンなのに
フルアーマーのおかん達のせいで全く緊張感ナッシングw
まあ「この世界」は母ちゃん達が「チート」なんで
精神的にファンタジーに「ひたる」ことが極めて困難な仕様になっているね
これは「異世界モノ」をブチ壊しにする極めて有効なメソッドで
「チート⇔クソゲー」てきなそれより余程ひどい事態ともいえる
一番盛り上がったのがメディがドラゴラムで暴れ回った時で
いい娘が荒ぶるのは確かに「母ちゃん」にとっては「世界の危機」と同等の
「イベント」であるといえよう。









とある科学の一方通行 第11話 完全体(パーフェクトゴレム) △+








「なんでも食べるどろどろぐちゃぐちゃのやつ」が出てきて
まあ実にそれっぽい感じですわなw
本当にグチャグチャにするなら作中の主要キャラとか人気キャラとか
無残に捕食させれば虚淵玄的ワールドになるんだけど、さすがにないかw
「完全」ってのを「理想」するんだけどね、その「完全さ」の
独りよがりで低劣なことよな、「完全」なら誰しもが従うわけで
そもそも根本のところで間違っている可能性が高いね。
ただ「死なない」デカブツが「完全」どころか地球破壊能力者が
跋扈してる当作品世界では「ザコ」にすぎないわな
でもまあひさかたぶりに「使い捨てヒロイン」が相応に悩み、活躍しているのが
「本家」で投げ捨てた展開で、いいかもしれないね
「エステル」(有機化合)っていう「化学」の娘が創り出したバケモノとしてなら
相応しいぐらいの相手かとおもう、ネクロマンサーだけど。










彼方のアストラ 第12話 FRIEND-SHIP とまとめ △++








サバイバル環境が「若人」を確実に「成長」させているのが
「平成」で投げ捨てた(少年ジャンプですらだ)
ビルドゥング・アップ・ストーリーで、それをやりきったのだから
まずは噛みつくしろ賞賛するにしろ、一定の手応えはあるね。
「社会」の枠からはずれることで「自分」を見つめ直し
そして「社会」そのものの弱点も見えてくる、とかムシが良すぎんだろ
ってなりますわなあ、でもこの「設定」なら「アリ」すわな。
うまいのは「2世代前」の「隠匿」が「孫世代」で解明される、という結論で
それは確かにボク達の「歴史認識」が繰り返してきたとも思わせるのね
ということはそこで「現実」の「われわれ」が70年前ぐらい前にあった
「戦争」を思い返してもいいわけなのね、ようやっと「後ろめたさ」
から自由になって正面を据えて見返すことができるようになったのに
「忘れ去る」てきな一番アカンやり方を選んだ先がどうなるのか
この作品を視聴した人達ならよく分かるはずだ。










うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
第12話 幼き少女、願う。 とまとめ △+







お父さん大好きッ娘がお父さんが美人のおねーさんといちゃついている
のを見て焼き餅というのがハナシの最後にくるとは、さすがですなw
まあでも、もうちょっと前だったら「見えない」事態ですわな
好意や愛情がいろいろな関係をもっていると旅中で気づいたって
ことかもね、ここでも「成長」がある。まあでもこの「異世界モノ」は
まことに「教育」によい理想的な「世界」ですわな
世界観自体は「近現代」ではないのだけど、人間関係が「チート」で
こういうやり方もあるのか、と関心したところですね
演出としては「戦闘」をだいぶんバッサリ削除しているところに
選択のうまみがあったかと、「娘の成長日記」なんで不要なんだが
「アニメーション」としてのたのしみを捨てるということでもあるので
やってみると1クールならいける感じはあったかとおもう
こういう「バトルしないよ」でも1本作品が作れるのが現代なんだろうねえ。










ダンベル何キロ持てる? 第12話 バーベル何キロ持てる? とまとめ △+








最後に「腕立て伏せ」とか基本中の基本を扱うとか最後までソツのない
「筋肉」に対する真面目な態度ですわな。
このおはなし自分を「鍛える」ことに集中していて他者と「争う」ことが
ほとんど無かったような気がするね、最後のバーベル勝負も
響の事実上の試合放棄みたいな感じで、「ゆる」いよね。
でもまあJKがキャッキャウフフするのに「割れた筋肉」は
必要ないし、アニメーション的にはそのほうが「萌える」し
街雄も優しいからねえ、そういう「マッチョ」てきな「優しさ」が
当作品の「余裕」と繋がっていたかとおもわれるね
「ダンベル運動」ぐらいの負荷でも作品はつくれます、ということだ。















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終末の過ごし方 (アニメ感想)

2019-09-18 04:36:29 | アニメ的感想2019年 秋






ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII
第10話 英雄切望(アルゴノゥト) △+







「チームに迷惑をかけられないから単独で飛び出したバカ」
っちゅうことと「英雄≒単独で事を為すバカ」との兼ね合い
けっきょくフレイアさんが助け船を出すかたちになったけど
「個人」が「集団」を動かすきっかけになっており
あるいはそれすらも「英雄」の資質かもしれないともいえる。
ま、それにしてもベルくんのこと神々のみなさん好きすぎよねえw
様々な手段で皆さんちょっかいだそうとするんで(男女関係なくだ)
それがマッチョでもレベル5でもないベルくんが「中心」に
いることの存在理由となっているね、「小説」ではまことに
正しい意味での「英雄」ではあろう、むしろ「戦闘力」を
活字でコントロールするのは小説の本義ではないかもしれぬ
アニメーションにおこしちまうと弱みになるけど。










グランベルム 第11話 たとえさよならが届かなくても △++







「なかったことになる」システムからわずかに残る残滓探しが
かえって「記憶」に残るしかけやね
っちゅうのも年間100本も作品が深夜に生まれるなかで
当作品も3ヶ月もすれば満月のようにほぼほぼ「なかったこと」に
なるわけでそういう意味ではリアルに「記憶」の魔術について
言及しているといえよう、いや「描写」しているのか。
「人形」を「友達」にする遊び、といえば友達がいない娘が
大なり小なり似たような経験をする、精神的均衡を取るうえでは
極めて常識的な行動ですわな、このおはなしビジュアル的には
きわめて「少女」っぽいJKたちなんで、そういうのならいかにも
この精神世界での破壊活動とお人形遊びはよい見物ではあろう。









戦姫絶唱シンフォギアXV 第11話 ハジメニコトバアリキ △+








「バベルの塔」よろしく人類の出自について胡散臭さ満載の
人類史をねつ造しており、実にいいかんじになっているかとw
「理解⇔不理解」を巡って「手を繋ぐ」で妥協できずに
「人類保管」とかやりだすのがまあここ20年の定番の「理由」ですわな
この「他者への忖度と程度」を欠いたアホンダラな理由は
お利口さんな社会不適応者とバカな社会不適応者のギザギザハートを
わしづかみにしてやまなかったかとおもうね。
まあしかし「戦闘少女の闘う理由づけ」としては愚直なぐらい
世界をなまなましく提示しつづけているかとおもうね
「歌」や「握手」が問題解決の銀の弾丸ではないとおおよそ知りつつ
「それでも」彼女たちはしぶとく闘い続けるのだ。










かつて神だった獣たちへ 第12話 追う者たち とまとめ △+







「俺達は生まれるべきでは無かった」と言う主人公は
自身も含む異形調伏譚としてはこれ以上ない「正し(強)さ」ですわな
しかしまあ討伐される側も98%はいそーですとは言えないですから
彼らはみな闘うことを強いられているわけですわな
このおはなしはそういう「単純」な理由でつくられているのが
旨みであり、同時に「そうしなきゃならない」的な狭さでもあるね
例えば「偽神」を「解除」する方便とかがあれば事態は複雑になるし
「生殖行為」とかどうなんだ、とかいろいろ思いつくけどね
そういうのをあえてとっぱらって「戦い」の悲劇的側面を
ぐいぐいと推すところに当作品のつよみと限界があるようにおもう
ま、こんだけ「戦い」がぐいぐいなのにジャールちゃんみたく
「優しい」女性はどこにもいるんだろうなあ、ってのが救いで、悲劇か。










手品先輩 第12話 はやす先輩/失敗しない先輩/負けない先輩
/サイレント先輩/バニー先輩 とまとめ先輩 △+







しばらくは隣の斑さんも巻き込んで「部活」っぽかったけど
最後はまた「1オン1」に戻ってきたかたち
これはJKを3~4人出す形式よりもさらにミニマムな
当邦の「経済的な」ハナシのかたちになっているとおもう。
しかしまあこのあがり症な「先輩」のいとおしさですわな
顔はずーっと紅潮していて、会話もしどろもどろで
それでいて乳だの尻だの見せつけてくるのだから
この箱庭のなかで何もかもが解決してしまっているねえ
まあでも「漫画・アニメ」で「奇術」が成功しても
「それがどうした」だからねえ、「本当に」空間移動とか
物体の消失とかできてしまうのだから、むしろエンタメとしては
「失敗」こそが「王道」であとは「バトル」か「売春」を
させておけばよいということになるわな
そうして肝心の「奇術」が見物になるという矛盾がある。









ソウナンですか? 第12話 水の補給方法 とまとめ △++







「水分の補給法」は1話目でもレクチャーがあったわけだけど
最後に「応用編」を持ってくるのがきわまっているわな
小便を飲むか、ウ○コを食べるか、究極の選択だw
しかしまあおそるべきは「サバイバル」状況下がそれを否応なく
成立させているってことですわな、基本いやらしい
深夜アニメ(および青年誌)の視聴者(僕)の視線を
「正当化」するハナシのつよさですわな
この方法論以外でJKが尻を付き合わせる理由が出てこないすよね
そういう「すれすれの画」と合理的に付き合い続けるフィクションのうまみと
売春の対極のうまみの取り合わせの妙があったかとおもう。
しかしまあこの取り合わせは「ほまれ」っちゅう「知性」の主人公がいて
初めて成り立つものではあったわな、ホモ・サピエンスの頂点みたいな
事態を淡々とこなすサバイバーいて、この緑と肌色のハナシは
コントロールが可能なんだろう。
















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感度が3000倍になって耐えるだけの簡単なお仕事 (アニメ感想)

2019-09-13 21:44:37 | アニメ的感想2019年 秋






からかい上手の高木さん② 
第10話 目薬/スクープ/かくれんぼ/宝探し ○







このおはなしアレですよねえ「他人」から見るともう完全に
「デキてんだろ」って視点を視聴者と共有しとるわなあ。
ほんで、何となくそういううわついた「空気」がクラスにあり
ホヤホヤのカップルが量産されているというしかけ
これは「現実」にそういうことが起きうるのね(荒ぶる乙女も参照)
でもまあ「からかい」でもってその関係性を維持しているのは
高木さんオンリーだろうから、「普通の」というところからは
まんがの主人公として逸脱しているかとおもう
しかしまあ何て瑞々しいくて、恋を愉しんでいるカップルなんだか。









手品先輩 第11話 四つ玉先輩/腹話術先輩/尾行先輩 △+







「趣味に夢中な人間」のスキのおおきさと好感ってのが
当作品では上手く描かれているけど(そして手品は失敗する)
同時に「恋愛脳」てきな現代の搾取モデルのひとつから
逃れているところも当作品に食い込みやすくしているとこだろう。
ここは咲ちゃんがいい仕事してるね、助手くんをからかいながら
まーくんがいない寂しさを埋めているかとおもう
彼女自身はこういうふうに「うまく」やれる方だ
でもそれで愉しい日々を送れるかというと別のことだわな
何かでオツムを一杯にしている人とそうではないけど
そういうハッピーなひとに関わることで自分もちょっと
愉しい日々のおすそわけを受けている人間のさまがよくわかる作品。








彼方のアストラ 第11話 CONFESSION △+







「犯人」の告白回ですね、というても探偵の独りよがりな告発によるものではなく
「全員」の身の上を知った上での納得感がありますわな
「平行世界」的な「未来」が創り出した「人間」のカルマ
それが「犯人」のとこで集約しているかとおもいますな
でもまあこの世界観は「狂ってる」っちゅうよりも「昔」なら
「まっとう」な生き方やったかもしれないわな
必死に優秀な自分のクローンを創り出そうとする旧来の態度も
「自由」の味をおぼえた人類が戦争で半分もいなくなったなら
またそういう思想が蘇るのもわからないではないわな
あるいはこのSFてきな「縛り」が面白いけどただの「泡」みたいな
当邦の漫画のキャラクターたちとは一線を画しているかもしれないねえ
まあ、現状「老化」がひどい国家は「強制婚」とか「クローン」とか
解禁してしまうかもしれないねえ、ウチの国は第1候補だ。









ダンベル何キロ持てる? 第11話 お正月何してる? △+







だんだんと「筋トレ」ネタもなくなってきましたわなあw
で、「日常」のほうを浸食しているようなていになってきたかと
先生方の「今年も彼氏できませんでした、キャッホー!」って
ビールあおりながらくだを巻いているさまがリアルっすねえw
しかしまあこんだけ「トレーニング」を何でも日常に取り込もうとするのは
「筋肉脳」のひとはそういうものかもしれないとおもわされるね。
女性陣結構みなさんエロい体つきで、きわどいポーズもするけど
「トレーニング」の名の下によこしまな感情が発生しずらいですわな
これと「ソウナンですか」がうまく「売春趣味」をギリギリかわしているかと。
ただしパンツ探しのやつ、てめーはだめだw

















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エビフライ・バタフライ (アニメ感想)

2019-09-10 21:15:19 | アニメ的感想2019年 秋







まちカドまぞく 第9話 期末テスト!! 今日の私は頭脳派まぞく!! △++







どうしよう、全くお利口さんに見えないw
シャミせん(リリス)のカンニングの提案にシャミ子の抵抗が
なにげに強いのがまあ当作品の世界観というかまあそもそも
学力で勝ったところでナニがどうなるものでもないのだけど、そこもな。
この「非力」だから「わるいこと」もしない(できない)のが
果てしない桃色オンナノコのいちゃつきと言語ゲームを生み出す素地に
なっているっちゅうことやね、そもそもシャミせん自身「悪」とは
ほど遠いヤオヨロズの神(悪魔か)みたいな存在だ。










通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
第9話 おっと、こんなところにスイッチ床があるぞ。
まあ踏まないけど。いや踏まないから。 △+








「数には数」ってことでギルド設立のはこびに
でもまあこんだけ「母ちゃん」となれ合えない人ばかりで
MMMMMMORPGとしてはどうなのかとおもうねえw
というか、むしろ彼らモブてき息子・娘のほうが「普通」だわな
大好さんの家のほうが例外的というか
まあ真々子さんが特殊なんだろうねえw
いろいろできるけど「ゲーム」的な立ち振る舞いは息子に
任せているから、まある種の理想的な存在になってますわな
天使とか背後霊とか、そういうのに抱く好意というか
これは「ラノベ」てきな「現実感のなさ」が母親のウザったさを
軽減しているっちゅうとこもあるんだろうねえ。










とある科学の一方通行 第9話 10031回の死(メモリーオブデス) △+







この「シスターズ大量殺人」の件ももう10年ちかくになるか
アクセラさんを語る上で欠かせないカルマなんで、まだやるよ。
この「ネクロマンシー」にまつわるハナシは「暗い過去」と
正面から向き合っているようなところですわな
まあ明るい穢土転生とかあるわけもないけれど
スピンオフの縮小再生産の構造にはマッチしてますわな
アクセラさんは対超能力者にはほぼ無敵なんで、こうやって
「心理」てきにいたぶりにいくのが常になってますわなあ
まあ今更トンデモ物理学でアクセラさんにダメージを与えるような
元気ももうないのかもしれないけどねえ。









ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-
第10話 魔眼蒐集列車4/6 泡影の魔眼と目覚める探偵 △+







ほら、唯一の取り柄の「探偵」の仕事を取り上げちゃったから
ロードがおこですよw まあ冗談はさておき
「過去」が視れる「魔眼」を神父から没収ですよね
あれは「探偵業」を根底から否定するものだから、というか
「オカルト」てきに探偵業を否定するのがゴロゴロしてやがるw
こういう「オカルト」てきなカオスも長い時間かけて
「理屈」で解ける下地をつくっていくのが仕様なんだけど
その「混沌」を「秩序」だてていく課程も面白みがあるのよね
魔術師としてはイマイチなウェイバーにとっては「天職」かもしれんね。










かつて神だった獣たちへ 第11話 騒乱の嚆矢 △+







「1人助けて喜ばれるのも1000人殺して悦ばれるのも一緒」とか
人間がずーっと抱いているカルマですわなあ
事実そうなので、ここは「世間・空気」ではなく「宗教・哲学」で
もって対抗しないといけない問題ではあるね。
「かつ神」は平和ボケした我々にとても分かり易く「戦争」のにおいを
嗅がせてくれるよねえ、「ケンタウロスの医師」とか通常
最上のインテリジェンスを有していそうな存在でも「戦争」で
「獣」に墜ちてしまう、という悲劇が感じられないでもないね
まあ杉田が演じている時点でインテリジェンスがあやしくなるけどさw









魔王様、リトライ! 第10話 マダム、咆える △+







ヤバいことに本当に純然たる「風呂回」をやっている、「肌色回」でなく。
出だしのルナの回想による「亜人」に対する苛烈さが全くもって
信じられなくなる展開ですわなあ、でもこれは矛盾ではなくて
伯斗っちゅう「チーター」が好き勝手やっているからこそ
「温泉回」が成立しているという理由があるからで
「異世界」らしくサツバツとしたところがあるのに
「和風RPG」のような世界を築こうとしている対立軸があるわけだ
これは他の「異世界転生もの」も当作品ほど露骨にではないけど
共通して有している題材で、平和ボケが悪意に勝つというところに
おそるべき「ファンタジー」があるともいえよう。
















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現状の不満はみなが言い、確固とした理想を語るもの少なし (アニメ感想)

2019-09-03 22:41:07 | アニメ的感想2019年 秋







うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
第9話 青年、弟の結婚式と幼い少女と。 △++







(魔)人を殺せと生まれけり






デイルが冒険者になるまでのなれそめで、それなりにサツバツ
としていて、そしてそれが「悪趣味」なそれでないのが、よいね。
「弟の結婚式」とかもってまわったイベントに参加する「異世界もの」とか
おおよそ前例がないねえ、でも傾聴に値するハナシだな
もちろんラティナの存在感もありまくるね、というのも
「子供を見せに行く」以上に実家に帰る正当な理由は
親が死んだとき以外には存在せんので、今回の「里帰り」は
実に見られるよい見物になっているかとおもう
「娘」がとかくキャラが「生きた屍体」になりがちな「異世界もの」を
見事に「蘇生」させているかのようでそれは「子供」が誰でももっているチカラだ。











ダンベル何キロ持てる? 第9話 神を見たことある? △++







かーみー降臨、それってwktk?






「筋肉モノ」やっている以上、仕方がないw
ここではオンナノコの反応が面白いね
凄く興味を示す人とまったく興味がない人の温度差が
「筋肉」に対する女性陣の正反対の評価ですわねえ。
街雄のマッソーはエグいねw「神が宿る」というとおり
人間が「人間」と認める閾値を超えているという次第
この「筋肉」も「まんが」や「アニメ」なら
「努力」も「才能」もなく描き出せるのがおいしいすね
で、ありながら「筋肉講座」を実際にすれば体を「実際に」
絞ることも可能なわけで、このおはなしはキャッチーな要素を
上手に提示しているとおもう。










異世界チート魔術師 第9話 戦のはじまり △(+)







「対人戦」における態度の曖昧さが提示されてるねえ
「異邦人」なんで「国家」に所属しているわけでなく
それどころか縁もゆかりもない他国の人が勝手に改造手術して
ほれ戦え報酬は元の生活だ、ってなっているのだから
ここはひとつ乳のでかい姫様の泣き落としでもなきゃ
やってられないぞ、というところだ。
結構ここで「闘う理由」ってのがなんかお手軽に提示されましたわな
いやまあ話数ももうあんまりないし、エヴァみたく延々と
ぐじぐじとされるのもイヤだけど、んそういう「内的」な
いざこざがイヤだから「チートもの」が流行るのかもしれないね
「能力」の「チート」でなく「物語」のコントロール力の「チート」









グランベルム 第9話 ノクターン、染め上げて △+







私はお人形さんじゃない







あれですね「魔術師」と「人格」を巡る「ゆがみ」が
1クールの物語を盛り上げるために行使されているような印象。
天然素材の満月も、マトモそうな新月や久遠もしっかり「いたぶられて」
いるような展開ですよね、まあ「命がけの闘い」あるいは「人生」ってな
そういうモノと諭されればぐうの音もでやせんけどね。
「姉が魂をわざと提供して実は完全に支配されてませんでした」とか
よう納得がいかない逆転法だったけど、なんかオンナノコの悲鳴で
毎回誤魔化されているようなかんじがあるわな、まあそれも一種の
「魔法」ではあるわな、ことアニメーションにおいては。










鬼滅の刃 第22話 お館様 △++







信玄公をならって、強者どもの忠誠心が分かり易いねえw
みなさん勝手次第に「想い」があって、このハナシの登場人物らしい
アクの強さがうかがえるね、簡単にいえば「人間」らしいか。
このおはなしいつも「説明」が「後」で「事態」が「先」なんで
少年誌らしいハラハラした展開が維持されているかとおもう。
組織のなかでトップの連中がくちばしを入れてきたということは
十二鬼を斬った炭治郎の立場が変わったことを意味していて
まあ剣呑な出会いではあったかとおもう。
しかしまあ竈門の兄妹は拘束されたり、血まみれになることの
実に映えることですわなあ、残酷趣味ってだけではなく
「ひと」であることをいつも証明しているかのようだ。






















コメント
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