意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

1997年は最近 (アニメ感想)

2022-09-30 22:36:30 | アニメ感想2022年 三期





異世界薬局 第12話 彼が治せなかったもの とまとめ △+





「現代医学(薬学)」は高度に(魔法のように)発展してるんで
それこそ「転生」ぐらいしてイチから教え治す必要があるんで
そういう意味ではかつて「おとぎばなし」が担っていた役目を
「転生もの」が「基本書」としての役目を担っている、というのも
ちらちら視るようになって、そしてそういう「やくにたつもの」
には一定の評価を下さざるをえない、という側面はある。
この作品は「チート能力」に正当に「畏れ」を抱いているのがよい
そうでないと「病気」に対しても「恐れ」を抱けないからね
そういう意味でもファルマくんは神医として正確に
バンピー(われわれ)を導いているといえよう
そして最後の相手、黒死をバラ撒いていたイカレ野郎だけは
焼き払ってしまったのは、異世界ものとしての要素(カタルシス)として
そして「心の病」だけは直せない当然の限界を提示していたかとおもう。






連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ
第12話 みんなの世界 (そして) Flying Skyhigh  とまとめ △++





「戦わないウィッチ」ってのはいままで「ワールドウィッチーズ」
シリーズとは趣を異なっているわけで、当初はその「新しい試み」
だけでシリーズを追っていた人たちには一見の価値があったかと。
当然だけど一般市民とのふれあいがずっと多かったかと
と、同時にキャラクターの成長を掘るエピソードもいつもどおり
提供してきて、新鮮みといつものうまみが十分に味わえたかとおもう。
そしてその「成長」が「演出」として動画的にダイレクトに
跳ね返ってくるのが「歌劇もの」のおもしろさで
同時に「異動」による人生の自然な別れがあるのは
ようやく「平和」が少しづつ近づいてきたというあかしでもあり
その「戦争」と「自由」のはざかいのむずかしさと解放感を
聖歌隊は存分に提示してくれたとおもう。






オーバーロードⅣ 第13話 滅国の魔女 とまとめ △++





一瞬で殺戮するだけでなく「無力化」して「なぶる」のが
当作品のおそろしさですよねえ、そしてその恐怖によって
「ゲームのキャラ」がぼくたちにとってただ者では無くなっているかと。
「国崩し」とか男の夢ですわな、それに併せてナザリックの
守護者たちがいろいろ仕事をして、出番が増えるのが
自然な流れで、と同時に彼らの成長もうながしているかと
そのあたりはアインズさんの目するところでそれと引き替えに
たくさんの国々が踏みつぶされていくというカタルシスがある
そしてその前提には「ゲーム」の「世界」で「幸福」を維持するために
シミュレーションゲームのように自分たちに覇権を集めておく
必要があり、そしてそれができる力を有している、という
「リタイアもの」のようなヌルい異世界転生とはやっぱり
違う覇者の道を歩んでいるともいえよう、そしてその力は
フィクションでも「自分たちの保身の為に無限に力を集めたい」
という心持ちはフィクションではなく極めてリアルな人間があるかとおもう。






はたらく魔王さま!! 
第12話 魔王と勇者、とりあえず目の前の出来事に集中する とまとめ △+





作品が始まってから10年ちかくなって突然のように
「逆異世界転生もの」とかはじめたもんだからまあ拙いっすねえw
逆に農家の手伝いをしたり、テレビを買いにいくところは
流石にこなれていて「しっくりくる」かんじやね
で、それを繋いでいるのはアラスラムスっちゅう
まおとエミリアの「子供(?)」で、このあたりの
ちぐはぐさが面白さだったかとおもう。
しかしまあ「日常もの」ももちろん「異世界転生もの」も
一回りしてしまって、さて何をしようか、という令和の現在の物語状況を
当作品は端的に引き受けているのかもしれないね、変わらないのは
ちーちゃんのかわいさだけだ。






よふかしのうた 第13話 よふかしのうた とまとめ △++





オンナどもがいくら誘惑しても折れんのでついにオトコノコだしてきたw
まあそれだけ事態が逼迫しているということかもね
ただ、冗談めかしていても「好意などどうでもいいから
事態を収めるために好きなふりをしろ」ってのは当作品の主題にふれるね。
そう、「いい子」の「ふり」をするのがイヤだから
学校をサボって「よる」の街に繰り出しているわけで
それは「ありふれた存在」だけどそこに「吸血鬼」っちゅう
「ありふれた存在(仮構のおはなしではだけど)」が
同じように「いい子」が「めんどくせー」レアな吸血鬼っちゅう
はぐれ者同士がからんで、うまい具合に活き活きしたハナシ
になっていたかとおもう。それにしても当作品で描かれる背景の
「よる」のあやしくて、美しいことよな、これはアニメでないと
できなかったことだ。



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石田彰のラスボスが出てきて「今回は負けを認めましょう」と言っておしまい! (アニメ感想)

2022-09-27 22:54:22 | アニメ感想2022年 三期





シャドーハウス 2nd Season 第12話 抗う者たち とまとめ △++





黒い家





視聴者からすると「この家はヤバイ」ってのは明々白々なのよね
ところが「その家のこども」ってのはそれに気づきにくいわけで
そう考えると「お花畑」のエミリコちゃんはうまい設定だったね
違和感なく最初は受け入れていてかつ疑問に気づくという設定で
かつ「人間と人形」っちゅう大定番の境界設定が
この「きわめて狭い社会」で力強く提示されてずんずん
進んでいるのが魅力だったかとおもう。
うまいのはただ単に「酷い世界」ってだけじゃないのね
それなら誰でも文句を言うわけで
この中にもよろこびや仲間、階層とかがあり実によく出来た
「箱庭」だったかとおもう、そしてこの明白な箱庭を
「壊す」こともそのあまりの端正さにまた必定ともいえよう。







リコリス・リコイル 第13話 Recoil of Lycoris とまとめ △++





命の無駄遣い




もともとは「暗殺者」っちゅう「歯車」の最たる存在が
才能と幸運が突出して「ふつうのJK」をするっちゅうわけで
お相手は「現世」っちゅう一番なじみのあるマトモな相手で
しかも「隠蔽」が端的に提示されているのが「設定」として
マトモでやりがいのある相手だとおもう。くりかえしだけど
「設定」としては「JK」ってのは年間1000キャラもいるのよね
しかし彼女を取り巻く環境をぜんぶ「先端」にすると
こんだけみずみずしいハナシになるわけだ
そしてその「贅沢な使いつぶし」は1クールで片がつく
「深夜アニメ」の本来有するべき「刹那性」で
そしてここまでやってようやくボクらのような凡俗も
「何かを視ている」と眼がちょっとは醒めるのだろう。






Engage Kiss 第13話 未解決で大団円  とまとめ △++





「抜本的」に「解決(殺害)」しようとすると
街ごと消し飛びかねないのだから、まあしょうがないねw
しかしあれすよね「記憶」を代償にしながら妹をはじめとして
女性どもを利用しつつ渡り歩くのだから、なんてうらやま
もといいやらしいのだろうかね。
すごいのは見世物としての「いやらしさ」ではなくて(それも良質だが)
「設定」として「女性」を蕩尽するそういう「いやらしさ」やね
そしてそんなヒデー男にもなんか尽くしてしまう女性の
心理っちゅうか弱さが当作品の特性だったかとおもう
いっておくとこれは極めてオトコ共にとって都合のよい
「女性像(あるいは淫魔)」であって、それがはっきりと
確認できるぐらいに浮かびあがっているのが他の無意識クズどもより
認められるところだとおもうとおもう、と同時に女性は
「感情」さえ許せば何もかも消し飛ばしてもいい破壊性を
もっているとすれば、おそろしいことではある。





 
プリマドール 第12話 この想い、響かせて  とまとめ △++





「AI」が「記憶」を「忘却」することを令和のわれわれは
どう考えるか、という問い。ぼくらおっさんは死ぬにしろ死なぬしろ
「忘却」を主軸にすえた「悲劇」の物語をたっぷりと享受してきたわけで
この「戦争」っちゅう最も「きたない」話題のきれいなハナシを
どう「消化」するかって思考になっているわけね
そう考えると1クールでめんどうな「戦争」の話題をやっつけるには
「機械人形」ってのはぴったりなアイデアで、そして実際彼女たちは
そのタスクを見事にやってのけたとおもう、丁度桜花や菊花や
そして灰桜のように。






それでよかったのかな





きれいな娘がきれいな歌うたってそしてきれいに記憶から消えていく
それに抗うよすがもない、だって私は「人間」のやくにたつ機械だから
人間なら存在すべてをかけて「いやだ」と言えるところも
それすら許されていないなら、たしかに「人形」はまことの
「悲劇」を演じることができるのかもしれんね。






黒の召喚士          第12話 もう一人の転生者  とまとめ △





ユージさんが異世界でも淡々とブラックなクエストを
こなしていたのとは対照的に、当作品は少年誌てきな「雑さ」で
ハナシを展開していたかとおもう。
まずは「前世の記憶」とか「転生に協力した女神を仲間にする」
とか「ハーフエルフのヒロイン」とか「スライムのおとも」とか
「亡霊騎士」とか「魔王の娘」とかなんというか、すごいw
一番やりたかったところはたぶん「勇者の稽古づけ」のとこだろうけどね
ほんらいは「大魔王」や「師匠」がやる役目を「主人公」に
やらせてみた、という試みやね、まあこのチート転成ものでの
「修行」に果たしてどれくらい意義があるか疑問だけんどもね。
とまあどの要素もとっくに「ありふれた」モノではあるわけで
それをどう取り扱うかが残された課題であるはずなのに
その「あらすじ」を「そのまま」に提示してくるという
ノーガード戦法なのか嘗めてるのかようわからんハナシだったとおもう
あああと1つだけ「バトルジャンキー」って言うたびに笑いが
こみあげてきたんだけど確かに令和じゃ「クールな主人公像」がモードで
「戦闘大好き」ってのは流行じゃないのだろうね、つまり
「やれやれ」って言いながら極大魔法で敵を屠っておいしい
ごはんを食べるのが今風なのだろう、ん、何の作品の感想を
だったのだっけ、まあいいか、大して違いはないしなw



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ケンカが強い上に男前 (アニメ感想)

2022-09-23 23:36:38 | アニメ感想2022年 三期





ラブライブ!スーパースター!!  第9話 勝利のために  〇





いろんな要素がいっぺんに収縮して、すごい爆発力
まず「勝利」することへの圧力やね、なんかようわからん
ぽっと出の娘がライバルを踏み台にしたライバルになった
まあ凄いんでしょうねえ、全然わからんけどw
でもそれでキャラクターが一遍に動き出すドラマが生まれたのは確か
その加速力で忘れかけていたクークーちゃんのタイムリミットと
メンバーの結束力を再確認するという次第で
9人で魔王に勝つっちゅうカタチですわな
まあ最初から「みんな」のおかげで歌えるようになった
かのんちゃんにとっては当然のことなんだろうけどね
ラブライブ!!は「9」そろうと何かが起きる。







サマータイムレンダ 第24話 Summertime re-rendering  〇





ホンマ、ループってええなあ





ようやっとラスボスと決着で、ながかったなあ
「お前のパンツの色を真剣に知りたい!」とか言ってたのが
ずいぶん昔のことのように感じるよw
しかしね、シデから「自分」以外の鎧を全部はぎとった
時点で勝負は決していたともいえよう、あいつはもともと
「かりもの」で生きながらえていたやつで、それゆえに歪んで
しまったというわけで、身一つで戦う若人に勝ったらアカンわな。
そういや「FF7のリメークやりたかったなあ」とか言っていたのを
ちょっと思い出すね、「時間」のうつろいを感じるし
FF7のラスボスのセフィロスとどっか共通性をシデに
感じないではないし、まあとにかく凄いラスボスやったな。






金装のヴェルメイユ 第12話 重なり合い とまとめ △+





「魔法学校もの」ってむちゃくちゃな設定すよねえ
半人前以下のガキどもが世界を滅ぼす魔王と平気で戦う
ようなことをすることが許される設定だものね
それは「現実」の「学校」のちんけさの裏返しだろうけど
まあともかく中坊が学校にぼいんぼいんのオトナの女性
連れてきて乳繰り合うのも相当な無茶ではあったかとおもう
それに比べたら「試験」とか吹き飛びますわなあ
そうしていろんな秩序が吹き飛んだ跡に謎の「学園もの」が
残ったのが当作品だったかとおもう、でも「学校」を「おりる」
なんて男女関係ぐらいっちゃそうではあるね
そして中坊が「あなたを一生愛します」って言わせる以上の
無茶はそうないともいえよう。







咲う アルスノトリア すんっ!  第12話 すんっ! △++





このおはなしは「プロローグ」なんだろね
というても「足りない」のではなくてそれを上手く利用して
「乙女の園」を薫り高く描き出したかとおもう
それに余裕があるから↑よりもよっぽど「魔法学校」の
味わいがたのしめたのは確かかとおもう。
このおはなしくっさいオトコ共が出てくるパートが
いっさい記憶にないのよねw おぼえているのは
トリたちの些細だけどたのしいまいにちのことばかりや
この「血みどろのハナシ」か「なんもないハナシ」か
どちらかを選ばなければならないのが現代のハナシの現場
っちゅうことなのかもしらんね。






それでも歩は寄せてくる     
第12話 勝って伝えたいので  とまとめ △+





ぶっちゃけ「将棋」で勝とうが負けようが「好意」とは
何の関係もないわけでw つまりはもう最初から「勝負」は
ついているのよね、さいしょからずっぷり双方好意があるかと。
ただしうるしちゃんの方は今回はっきりと好意に気づいたわけで
それが「修学旅行」なんちゅうベタもいいとこの話題で
くっきりと描き出せただけで、もう十分モトがとれたとおもう。
あとはそうやね、「共通の趣味」があることのつよみと憧れかねえ
ちゅうのもそれがないとあとはバトルするかまぐわるか
ぐらいしか「関係性」をキープするのがむずかしいからね
そういう意味でも極めて地盤の固い「理想のラブコメ」だったかとおもう。







     


 




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人間の姿で窮屈だった!!!クアアア!!! (アニメ感想)

2022-09-20 22:49:03 | アニメ感想2022年 三期





邪神ちゃんドロップキックX 
第11話 神保町献血センター  △+





ようやくいつもの調子で、そして次は最終回だw
しかしまあ10年ちかく続いている作品なんで「柔軟」な
構造の作品であることはよくわかったね
基本的には邪神ちゃんが酷い目にあってさえいればよかろう
というハナシね(次はぺこら)
まあそれだけだどひと味足りなくて、それが何かというのが
今回のハナシにはある、ひとつはこうパトラちゃんのとこの
「疑似家族」のとこの親子の証明のためにタランチュラを
食べる食べないのトンチキ騒ぎのとこで、たまーにこう
妙に苦いハナシをかませてくるのがこの作品のうまみなわけで
もうひとつは「新キャラ」やね、この邪神ちゃんと限りなく
近しいへたれ吸血鬼のように「凄い敵キャラ」を崩して
遊ぶたのしみがこの神保町にはあるのだとおもう
「困ったことになったけととりあえずパチ行くかー」
っていう呼吸もグッド。






よふかしのうた 第11話 吸血鬼って知ってるかい? △++





「蛇の道」にかかわってくるのが上手いかと
そう、たしかにやっていることは「よる」の商売で
そして「よる」の学校の探検で
そして「吸血鬼」ってのがどういうモノなのかっていうことの理解で
それが凄みがかった「探偵」によってもたらされるのが凄いわけ
ただ、こんな「人間社会」のとって「有害」な連中を
放置できるんかというスリルと面倒新たに発生したといえよう。







最近雇ったメイドが怪しい 
第9話 煩雑で複雑な入り組んだ素直な気持ち  △+





そうやねえ子供にとっちゃ「あやしい」も「愛しい」も
同じ好奇心のカテゴリでカタがついてしまうわな
これは成長してもしばらくはうまい言葉と感情の
おとしどころが見つけられないこともあるわな。
そしてユーリやつかさよりは少し大人なメイド連中が
その無知さによる率直さにドキドキするという
ある意味ただしい「ショタもの」の形式ですわな、今更だが。






プリマドール 第11話 戦歌万雷 △+





「戦争」が「終わった」とか「終わらない」とか
非常にやっかいな問題ですよね、無理くり「条約」とかで
終結するけど個人の間のココロの問題はまったく放置されるのが
「現実 」でそれを「機械人形」っちゅう都合のよい「機械」に
まかせてしまうのがなんかこうきまりのよい納得のいかなさ
みたいに感じてしまうのだよね。
まああと「戦争」っちゅう極めてきったない(愉しい)状況で
なんで萌え画の人形つくっとんねんっていう疑問があるわな
これは僕たちが「ロボットもの」の作品でないと「戦争」を
うまく消化できないってことなのだとおもう。







RWBY 氷雪帝国 第12話 
Best day ever「最高の一日」 とまとめ △(+)





「チームらしくなるまで」って6話ぐらいまでに消化しとけや
ってハナシでそれも「バトル」ものっちゅう「待ったなし」
のセカイで「ハンター」を目指しているものとしては
不安をおぼえかねないかとおもう。
あと「世界観」の説明に「夢セカイ」を使われると
果たしてこれがほんまもんの「世界」かどうかの
理解の面倒が発生するわけでかといって単なる
アクションものとしてイケているかというと悩むねえという次第。






ユーレイデコ 第12話 最高に秘密の場所  とまとめ △+





I Love eye




「管理社会」の「逃げ場」はちょっと前の「エスタブライフ」
でも提示されていたかと、今回は「子供」に託されたかと。
しかしまあ「子供の視点」とかまったくもってむつかしいね
子供の視点のつもりでついつい「大人の視点」を押しつけがちだものね
それにそれで作品が面白くなるかもバクチが過ぎるわけで
そう考えると「メイドインアビス」がそれをナチュラルに
提示しているのは凄いことだとはおもう。
さて、他作品の感想じゃないので、当作品でいちばん面白かったのは
捕らえられたハックを助けるためにベリィが弁護士のデコを
乗っけてだまくらかしていたとこだとおもうのね
そこでは「オトナの皮」でオトナの欺瞞を暴く爽快さがあったわけで
「ユーレイ」になって社会の価値から自由になったとこで
ヒッピー以上の「生き甲斐」を見つけるのは困難があるってことなんだよね
まあそうでないとするとあとは「ラスボス」をたのしく破壊するぐらいしか
「動画」てきには面白くならないわけで「自由」をめぐるハナシの
不自由さはどうにかならんのかといつも感じる次第。




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そす (アニメ感想)

2022-09-13 22:50:53 | アニメ感想2022年 三期





シャドーハウス 2nd Season 第10話 仲間の価値 △++





「2対2対2」の複雑な構図がまずは面白いかと
このおはなし「タイマン」志向ではないんで
最小単位ではあるけど「社会」と向き合っているような感覚。
ローズマリー組も相当てごわかったけど「2+2」の側が
うわまったようなかんじで、それが納得できるのがすごい。
あといつもどおり「自由」になるために「固定観念」を
捨てられるのがうまいかと、今回は「被服」ね
たしかに当作品の連中はあんまし「おめかし」を
しないから、そこには暗に「不自由」があるわけで
そういうところも実に端正に「自由への闘争」を描けているかと。






 
リコリス・リコイル 第11話 Diamond cut diamond  △++





このおはなし「大衆」とか「組織」とかとにかくヘイトしてるよね
そいつらには武器と爆弾をあたえて吹き飛んでもらう、と
これは「テロリズム」の基本的な発想法ではある。
あるいは「アラン機関」なるいかがわしい連中も
「個人(能力)主義」てきな立ち位置っぽいんで
なんかこう「宇宙戦艦ナデシコ」のような
「できる」連中が必死にやりたいことをやるっていうのが見物に
なっているかとおもう。「電波塔(高所)」での戦闘も見物だね
というのもここでは「気絶」ですら「死ぬ」ので千束が
それすら避けるように戦っているのが凄い見物になっているかと
そしてボクらは「仮構の作品なら悪党は死んでも問題ない」
っていう考えに慣れきっているのをおもいだすことだろう。






ラブライブ!スーパースター!! 第8話 Chance Way △++





おもしろいのは「学校の勧誘」に「ライブ」が
できなかったことかねえ、確かにやっちまうと全部
もってっちゃいそうではある、ということは
リエラももう相当影響力がある立場で彼女たち目当てで
「入学」する人たちもいるということなのね
それはラブライブが今まで「廃校の阻止」っちゅう動機で
やってきた過去を踏まえているわけで、この山の手のド真ん中の
人気者達が「贅沢な悩み」をかかえているのが
正確に描けているかとおもう、そしてそれはこの
「ラブライブ」っちゅう巨大になったコンテンツの現状を
正直に顕しているともいえよう。







RWBY 氷雪帝国 第11話 Light in shadows「向き合う者」 △(+)






ジョーン(こっちもジョンか)からふくめると「ココロのなか」
での戦いが6話ぐらいになって、やっぱりやるべきではなかった
ハナシだったとハッキリわかるわな。
まずは「戦術的撤退」がいやだよね、現代人はワンパンで
殺すか殺されるかっちゅうのが基本的な発想だから、サークロコダイルと
3べんも戦うのは相当度胸がいるかとおもう。
しかもぐるぐるぐる心内セカイを巡っている内に
「感染者」もでてきてどうにもこうにも「もやっ」とした感じだったかと。
これも「ゲーム」のなかの一端だったら分かるのだけど
1クールで見てしまうとうまくない尺の取り方になってしまうねえ。



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ノリスケ、出禁になる (アニメ感想)

2022-09-09 23:20:24 | アニメ感想2022年 三期





転生賢者の異世界ライフ 第11話 お告げの通りになった △(+)





なんか自分と同じ万能賢者(影)と戦いだしたw
まあこのおはなし終始なんかのレールに乗っているような
おはなしだから、折角異世界まできて不自由なんてひにくよな。
あと、ユージさん女っ気が序盤からまったく無いので
食べるのとバトルしかたのしみがないのもつらいとこよな
とまあこの「チート」でありながら不毛なハナシに
自分とおなじような貧しさを感じているという次第w







オーバーロードⅣ 第10話 最後の王 △++




最後にマトモな王様が立つってのは歴史も証明している皮肉。
真面目に国の終焉を描き出しているけど、そのきっかけが
異世界転生者のチート集団によるもの、というのが現実味がないの
からこそ「人間的事情の忖度抜きの殲滅」が「かんたん」
なのが「ゲームてき」力量の差で、「人間社会」の徹底した破壊で
それを真面目にやっているのが当作品のおもしろさだとおもう。






 
シャインポスト 第8話 祇園寺雪音は《許せない》 △+





「手抜き」とか同じ舞台に立つモノとしてはゆるせんわなあ
しかしねえ、いつも思うのだけど「スポーツ」とか「バトル」でない
「演技」のセカイにおいて「違い」ってのはこう
専門家でもないボクには正直よう分からないのよね
むしろ凄いことをやっているのに簡単そうでつまらないと
評価していることのほうが多かろうとおもうのね
だので雪音ちゃんのくやしさも共有しえないというのが
本当のところではある、まあ私が「アイドルもの」を視聴している
ときにいつも感じている違和感ではあるのだけど。






咲う アルスノトリア すんっ! 第10話 すすすす――――  △+





野郎が出てくるパートがすっかり蛇足に感じるねえw
しかしまあここではその「邪魔者」が視聴的に「邪魔」している
という仕事しているということなのかもしらん
と同時に、くっさい男どもの権力社会ではいつでも
他者に難癖つけて踏みにじりたがっていることを
淑女たちの平和を端正に描くことで逆説的に描き出している
というふうにも見ることもできるわな、でないと
みんなで本をアタマに載せて邯鄲の歩の練習をしている
ハナシについて感想を書かなければならないことになるw






よふかしのうた 第10話 盗撮画像を拡大して見る △++





将来の夢の第一志望が「吸血鬼」で
第二志望が「探偵」とか、キまっとるw
しかしこう前やってた「マッサージ」とかもそうだけど
「夜の仕事」と隣り合っているギリギリの仕事ばかりやね
まあ「よる」だから仕様がないのだけどさw
うまいのは「オトコ(ノコ)」の視点が入るだけで
一遍に事件解決してしまうとこね
「ミステリもの」のだるさを解消しているし
「無力な中坊」が活躍する白昼夢のような当話らしい一幕だったかと。



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きっと未来の自分が何とかするさ! (アニメ感想)

2022-09-03 22:55:19 | アニメ感想2022年 三期





異世界薬局 第8話 インフルエンザと薬局の夜明け  △+





「旧勢力」のオッサンがひたすらいきまいていて
「チート」のがわが余裕たっぷりでお相手つかまつるという図
「バトルもの」だったら見飽きた図式だけど
「医療」ならもうちょっと詰められるとこがあるわけね
それにここまでの課程が丁寧だね
「不安」→「好奇心」→「変化」→「信頼」って道をたどってる
とまあいけいけなんだけどちょっと考えると
確かにこのインチキな状況はファルマくん一人に依存していて
彼次第ってのは確かにあるわけで今はそれがちょっとずつ
社会でシステム化しているというわけだね
あともうひとつ、異世界における「インフルエンザ」ってのは
われわれの世界において今現在の流行症の状況と一致している
というそういうことね、もっとも「こっちの世界」には
異世界転生者はいねえみたいだけど。






異世界おじさん  第7話 
見てのとおりSEGAのゲームは人生の役に立つんだ!  △+





御覧のとおり、悲しいかな全く役に立たないw
まあゲームの知識が現実でどう役にたつのかとかは措いておいて
「他ゲームの方法論」で「攻略」するのは作品の独自性を
損なうっちゅうのはあるわな、それなら「そのゲーム」を
やればいいだけになり、版権とかが面倒になる。
あと、この「ゲーム」にどっぷりってのは17ぐらいで
現実の「社会」からドロップアウトしたひとの精神性が
(あと童貞特有の思考様式)が目の前でいきいきと
展開しているっちゅうことなんかもしらんね。






はたらく魔王さま!! 第8話 魔王、就農する △+





えらい健康的なネイティブアルバイターになりつつあるのw
今回はちーちゃんのゆかりの家にお世話になるわけだけど
確かにこのやたらめたら魅力的な普通の娘がいないと
「はたらく」おはなしが異世界の侵略者どもの遊び場に
なってしまうというおそれがありますわな。
と、同時に「追放された権力者」を市井のひとたちと
まじわらせることで「改心」させるっちゅう方向性に
もっていこうとしているね、うまいのはそれにより
魔王本人が変化していることで「勇者」のエミリアの
ほうが戸惑っているのがはっきり分かるっちゅうことね
それが「ツンツン」とした態度として発現しているということ。



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