ヴァイオレット・エヴァーガーデン
第3話 「あなたが、良き自動手記人形になりますように」 △++
「訓練校」とかなにげにアニメではあんましみない舞台やな
そもそも「仕事」を取り扱うアニメ自体がほとんどなかったという
ワーカホリック気味な当邦にしては実に不思議な矛盾ではあるけど
そのなかでもさらに「やりづらい」そうなところではある。
まあでも「失敗」が許容できるのがまずはありがたいね
そしてそれが許される環境と仲間がいるのがいいところだ
ヴァイオレットちゃんが義手なのが「ハンディ」ではなくて
アニメーションとして「美」にまで昇華してるのがまあさすが京都さんの
仕事なわけなのだけど、ここでは同じように「戦争」で体を痛めた
家族がいる人がかかわりを持つきっかけになっているのが
「ハナシづくり」が分かっているひとのやりかたで
24分でまとまったことを1つやろうとするならこういう
ハナシの圧縮の仕方が「自然」とできないといけないのだろう
なんでもかんでも「愛してる、ありがとう」で済めば面倒はないのだろうけどねえ。
ゆるキャン△ 第4話 野クルとソロキャンガール △++
「なでしこ」と「リコ」のダブル主人公体制が面白い。
みんなキャンはいわゆる「きらら漫画」的な和気わいわいな楽しみで
リコの「ひとりキャン」は一人旅のたのしみやね
また、資金がないひとたちが工夫するたのしみと
お金を払ってさまざまなたのしみを得る方向性の違いもたのしい
もしかすると漫画を最初に描く時点では「ひとりキャンプ」の
ハナシだけだったのかもしれんねえ
そこで「もうちょっと女の娘だしましょうよ」ってなって
今に至ったのではないか、ともおもえるね
その結果のこの距離感と便利な通信道具によるゆるやかな
「つながり」がなんだかこう実に「いいかんじ」なのよなあ。
ハクメイとミコチ 第3話 星空とポンカン と 仕事の日 △++
仕事の失敗は仕事でしか取り返せない
サバイバルスキルがあるとそれこそ「外」でも楽しめるのよな
私のような無能だとただ凍えて終わるw
あと、ハクメイたちが「小人」だからこそある程度のサイズで
夜露がしのげるってのがわかる、基本的だけどしっかりそういうのが
わかるしかけでうまい、あと爆発した家をセンがつくりあげる
肯定もファンタジーで、うまみがある贅沢な作品だ。
「仕事モード」とか、真面目に仕事をしている人にはわかるかも
「昼間のパパはちょっと違う」ってやつだ(古い)
ここでも「ちっこいけど器用なやつ」というのが丁寧に描かれている
そいつらでもっても仕事の「失敗」ってのは避けられないのが
社会人ならだれでもわかることだ、まあとにかくいい作品だよ。
Fate/EXTRA Last Encore
第1話 今は旧き辺獄の底 プレテリトゥス・リンブス・ヴォラーゴ △+
自己言及しているとおり「聖杯戦争」のなれの果てのような印象やね
ボクたちがさんざふりまわされたキャラクターのゴーストに
どっかかんかからちょっぱってきた「英雄」を「学園」に召喚すれば
ほら一丁あがり、という寸法だ。この「ゾンビ」のような状況で
何か「目立とう」とするなら「死ぬしかない」のだろうねえ
なにせほとんどの人が「死ぬ」のは心の底から嫌だろうから。
また「学園」が「崩壊」するのも「いつものこと」で
その「~番煎じ」の状況を当作品は正しくトレースしているとおもわれる。
先週までやっていた乱痴気騒ぎでも別の「聖杯戦争」をやっていたしねえ。
ポプテピピック 第4話 SWGP2018 △+
しかしまあ本当に「中の人」で悪ふざけすること以外は
なんにもやっていないような気がするわな、当作品w
「おそ松さん」の方がまだマジメな気がする。
まァこういう「爆発物」はなんか1コぐらい心に残った
とこがあればモトはとれるわけで
で、なにかあったんかというと神谷さんの声ぐらいしか
記憶に残ってねえんだよ、これがw
三ツ星カラーズ 第4話 なつまつり △+
「人が死ぬ」のが「事件レベル1」で「小学校に犬が乱入」が
「事件レベル3」とか実に小学生らしい「リアルさ」だわな
だってテレビやゲームならバンバン人がしんでいるもの。
3人とも同じ小学校じゃなかったのね、ちょっと意外
でもまあ「上野」で遊ぶってハナシだから、そこまでハンディではないね。
「パン屋」を「おにぎり屋」にしようとか逆転しているなあ
まあ米にオカズつめるだけだから、ジャンクさは最高にちかいか
むしろ「パン」がもうすっかり当邦の食文化に根ざしてるのが
まあ時代の流れってやつなのかともおもえるね
「お祭り」を派手派手しくしないでじっくり描いているのが好感やね
「かわいいやつら」が街で気負わずあそびまわるというコンセプトが
よく守られているかとおもう、夜空の輝ける星でなくてええんや
屋台で買える蛍光灯の☆で充分なんだ。