意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

別に「AKB」である必要はない(アニメ感想)

2011-01-29 14:21:43 | アニメ感想(2011・1期)




フラクタル 第3話 「グラニッツの村」 △+







「自然主義」ってのをつきつめていくと「暴力」と「闘争」に辿りついてしまう
ってのが結論なんでしょうかね。砂漠の国の人達と極寒の国の人達の基本的な
メンタリティとでもいいましょうか。


ただ「肉体」を最大限に行使する「暴力」と「頭脳」を使用する「思索」の間の
例えば「交渉」や「緩衝」や「葛藤」がなくてスッパリ暴力と思索を行き来する
あたりが若人らしいせっかちさというか、ああ「葛藤」がそもそも無いセカイ
だから突然暴力にいかざるを得ない、ということなんでしょうか。










放浪息子 第3話 「ロミオとジュリエット ~Juliet and Romeo~」 △+






「倒錯劇」とはまたベタなとこに落とし込んだなあ、なんて思ったり
まあ中学生ならいっか、「青い花」をちょっと思い出したりした



扱う話題が「デリケート」だから自然とその演出もそう「せざるをえなくなる」
っちゅう方法論かね、「リアリティ」っていう言葉を仮に使うのなら
さすがに「いつもいつも」では無いよね。蛇足だけど。
よしののスポーツブラが背中で交差して見えるとこが「×」のように見えるのが
工夫ってもんですよね。










夢喰いメリー 第4話 「夢喰いメリー」 △+






「夢」のないこと言っちゃうとたかだかメールの文面でホイホイ出向いてく
文学少女なんているわけねーと思うンですけどね、いまどき。
ただ、そういう無駄口を封じるほどには世界はしっかり作り込まれてはいる
夢と現が反転するときのドキドキ感もしっかりあるし
ただ、それだけの幻想を持ってしても「夢喰いメリーよ!!」の啖呵に羞恥を
覚えるのはまあ無理もないと思いますw










GOSICK -ゴシック- 第4話「金色の糸はつかのまを切り裂く」 △+







「黒い死神」がだんだん冗談じゃなくなってきて面白いw
「推理小説の主人公病」をちゃかしているということで
30分で死体が2つ転がってしまっているけどそんぐらいの質量で視るのが
負担が却って少なくていいかもしれない
一方でヴィクトリカ様が久城という格好のおもちゃを他の女に取られて面白くないのが
もう一方の見所ってわけでそれと殺人事件がたぶん等量でよいバランスということ
「女の情念とはかくも怖ろしいものなのだよ」ってのはちょっとした嫌味でもあろ
男にとっちゃそれは中世の騎士鎧ぐらいには重くて煩わしいものでもある。





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アニメ、ご期待下さい(アニメ感想)

2011-01-26 16:57:52 | アニメ感想(2011・1期)




とある魔術の禁書目録II 第15話 「女王艦隊」 △






船内鬼ごっこっと艦隊戦うっちゃって女の娘とイチャイチャパラダイス
ってのがまーなんというか安心したよw
そのぶん、天草式の人達がここでは大活躍ですね
画的にも視ててよろしいし、なんか頭のツンツンした上条さん2号
みたいな人の方が主人公っぽいよな




このセカイの住人は負傷した人と真っ裸になった人は「いいひと」になるらしい
情報が多く公開されたキャラクターに愛着がわくっていう
いちばん基本的な法則に忠実ではある、まーそれにおんぶだっこしてるって
フシもあるけど










STAR DRIVER 輝きのタクト 第16話 「タクトのシルシ」 △+







>「一緒に風呂に」




うむむ、ワコの気持ちはわからんでもないw
というかこの(タクトとスガタの)ツーショットが
ドラえもんのしずかちゃん並の頻度ってのはどうなのだろうww




>リビドー



ふむ、純然たる情動(リビドー)っちゅうことに関しては「子供」の方が
くたびれた大人よりは確かにたくましそうではある
してみるとこのスタードライバーってのは「大人」→「青春」→「子供」
っていうふうに人生を逆に歩むおはなしなんかもしれないねえ
それは業界自体に当てはめてみて成熟の道を辿るアニメーション業界に
一石を投じるって意味合いがあるのかもしれないし
「子供」だったらワコもタクトやスガタと一緒に風呂に入っても
「問題ない」ってことなんかもしれない。










フリージング 第3話 「Accelerating Turn」 △




「一騎当千」っちゅー美少女・爆乳をウリにした作品が
ありましたよねえ、当ブログでもさんざんにけなしてる作品
というのも「格闘」と「ポルノ」ってなーんか相性が悪い気がする
からで、愛でる間もないってのが「アニメーション」だと余計
非道いような気はするわけで。



さて、当作品だとそこに「フリージング(拘束)」というギミックが
登場するわけで、こいつがあればおっぱいを愛でるヒマも登場する
わけですね。そういう意味では「戦闘美少女」を辱める最も冴えたやりかた
ってやつなんかも、ただそういう「お約束」を超えて
諸兄を昂奮させられるかはまだまだ保留しておいたほうがよいか。










これはゾンビですか? 第3話 「そう、髪型はツインテールに」 △+






>チェーンソーはプリンを崩せない




ってとこが今回いちばん面白かったねえw
女三人がなんかちょこちょこゲームで遊んでると某女神三姉妹の
居候してる他力本願寺を思い出すのはオッサンなんでしょうか




>覆面



なんか当今は覆面に関する風当たりがきびしいね
こーなんでもかんでも情報が公開されるご時世だと
「覆面」≒何かを秘匿するってことがリアリティを持ち得ない
ってことなのかも、そのいっぽうで「俺殺人事件」はまだ
テンションを高く保っていてがんばてるね。
療養中の美少女のおぱいもがんばってた(結局それかよ)




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アイマス初のアニメ化(アニメ感想)

2011-01-22 21:25:11 | アニメ感想(2011・1期)






フラクタル 第2話「ネッサ」 △+






接触編





ちかごろのアニメを見てると「殴る」とか「斬る」とか攻撃的接触が
多くて「触れる」っていうコミュニケーションが驚くほど少ないって
気はしますね、「接触禁止の女王」なんて貴女もおられる
「触れられる影(ドッペル)」が「性処理の道具」なんてのも嫌がらせとしては
ひどいですねえw
「あんたはエッチなのよ!」って率直に言ってくれるのは
「触れる」ってことがレアなセカイの娘の申し分なんかもな。
あとはまー落とし穴かねえ、よく落こっちてる作品よな
「本日は頭上に注意!」ってな











IS <インフィニット・ストラトス>
第3話「転校生はセカンド幼なじみ」 △





なんかーこーあれだね心の「絶対領域」ってのをとっぱらうのに
「高飛車なおじょーさま」と「幼なじみ」ってのがのさばりすぎてるような
「イベントを通して友情(愛情)を育む」っていうのは古風な方法論なんかもな
はードッペルドッペル










夢喰いメリー 第3話 「夢の向こうから」 △+






「友達づくり禁止!」ってのは重いよなあ
「愛人づくり禁止!」ってのは軽いよなあ
いつどこで逆転したんでしょうねえ、この関係。
ともかく、「断絶」があるんだよね、この作品
夢と現(うつつ)の、主人公はその間を取り持つ巫男っていう
ちょいと転倒した役回り。そのこもごもの微妙な斜むき加減が
作品の味になっている、あとヘソ出しっ娘に嗜好が傾いて
しまいそうな魅力があるw










GOSICK -ゴシック- 第3話 
野兎達は朝陽の下で約束をかわす △





過去編の寸が足りないから占い師殺しの犯人ドッキリとか
もったいない感じですなあ。
舞台が1次と2次の大戦の間だから今回の過去編の仕掛には
説得力があってうまい、が、どーにもこーにも「軽い」印象が拭えない
こういうハナシには日常のちょっとしたミステリとかなんかと
戯れさせながらヴィクトリカと楽しくやっといた方が単純に
楽しそうではあるのだけどな。かといって「軽さ」を逆用して
バンバン殺しまくるようなお話しもどうかねえといったとこ










魔法少女まどか★マギカ 第3話 「もう何も恐くない」 △+!






絶対防御壁はどうしたアァァァ!!って感じですよね
痛みを伴った改革どこの騒ぎぢゃない
何かココロのデリケートな部分が死ぬ、しんでしまう
ほむらちゃんの言うことだけが「ホントのこと」だったっつーこと
だったのでしょうかね、ある意味。「真実」を一人だけが
語り続けていたといういやらしさ
ゴミのように落下する骸の残酷さ
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ドラゴンクエストの「MP」はマジック『パワー』(アニメ感想)

2011-01-16 22:15:17 | アニメ感想(2011・1期)




GOSICK -ゴシック- 第2話 死者の魂が難破船をおしあげる △






今から皆さんには殺し合いをしてもらいます






むむむ、「過去の事件」になぞらえて殺人を繰り広げるってのに必要十分な
時間と質を確保できていないような気はする
まーそもそもアニメーションで「過去」を描くことはそりゃ大変なんだが
子供⇔大人でなんとかその識別がついているようなといった状態
もっと言えば子供組(一弥・ヴィクトリカ)と大人組の対立はそのまま
「ラノベ」と「ミステリ」のどっちに梶を切るかで迷っているようにも
見受けられる、画的には明らかに前者を志向してるっぽいからさっさと
そっちに梶を切った方が吉だとはおもうけどねえ











魔法少女まどか☆マギカ 第2話
「それはとっても嬉しいなって」 △+






だめだ、うめてんてーの画だときゃらくたぁが全員善人に見えて困るw
よーかんがえると非常に剣呑な状況なんですよね
ソフトな「悪魔の契約」もちかけられていたり
「魔法少女見習い」ってことで少しずつ外堀を埋めていったり
「心のスキマ」のスキをつかれた人達を「救済」するって大義名分が
あるわけだけどそれは本質的に正しいことなのかどうか
ま、でも少なくとも「視聴者」もそれにのせられて話しが進んでいるわけで
そういう意味では手練手管のアニメなんかもしれない










お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第2話 「ツインテール、兄妹を襲撃」 △+






童貞野郎共!!






金髪ツインテールの(貧乳)ライバルキャラなんぞ出てきても
大層ありがてーってことはないけど、それであんだけ性欲をもてあましてた
お兄ちゃんが全然使い物にならなくなっちゃったあたりがまー生々しい
っちゃ生々しいねw
エロ媒介を野郎共がシェアーしてたりってとこも微笑ましいし
なにげに「お兄ちゃん観察日記」ってセンを墨守しているのはまじめ










これはゾンビですか? 第2話 「いえ、吸血忍者です」 △





歩の妄想内ユーのCVの趣味がオッサンだw
ま、話しの展開がそもそもオッサン趣味といえんくもないが
「痛み」を感じるほどの死者の再生能力の腕を持っている
ユーは相当なネクロマンサーなんでしょな、そうでありながら
「死」という言葉に過剰に反応するってとこはキャラのホリが
深くなるよいシーンかと。
笑いのムードで話しを進めつつ、ちょっとずつ「本音」を混ぜる
「おしるこに塩」方式ってやつですね、そうして集まった「塩気」が
最後のオチをうまくまとめるのでしょう。
まーその為に逆説的にしるこの甘さをより追求しなきゃらならなくなるの
だけどね、そこは腕の見せ所ってやつですね










ドラゴンクライシス! 第2話 「黒の襲撃」





なんかぐでっと説明が多くなったねえ
「研究所」が出てきた時点で嫌な予感はしていたのだけど
「1クール」って形式はもう1話使って「背景説明」ってのを
容れる余裕すらないんじゃないかなあって切実に感じました。



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これはアニメ感想ですか?

2011-01-14 21:26:16 | アニメ感想(2011・1期)





今回のキーワード「餌付け」







ドラゴンクライシス! 第1話「さらわれた少女」 △





「魍魎の匡」は別格として「箱の中身が大事なモノ」って出だして
第一感ででてくるのは「アスラクライン」すかねえ
なんか主人公のオトコノコもちょっと似てるイメージだしね
大事な大事な箱を主人公本人の意志で開けるわけじゃなくて
なし崩しで開いちゃうあたりが当今の受け身ヘタレ主人公のあり方といおうか
そーいえばアスラクラインにも押しの強いねーちゃんがコロコロ
いたっけねえ、そんなに印象に残っているおはなしではないのだけど












フラクタル 第1話 「出会い」 △+





なんなんだ、この大学のアニメ研のような作品w
草原と飛行機と謎の女の子とおまぬけ3人組ってのはもう定番を通り越して
アニメの基礎的なインフラになっちゃっているけどね
それを「現代」のアニメーション技術でやるとどーなるかっていう手慣らしって
とこかいねえ。「女の娘」がキッチリ傷ついたりするからけっこう真面目に話しを
進めていこうってことらしい、最後に「謎の女の娘その2」が登場するのが
もういっちょう!って感じで個性を主張しているかも。










放浪息子 第1話 「おんなのこって なんでできてる?」 △+






もうあれすね、時代はへたれを通り越して男の娘のみが個性を主張している
そういう状況なんかもね
スピード+パワー=爆発! なんざ微塵もでてきやしない
桜の花舞い散る中、触れば折れそな娘鳥さん達を愛でようってことらしい
そうなると視る側も襟を正さねばならぬわけで、ぞろっぺえ視聴をしている私には
けっこうつらいかもしれない予感。









夢喰いメリー 第2話「夢もキボーも」 △+






風呂が面白いね、いや覗きたいとかそういうのじゃなくてさw
とりあえず「入浴シーン」を出しとけってのはもうアニメの「基礎インフラ」に
なっちゃっているわけで、だからこそ10回以上もそれに成功するわけだ
しかるに、このメリーさんのおはなしではそーんなに必然性を感じないわけで
それは逆説的に言えば物語のいちれんの流れにうまみが存在していることの証でもある
ただ、手放しで話しを進められるほどエンタメ的な高揚感があるわけでもないから
そこが「幻想」をメインに据えたおはなしの難しいところで
今回も「風呂」を抜いちゃったら瞼が重くなったかもしれず、そういうギリギリの
せめぎ合いが当作品の見所のひとつだと個人的に解釈しています。
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このお節を作ったのは誰だあっ!!(アニメ感想)

2011-01-11 18:55:27 | アニメ感想(2011・1期)

STAR DRIVER 輝きのタクト 第14話 「アインゴットの眼」 △






各方角の「巫女」がハナシを船頭(扇動)するお役目があるわけだ
昔っからそうだよね、岩戸に引きこもった神様を引っ張り出すために
真っ裸になって踊ったりな、お役目ごくろーさんです



さて、「未分離」な「姉妹」が出てきたらそれは当然分割しなけりゃ
ならんわけで、今回だと「アインゴットの『目』」で視覚的に
揺さぶりをかけてきたわけだ、今回のアインゴットの暴走は
近い将来のマリノの苦悶を先取りした、ってことか
しかしまあ「きょうだい」って設定の力強さよな
仲悪くても良くてもおいしいってのはどうしたことか。












お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第1話 「兄と妹のヨコシマな日々」 △+






まずは「キャラデザ」よな。好きですよ、個人的にこういう
ひょろひょろっとしてるの。変に肉付きがいいとできないって
とこもあるだろうしなァ。某生徒会役員共なんかいい例です。



なんかアレだな、去年まで「妹」で懊悩してたのが全部ふっとぶ
ようなキレぶりw清く正しいコメディってとこか
放送時期とか狙ってやっているのなら賢いことだ
「新年」なんだからこんぐらいすがすがしくてもいいよねー










これはゾンビですか? 第1話 「はい、魔装少女です」 △+






「ゾンビ」と「魔法(装)少女」という現代フォーマットへの無垢な
問いかけぶりが死生観と天使像をコナゴナにした某撲殺天使を
ほうふつとさせるねえw
「ゾンビ」だから非道いことしてもOKOKだし
魔装少女はいつまでたっても変身できずにまっ裸のまま
挙げ句の果てには野郎のおきがえ変身シーンを垂れ流すばかやろーぶり
一方で主人公が「1度死んだ」謎とか話しを引っ張っていく要素も
ちょこちょこあってなまいきだ、楽しい。










フリージング 第1話 「Untouchable Queen」 △





高2→リミッター





血煙劇から一転して定番ラブコメに急にシフト変えたから
気管がむせたわw
「目が楽しいもの」の過剰ですよね、やりすぎてかえって
ありがたくなくなる不思議。ただまあそういう血の逸(はや)りぶりが
どんなところに転がっていくのかっていう興味はあるかも
ふつーのおぱんつはもう飽き飽きですよん(といいながら見る)



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ほら、あれだよ、イカ娘でないほうのやつ(アニメ感想)

2011-01-09 19:35:38 | アニメ感想(2011・1期)


IS<インフィニット・ストラトス>
第1話 「クラスメイトは全員女」 △+







や、タイミングがいいというか、新年明けで酒と油にまみれた
脳ミソにはちょうどよかったよw



巫山戯ずに考えると手持ちの札をほぼ全て1話目で公開する純朴さが
まぶしーかもね、目が楽しいならそれでいいじゃんという
あと、作品を楽しんでいるのがやさぐれたオッサンばっかじゃなくて
リアルな中高生がいるんだーっていうのをおもいださせてくれるね
こういうの見ると。




>世界一まずい料理で何年覇者だよ!



ここ千年覇者だなw
お国柄ジョークって面白いのだけどあんましアニメだと見ないね
特に隣国を対象にしたのが一品なんだけど―ガフガフ









夢喰いメリー 第1話 「夢現」 △+





とーきーはーゆーめーおーぼーろー





「夢」が物語の主要設定だとどうにもタルくなっていた今日この頃のアニメ
「モノクロームファクター」とか「空を見上げる少女の瞳に映る世界」とか
おぼえていますか。

夢≒「幻想世界」の処理にかかっているのだとおもう
幻想世界は「目」が単純にたのしむぶんには難があるからそこを
アニメだの漫画だのの効能で上手く補ってやるとよい
今回だと中田譲治(違う)が襲ってきたり元気な女の娘が
跳んだり撥ねたりするのがそれにあたる
まぶたが重くなったり目が醒めたりのアップダウンが深夜帯では
なかなかに面白い体験でした。









GOSICK -ゴシック- 第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」 △






「鍵穴」




古今東西「鍵穴」を覗く者は必ず非道い目にあうんですね
これは象徴的な意味にとらえてもよい、「秘密」をのぞき込む者は
非道い「目」に逢う、ということ。
まーまだアクビをしながらカオスの泉で水遊びをしているような
状況だからセーフティーだけど
このまま水遊びが続くのかは今後の愉しみってところで

「殺人事件」が起きているのに結構のっぺらとおはなしが進んでいるから
かえってヴィクトリカ(悠木碧さん)の口上にウェートがかかるよね
「あえて」そうしているのかもしれないけどね
業界として彼女を「鍛える」っていう暗黙の了解があんのかも。











魔法少女まどか★マギカ 第1話 「夢の中で会ったような…」 △+






シャフトにしろ虚淵さんにしろ蒼木さんにしろその道でそうとうな所まで
個性を発揮しているわけで、それが「魔法少女」っていう「ガンダム」の
次ぐらいに襟を質(ただ)さないとならぬ分野にチャレンジするってのは
まあちょっと看過できぬところはあるね、気張りすぎかもしれぬが。



方向性としては映像的に「魔術」をちょこっとかけてきている感じ
「ネギま!」で培ったところか、まだ上積みがありそうでハッタリを
かけるのには十分。あとは蒼木さんの「強い」画をどう取り込んでいくか
ってところだろうなあ、これは作り手側もまだ手探りってとこがあって
ぜんたい、緊張感があってまだ固いところがあるかも、だがそれがいい。
おはなしもうさんくささを残しておりテンションを保っているとおもいます。











とある魔術の禁書目録II 第13話
「使徒十字(クローチェディピエトロ)」 △+







いやあ、うさんくささが大爆発していて流石に見ててユカイだった
「都市崩壊」のピンチの解決を3人の若造に託しているあたりから
もうそうだったけど、諸条件を確認もせずに「儀式呪文」に手を染める
おばかさんがいたり、かたくなに右ストレートに賭ける主人公とか
そして最後の空中降下ただしパラシュート抜きがとどめですね
あれです、タイムボカンの「おしおきだべぇ~」ってやつ
ツッコミ所がいっぱいすぎてかえってできなくなる方法論ですね
アニメーションだといっそう露わになるから今回のドタバタが方向性としてはよいかと


ま、逆に言えば構成の確かさ、ではなくてステイルと当麻のような
「ギクシャクさ」にその本質があるのかもね「とあるシリーズ」って
1年以上視聴してきてよーやく見方が分かってきたというか
頭悪いですね、ボク

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2010年アニメアウォーズ!

2011-01-06 11:03:29 | アニメ感想(2011・1期)




おちゃつのちょっとマイルドなblogさんでやっている
「今年のベストはこれ」系の企画です
私が年末企画を年が明けてから発表するのも恒例になってきましたw











最優秀作品






けいおん!!





ですよねー、といった所ですね
まあ、視聴している間ちょっと特別な時間が流れていたってのはあります
むしろ、けいおん以外を推した人の意見が気になるところです
「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」とか「世紀末オカルト学院」とかも
印象深かった。「君に届け」「しゅごキャラ」とかしっかり視てきた人達には
また別の感慨があるかもしれません。





 
特別賞 





生徒会役員共





「モザイクは日本の文化です」ってのを否応なく思い出させますねw
「B型H系」って同系統の作品もあったけど生徒会は画が淡泊なのを
逆用してもっとエグいとこに食い込めたような気はします
あとタカトシ君いないしね。

「四畳半神話大系」「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」
「探偵オペラ ミルキィホームズ」「ヨスガノソラ」
「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」とか候補がいっぱいで迷った
「都条例」の境界上の年として記憶されるのかも







キャラ部門 



男性部門




高坂京介
(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)





私の兄がこんなに格好いいわけがない







女性部門





イカ娘
(侵略!イカ娘)





作品内部でもほうぼうから好かれているのだから仕様が無いw
しかしまあどの「カテゴリ」に入れるか困るとこだよね
年齢もよーわからんしツンでもデレでもSでもMでもない
まーイカちゃんはイカちゃんでありさえすればいーけど








OP部門 







My Soul,Your Beats!
(Angel Beats!)













ぶしつけを覚悟で言うと始まってものの数分で言いたいことややりたいことの半分ぐらいを
最初の曲で達成してしまったのかもしれないねえ
ここまで来たら「物語」ってのを最初から全部ぶん投げて印象的なシーンだけにとことん
こだわってつくった「映像のみアニメ」ってのもちょっと見たい気もする
まあ、他人事で無責任な発言ではあるけど、ぶしつけついでで







 
ED部門







Listen!!
(けいおん!!)











いろいろ迷った末にこれw
エクスクラメーションの数もいっしょだし(何なんだ)
どうでもいいですけどタイトルに「!」を含む作品が
今年はずいぶんあったような印象ですね
「ちゅーぶら!!」「れでぃ×ばと!」「デュラララ!!」
「ハートキャッチプリキュア!」「会長はメイド様!」「Angel Beats!」
「極上!!めちゃモテ委員長」「WORKING!!」「迷い猫オーバーラン!」
「あそびにいくヨ!」「えむえむっ!」「侵略!イカ娘」
なんかでしょうか、来年も(もう今年だけど)視聴者を「!」
ってさせてもらいたいですね、いい意味で。









過去3年分の私の記事が見たい(変わった)方はこちら↓





2009年版

2008年版

2007年版
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「らきすた」づくしのお正月(2010四期アニメ感想総括)

2011-01-02 16:17:01 | アニメ感想(2011・1期)





年まとめの前の季節まとめです







印象に残った各話







そらのおとしものf 第1話
「キミも脱げ!帰ってきた全裸王(ユウシャ)」


















「2期」が前提っていうならこんぐらいのカマシが欲しいね
ただし、紅茶飲んでる時はかんべんなw











パンティ&ストッキングwithガーターベルト
第1話  仁義なき排泄/デスレース2010





ツカミが全てっていうならこんぐらいの力み返りぐあいが
あってもよいと思う。ただしカレーを食ってなければって前提で











アマガミSS 第15話 「七咲逢編 第三章 ヘンシン」















ハードルの高い妄想プレイだったとは思いますね
「味噌ラーメン」で欲情できるかっつーのw










ミルキィホームズ 第4話「バリツの秘密」















人間って追い詰められると何をしでかすか本当に分かりませんね
全編、7秒後の展開の予想がつかない困った作品だったなあw









侵略!イカ娘 第4話「買わなイカ?/乗りこまなイカ?
/ニセモノじゃなイカ?」






全般的にレベルの高い回でしたね
ニセモノを堂々と出すのは昨今の業界の趨勢だと珍しいかも
そんだけホンモノに自信があるからじゃなイカ








荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ
7 BRIDGE*2













人間って追い詰められると(r
荒川は人を追い込むのがカウカウファイナンスぐらいうまいですね










俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第8話
「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」





素材を適当にいじってりゃオリジナル回なんていくらでも
こさえられそうなのにあえて地雷原に飛び込む制作者の反骨精神に
熱いものを感じました









それでも町は廻っている 第8話「全自動楽団」
















「ライブ・ア・ライブ」の衝撃からもうン年
そろそろこういう風に弔ってやる時期なんかもしれませんね











声優関係






福山潤さん
(砂戸太郎・シンドウ・スガタ・ゴーシュ・スエード
リン・奴良リクオ・ライナ・リュート)



正統派もバッチリだけどやっぱし太郎は大きいなあ
竹達さんをリードしていった面もあるかもな、そういう立場の人に
もうなっちゃってるのだろうねえ






悠木碧さん
(辰野俊子(たっつん)・柳生十兵衛・青山美生・桐敷沙子など)


多分数年ぶりに2回目のチョイスだったかと
「天才子役」を恣(ほしいまま)にしているけど
もっといろいろな君も聴いてみたいとも思います
たっつんはその内のひとつになるかも












OP/ED













清く正しい洗脳曲
今年のアニメソング全体を通しても屈指の覚えやすい歌詞
誰が見ても理解できる内容、そして誰からも好かれるイカちゃん!


















誰からも好かれるどころか神さえからも見捨てられたモノのおはなし
「村」に囲まれて死んでいるように生きるべきか
めぐみちゃんのように心臓に杭を打ち込まれてでも蝶になるべきか
彼女の断末魔が耳から離れません














歌詞のイモっぽさが一周ってやつだね
紺せんぱいはガチでやらんきゃならんことをよく理解してる
あるいは単に歌うのが好きなだけかもしらんが
この凛々しさで「ママ~」とかうめいていたと思うといっそう
おかしいですよね、ププ






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