山田くんと7人の魔女 第11話 白石をどこにやった! △(+)
「七集めると願いがかなう」とか大丈夫なんだろうかw
後付けに次ぐ後付けが少年漫画らしく、こいつめっておもうよ
でもまあパズルと解くように「能力」と「物語」の「因数分解」を
東大生のように解こうとしているのではなくて
コマ(ネチ)大のように体を張って次々に事態にとりくんでいるところに
ピュアさを感じないではないわな、もの凄く感動するかどうかは
心許ないけど、いつか当たりがくるかもしれん
「自分の居場所」が無くなるはなしが調度いい時期にくるよなあ。
響け!ユーフォニアム 第12話 わたしのユーフォニアム ○
きょうびこんだけ真面目に「訓練」を描いた作品が他にあろうか
血と汗と熱気にうだされるのが逆にもう鮮烈
技術的にはできてもおかしくないのにどうしても体がついていかない
とかそういうのがあるのがリアルですよね
スポーツとかをいい加減に観戦するような人には分からない何かだ。
夏の日差しと夕・夜の暗いけど何か怖くないあの感じの
再現度がはんぱじゃないね、そこでなら少年少女は叫び駆けることに納得がいく。
久美子が葵ちゃんに「後悔してる?」と問うけど言葉では解は得られまい
手前の楽器で改めて問うべきで、それこそがソリスター(演奏者)ってもんだろう
むろん、もっと「上手くなって」からのことになるのだろうけど。
グリザイアの楽園 第10話 ブランエールの種VI とまとめ △+
早摘み
あれやね、ヒロイン5人にメインシナリオ1本のADVってなると
だいたい20~30時間は拘束されることになるから
年をとるとだんだんプレイするのがしんどくなるのねw
「アニメ化」ってーと大体メインヒロイン1人に焦点をあてて
残りはゲームでねってのが一般的な「商法」なんだろうけど
当作品は「TRUE ROUTE」に取り組んだわけで
まずはその時点で凄いんだか無謀なんだかなんだけど
それをある程度達成してしまったことがまずは凄いことだと思う
原作に対する深い理解と、ゲーム⇔アニメ化の確かな技術を
持っている人達が製作したってことなんだろう。
さて、では「もうゲームはいいや」ってなるかというと
さにあらじ、ざっくに視ていても「飛ばし飛ばし」
にやっているのが分かるぐらいのペースでやっているから
やっぱしココロの底から「グリザイア」したい人はゲームにも
手を伸ばすかもしれないとおもう
「アニメ化」の為にいろいろと薄くした「内容」が
爽快な速度となってかつ「販売促進」の目的にかなう「もの足り無さ」に
なってしまったという実に珍しい作品だったかとおもう
でも、こういうやり方は普遍的なものではなくてやっぱり
「うまさ」とか特別な幸運に依るものだろうなあ、ともおもう。
魔法少女リリカルなのはViVid 第12話 決着の意味 とインターバル △+
ノーヴェが言うところの「負けたら何もかも失うのとは違う世界」を
「はじめました」ってことに尽きるのよねえ
それを迷い無く実行していることの早さ強さ逞しさ。
もちろんそういう覚悟が決まったのは「なのはママ」が踏み出した
魔法少女としての道を10年も歩んだからこそってのがあるわけで
これもひとつの到達点なんだと認めてもよいかとおもう。
「ダメージ」ってのがコンバート(変換)されてるのよね
それは「なま(真実)」のものそのものではないけれど
それが故にたどり着ける「何か良いモノ(理想)」があるのかと
その覚悟をじゅうにぶんに提示してもらえただけで視聴の価値はあったかとおもう
あと、製作がセブン・ワークスからA-1に「コンバート」してる
ってのもあるのよね、業界の内部事情はようわからないけど
こうやって「同じ作品世界」が「違う製作者」に委ねられても
元の出来映えを越えるのが当たり前になってきているというのも
何かこう「進歩」ってのを信じられるような、そんな心強さがある。