意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

ツンツンしてるけど根は優しいいい子の釘宮声のキャラ (アニメ感想)

2021-12-30 17:30:01 | アニメ感想2021年其の四





ビルディバイド -#000000- 第12話 道の果て とまとめ △+





「具現化カードバトルもの」と「現実と無分別なVR世界もの」は
きわめて親和性がたかくて何より「できそこないスタンドバトル」
みたいな展開に言い訳がたつのがありがたいわけだ。
「カードゲーム」のおもしろみはトンチンカンな強さのカードとデッキで
ボコることではなくて、ほんのちょっとした差を知力と洞察力と
そして運で勝つことであって、本来は地味なものなんだよね
しかしそれを「アニメ」の中でルールをいちいち説明しながら
消化することはきわめて困難があって、結局「つよいぞーかっこいいぞー」
に終始することがしばしばなわけだ。
さて、当作品はそのあたりの「馬鹿なカードゲーム」を克服するために
「仮構世界」の概念を使ってある程度のシリアスさを維持していたとおもう
「カードゲームのチャンピオン」が有機コンピューターのコア向きか
どうかは嘘くさいけど「消えるのが前提のヒロイン」を生み出せたのが
カードゲームものの脳天気さを丁度打ち消すぐらいの「残酷さ」
だったかとおもう、まあディーヴァの前のウィクロスぐらい執拗に
それをやったかというと流石にそこまでではないだろうけど。







 先輩がうざい後輩の話  第12話 先輩がうざい後輩の話 とまとめ △++





 最初のハナシと最後に「うざい先輩」と「青い後輩」を出したのが
いやみが少なくて上手だったかとおもう
というかぜんぜん「うざい」くなかったよねえ武田パイセン
ほぼ理想の社会人で体育会系の人だったかとおもう
まあでも「第一印象」に失敗することはあるわけで
それから最終回までの間にどんだけ好感度を爆上げしたかは
もう想像がつくわな。こんな感じでちっちゃい娘が主人公の
ラブコメはうんざりするぐらいあるけど筋肉モリモリの人が
その相手をつとめるのは「社会人」でもなきゃなかなかお目に
かかれなくて新鮮だったとおもう(PAはあんまり恋バナしないのよね)
あと、当たり前だけどいい会社っすよねw
よい上司、よい同僚、美人の同僚にちっちゃい同僚
学生気分に戻れる機会すらある環境なんだからこれなら就職も
こわくないねえ、まあ現実には果たして存在するのかどうか
徳川家の埋蔵金ぐらい疑問ではあるw








テスラノート 第13話 「御意」についての考察 
とまとめについての考察  △+





最後でハナシ的にも画的にも着地失敗したかんじだわな
それは三文悪党のアムロのせいだけではなかろう
「飛行船」っちゅう格好のロケーションなのに
それを「動画」にするのに力尽きたような印象ですわな
くわえて「スパイもの」としては前話まででひととおり
手札をオープンしてしまったのであとは「テスラの遺産」
だのみの無理くりなハナシになってしまってまあ無理があったかと
あるいはもうちょっと尺がとれればって他作品もそうだから
言い訳にもならないけど。やっぱりこういう「エージェントもの」
って「1話完結」が理想的で、「壮大な完結」はむつかしいとおもう
それにしても味方はおおよそスパイには不向きで
「おなかすいた」の連中の方がよっぽど真面目にスパイを
していたのは皮肉だったかもね、まあ平和ボケした当邦で
そのハナシをすること自体に困難があるのだけれども。






逆転世界ノ電池少女 
第12話 きみと(みんなで!)逆転したい!  とまとめ △+





こちらは手持ちの札を全部切りきった感じがあって、満足した。
そもそも主人公が「歌舞伎町のホスト」とか深夜アニメーションの
主人公としては「やりづらい」設定だったわな
ただ、そこは「オタク文化」が「滅んだ」世界観としては的確で
われわれ「文化」を享受している「現実世界」の住民としては
架け橋として細道くんを許容できるともいえよう。
しかしまあむしろこの場合「文化」を破壊する公権力のほうに
説得力をもたせるのがむつかしいかもな、戦前の武断主義や
惰弱な文化をきらう人たちの意見を極めてクレバーに
導入しなければならないわけで、正直方便が思いつかないね
なんか「外国」から侵略を受けているような感じだったけど
確かにまあそいつらなら「文化破壊」はおおいにありうるね
っちゅうと「現実の」われわれはかりそめでもこういう作品が
平然と垂れ流し続けられる当邦の文化と環境に感謝せねばならんのかもね。






シキザクラ 第12話 未来/SHIKIZAKURA  とまとめ △+





「ヒロインの命と世界の存続の取引」とかあんましにも手垢な設定で
にやにやしながら視聴しておったよw(ゆゆゆはもうちょっと真面目に視聴)
「特撮」をそのままにおこしたような設定と動画だったよな
それはたぶん「現実」の「中京」を舞台としてその「地続き」
としてのハナシだったからで、なんなら「特撮ショー」じみた
ハナシになるわけだね、となると僕は現代の「戦隊もの」には
興味がないので、視聴のモチベーションが半減したのは確かだ
くわえてこのオハナシは「異界・鬼」っちゅう「現実(東海)」には
存在しないモノが主要な設定にすえられていたわけで
リアルなハナシとしてはふざけすぎ、仮構のおはなしとしてはきまりよすぎ
的な弱みがあったかとおもう、まあそもそもワタクシ「聖地」的なものに
あんまし好意をもってなくて、長い愚痴になるから辞めますけどw






真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、
辺境でスローライフすることにしました とまとめ △+





前期でやってた「おくすりやさん」の転生ものと違って
ぜんぜんスローライフにさせてくれなかったねえw
むしろ「英雄譚」にもっていこうとするのをいかに否定するかが
当作品の「逆説的」なおもしろさがあったかとおもう
また「加護」っちゅうロープレてき「役割」を演じさせる「呪い」
な設定もあるいは反「ゲーム」てきなうまみで
それを「勇者」の「妹」に担わせるのも興味ぶかかったかと
と、こんな感じで当話「なんにもないのがある」ではなくて
「余暇を作り出す為の仕事」をしているようなそういう
隠れワーカホリックのような印象を抱くとこもあったかとおもう
ただ、そうであるがゆえに「恋人」や「友達」の有り難みが
数段増したのはたしかで、それもこれもアレスっちゅう「賢者」が
全ての罪をひっかぶってくれたおかげですわな
というかこいつがいないとギデオン(レッド)さんがたんなる
モテモテの「チート」主人公になってしまって「いせスマ」と
かわらないゆるいハナシになっていたろうから、そこから一段ずらして
くれたっちゅう側面もあって三文悪党だったけどそれなりに
機能していたとおもう、ずっと「賢者とは」という哲学的難題を
与えてくれた彼にRISP。



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日本人全員から1円寄付してもらえば1億円 (アニメ感想)

2021-12-25 23:09:10 | アニメ感想2021年其の四





古見さんは、コミュ症です。 第12話 文化祭です。
/後夜祭です。/打ち上げです。 とまとめです 〇





ふつう「対人障害」のある人を主人公にしたらハナシが
とどこおりがちだし、どうにも愉しくなりそうもないけど
そこに只野くんっちゅうオトコノコをつっこんできて
芋づる式になじみから広がっていったっちゅう展開
つまり一方は凄く「固い」のに一方はものすごく「柔軟」な
銀英伝でぐう有能な主人公と愚鈍な敵みたいなそういう
クッキリとした対比がハナシをきわだたせていたかとおもう
とくに「学園もの」として「真面目」な展開
(ストーカーにNoと言ったり運動会やもろもろ)のときに
古見さんがしっかりとヒロインをしているのがよかったかとおもう。
なんというかここまで「御輿」として盛り上がったヒロインは
そういなかったんじゃないかとおもうわな
そして当話は「仮構のおはなし」として「学園(クラス)」が
只野くんをはじめとして「いいひと」しかいなくて、それが
「救い」になっているのがまあ定型だけど、天国だったわな
少なくとも古見さんにとってはそうなはずだ。







世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
第12話 暗殺者の戦い  とまとめ △+





「衛星からの投下攻撃」とかキアンさんの言うとおり
「暗殺」の概念そのものが破壊されてしまっておるのw
しかし、それは投げやりな結果ではなくて、ヒロインを救うっちゅう名分と
「強敵」を配置したからで、最後の最後に「異世界チート」という札を
切ってきたのがうまかったかとおもう。
オンナノコといちゃつくのを除けば後は「暗殺業」を
「異世界」で立派にこなすくらーいハナシになってるものね
まあその「暗殺業」に関するトークがおもしろさの部分で
「異世界もの」の浮ついた空気と丁度折半していい感じの
ハナシにしあがっていたかとおもう、と同時に前世では
身もふたもないハードボイルドな暗殺者のおっさんが
その「浮ついた」展開に戸惑う部分が救いで、ほほえましかったかと。






サクガン 第12話 TO BE CONTINUED とまとめ △+





止まるんじゃねえぞ





「記憶のあの場所」へ行く為の凸凹親子の珍道中ですね
といってもこのおはなしガガンバーさんがいないと
「動画」としてうまみがないし、過去に傷をもったちんぴらだから
このおっさんの当話の依存度はメメンプちゃんが依存
しているそれに劣らなかったかとおもう
そう考えるとこの「くたびれたおっさん」の尻を叩き続ける
ハナシだったのかともおもえるのね、もう「はやり」では
ないのだろうけど「なんかやってやろかい」っちゅう気持ちが
ガガンバーさんとそう違わないおっさんになったボクには
ちょっと救いだった。






大正オトメ御伽話 第12話 春ノ嵐 とマトメ △+





まずは最後に「震災」を出したきたのが考慮に値するかと
繊細な話題だけど「戦争」よりは幾分か扱いやすい「ドラマ」ですわな
「千葉から東京まで徒歩で助けに行った」とか地味かもな
でも実際に日本の端から救助の為に徒歩でいった人とかいるだろうし
「愛情」のおもさとしては振り切れんばかりの重量だろう
途中でたくさんの亡くなった人や悲劇でおどしつけたし
「ペシミスト」とかうすっぺれえ現実認識なんか吹き飛ぶよね
まあこの嫁はハナシが始まってすぐに「厭世家」なんて辞めさせるような 
つよい「爆弾」だったわけで、たしかにちょいとよい女性と深く関われば
人生そのものが変わるかもなわけで、それが相当「うまくいった」
よろこびに満ち満ちていたかとおもう、まああんまりきまりが良いので
「大正」っちゅう舞台でもないと照れくさいかもしれなかったね。


 

コメント (2)
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画像検索したらアニメの女の娘ばっかりでてきた (アニメ感想)

2021-12-22 16:38:30 | アニメ感想2021年其の四





↑長門とかツインターボとか





ジャヒー様はくじけない! 
第20話 ジャヒー様はくじけない! とまとめ △++






「魔界復興」ってのが当話の一応の目的ではあったのだけど
めちゃくちゃぞんざいな扱いだったわな、それこそジャヒー様の
妄想だったんじゃないかってぐらい、それじゃあ貧乏暮らしでも
当邦で「みんなと」一緒によろしくやっていた方がいいわな
まあ凄腕のスパイでもないので「ちょろく」現状に折れて
しまう方がわかりいいね、そんなわけで「なんか偉かった」人が
フルボッコに日常に敗北するさまが愉しかったかとおもう
一応成人女性だった魔界から子供にして辱めるっちゅう徹底ぶりだし
ただこのほんわか作品も「異邦人」の保証人になってくれるような
お人好しの人が超絶幸運でいてくれないと成立しないっちゅう
「ファンタジー」がないと成立しないっちゅうからさも隠れている。







無職転生~異世界行ったら本気だす~
第23話 目覚め、一歩、  とまとめ △+





きっちり「無力なブタ」だったころを忘れないのはいいこと
このおはなしルーデウスが「無双」しだそうとするとかならず
「たたく」のよね、さもこれが「現実」だと言わんばかりに
今回は旅の連れのエリスとルイジェルドも巻き込まれて
落ち込むのも無理からぬところではある
しかしまあそのたんびに「女」が情けをかけてくれるのが
救いっちゅうか「ハーレムもの」の異端児ではあるかも
異世界ハーレムだと「オレについてこい!」が主流で
こんな逆説てきな方法論もありかとおもう次第だ
しかし女性の情けをいただくのにこれほどまでに執拗にかつ
精緻に描いた作品は「異世界もの」っちゅう枠を除いてもそうあるまい。







見える子ちゃん 第12話 見える子ちゃん  とまとめ 〇





とりまJKなんで「観察対象」としては申し分ないねえ
乳でかい友達もくわえて(あと小さい娘も)
じっくり観察できてかつしっかり動かしていたとおもう
と、おっさんの視線をモニタに釘付けにしておいて
亡者どもを見せつけるのだからあざといのにも程があるわw
しかしまあそいつらの質もJKに劣らず、あるいはそれ以上に
執拗にかつ念入りに描かれていたかとおもう、そして
「戦う」わけでも「逃げる」わけでもなく「無視する」
という選択が最善なんで(みこちゃんは無力なJKなんで)
それによって前例の無い絵面と展開が毎回描かれていたのが
当作品を異端の極みまで到達させていたかとおもう
しかしまあこんだけヤバい状況で悲鳴もあげないのは
「普通のJK」はとっくに超えているメンタリティですわな。






takt op.Destiny 第12話 託人-Hope- とまとめ △+





「馬」も「刀」も「逸話」があるんでハナシがこさえやすい
ちゅうのはあるわけで、さて「名曲」それもクラシックとなると
どんだけ視聴する側がくいつくか、未知数ではあったわな
たしかに名曲はすばらしいものだけど鼻息荒くそれを語るほどの
音楽愛があるかどうか、またはそれを受け入れられるかどうか
クラシックってもうそれだけで「完成」しているような印象で
「素材」としてはきわめてやりにくかったような気はする
また、「バトルもの」としても「名曲」に戦闘力として「格付け」を
しなければならないので論争必死というか無理すぎるハナシではある。
とまあ前提にケチをつけておけばあとはアメリカのちょっと
特殊なロードムービーとしてそこそこ面白かったかとおもう
最後「コゼット」っちゅう女の子を依り代としていた「運命」が
今度は純粋なムジカートとしてアンナの手伝いを始めるとこで〆てたけど
はたしてひどいハナシをしたいのかしたくないのか
ちょっといろいろ曖昧な部分がある作品だったとおもう。



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全国の女子高生のみなさ~ん! (アニメ感想)

2021-12-18 22:35:41 | アニメ感想2021年其の四





白い砂のアクアトープ    第24話 白い砂のアクアトープ とまとめ △++





PAさんの作品の「お仕事もの」だと必ずと言っていいほど
1つ以上は 「現実」で使えそうな、あるいは「現実」にあった「企画」を
提示してくるっちゅうのがあるわな、そうなるとハナシが
実に「どっしり」になって魅力的なキャラクターたちも「駒」に
なるような、そういう展開になるのよね、これは悪口を
言っているのではなくてマトモなハナシなら当然のことで
なるほど確かに出だしに「アイドル(偶像)」からアシを
洗わせているのはわかりのいい展開だったわけだ
で、住みよい家である「がまがま」も追い出されていよいよ
「からい」展開になっていったわけやね、で「仕事」が残ったわけだ
あるいはこの作品は真面目なPAさんの作品のなかでもさらに最も
「娯楽」から遠い作品になったのかもしれないね、もし舞台が
「水族館」でなければ動画の見栄え的にはあとは戦争か
アニメ制作を題材にするしかないかもしれぬw
しかし「自立」して社会の一環としてある程度満足して
働いている人たちには納得のいくまぶしい「夢」かもしれんね
「大人なら当たり前のこと」と切って捨ててしまわれるかもだが。







終末のワルキューレ    第12話 そしてラグナロクはつづく  
とまとめ △(+)





ラグナロク(黄昏)www




あんまりにもトンパチなハナシなんで「人類の存続」のことなんて
ワルキューレさん以外誰もマトモに考えてないんでないかw
まあ「バトル」ものならそれでいいし戦闘中に人類のことを考える
やつはいない、でなければそいつは敗北するだろうw
敵味方とも「神・英雄」なんで「説明」の時点で「見物」で
普段だったらあきれてチャンネルを変える長口上も何とか
踏みとどまれるわけだ、というか「説明」じたいが「見物」に
なっているというか、そういう「バトル」っちゅう「瞬間」
てきに処理がなされるものと滅茶苦茶重い「説明」がくっついた
奇妙なハナシだったかとおもう。






異世界食堂2 第12話 ロースカツ/ビュッフェ とまとめ 〇






メンチカツ!結婚してくれ!!





「洋食」の王者「トンカツ」を最終話に切ってくるうまさよな
併せて「ねこや」の出自をある程度開かすのもそそられる
こんな感じでこのおはなしは「異世界もの」が半分でそして
「美食もの」が半分ずつ、丁度補っている関係なわけだ
そしてここに来る人たちがなんで頑なに最初に注文したメニューを
変えないのかっちゅうのはおのおのの「エピソード」と密接だから
ハナシてきに変えられない、っちゅうことなんだろう。
と、ここで言い切ってしまうと2期を言い尽くしたとはならないだろうね
というのも2期は既存の魅力的なキャラクターたちが新しい
メニューにチャレンジしたり、あるいは関係を結んだりと
「変化」があったわけで、当店もそういう「変化」に対応して
メニューが増えていったってことなんかもしれない。
そして人間関係の「変化」の極地は「婚姻」なわけで
そこにビュッフェでほとんどの料理を出すのはよく考えられた〆方
だったかとおもうね、「料理」はたしかに個人をその時幸福にするけど
「婚約」を伴えばもはや幸福の過剰で、それがバッチリ感じられる
きらびやかさだったかとおもう、まあ当てられすぎて告白した
バカもいたみたいだけどねえw 気持ちはわからんでもない。







結城友奈は勇者である 大満開の章
第12話 いつまでも続く喜び とまとめ △++





大社をぶっ潰す!




 
もともとは「ゆゆゆい」っちゅうスターシステムの「スマホゲー」から
「西暦勇者」と「防人」を「切り取って」ハナシにしたてたのが3期で
「ゲーム」はキャラクターたちは一切「欠けず」
「(幸福が)加算」され続ける一方なのに対して
アニメーションとしてはその状態が「到達点」になっているのが
興味深いところですわな、どっちが夢で現実かという問いをたてたくなる。
まあ真面目に考えるとややこしくなるからそれこそ「神様」よろしく
「ざっくり」少女たちを大事にして
かついたぶって愉しむのがよいのかもしれん。
と言っても、「動画」としてはその「幸福への課程」である「血の漆喰」を
きちんと描いたのが凄かったかと、それは銀ちゃんの犠牲まで続き
そして友奈が神樹に具されるかどうかまでのギリギリの緊張があったわけで
そういう「終わらない娯楽」と「終わる物語の解放感」がギリギリ
「同一」のものとして成立したのは永らく記憶していてよいとおもう。


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Yesterday Once More (アニメ感想)

2021-12-14 23:01:45 | アニメ感想2021年其の四





異世界食堂2 第11話 キッシュ/コーヒーフロート △++





さすがに一介の洋食屋なんで、メニューにも限りがあるわな
御新規ひとりあたり1品でももう相当数で、そこで今回のように
「人間関係」を掘り下げたり、あるいは4人まとめて「キッシュ」
でカタをつけるなんていう力業もやりだすわけだね
これはやっつけっちゅうかむしろ逆の事態で1回1回
贅沢にハナシと料理をつくってきた、というあかしで
むしろ1回だけの使い切りなんて勿体ないというわけで
丁度お気に入りの料理を何度もリピートしているような状況で
この異世界食堂でも「おかわり」が発生しているわけだ
そして「繰り返し」が人間関係でも最たる重要な要素の「恋愛」なんで
帝国のお姫様と砂漠の殿下の恋バナはまことに現在の状況と
一致していたということだ。






結城友奈は勇者である 大満開の章
第11話 私の心は燃えている △++





防人組もくわえて前期の決戦の再構築ですね
背景が「炎」の樹の世界なんでそれに負けじと勇者部たちも
魂燃やしてますわな、しかしこうやって登場人物が
どんどん増えてその娘たちを大事に大事に扱って
いく内にどんどん「重み」が増していきますわな
それこそがいのちの「重み」で作品の「重み」になっている
「軽さ」の時代に当作品は真っ向から抗っているかのようだ。







ビルディバイド -#000000- 第10話 願い事 △++





ヒロイン桜良ちゃんの最終デュエルかねえ
この娘も面白い役所だったかね、カードものでよくある
「フェードアウトしていく実力3番手」ぐらいのヒロインでなく
最初に主人公とデュエルしてからは解説・フォロー役を努めて
最後に裏切りから消えるまで、見過ごせない流れだったとおもう
この展開にはもちろん「具現化する空想」っつう設定が寄与していて
それは「カードゲームもの」にはよくある設定で
そのはかなさはたんに字面と数字を巡って遊んでいるものが
不断にかかわっているむなしさで、それを美化して「可視可」
してアニメーションにしているというややこしさなわけだ。






見える子ちゃん 第11話 見る? 〇!





なんというか本当にすごいおはなしだの
こんだけの怪物と(かわいい女の子)を見せびらかしてるなら
それだけで作品としては十分にモトが取れる内容なのに
それを使って見ている側を欺いてくるのがすごいね
そして確かに「人間」が一番こわい「怪物」で
そしてしばしば人間は他人を「誤解」するもので
それは「視覚」からくることを当作品は「見える」ことに
することで提示しているというわけだ
しかしまあみこちゃんが友達の為に勇気をふるって先生と対峙
するとこや、その先生がつらーい人生をがんばって生きているように
目には見えない尊い「心」が却ってはっきりと認識できる不思議さだ。



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無謀は承知!! (アニメ感想)

2021-12-11 23:11:43 | アニメ感想2021年其の四





真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので
辺境でスローライフすることにしました 
第10話 これは勇者を救う物語 △+






なんか当初の思惑とは違って「まったり」「させない」
ハナシになってきたけどいよいよ「加護」っちゅう「呪い」を
巡るハナシで妹兼「勇者」っちゅう最強最悪の加護を
めぐるハナシに焦点があたってきて、たぎるかとおもう
うん、確かに冷静に考えると「勇者」なんて連中は
ほとんど裸一貫で魔王を倒してこいっちゅう無茶ぶりを
平然と達成する連中で、訓練された世界最強の暗殺者でもなきゃ
とても打倒できないってことになっているわな
そして当話は「それがどういうことか」というのに
「異世界もの」として細やかな観察と実験を繰り広げているかとおもう
と、狙い通りか偶然かとてもよい題材にたどり着いたとおもう
勇者の世話に併せて暗殺者の娘もキャラがたってきたし
というかそうでないと延々と嫁とイチャつくだけのハナシだしなw






 
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
第10話 初めてのデート △+





「Just Because!」 でデートに誘うのにさんざもたつくのに
対してこちらはスッパリで、性格と世界観の違いがでるなあ
まあ誘う方は「今生の別れ」と思っているのだから当然か
 「裸になるのに抵抗があんまりない」とか冷静に判断
しているのがルーク様らしいかと、でも十代ですものね
下半身はギンギンパワーですわなw
さて、それじゃあ定番の「~に縛られてた~は(社会的に)死んだ」
をやってちょうどおひらきですかね。







サクガン 第10話 OH MY TONNY △+





 死んだら殺すからね





「社会と秩序への貢献」とか立場のあるやつの教化のうざさよな
この「滅んだ文明」がある世界でもまだいるっちゅうか
かえって貴重だからこそしつこいのかもしれないね
でもそういう堅物も「家族」まわりで人間っぽいことを
することで受け入れられるってのが昔ながらのうまいやり方
この作品ドラマの作り方は結構古風なんだよね。







プラチナエンド 第10話 涙の行方 △++





 設定をこねくり回しすぎて役立たずになってた「赤い矢」が
ここにきて根暗ヒロインと一緒に大復活するのが面白いねえw
「感情の天使」ってか、なんかこう小畑・大場作品って
「感情」を「ドライ」にあつかうフシがあるよね
そいつを唯物的に追い込んでいって爆発させるような手法。
ものすごい量の「愛情」を扱っているのだけど
それをそれこそメトロポリマンのように冷たく「眺めている」
ような感覚がある、でも咲ちゃんはかわいいw


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愛のムチ、ぶたれた方はただのムチ (アニメ感想)

2021-12-08 22:13:19 | アニメ感想2021年其の四





86-エイティシックス- 第19話 いっそ このまま  △+






「消耗品」でなくなってからどう「戦争」は変質したか
いや、そりゃ戦争だからね、人は死ぬのだけどなんかこう
「2期」になって、いろいろ手塩にかけたキャラたちを
ロストしづらくなった状況での「戦争」が悩ましいね
いやまあ虐殺劇が見たいわけじゃないけれども
物量で押してくる「亡霊」との戦いも「2度目」なら
どう1回目を超えてくるのか、退屈とのぎりぎりのとこだ
「戦争ごっこ」とガチな「戦争」の。







ジャヒー様はくじけない! 
第18話 サルワさんは敗れない! △+





 対等な「友達」に避けられるのはこたえるわなあw
それもこれも結構な話数をかけてこころちゃんと遊んできたからで
それがわかるのはわれわれ視聴者もジャヒーさまのことを
しっかり理解したからかとおもう
サルワちゃんももう自分の「発明」捨てて他力なもんだから
失敗しか見えないわな、まんがの「天才だけどうまくない」系の
展開だからあれもこれも予定調和ですわな
ただこころちゃんのつれない態度だけが「ホワイ?」ってなるわい。






無職転生~異世界行ったら本気だす~
第21話 ターニングポイント2 △++





「最強」に存分に蹂躙されて、それが動画として見物だったかと
まあ考えると恵まれた環境とそれの破壊を同時に与えられた
「転生」ですわな。
いつもは不快な元の自分(杉田)の「語り」だけど
ここでは圧倒的な存在とよくよく理解した上でやり合って
負けた側の諦念による小唄が耳にしっかりはいってきたかとおもう
そしてまた「生き返らされて」冒険がはじまるのだから
よっぽど趣味の悪い神がこのハナシをつくっているんだろうねえw






takt op.Destiny 第10話 師弟-Lenny- △++





「強さ」の基準が「音楽」なんでなんかようわからん世界観だけど
まああらいざらい過去を晒したレニさんが「用済み」として
最後のチカラを発揮したのはさすがに「強い」とおもうわな
もちろん「巨人」たんも以下に同文なわけで
それであとはただただ「敵」のマエストロ野郎がいい加減な強さで
全責任をかぶっているという便利な設定だ
まあ確かに「理不尽」 ってのはそういうものかもしらんけど
それは「ゲーム」てきな都合で、「ブルーピリオド」のように
直に「芸能」に触れていないエンタメてきな感動と
「師匠」との別れっちゅう感動がごっちゃになっているかとおもう。







テスラノート 第11話 「探索」についての考察  △+





まさかまさかのメガネ野郎が2人スパイとか、やりおる
というかこんだけスパイの出入りが自由な組織とか、大丈夫かw
まあアメリカさんの側はあたりをつけていて
日本の側はスパイがいることすら気づいていなかったっちゅうのが
リアルな「諜報力」の差ではあるかもしれないねえ
まあ共産圏のように「閉じた」組織っちゅう感じでなく
「流動的」な部分があって、それがこの痛快なスパイアクションの
前提で、こういう部分は受け入れなければならない「代償」
ってことなのかもしれないね、「テスラの遺産」とか
ふざけたガジェット使っているくせに、妙に真面目なんだな。




 



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逆にアリっちゃアリ (アニメ感想)

2021-12-02 17:30:47 | アニメ感想2021年其の四





結城友奈は勇者である 大満開の章
第9話 真の友情 △++





夏凜ちゃんも「補充要員」の勇者だったんでいうほど
「完成」されてなかったのはたしかか
っちゅうか結構「たたきあげ」的な弱さをつぶす方の人で
今回「防人」っちゅう彼女よりまだ叩かれている人たちがいるわけで
前期の夏凜ちゃんの出番の少なさを補填しつつ
メブちんと友奈たちとは別の友情を紡いでいるという展開
しかしまあ何というか「何と戦っているのか」がぼんやりしていて
命がけの現場の連中には心身ともにキツい仕事ですわな
この「ぼんやりした理不尽」が少女たちのあり方をくっきりとさせている。






先輩がうざい後輩の話 第8話 それぞれの休日 △+





そいつ、オレのなんで




桜井さんほうぼうから声をかけられていてなるほど
「ゲーム」が趣味の唐変木はこんぐらい焚き付けないと
なかなか「恋愛ゲーム」に手を突っ込まないというわけだ。
「動物」がからんだおデートは視聴者も退屈しない
とてもよいデートスポットすね、ちゃんと水もかけて
桜井さんのおっぱいを拝むのも忘れないのがえらいっw
「目つきの悪いイルカ」とか普通はわからんわな
それこそ飼育員でもなければな、というか意識している人がいると
それこそあんでもかんでもちょっとそう見える、ということかもな。






見える子ちゃん 第9話 見えたことある △++





がっつり憑かれているヤバいやつが担任になって
どんどん逃げ場が無くなるねえ、というかこんだけ
「なんか」が跋扈している世界は大丈夫なんだろうかw
こういう「滅茶苦茶な量」が世界と常識を覆してるね
「お化け屋敷」っちゅう無害なモノが「安全」な
たのしみになっているわけで、まあ確かに女性陣は
こういう「安全な危険体験」が好きですわなあ
また、ユリアちゃんが言うとおり「アメリカンホラー」を
「踏み台」にしているのが細かい仕事、普段のヤバい
やつらは「和風」で、そしてそういう感情に訴えるのは
やはり伝統に基づいたガジェットがよいのかもしれぬ。





古見さんは、コミュ症です。第田舎の子です。/
テレビゲームです。/アルバイトです。
/顔にゴミがついてます…です。 ○





こんだけ情報が行き渡った当邦でテンプレてきな「田舎者」とか
それこそ漫画とテレビの中の創作ぐらいですわなあ
ただ、スタバなりサブウェイなりで初心者が戸惑うのはわかる
ニポン人的な「あれで→かしこまりました」が適応されないわけで
そこに古見さんがなぶられる場所としてなじみが指令を出したわけだ
というかこのおはなしことごとくあいつが画をつくっているのよね
とまあ「流れるような」ハナシがなじみ担当なら
顔にゴミがついているだけでもハナシが一本できるような
それこそ「まんが」のような純情が古見さん担当の
よいバランスの作品だ。












コメント
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