ひなこのーと 第7話 まよえるみずぎ △+
恒例の「水着回」ですぜ、けしからんのが2人と
いろんな意味でけしからんのが3人と揃っております。
「萌え4コマ」的な作品にしては等身がやや高めなんで
「欲情」まで達するいやらしさがあるね、ひけらかす
いやらしさではなくて自然と持ち合わせたいやらしさ
そしてそういう素材をいやらしく撮るキャメラ、といったとこ。
ひなこをはじめとして精神年齢が小学生並なのに
性的にはオトナの扱いをうけて舞台をやっている、という
チグハグなあり方が「萌え4コマ」っちゅう一種の非日常空間を
創りだしているともいえよう。「水着回」だからスマホで連絡
とれんから迷子になる、というのは実際によくあること。
ソード・オラトリア 第6話 討伐と逃亡 △++
チャララチャッチャッチャー
こうやってアイズさんの目を通してベルくんを見るのは面白いね
あやまろうと思っても何度も機会をのがして逃げられるのが
お前ははぐれメタルか、ってなかんじでw
でもまあそういう男女のかけひきが力でねじ伏せるモンスターとの
戦いとは違う側面を見せて、よいものではある。
ついでに膝枕をしたら逃げられたってアイズに言われたときの
リベリア姉さんが吹き出すとこもおいしいね、見ているこっちと同じリアクションだ
戦闘LVは並んでも一人の女性としてはまだまだかけだしの後輩が
愛おしくてたまらないのだろう、「オラトリア」は「冒険者」としては
既に熟達しつつあっても「(男女の)なれそめ」に関しては
「初心」という視点を維持しているのかと、正解である。
エロマンガ先生 第7話 妹と世界で一番面白い小説 △++
大西沙織さんがもの凄い勢いでまっつんに詰め寄っている作品その2。
正宗が村正のコンパチではなくて村正が正宗をリスペクトしてたのね
なんちゃらはなんちゃらより芳し、ってな感じで
でもまあ発行部数がン十倍とかあるのが創作物の「戦闘力」には
還元できない何かではあるね。
おそらく小説ではもうちょっと「間」をとっているムラマサ先生のハナシだけど
アニメーションらしくぐいぐいくるねえ、「個人もその創作物もまるっと
引っくるめて全部好き、愛してる、養わせて下さい」、とか、すげえw
そのあたりの率直さが彼女個人の魅力であり、同時に彼女が創作者として
すぐれた個性を有しているともうかがえるわけで、うまいね。
「キャラクター小説」的なキャラの大盤振る舞いぶりのうまさと
それを「現実」に落とし込む「創作者」っていう胡散臭い連中の「日常」が
とてもうまく噛み合っている作品ですなあ。
ツインエンジェルBREAK 第7話
念願の学院生活☆ヴェイルの部活訪問 △(+)
自分もちょっと前までは「転校生」って立場だった
めぐるがヴェイルに学校案内ってことはめぐるも「なじんだ」
っちゅうことやね、見ているこっちも調度そんなあたりだ。
すみれちゃんから兄ちゃんを取り上げて、めぐるもちょっと
貸し出しておくのがいいタイミングだ
いくらぼっち好きでも「戦友」を取り上げられて何も感じないほど枯れてはいない
ってのもわかり、まあ「転校生」の正しい使い方をしているといえよう
普段はなじんでない犬に慰められるとこもいいね。
つぐもも 第8話 ある日の加賀見家/モテモテフレグランス △+
>Aパート
「サイレント劇」っておもむきだけど、基本的にうるさいハナシなんで
ちっともサイレントになっていないというw
「歌」つけるのは「総合芸術」たるアニメーションのたのしみのひとつだね
ちょいとあざとい演出だから最近のアニメではあんまし視なくなったけど
当作品はけっこうおおざっぱなんで大丈夫だろうw
>Bパート
「惚れ薬」だ、この手のおはなしは基本「モテ」な男主人公からその女を
「略奪」するかどうかで大分おもむきが変わるね
かどわかしてしまえばハンパじゃない恨み辛みになるから当作品ではせんわな
ってなったらあとはおきまりのおっぱいいっぱいボク元気ってとこでオトすわな。
sin 七つの大罪 第5話 憂鬱なる歌姫 △+
「動画の再生数で勝負」とかナウいねw
ルシファーさんも意外とノリノリで、中の人的にもおいしい
アスタルトのガールズラップが意外に(失礼だが)クオリティが高い
これは田所さんのもち芸なのか、それとも声優としての職人の芸なのか
判別はつかないけれど、このおっぱいだけが取り柄(失礼だが)
と思っていた作品で意外なうまみがあったとおもう
と同時に「おっぱい」だけで一本作品をつくっていたものが
こういう「アイドル」的なものにも目線をくばらなければならないのが
時代の変化を感じないでもない。
弱虫ペダル NEW GENERATION 第20話 鏑木、全開! △++
スプリント勝負は相変わらずアドレナリンが出るしあがり
途中で漫画的演出もたっぷりまぶしてあり「動と静」が同居してる当作品。
青八木とか銅橋とか見るにつけ当邦の漫画では珍しく
「筋肉」にある程度の敬意をはらっているね。
「スピード」と「ワッザ」が「カッコイイ」当邦のマンガ事情において
「自転車」っていう特殊な競技においてその意義(格好良さ)が復活しているのが凄い
某巨人漫画とともにそういう「身体性」が、最近最もヒットした漫画において
よみがえっているのが興味深いところではある。
武装少女マキャヴェリズム 第7話 妖しき刃「眠目さとり」 △(+)
折角の「風呂回」なのに「戦闘中」だとボッキしてる暇もないねえw
カラダを使って攻撃してきた相手にこっちも一肌脱いで対抗とか
あいかわらずアタマが悪いw わらびんのほうがまだマトモに
戦っているようにも見えるという。
まあでも一見「無感情」な娘に「羞恥心」があることに賭けた
というのがオトコノコらしい潔さかもしれんな
そういう50年も前に滅びた「男らしい軟派さ」が
この平成の端で甦っているのかもしれん。