意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

肩こってしまう (アニメ感想)

2017-01-31 22:33:58 | アニメ感想2017年・1期






3月のライオン 第15話  月光/自我のカタマリ △+








「負けた後の人間」と「勝ち残った人間」でそれぞれひとまく
「仕事の恥は仕事でしかぬぐえない」ってのは業がふかいよねえ
そしてその「仕事(なりわい)」を奪われた女ストーカーにつきまとわれとる
理不尽ではあろうが、自分がもし同じ立場ならと考えてしまうとソデにもできぬのな。
勝ち残った人間同士のがっぷりのぶつかりあいで、普段「勝負」とは
無縁の世界の人間にはこの緊張感はなかなかあじわえないね
彼等は勝者だから当然強いのだけどいっぽうで「人間」としては
普通の人が出さずにいられる「エゴ」を晒される場に挑まざるをえず
それゆえに醜いところも目にかけることもあるのだけど
そこにはまやかしのない何かがあるともいえるのだ
「将棋」は思考の流れがだいぶんわかるのでそういう純粋さに
ふれられるのがたのしみなのよな、若いならなおのこと。











亜人ちゃんは語りたい 第4話  高橋鉄男は守りたい △++








「陰口」については「やめい」のひとことだわなあ
あれはクソを口からたらしているのと対してかわらない行為なので
「注意」する人がすくないのは当然で、だって「糞の処理」を
させられるようなものだからね、自分も嫌な目にあうのだ。
と、まあこれだけなら「アニメ」にのっけるのは面倒だけど
ここで「亜人」っちゅうマイノリティ要素があるんで、正当性が生まれる
それは「ずるい」ことかもしれんけど、では健常(笑)な人間だけの
世界観のまんがでお説教くささなくそれができたかというと難しいだろうねえ。
こんな感じで「異物(まんが)」であることの責任を当作品はストレートに
引き受けているとおもわれる、「吸血鬼」であるひかりちゃんがもつ
「人間」としての高潔さこそが「守るべきもの」の最たるものであろう。











この素晴らしい世界に祝福を!2 第3話  この迷宮の主に安らぎを! △++








「ダンジョン内」なんで薄暗いね「アニメーション」としては
困るから妙に明るいようにしがちだけど、なに、当作品はそんなに
綺麗に見せたいモンでもないから、暗くても困らないというw
カズマやアクアのスキルが活躍しているのがたのしいね
この「役に立つとき」と「役に立たないとき」のギャップが当作品の
持ち味かとおもう、めぐみんなんて外でエクスプロージョンの素振りだぞw
あわあわ(酒)をふるまってのバカ騒ぎがたのしそうだよねえ
億単位の借金をせおって、裁判で死刑寸前までいっても人生を謳歌してる
このアホさを同居した楽天主義こそが「祝福」なのかもねえ
ヒロインがゲロを吐いたので当作品も成功間違いなしでありますw











魔法つかいプリキュア! 第50話
キュアップ・ラパパ!未来(あした)もいい日になあれ!! とまとめ △+







「今回で最終回の作品」から「次回からはじまる新作」への引き継ぎだ
10話で終わるのがデフォルトになっているアニメ事情では奇跡的な行為ではある。
「おとな」になったみらい達ももう一度中学生だ
おもえば「魔法使いはじめました」の頃や「ヨクバール様」とやり合ってた頃
の方がワクワクしてたかもなあ、「ナシマホウ回」に戻ってきて
それからモチベーションを維持するのが大変だったかとおもう
「敵」もなんか動機が曖昧だったし、かといって「成長物語」としては
「5人」のプリキュアの時ほどがんばっていたようでもないし
「魔法」って要素が都合のよい「道具」になっていたような気がする
この都合の良さってのは「ある目的を達成するための道具」としててではなく
「プリキュア」としての体をなすためのそれって意味で
それは歴代のプリキュアがそれぞれ必死につかんでいた
「友情・愛情のうつくしさ」や「夢に向けて努力することの尊さ」や「自分と向き合うことの大事さ」を
覆い隠してしまうことになっていたような気がする。
そもそも当邦においては「魔法使い(魔女)」っていうものの扱いが
西洋人が「ニンジャ」を扱う時のような「インスタントなシンボル」になりがちな
きらいがあるわな、最近はそれを逆用してえげつないことをやったりする芸もみられるけど
さすがに対象の年齢層を考えるとそういうこともできぬ、となるとこのおはなしは
随分と難しいことにチャレンジしていたのだと今更ながらに気づくのね
そもそも「プリキュア(魔法少女)であり続けること」そのものがある種の奇跡なんだけど。




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なにせ天下無敵のユーチューバーだからねぇ~何をしても許されるんだ~ (アニメ感想)

2017-01-27 22:09:55 | アニメ感想2017年・1期







ガヴリールドロップアウト 第3話 友と勤労と虫刺されの夏の日 △+







(いら)っしゃ(いま)せー







金は欲しいが勤労精神は皆無、というバイト君やな、ぴったりだ
当邦では笑いをさそうけど海外だとこれでスタンダードだわな
ていうかこんな小洒落た個人経営のヒーコー店でよく採用してくれたねえ
これも天使の威光なんだろうかw
天使も悪魔も当邦の女子高生ライフをまんきつしてるねえ
たのしいけれどあんまし馴れると「ただの日常系」に堕ちるので注意だ。
クーラーが壊れて、蚊がわいて、うるせえ来客がくる、と
ストレスゲージはマックスで、ぶち壊したドアの下のサターニャを
見るガブの目がゴミを見る目で、こわいw
しかしまあもう原型を留めていないぐらい天使も悪魔もないねえ
当邦の萌え日常4コマ漫画的な消化能力のたかさとでもいおうか。










弱虫ペダル NEW GENERATION 第3話  手嶋、魂の走り △+







手嶋さん推してますねえ、超推してますねえ
前期で「後輩に負けた」っていうのがあるからねえ
少年マンガ的には「一度でも負けたのは雑魚」のようなのが
あるからね、そこをひっくり返すための悪く言えば「贔屓」だわなあ
でもまあこのおはなしはもともと意図的に「弱虫」をつくりだして
そこからひっくり返すのが持ち味だから、どうにも埋めようが無い
「3年」の抜けた穴をどうしていくのか、っていう
引き継がれた部活もののただしいすがたがある。
でもまあいろいろ難しいよな「王者」になったのはいいけど
じゃあそれでおしまい、ならマンガにならないし
かといって「驕り」とかそういうのは嫌われそうだしという。










BanG Dream! 第1話  出会っちゃった! △+







ほしのこえ






やる気だけはリトルウィッチアカデミア並にあるなw
主人公のやべえぐらいのスイーツさが「こういうの」ゆえに
許されるあり方ではあろう、かといってぼくたちは「アホ」を
みたいのではなくなにかこう「きらめき」を見たいのね
天与のなにかを思いの様にふるうアメノウズメのごときミューズをさ
このおはなしはここ最近の「正義」であった「アイドルもの」として
礼儀正しいというにはくだけすぎていて
「ヤバイ」というのは少し足りないようなそんな印象がある
1話目にしてこんなに辛い評価をするのは逆に期待しているってことでもあるけど。










クズの本懐 第3話  Show Me Love (Not A Dream) △++







ちょっとでも好意があったり敵意があるとたちまちその人間からの
好意や敵意や行動に敏感になるってかんじですわなあ
こんなふうに脳ミソを他者へとフル回転してるってのはいつ以来か
そういういきづまるような、切ないようなかんじも久しい。
恋人(仮)なんだから本番行為じゃなきゃ何してもいいんだぞー
って感じで、関係性に応じてお互いの大事な部分をいじってるね
あんましやるとひっこみがつかなくなるから難しいが
なんかこうぬらっと体いじりだすのがなまなましくてよい
いろいろな思いがどろっとしているそのままに。










うらら迷路帖 第4話  良いことと悪いこと、時々くすぐったい △+







「ツイてない日も仲間となら楽しい!」とか「きらら式性善説」やねえ
ここ10年ちかくこの方法論で日々の精神的澱をデトックスしとる。
「ほくろ」ですか、アニメーション的にはなかなか興味深いシンボルやな
基本的にはおでこのど真ん中とかなきぼくろ的なやつしかないのね
あとは基本的にはおはだつやつやなのが当邦のアニメーション事情だ。
「占い」をやる以上「わるいこと」も扱わなければならないので
そこでハナシがころがっているってのはあるね、あと併せておんなのこを
脱がすことができるw 「終わらない日常」ではなくて仲間といることで
自分に足りないものを勇気をだして克服しようしたりしているね
それもこれも具体的な「目標」があるからで、それがいい具合に
ハナシに前進感をあたえている。










セイレン 第4話  常木耀 最終章 ホシゾラ △+








「トモダチ」と「コイビト」の間をいったりきたりしてるようなな
「塾の合宿」ってイベントがよかったね、あの羽目をはずしていいような
よくないような微妙なとこだったからこそ
あんなアブノーマルな関係になれたのだwだからこそそれを取り戻す為に
「海」に戻るのは自然な流れですわな、感情の盛り上がりが単純な直線ではなく
変態飛行になってあがったり急降下したり、ぐるぐるしたり
でも「なにか」になっていく様を見ているのがたのしかったかとおもう
あとあれやね「複数のヒロインを扱う」っちゅうある種の「浮気行為」も
こんだけぐるぐるにされたら道義的に責めるのも馬鹿らしくなるね
そういううまいやり方だとおもう、ちゅーだけじゃモノ足りない諸兄もおられようが。











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進路相談でパラディンになりたいって言ったらおこられた (アニメ感想)

2017-01-24 21:34:19 | アニメ感想2017年・1期







小林さんちのメイドラゴン 
第2話 第二のドラゴン、カンナ!(ネタバレ全開ですね) △+








日常ブレイカー






2話目にして幼女(竜だが)がころがりこんでくる、よいぞ。
どのあたりまで「やっていいのか」のかけひきやね
とりわけ平和な国においては「暴力」はナイーブになる
高いコミュ力で築いた関係もドラゴンですもの、ちょいとやんちゃすれば
たちまちぶち壊しになる、そういう「こわれもの」を扱う繊細さ。
「じゃれてるだけですよぅ」という時のじゃれかたがパないね
アニメーションとして京都さんがチカラをふるうとどういうことなのか
よくわかるってとこだ。「あっちの世界」だとヒューマンも英雄並の
チカラを有しているってことなのね、じゃなきゃ竜が関わろうとはせんわな
世界を滅亡させるチカラと日常系がのほほんと共存しているというバランス。











セイレン 第3話  常木耀 第3章 オトコユ △+








からかってくれるからねえ、それだけでも一見
ポイントは「ジャージ」っちゅう性的に抑制するものをつかう、ということだ
もう充分にふらちな状況とボディなんでえっちぃ方向性ではなく
「まわり道」をするということ、イベントをおこすということだ
それは男子としてはもどかしいのだけどオンナノコとしては
好感度がたかかろう、それに変態主人公もよりそっている
このままでもいいけど「バイトをチクった」件がまってる
きれいに疑いをはらしたなら好感度は充分にあがるはずだ
あとはどんな変態プレイでもたのしめばいいw










昭和元禄落語心中 -助六再び篇- 第3話 ○!








縁日に花火にってか、前期にもあったね、相変わらず「過去」の扱いのうまさよな
与太郎が親分に罵っているのにそれが「芸」になるのが骨の髄まで落語家ってかんじで
男としては「一生に一度のバクチ」をやってのけた助六に嫉妬の念をおぼえる。
にしても「落語」によって出会いがあってそれに翻弄されて
でも手放せないってのは何て因果な芸なんだろうかねえ。
と、ここまででも充分にモトがとれるはなしなんだけど
こっから八雲師匠の「居残り」があって、完全に参ったね
先代助六の天才的なしぶりを目の当たりにして、おそらくは
自分もさんざん練習したんだろうねえ、もう二度とはやってくれまい
ってのもあって鬼がかった再現ぶりだったかとおもわれる
こういうのは1度でも見られれば僥倖で、そして先代助六のそれも
同時に知っているわれわれとしてはその因業のふかさと芸のふかさに
涙のひとつも流さなければ報いることはできまい。










魔法つかいプリキュア! 
第49話  さよなら…魔法つかい!奇跡の魔法よ、もう一度! △+








「型どおり」片付けたかんじですねえ。1年視聴してればいろいろ
おもうとこはあるけどな、半分の時間でやってるからその分
いろいろ半分になっているかもな、そのあたりは「魔法」でも
補えないなにかがあるということだ。
「混沌」とか正直ようわからんかったよなあ、もしかすると
作り手側も「混沌」しとったのかもしれん
もちっと「魔法」なんで危ない目にあったり特殊な方法で
人を救って欲しかったかもな「プリキュア」的方法論は相当強い
強制力があるんでそれを越えることはできなかったかな、という想い。
でもまああと1回分、最後に魔法が使えるね。











政宗くんのリベンジ 第3話 吉乃のマジックショー △+







ふむ、なんすかね「萌えラブコメ」っぽい皮で「少女漫画」的な
気分の作品をみているような、そんな印象がある
「優等生」の化けの皮をはいで、その先へって展開がそう思わせるのかもしらん。
まあでも豚足格好良くなったよなあ、くやしいけど
「ハーレムアニメ」が成立するのにふさわしい男がいるのだ
そこでは残虐姫もスキをみせるかもしれん、吉乃にまだ秘密があるね
「豚足」って言ってたから最初から政宗の正体を知っていたフシがある
愛姫にも政宗にもふくむところがあるからこういう「腹黒」的な
ポジションなんだろう、でもこのある意味秘密を共有している関係を
楽しんでいるとこもあるね。









AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-
第3話 アイドルデビューできると聞いて、ホイホイついていった結果 △+








オーディオにはまったり、アイドルやってみたり、フリーダムw
最後は闇堕ちしたやつをやっつければいいので、うまくいくという
「軽い」よね、アニメやゲームなんだからなにやってもいいという開き直りだ
「オーディオ」にハマる様がリアルっちゃリアルだけどなw
「通りすがりの~」っていうネタをやるためだけにそうしているのが
「こち亀」のような無駄な知識ネタに労力をさいているみたいで、なつかしい。
最後のまとめちゃんの笑顔がよい、ン万人の為のではなく
ニッチな(あるいはただ一人の為の)それ、当作品にはふさわしいものではある。
















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テニスでKOされる (アニメ感想)

2017-01-19 22:21:38 | アニメ感想2017年・1期







CHAOS;CHILD 0話 CHAOS;HEAD と 第1話 情報強者は事件を追う △(+)








まずは前作の「妄想科学」をおさらいだ、もう10年ちかく前なんですねえ
「チャット」は「LINE」だの「Twitter」にかわって
そのTwitterがBBSとかも兼ねてるという
まあ正当な「進化」なのかもしれぬが、その頃なにやってたんだろうね、じぶん。
さて、確か以前視聴した時は「なるほど、わからん」的な感想だったような
気がするのだけど、今改めてみてみるとやっぱりよくわからんというw
発達しだした「電脳ワールド」とイカれたサブカル的結合+萌えっちゅう
そういう「やり口」だったような気がするね、それはいずこにも安住できぬ
「不安さ」を醸造することには成功していたとはおもう。
「生徒会室で地図をひろげて事件を追ったりゲームしたり」とかなんか既視感がある画やね
前作の「ひきこもり」を主人公にしたおはなしより若干マトモだ。
「動画」っすよね、やっぱり、前作の時代にはなかったモノをつかってる
「動画だから」えげつない行為も「まあ」で許されるし
「リアルタイム動画」という行為は自分と世界のあり方を変節させるね
シェイクスピアのいう「人生は見世物」的なあり方が現前しているのだ
まあ一番モニタを見入ったのは「キャベツをまともに切っているとこ」なんだけどなw
もう許してやれよ、ってなるけどそういう一瞬の伝説がなぜか残るのよなあ
10年たっても、20年たっても。











Rewrite 第14話  三杯のコーヒー △+







なるほど、わからん






「全部のルートのEDまとめました」的なのをゴロっと出してくる度胸
いままでKey的な作品をアニメーションにおこすときのえらい苦労を
まるごと否定するようなあり方だわなあw
そうやな、「NAVER的にまとめ」ちまえばこうなるわな
ボク達や篝ちゃんはそれでいいけど「作中人物」の瑚太朗くんなんかは
オーバーフローして「ゲームオーバー」になっちゃったじゃないかww



でも、そうじゃないわな



ボク達が望むものは「その先」だ、「まとめ」じゃあない
それが「全救済」か「謎のまとめ」かどうかはわからないけど
「死なないでくのぼう主人公」によるリバイバルも好感度上げ作業も
ありもしない「おわり」を目指しての旅程にすぎない
どうせできっこないだろうけど頑張ってぼしい
なに「血」など流す必要はない、あれは「ヒーコー」っていう
苦くて泥のような色の液体にすぎないのだから。










亜人ちゃんは語りたい 第2話 デュラハンちゃんは甘えたい ○








「デュラハン+JK」の詳細な観察やね、それだけで1話いける
にしてもすごいおいしいネタよなあ「エンタメ+利口になる」っていうのを
さらっと実践してしまえるね、しかも彼女空間を隔てて存在できるから
アニメーションとしてのつよみも発揮できるね、見ていてワクワクする。
「いたずらっ娘」配置してあるのがいいね、まあ「首の無い乳のでかい体」
あったらひかりでなくても悪戯せざるをえまいw
「首を抱きしめられると安心する」っていうのがよい
べつにデュラハンでなくてもあれはストレスが激減するからね
そして男のふっとい腕とかに守られているっていうのはオンナノコにとっては
「すこぶるいい」にちがいない、そういうナイトを鉄男さんはバッチリやってのけている。










この素晴らしい世界に祝福を!2 第1話 この不当な裁判に救援を! △++!








2期のでっぱなだからね「1期の復習」みたいな展開・・・
をしてはいけなかったw 容疑の95%ぐらいは「事実」だもんねえ
こりゃ成歩道でも呼ばないと有罪確定だわなあw
予算もおりたろうに、作画とか小綺麗にしていないのがいいね
自分でも何を言っているのかわからんが、この穢れた内容のおはなしに
「キレイな作画」だの「ぬるぬる動く」とかいらんわw
これはガチ犯罪者の「カズマ」の見る「まちがったセカイ」なんだ
だからキレイであってはならないのね
あとは馬鹿女神と爆裂系魔法馬鹿とどM騎士がいれば、それでいいのだ。










幼女戦記 第1話 ラインの悪魔 と 第2話 プロローグ △+!







1話目は「動画」としての試金石だわな、今時分のアニメとしては
十分な動かし方と質だったかとおもう。
そして2話目のドッキリだね「録画した番組を間違った!」とかおもったわw
「ロリババア」ならぬ「ロリオヤジ」というおそらく開拓しなくていい分野を
開拓してしまったねえw カツマー的ネオ資本主義的志向のオッサンが
強大な魔力を有する幼女の魔女になるとか、設定が爆発していて
いろいろとこっちの正月したボケた頭にかましてくれてます。
でもまあなにげに一番ドキッとするのは
「こっちの世界でも第三帝国が負けるとは限らない」っていうファンタジーですわな
それはおそらく西欧においてはより一層剣呑なファンタジーであろうし
そして「同盟国」だった当邦としては複雑な気分にさせられる幻想ではある
そこはまさしく「魔女」が縦横無尽するにはふさわしい舞台ではあろうて。










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異世界にはあるんですよ、ろ・う・や (アニメ感想)

2017-01-15 23:05:21 | アニメ感想2017年・1期






チェインクロニクル ヘクセイタスの閃 第1話  光と闇と △(+)







こういう「王道ファンタジーもの」は「きりだし」が異常にむずかしいよなあ
ちゅーのももう何千何万回も「きりだし」てるんで
いきなりラスボス格に負けるのも、主人公が殺されるのも
召喚した女神を仲間に引きずり込むのも、なんでもアリだな
あとはもう映像的に脅しつけるぐらいしかないのかもなあ
で、課金ゲームは資金があるせいかちょいと派手な映像をよくだしてくるね
でもなんか足りないとおもうのよねえ。
で、後半は今度はふつうの切り出し、新旧主人公が手をたずさえて
って感じで、そこまで悪くはないわな、そのぐらいだけど。











ACCA13区監察課 第1話  もらいタバコのジーン △+








「アニメーション」において「タバコ」は「アダルト」で
あることを当邦では意味しているよね、ガキはお断りということだ
「もらいタバコ」なんで、かの国においては「誰でも所持している」
というふうには考えにくいかもな、きっとクソ高い税金がかかっているにちがいない。
不正を暴く様がオノ・ナツメさん原作らしくウェットではなくクールやな
この「ACCA」って部門も必要が無ければ解体寸前だったように
「能力があるけど活躍の場が無い」っちゅうリアリズムがあるね
そして仕事があればハイハイやりますよ、って感じで
そういう気取った感じがお嫌いでなければ、ってとこかな。










小林さんちのメイドラゴン 
第1話 史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから) △++








「最強の生物」だからねえ、とはいえ「生き物」なんで
それと共にあるのがこう生活にうるおいが発生する感じ
「唾液」とか「ドラゴンステーキの断面図」とか「しっぽ」とかレアやな
そういうペットといっしょにいる時のたのしみがアニメなってる。
ほんらい高等なドラゴンは人間よりよっぽど知性があるんで
「なんちゃってメイド」とかすぐ卒業しそうではあるが
そうなるとあんまし「うるおえ」なくなりそうで
そういう意味ではこのなんちゃってメイドも誰かのニーズに応えて
「あえて」やっているようにも思えるね
そもそも「あえて」ゴミムシみたいな人間のしもべになっているのだから。











クズの本懐 第1話  望み叶え給え △++







女子高生は語りたい






むくわれそうもない恋なら埋め合わせちまえばいい
っていう自棄な考えがよいね、他人の目なんて知ったことでは無い。
「想い」だけはかなわなくてその他の諸条件はびっくりするぐらい
パーフェクトに叶っているのが、みどころだよなあ
ただの恋愛モノならいやみだけど「片思い×片思い」という
とこでギリギリ「うつくしきもの」として視聴できる
そういう危なっかしいものを見ているし、作り手側も
そういうシロモノであることをよく理解して提供してきているかとおもう。
あぶなっかしいと言えばえっちぃことを寸止めしたのもそうな
しちゃたらぶち壊しだものね、いろいろ。










うらら迷路帖 第2話  探し物と夢、時々甘味 △+







さがしものはなんですか







2話目にして「ほっぺうにょーん」ができるぐらいに仲良しさんに
なっているという、そのあたりのなかよしさんワールドぶりはさすが。
に、対して「やろうとしていること」と「道のり」の険しさが
対照的ではある、母ちゃん探すのにノーヒントだものねえ
逆に言えば「占いの街」を舞台にしているのだからその道を究めれば
しぜんと逢うこともあろう、ということなのかもしれない
そのための「勉強」も結構本格的で、「ほんわか」だけではない
まいにちを志向しているってことなんだろうとわかる
なんでも一朝一夕に上手くはなれませんわなあ
もちろんアニメヰションだって相応の努力のもとにできているわな。










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小林幸子=ラスボス (アニメ感想)

2017-01-13 20:23:37 | アニメ感想2017年・1期







亜人ちゃんは語りたい 第1話  高橋鉄男は語りたい △++







こういう「人あらざるもの」たちが出てくる作品ではどれぐらい
「差別」についての濃度を変えるかで随分変わるわなあ
「化け物」扱いすればおそらくは闘争とそして過剰な愛のハナシになろうし
「はれもの」のように扱えば日々の微妙なとこがメインになろう
「まったくない」というのもあるかもしれんがそれはただの「日常系だ」w
当話においては真ん中、つまり現実の日本なら「外国人やそのハーフ」の人達に対する
あつかいぐらいにちかいと思われる、そこを妙に元気な吸血鬼の
女の娘のデミちゃんが境界を突破してくる、ということだ
そして受け入れる側も「理解がある」オッサンを配置して
「相互交流」の環境はばっちぐーで整ったということではあるね
あとはその自信をアニメにおこせばいいわけでそれに足りる十分な
クォリティと熱気だったかとおもう、「内向き」なんか用がないと言わんばかりだ。











リトルウィッチアカデミア 第1話  新たなるはじまり △+








「空も飛べない魔女なんて・・・」ってのが新参者に対するまあ
当然の感情ですわな、「新しい」ってのは当然そういう「軽薄」を伴う
と、同時に無謀な期待もやる気もあるわけで、そういうのがまぶしい。
いきなりコカトリスを怒らせればそれだけど充分に1話いけるねえw
これは新人がすげえ上司を怒らせた図のようにとってもいい
そしてその状況を打開するのが「魔法のチカラ」だろう
この説得力も理屈もへったくれもない不思議パワーこそが「魔法」の本質ではある
当作品はそれを忠実にやった、ということだ。










政宗くんのリベンジ 第1話  豚足と呼ばれた男 △++







「努力」で「イケメン」になったということだ、そんな簡単なことで
1クールを乗り切れそうな設定だと思えてしまうのだから、お安い。
ただ世の中には「ハーレムアニメ」ちゅうそれこそ高カロリーな設定があり
それよりは何歩か「こっち」に寄っているということだ。
主人公のオトコノコにヒロインの女の娘に秘密がひとつでハナシとしては
まわしやすくなっているね、あとはそれこそ普通のハーレムアニメのように
まわりのキャラを増やしていけばよさそうではある
にしても「復讐」よなあ、さんざん「むなしい行為」と言っているのに
それが「空回りの青春」とマッチしているね、そういうのが許される時期ではあるし
もしかすると現代において「青春」を扱うものが支払うのにちょうどよいぐらいの
「犠牲」なのかもしれない。










AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- 第1話  AKIBA'S FIRST TRIP △+







ひどい冗談みたいなアニメ的にベタな展開が続いて草がはえるw
空から女の娘が落ちてきて女の娘かばって死んでキスで生き返って
超人みたくなって敵の女の娘を脱がして勝利するとか、ほら書いてて
冗談みたいにおもえてくるものw
オッサンの感想としては「熱血硬派くにおくん In アキハバラ」的な
印象なのよね、そこでは「ゲーム」的にハナシのつたなさがむしろ逆に
許容されるセカイだ、それを作り手側もわかっているとおもう。










ガヴリールドロップアウト 
第1話 もう戻れないと知ったあの日 △++








堕落論







「ゲームをやると馬鹿になる」っていう都市伝説があるけど
こと「ネットゲーム」に関しては首肯せんでもないわな
あれはバカになる、いろいろな意味でw
「天使」と「悪魔」が転逆してるね、しっかりもの・間抜けな悪魔と
怠惰・どSな天使だ、ウチの国ではこれぐらいの「役割交替」は
よくあることだけどそれは「善悪」ってのが曖昧な国だからなんだろう。
では善と悪のかわりに何があるのか、そう「カワイイ」ですがな
当邦の「良い」価値観とは、「カワイイ」を愛でつつ
電子空間上のステイタスを向上させるべくガチャに大金をつぎこんで
ぶんまわすことで、この(元)天使もそれに倣ったということよな。









幼女戦記 第1話  ラインの悪魔 △+







今度は「帝国」の側かあ、忙しいことよな。
「わが国」と「神」がせりふのはしばしにでるのが欧州戦線らしいなあ
あれって「本当の」大戦だとどうだったのだろうねえ
まあヒトゴロシなんでそれを正当化できるような「許す存在」が
ないとしんどいやね、結果同じ神にコロシアイの赦しをこうというややこしさ。
まあ「神さま」いるんなら「魔女」もいてもおかしくないわな
それなら「少女の姿」でもおかしくはない、その彼女に「火力」を
与えた結果がこれだよ、っていいたいんだろう
別に彼女を嫌悪するわけではないのね、別に部下でもないのだから
「戦争」にはある当然の不条理としか言いようが無い
「化け物」ってのなら「英雄」にとってかわって「戦車」や「飛行機」が
それを担った時点でもうそいつらがそうなのだから
ボク達はそれらを「ヒトのカタチ」に還元して萌えたり、嫌悪しているのにすぎない。
にしても「魔(法少)女」の便利さよなあ、欧州においてはあれだけ忌避されたそれが
極東においては「ニンジャ」のように大人気のアイコンになっているのは
なんかこう皮肉を感じるねえ。










弱虫ペダル NEW GENERATION 第1話  最後の峰ヶ山 △+








「代替わり」だね「響け!」でもあったけど最高潮にまで達した
メンバーも必ずいなくなる、という切なさがあるよねえ
と、同時にたしかに「すばらしい」ことでもあるわな
「物や人」ではなく「想い」が引き継がれていくうつくしさだ
この「弱虫ペダル」ってのはスポーツものとして「ガチ」なとこと
それを「ゆるくする」要素があって、今回の3年生の引退も
まさしくそれに該当するということだ
それは「オタク要素」っていうある種のハレものとは違い
ひどく正当派な「スポーツ」ものとしての試練であるといえよう
そしていまや「全1」になったわれらが小野田クンは期待通り
牧ちゃんが抜けたのに打ちひしがれているわけで
この強いとこと弱いとこのギャップが当作品の魅力であるとわかる
ある種「予定通り」の展開ではある。






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10年間1歩の進歩もナシ (アニメ感想)

2017-01-10 21:53:38 | アニメ感想2017年・1期







うらら迷路帖 第1話 少女と占い、時々おなか △++







腹を割って話そう






「野生」なんで「腹」を出すことに必然性があるね
それで女の娘が肌をさらすのに面倒が減って、いい設定だ
こういうのは「新しく始める」時にしぜんと思いつくアイディアっぽくて
もうネタがなさそうな「萌え4コマ」にもまだ資源が残っているようで
ちょっと安心したりする。さて、肝心の「おなか」だけど
ま、キレイな肌だよね、それこそアニメみたいに
あと「くびれ」がほんとうに微妙なぐらいあって「女でも子供でも無い」
っていう「萌えキャラ」のびみょうなラインを遵守しているかんじ。
ほっとくとハラのハナシで終わっちゃうなw
こういう話のデフォルトの「おんなのこ4人」があっという間にそろう
「うらら」っちゅう「目標」があるからそれの説明と各自の
ポテンシャルを示せばあっという間だね
非常に構築性のつよい世界観もあって「ごちうさ」の和風テイストのような
印象があり、それなら視聴しなければならないではないか、とおもう。











セイレン 第1話  ケツダン △+








私はカブトムシになりたい







いつもどおり「アブノーマル」でありながら「いかにもなハーレムアニメ」よりは
ちょっと高尚に仕上げてザワザワするのが持ち味よなあ。
常木さんや姉ちゃんをはじめとして同年のオンナノコにからかわれるのがよいね
リアルにあいつら乳とか尻とか育ってきてるだけじゃなくて
それに併せてメンタル的にもアダルトになってきてるからね
オトコノコも背とかは抜かすけど、童貞なんかだと歯が立たないかもな
逆に言えば「童貞」を真面目に描こうとしてるのかもしれん
それは前作の「変態」を描くことよりエキサイトすることかもね
じゃなきゃ「塾の合宿」とかおおよそ色気のない展開にもっていこうとはすまい
ところで「カブトムシ」ってのはこうなかなか意味深い将来像ですね
「獣」のようにがっついてなくて「ムシ」のくせに強い
そういうオトコノコには有難い憧れではある。











風夏 第1話  風夏! △+







いつもどおり「サイッテー」なところからがスタート地点だ
母親似の容姿に父親似の性格ってな感じのヒロインが出せるのは
長いこと漫画を続けてきたからこその功徳ではあるね
と、同時に「音楽」っちゅうこれまたスポーツとは別の「青春」に
世界観を共有しながらチャレンジできるのもさらっと凄いことだ。
優もそうだけど風夏もいろいろとスキがあるね
いろんなモノをこわして、バラバラいろんなモノを零す
そういう「ゆるさ」が不思議と物語と、そして恋心をつちかっていく
意図的にやっているわけではないのだろうけど実にうまい「おとしかた」よな
長いことドーテーをいじってるとそいつの落とし方ぐらいわかる
ということなのかもしれないなあ。










スクールガールストライカーズ Animation Channel
第1話  出撃!フィフス・フォース △+








「ガンスリンガーなんちゃら」とか「PSO」とか「こういうの」も
結構アニメ化してきてるからね、だんだんと視聴の「やりかた」も
わかってきたというかそんな感じ。
「ゲーム」だとプレイヤーとオンナノコが個人的なつながりがあるのに対して
「アニメ」だと「パブリック」な関係性ってことになるのね
それにならって女の娘もある程度均質にとりあつかっているし
世界観の説明も「戦闘」でアニメとしての役割を果たしながら
ソツなくこなしていく、というのがこの手のアニメの「やり方」になってる
なにせ「ゲーム」の時点である程度採算が取れているのがアニメになるんで
悪く言うと「おまけ」的な扱いでアニメになっているのね
だから開発元が「滅茶苦茶してOK」的なGOサインがでないと
どうしても「まあよかったんじゃないの」的な感想で終わってしまうのよなあ
「イクシオン・サーガ」ぐらいじゃないのか、こういうので「原作」を越えたのって。











青の祓魔師 京都不浄王篇 第1話  嚆矢濫觴 △(+)






このおはなし相変わらず少年誌的に「イラッ」とさせるのが名人芸よなあ
新米でもないだろうにチョーシづいた主人公と真面目だけど融通きかない弟と
偉そうにしてるけど内部から反逆者ばっかでる味方組織と、いいとこねえw
成長してるのまろマユしかいないんじゃないのか、っておもうね
でもまあ背景とか戦闘シーンの演出はハンパじゃないね
そっちも確実に成長しているかと。











昭和元禄落語心中 -助六再び篇- △++








前期の名人の人生をめぐる感動的な話(いや噺か)から
時代を経てまた与太郎、いや「助六」のハナシになるという
「2期」を始めるにあたって非常によい時宜で
それに相応しく与太郎があたかも自分が主役でございとばかりに
いろんなとこに顔を出して、師匠や小夏とも本当の家族みたくなって
周りからも「なんかやりまへんか」って声がかかるという
その調子の良さがまあ呆れるというかなんというか
そしてそれも与太の「落語」を聴けばイッパツで理解できるというのがよいね
でもまあ賑やかなその裏で八雲師匠が与太郎に肩もんでもらったり
高座でのそのおすがたの美しい枯れ方が凄いねえ
「死神」とはかくも美しいものであったか。






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2016年アニメアウォーズ!(補遺)

2017-01-07 19:22:10 | アニメーション雑感2016 Q4







アニメアウォーズ!で指定項目にないものをこちらで










人外キャラ部門









クマ井ナツ
(くまみこ)









家電一式からDJまでこなす現代っ子熊
まちのワガママもよしおの無茶ぶりもこいつがいたから
上手く着地できていたような気がする、さすが村の守り神。
え、ファヴ?(魔法少女育成計画)
あいつは死にましたよ。








男性声優部門







松岡禎丞さん
(「Re:ゼロから始める異世界生活」のベテルギウス・ロマネコンティ
「食戟のソーマ」の幸平創真 「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」のヒイロ
「ラクエンロジック」のオルガ 「ガーリッシュ ナンバー」松岡重三 など)







癖の強いキャラそろってますねえ、みなさん「我が道を征く」ってな
こういうのに惚れたおんなのこは苦労するでしょうねえ
中の人の印象もそんなかんじ。









女性声優賞









小澤亜李さん
(「この美術部には問題がある!」の宇佐美みずき
「ブブキ・ブランキ」の朝吹黄金 「アクティブレイド」の花咲里あさみ
「ステラのまほう」の関あやめ⇔アイリス先生 
「学戦都市アスタリスク」の刀藤綺凛 など)







「真面目だからいじりたい」的な正当派キャラの印象やね
アクティブレイドのあさみちゃんはすっかり壊れていて心配になったw
こうやってみると「がっこうぐらし!」でメインの人等が
いたるとこでヒロインはっている、という印象







新人賞(男性)





畠中祐さん
(「うしおととら」の蒼月潮 「甲鉄城のカバネリ」の生駒
「僕のヒーローアカデミア」の上鳴電気 など)






「遊戯王」を知っている人ならもっと早くから知見があるかも
まさしく「個性」よなあ、わけても「泣き」が入るときが
最高に存在感があるねえ。








新人賞(女性)





千本木彩花さん
(「甲鉄城のカバネリ」の無名 「ガーリッシュ ナンバー」の烏丸千鳥
「迷家‐マヨイガ‐」のユウノ など)







「立場のなさ」かなあ、あやふやな立場を「自信」ひとつで
その場にいることを肯定しているような、そんなとこが
いかにも「ぽっと出の新人」ってかんじで、いちおう誉めとるんよ。







制作部門







スタジオディーン
(昭和元禄落語心中・この素晴らしい世界に祝福を!・坂本ですが? など)






ここも老舗よなあ、CGをバリバリに動かしたり
めっちゃ綺麗な動画をつくっているわけではない
ただ、もってくる素材がすんばらしいね
それを間違いなくアニメーションにおこせるっていうことだ
そういう仕事も評価されてしかるべきだとおもう。







監督賞






今年はなし















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2016年アニメアウォーズ!

2017-01-05 21:27:00 | アニメーション雑感2016 Q4









おちゃつのちょっとマイルドなblogさんで
やっている企画です
今年は新期アニメが始まるまでに書けそうですw









最優秀作品賞








響け!ユーフォニアム2









毎週「劇場版」みたいな質のハナシやってたんで「仕様がない」ってかんじ
これ選んじゃうと「おもしろいコンセプト」も「ハレっ気」も
全部吹き飛んでしまうようなふつうの「特別さ」なのよなあ








昭和元禄落語心中→仕事=人生 という昭和の幻想とその圧倒的再現性
灰と幻想のグリムガル→(リアル)この素晴らしい世界に祝福を!
甲鉄城のカバネリ→この世界は祝福されていません
Re:ゼロから始める異世界生活→この主人公は呪われています
文豪ストレイドッグス→「過去の遺産」の少年誌的復活
NEW GAME!→「仕事」に対するファンタジーの圧倒的逸脱
ラブライブ!サンシャイン!!→「後発組」のただしいすがた
あまんちゅ!→「すてきなもの」探しVer現代日本
この美術部には問題がある!→「問題がある」オトコノコを好きになる、ってこと
甘々と稲妻→「食」をとおして「育てる」ということのたのしさ
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン→「負け方」の正しいやり方
あんハピ♪→「不幸」ということの「マンガ」のおける扱い
ふらいんぐうぃっち→東北・魔女の奇跡の融合性
Dimension W→「機械のヒロイン」の正しい扱い方
僕だけがいない街→「すごい能力」と「無力さ」のギャップ










特別賞







この素晴らしい世界に祝福を!







よく考えると街からほとんど出てねえw
みんな「むこうから」やってくるのね、仲間もイベントも
その「幸運」と笑いをもたらすカズマへの「不幸」とその耐性が
「ファンタジー」の名の下にこれでもかというぐらいに顕現しているのが
当作品のもち味だったかと。







ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?→「ネット」を越えようとするなにか
魔法少女育成計画→「育成」の名の下の「淘汰劇」
灼熱の卓球娘→スポーツ×百合の親和性
競女!!!!!!!!→「恥知らず」の勢い
だがしかし→ニッチな素材とそれを愛でる美少女を愛でるおはなし
くまみこ→「田舎」を笑うことのうまさ
ばくおん!→「美少女だしときゃいい」の題材的挑戦(あとスズキいじり)
坂本ですが?→「スタイリッシュ」に全てを託した無謀さを笑え
コンクリート・レボルティオ
~超人幻想~ THE LAST SONG→「あったかもしれない時代」の仮構性とその硬度
田中くんはいつもけだるげ→「何もしない」主人公に集まる魅力的なキャラクター


















男性キャラ部門







有楽亭八雲/菊比古師匠
(昭和元禄落語心中)








かなりの質量で「特殊」な人間の人生をほとんど追っかけてしまったからねえ
もちろん助六との「からみ」も込みなんで2人分だな
あと「女関係」で全く困らなかったさまが「ハーレム作品」とは全く異なる質で
えがかれていて、そこが妬まし羨ましで、まあ尋常ではございませんでした。








女性キャラ部門








レム
(Re:ゼロから始める異世界生活)







「嫁」にしたいってことならぶっちぎりで
出会いから一緒に旅をするとこまでいろいろありすぎたからねえ
「鬼嫁」の愛の深さよな、まあバルスにはまだ早いな。









OP部門




















Great Days
(ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 特殊OP)








「奇妙な体験」とはまさにこのこと
これ普通に巻き戻しても最初から成立するように出来ているね
残るのは「正義の意思」ただそれだけだ。
おもえばマンガで見てから20年もたってまた改めて
この「黄金の意思」を持つ若人達の物語を見ていることそのものが
「奇跡」なんかもしれんなあ。









ED部門



















KUMAMIKO DANCING








民謡×ラップあるいは、まち×ナツの唱和がすんばらしい
ここでは「田舎コンプレックス」は見事に克服されているね
ナツはそもそも「熊」だからコンプレックスもへったくれもない
問題はまちなのね、彼女の「背伸び」を愛でるのが目的であって
「成長」が目的ではなかった気がする、本編はそこで躓いたかと。









過去の分はこちら↓に関連動画はリンクが切れちゃっているけど

2015年版

2014年版

2013年版

2012年版

2011年版

2010年版

2009年版

2008年版

2007年版

コメント (1)
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