意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

ゴブリンをスレイ(殺)しに行ったのよ (アニメ感想)

2018-12-27 13:57:37 | アニメ感想2018年・四季







となりの吸血鬼さん 第12話 巡る季節と吸血鬼 とまとめ △++








ソフィーちゃんの灯に対するせりふ
「トモダチ(共に歩む存在)だからだ」がすべてか
食うか食われるか、という関係はゴミ箱にポイポイだ。
「文化」が吸血鬼の無聊を託つ刺激と生命維持を提供する
ってのはありがたいことだわな、あとは確かに「友」ぐらいか
吸血鬼としての「弱点」が致命傷にならずに「笑い話」に
なっているってのは確かにコペルニクス的な回天かもしれんねえ
このおはなしにはそういう当邦における価値観のまったくの変換
吸血鬼っちゅう至上の怪物ですら取り込む「日常」が
実に強力に展開していたといえよう、当の吸血鬼本人が
喜々として受け入れているのだから、まことに強靱な支配といえよう。










アニマエール! 第12話 One for All, All for One とまとめ ○







ほかの競技者の応援もチアでやる、とかもう言うこと無いね
「競争しててもネガティブではない」とか帝愛の会長が聞いたら
激昂しそうではあるw
「エール」ということでいわゆる「裏方」的なネガティブな
意味合いがあるのだけど、まあそれがこんなにも見事に
花も実もあるハナシになってしまっているのが驚くねえ
性善説を信じるに足りる支え合いのうつくしさが
「チア」っちゅうカタチで完璧に着地してしまっているのだから
幸福としか言いようがないね、君たちがチアに出会えてしあわせなように
私もこの作品と君たちに出会えてしあわせだよ、本当に。










RELEASE THE SPYCE 第12話 ツキカゲは永遠に とまとめ △+







最後はこうエージェントものとしてエンタテインメントの責は
果たした感じで、そこはひと仕事って感じですわな
問題は「プライベート」としてこう「師匠⇔弟子」の関係を
消化しきれたかどうかってとこで、モモが言うとおり
もうちっと師匠に甘えていたかったような気もするわなあ。
まあ「仕事」を真面目にやってるぶん、どこか疎かになるのは確かで
「百合」がこう「箱庭」的な世界に護られている舞台でないと
なかなかこう浸れないのはあるかもしれないってのはある
こう命の掛かったハナシをしていると「子孫を残そうとする本能」てきに
性欲をあつかいがちで、それが百合っちゅう非生産的な行為にも
適応されるようなそんな感じで、慌てて花を愛でたような損をしたかと。











ゴールデンカムイ 第24話 呼応 とまとめ △++







「のっぺらぼう」っちゅう物語の焦点のあたる男との出会いと
そこで起こる戦闘と関係の爆発がこの物語の濃密さを顕しているかと。
どのキャラクターから見ても凄い見物になっていて、見る側の視点が混乱する。
と、同時にそれはこの戦闘(戦争か)の混沌を共有しているともいえよう
このおそるべきおはなしは「土方歳三」っちゅう希有なキャラクターを
「登場人物のひとり」という枠に据えることに成功していて
それは土方が背負っている「歴史」に応じるだけの質と量のハナシを
してきたということなのだろうということだ。
当作品はもう「これこれのオハナシ」っちゅう単純な域を超えて
何かこう得体の知れないばけものみたいなのの観察日記のような
そんな興奮と畏れを抱かざるをえないところにきているかとおもう
その化け物の穢らわしさと愛しさよ。










宇宙戦艦ティラミスII 第13話
BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PART II とまとめ △++







「地球を滅亡せんとする敵と、それまで敵だったやつらとの共闘」とか
ロボットアニメの最高潮を最低の方法でブチ壊しにする当作品のヤバさw
まあもうそれだけですね、それだけで十分だ。
この作品はもう「ロボットアニメ」っちゅう聖域をブチ壊すっていう
メソッドを見つけただけで偉大で最低な評価を得ることができたとおもう。
と、同時に自分が今まで培ってきたン十年のロボットアニメの「お約束」が
こんなしょうもないものだったのかというのを笑いながら視聴していた時の
爽快感と寂寥感のないまぜになった複雑なたのしみが当作品にはあったかと
でも15分の番組でよかったね、いろいろな意味でw










中間管理録トネガワ 第24話 終着 とまとめ △++







諸事情によりお見せできませんっ・・・







別にバラしてもよかったのにね「高層ビルで飛び降りさせてた」ってw
まあこのどう見ても容認できない「人殺し」を
視点を「帝愛」の側に変えるとそこには平凡な日常があって
僕ら「一般人」に手が届く境地と据わりのいいハナシがあるということに
まあ社会の複雑さを感じないでもないってのはあるわなあ。
「自分たち」の側から見ればえげつない行為にも「正当性」が発生する
というのをこの作品は徹底して、かつ見事に描いているとおもう
それに嫌悪をおぼえることもなく、変えようとすることもない
流される人たちのことを「凡人」というのだろう(ボクもそうだ)
「トネガワ」も「ハンチョウ」もそうだ、その雷同と安堵。























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じばくコマンド (アニメ感想)

2018-12-25 22:18:08 | アニメ感想2018年・四季





異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
第23話 北方三領邦会議之顛末 第24話 古都のエール とまとめ △++







トリアエズナマは地球を救う






「食」が「共通言語」として「交渉」を繋ぐ場として
仕事をするのはまあこういう食べ物ばなしでは見る画だね
相手を国力で「恫喝」しながらその味に魅了されるという
ある意味いつも「のぶ」がやっていることが到達する極かもしれん。
「地元のエール」が最後に送られるのは粋なはからいだね
こうやって異国の店が「なじむ」様が美しく描かれていたのが
当店の魅力のひとつだったとおもう、なにせ「ファンタジー」世界と
現実世界との隔たりを超えて絆をつくっているのだから
もはや「魔法」の領域に達しているといえよう
それが当邦の小酒場によって達成されていることにちょっとした
矜持をおぼえつつ、でもまあ最後に愚痴を言うと
「のぶ+」は蛇足そのものだわな、あれはフィットできてなかったかとw










ゾンビランドサガ 第12話
グッドモーニング アゲイン SAGA とまとめ △++








最後はものすごくまっとうな「アイドルもの」やってて
驚くやらなんやら。普通の生もののオンナノコだったら
大したハナシじゃないのだけど「ゾンビ」だからねえ
1クール視聴し続けて普通に見られるモノになったけど
基点はやっぱり「どん底」だわな、なにせ「死んで」いるのだから
しかしまあその「マイナス」なあり方がアニメを視聴する
うえでの実に適切な「刺激」になっているとおもう。
しかしまあそのサイテーな娘たちを踊らせる舞台が
「SAGA」とか、本当に今更だがよいのだろうかw
でもその「何もしないよりはマシ」で響く地獄の歌声が
こころに直に響いてくるのよな。









BANANA FISH 第24話 ライ麦畑でつかまえて とまとめ △+







みんなアッシュの穴を狙っているんだから困るわなあw
ここまで「世界の中心」になっちゃうと、笑うしかないね
これ当邦でやっちゃうとどうしてもスケールの小さいはなし
になっちゃうから、舞台が海外だったのが無難だったね
この「国の外なんだから無茶苦茶やってもいい」って
考え方も随分流行らなくなったおはなしで
昔の映画とか知ってる人には懐かしい味わいではある
爆弾と金塊に隣り合っている生活をしている男が
おにぎりみたいな安心感の英二に一番執着するとか
できすぎたハナシだな、これはドラッグにいかれることと
そう違いはあるまい。










SSSS.GRIDMAN 第12話 覚醒 とまとめ △++








もともとはン十年前の「特撮」がここまでさらっと
「アニメ」として受け入れられたのがまずは驚くべきことだわなあ。
深夜アニメの流儀、「とりあえずかわいいオンナノコだして
まったりしたハナシか殺しておけ」ってのをキチンと踏襲してる
で、ありながら「特撮」が好きな人が造っているっていう
感じもひしひし受けるという、裕太とグリッドマンのように
みごとに「融合」しているような一体感が当作品には
あったとおもう、これだけキレイに楽しめたのは多分
この世界が「箱物」のようなある種のドライな空間でできていた
からだとおもう、この「機械的」な世界観と過剰に湿ってる
「オンナノコ」がうまく対立して作品として盛りあがったかとおもう
そして「破壊神」としての責務を担わされた少女は
「現実」の世界に還っていったんだろう
年頃の少年少女の心はいつもこれぐらいの破壊と再生が行われていて
私のようなおっさんにはそれが懐かしく感じる、ちょうど
「電光超人グリッドマン」がやっていたころのはなしだ。










うちのメイドがウザすぎる! 
第12話 うちのメイドとこれからも とまとめ △++








つばめもみどりもヤスヒロも、周りの大人とトモダチが
みんないい人だねえ、これなら母親がいなくても救われるかと。
普段はミーシャが好きすぎて変態にしか見えない大人達が
肝心なときはちゃんと「大人」であるからこそ
ミーシャが「子供」をしていられるってのがあるわな
と、同時にミーシャちゃんが存分にその大人達と関わって
成長しているのが、なんかこう「親」のような気分になれて
心があったまるとこだ。仮構の作品に登場するような
すぐれた人間に囲まれて幸せな日々を少女が過ごす
それだけで充分に見物になるね、それは「現実」には
そうでばかりではないということの裏返しの寂しさなのかもしれないけど。

















コメント (2)
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イッシュウネ~ン (アニメ感想)

2018-12-18 21:44:29 | アニメ感想2018年・四季






ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 
第10話 缶コーヒー1本分の距離。/寒い日、あなたの香り。 △+







バックブリーカー、なんて荒技を






「怠惰」を司るだけあってアスタロトさんは仕事をしない
そのあたりは原典のあり方を汲んでいるとも
で、さっちゃんに折檻されて喜んでいるんだから、しょうがないねw
面白いのはこんだけ密着していて缶コーヒー1本分の距離が
詰められないままならなさがおおよそ「悪魔」らしからぬ矛盾か。
ベルさん寒いの苦手だろうねえ、一応「蠅の王」だしな
おっぱいが露出していたらいやらしいけど、布越しもいやらしいとか
一体どうすればいいのかw 元がいやらしいものが方向性を変えた
だけということなんだろうけど、こうやってミュリンを赤く
させた後、今度は閣下がマフラーにくるんでもらって赤くなるっちゅう
お互いにはずかしめ合う関係が、こそばゆい。










SSSS.GRIDMAN 第11話 決・戦 △+







最終話まぢかになって世界が「崩壊」するゾッってなるのが
特撮らしい、っちゅうかあまねく作品のあり方ですよね。
「変身前を襲う」とかいいタイミングでやってるね
当作品は特撮のエッセンスをうまーく1クールアニメの形式に
おとしこんでいるとおもう。
世界が崩壊していくなかで六花や裕太(グリッドマン)のように
「なにもない」キャラがただ「使命」を果たそうとするのが
強みになっているね、考え込んでいる側が損をしているようにみえる。
裕太が「グリッドマンそのもの」であることを想い出したように
アカネちゃんが「怪獣そのもの」として最終決戦に至る、という計算
「特撮のようなアニメ」っちゅうおもちゃ箱の最後の愉しい「遊び」だ。











となりの吸血鬼さん 第11話 風邪の季節 △++







定番の「看病回」だけど吸血鬼が看病する側だから
とんちんかんな行動がいとおしいね
あるいは「子供」が親の看病をせないけなくなった時のような
そういう視聴する側としては「おいしい」不安感だ。
「吸血鬼」はなんだかんだでなかなか死なないから
こういう「人間」の壊れやすさに触れていい感じに
「感傷」に浸れるのがキモで、当話もきちんとそれを踏まえているかと
そしてそれは視聴している僕たち普通の人間が自分たちが
「壊れ物」であることを想い出す機会になっている。










閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-
第10話 TWO HEARTS △(+)







前半は「忍道」で後半は「人道」を巡る戦い
雪泉ちんに主人公がシフトしているのはこのシリーズが
ながくなって「視点」が複雑になったからともいえよう。
と、こんな抜き差しならない状況でも「温泉会」を
ぶっこんでくるあたりは笑っておくとこだw
とはいえ当作品だと「お約束」でカタをつけるにはちょっと
乱暴すぎかもしれないね、というのもとりあえず「おっぱい」が
でてくりゃ主義も信条もどうでもいいっちゅう葛城姉のスタンスが
この作品の根っこのとこにあって、その執念には馬鹿馬鹿しさを
超えてある種の真理に到達してるのかもとおもわされないでもないからだ。











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ひきつった笑いで(誤魔化せ) アニメ感想

2018-12-14 22:42:25 | アニメ感想2018年・四季






アニマエール! 第10話 くつ下と夏合宿 △++







「おうえん部」やってる都合上他の部活動、特に体育系とも
関わりがあるのが「閉じて」ないかんじで、前向きだ。
このおはなし練習ちゃんとやってるんだよねえ、当たり前だけど
それは技量が足りなかったり、弱点があるからなんだけど
それを克服しようとする意思と、それを支えるトモダチがいるからで
この足腰のつよさはハンパではないわなあ
それにその努力がすぐに試される場がもうけられているのがおいしいね
「実力発揮の場」までのスパンの長さは1クールアニメとしても
しゃくの取り方のむずかしさだけど、このおはなしは自由に調整ができていて
やりたいことを自分と仲間たちで決めてやってのいてるたのしさがある。










ゴールデンカムイ 第22話 新月の夜に △++







「網走刑務所襲撃」とか一本ハナシがつくれますわなあ
(そして実際につくっとるが)
「内部工作」の時点で見物になっているね
進入に際して「なんか近くにいても違和感がない職業」に化ける基本。
「仕事」の前は鮭パーティーで楽しい時間なのに
いざ仕事をはじめるとトラブルあり裏切りありの辛い時間のギャップ
これは現実がつらいから宴会を愉しいものにしようとしてるからなのか
はたまたって感じ、土方さんが杉本達を捨て駒にしたのはこういう
「万が一」の事態に備えておったからで、まあ自分たちもかつて
そういう「捨て駒」にされたことがある人間の判断らしいとはいえよう
シビアだけど。









転生したらスライムだった件 第11話 ガビル参上! △+







ゴブ太大活躍の回っちゅうとこで、まあリムルさんが
出張らなくてすむなら、っておはなしやね
この「主人公が異世界無双をしなくていい」ってのが
このおはなしのキモで、同時に「日常」を保証しているというか
まあいろいろとこまごまとした事にたのしみを見いだせるというとこだ
リムルさん自身がチートキャラでまわりの連中も力がついてきて
っていう地盤の強さがこのおはなしがのんびりとしている様相にみえる
ための要諦なんだろうかと、同時にそれを破壊せんと「敵」も
20万とかくりだしてきているみたいだけどね
さてどうしますかね勇斗どの、って作品が違うw










ゾンビランドサガ 第11話 世界にひとつだけのSAGA △+







「もってない女」っていまさらですわなあw
でもこのテンションだけでやってきたおはなしとしては
最後にぶつかるハードルとしては悪くないかもね
なにせ「死んで」いるのだから、これ以上ツイてないこともない。
現実のしがらみから逃れてただ「憧れ」だけでアイドルやってきた
さくらちゃんが「何もない」ってことを思い出して
今度は精神的に「死ぬ」とかロックしてるよなあ、この作品。









からくりサーカス 第10話 フランシーヌ △+






銀と金






「錬金術師」がこの世のうたかたと交わろうとしたら
まあ大概はロクなことになりませんわなあ
「科学者」もそうだけど「現実」に用いるのは慎重に慎重を
重ねた上でやっておいたほうがいいだろうねえ。
この「人間やめる・やめない」を巡ってギリギリの状況を
いったりきたりするのが当作品の持ち味ではあろう
特筆なのがこういうヤバいことが主人公を含む「特別」な
人間だけにおきるのではなくてそれまで何の関係も無く
平穏に生きてきた人たちにもあまねく容赦なく降りかかるとこで
それが僕たち平和ボケした人間にもちょっと「ささる」感じがする。









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ハイハイ牢屋ですね (アニメ感想)

2018-12-11 22:11:18 | アニメ感想2018年・四季







異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
第19話 女傭兵 と 第20話 トリアエズナマの秘密(前編) △+







「好みのタイプは自分より強い男」とか前世紀的な嗜好すよね
でも「この世界」ならアリアリですわな「収入」とか「地位」
とかじゃなければ結局ちょっとしたとこで伴侶を決めても、となる。
告白しようとした相手がちょっとした差で別の相手とくっつく
とか女傭兵さんには想像もしてなかったんやろねえ、そしてそういう
甘い夢をみていた自分に気づいて笑ってしまう、というくだりがよい
今回は「ロケーション」として「のぶ」がよい場所を提供していたね
こういうことも当然できるわな、「店舗消滅の危機」とかお約束だけど
「調子のよい商売をしているとからんでくる輩がでてくる」っちゅう
ビターなリアルさを感じさせないでもない。「飲食店」っちゅう
現実に「存在する」ものを題材にしているから納得もいくとこではある。










火ノ丸相撲 第10話 譲れない気持ち △++







団体戦の後すぐ個人戦に切り替わるのがまあ当然だけど
こう「なれあいの空気」ってのを振り払う必要があるわな
ケガをさせてみるのは定番で、またこれは「リアル」な展開も保証する
火の丸っちゅう「ガチ勢」がいることで、うまく消化してるね
と同時に「相撲」っちゅう最近は評判も芳しくない題材に
少年誌的実直さと勢いをもたらしているかと。
千比路も小関も火の丸に併せてちゃんと力がついているのが
実際に戦ってみれば瞭然で、「格闘技」なのに選手の「心の声」が
聞こえてくるぐらいの時間的余裕があるのが「相撲」っちゅう競技で
特に土俵際での寄った残ったは言いたいことを全部吐露できる絶好の
展開ではあったろうね、もちろん「勝負」としての真剣さも伴いながら、だ。










青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
第10話 コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん △++








毎回「思春期の弱点持ちの女の子」がでてくる当話だけど
今回はJCなんで、弱点だらけで、青くて、ってなかんじだわな
「妹」っちゅうこともあって麻衣さんが縦横無尽の活躍しとるね
こりゃあのどかがコンプレックスを抱いてもおかしくはないわけで
いちおう彼氏の咲太としては「全く別方向の人間」として
一緒にいるってことを見せねばならんわな(そして成功してる)
「箱」に母ちゃんが最前列で来ている画は異常だわな
そして親子の情はそんなものものともしないってのも理解できる
ってなかんじで相変わらずキャラたってる、ハナシうまい
ロケーションばっちりと三拍子そろった当話だ
そして今回の騒動が決着してもまた新しい騒動の種を巻くあたりも
なんかこう今時流行で無い決まりの良さだ。










ソードアート・オンライン アリシゼーション
第10話  禁忌目録 △+








「貴族」がまったくの悪役になっちまってるのが当邦の
「イメージ」どおりというか、こんなに貴族に嫌悪感をもっているのって
フランス革命当時のフランスぐらいじゃないのかw
まあ今回のちんぴら貴族は文句のつけようがない小悪党すよね
七つの大罪のうち3つか4つかぐらいに抵触してそうではある
そいつらが手を切断されて泣き叫びながらいろいろと情報を吐いてたね
天命が譲渡できるとかどうとか、この「略奪」と「譲渡」を
巡ってスッキリと世界が「二分」されてるのが「おとぎばなし」
っぽいアトモスピアーになっとるの。










ゴブリンスレイヤー 第10話 まどろみの中で △+







「平和の味」のとこで、「傍流」をつらぬいている当作品でも
逆にやっておきたい展開ではあるねえ。
フルフェイスを外して見る世界はいかに映ったのやら
いつの間にかきれいどころが周りを囲んでるのが何というかw
結局主流であろうと傍流であろうと「女の子」がでてくりゃ
何とかなるのが強みで、弱みで、理なんだろうか
ましてやそいつが獣(けだもの)どもにでも襲われてりゃ―










うちのメイドがウザすぎる! 
第10話 うちのメイドとヤスヒロと △++







ミーシャちゃんが「連れ子」ってのが判明
まあなんとなくそうかもなーとは思えてるけど
ぶっちゃけ男どもは実の子だろうが連れ子だろうが
あまり関係ないというか、逆に自分の嗜好と器量が問われる。
メイドもほぼ完璧だけどヤスヒロも「パパ」として
充分にできすぎてるねえ、まあでもそれだと却って
こう距離が縮まらないかもしれないけどね、まあちょっとずつだ
「熊」に襲われるとか都会の人にはギャグで
田舎の人には「あるある」なのが、こう差異ってやつだわな
ミーシャ(小熊)が大人の熊に襲われて、それを別の
ゴリラみたいな大人の女に守られるってのはなかなか
意義深い画だったとおもうね、熊もやばいやつ相手に
呆れて帰ってしまったけどここまで突出した「変態」だと
何かに届いているってことなのかもしれないねえ。





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うんこ大好きうんこ丸 (アニメ感想)

2018-12-04 22:29:47 | アニメ感想2018年・四季






やがて君になる 第9話 位置について/号砲は聞こえない △+






Go for win






生徒会役員としてもトモダチとしても
小糸ちゃんソツがないですよねえ、こういう妹が欲しい。
まあ逆にいえば「無茶もしない」というわけで
そういう自分が好きだったり、キライだったりで
でもこうやってハナシがキチンと成立してるのが
なんかこう深夜アニメにあるまじき(失礼)端正さというか
綺麗すぎてなんかこう汚れちまった私みたいな
おじさんにはいささか堪えるものがあるなあ
口直しに「色あす」でも見るか(爆









SSSS.GRIDMAN 第9話 夢・想 △+







「精神攻撃回」だ、で、寸稼ぎの回
六花の母ちゃんのなげやりな造形ぶりがこう
「めんどくさい設定」みたいなぞんざいさで
茜ちゃんらしいわな、怪獣>人間だもんね。
裕太が「使命だから」で同盟のトモダチともども
幻想世界から脱出するのがまあこの「造られたセカイ」
における唯一のモチベーションの強さ、っちゅうか単純さが
このおはなしをややこしくしないでいるとおもう
と、同時にそうなれない少女は「破壊」を求めているわけで
これなら「神」を名乗る資格もあるともおもわされるね
その粗暴さと無邪気さにおいて、だけど。










となりの吸血鬼さん 第9話 吸血鬼VSヴァンパイアハンター △+







どうしよう、全く戦う気がねえぞw
まあハンターのほうも動機がいまいち燃えないというか
でも「ずっと老体のまま生きる」ってのも辛いかもしれん
ソフィーとエリーが一緒になれば秘匿できるわけもなく
吸血鬼設定がこれでもかってぐらいモフモフになってるねえ
まあ一番意外だったのは灯が裸を見られるのを恥ずかしがる
羞恥心があった、というところだけどw









RELEASE THE SPYCE 第9話 ディスティニー・サークル △+







「おねえさまのおねえさま」じゃなくて「師匠の師匠」とかやると
「伝統」って感じがして、重みが増しますわな。
ともすると放置して師弟関係をウェットにするとこだけど
キチンと想いを語ることで齟齬を解消してかつハナシがいっこ
つくれるのがこう「ストーリア」ってなかんじ、よいね。
と、同時にこの雪と長穂の過去話は
「本当は」こういう「切った張った」的なハナシが
やりたかったんじゃないか、ともおもわされるわけで
「忍者」っちゅう非情が基本の仕事で「百合」のように愛でるのが
仕事の花が風に耐えている、ような印象をうける。









宇宙戦艦ティラミスII 第10話 ON THE OTHER SIDE OF THE STONE MONUMENT
/DICTATOR CADILLAC △++!








「はま寿司」いっているのと、帰宅したおっさんが冷蔵庫のナシを
食べているだけでなんでこんなに面白いんだw
まあさっきまで妄想みたいな戦争のプロパガンダ吐いてて
家に帰ったら嫁は同窓会、冷蔵庫には材料が無い
スクラッチくじは500円のあたりとか、「シャアの日常」やなw
うまいのはこうやって「日常性」がいきすぎるとまたちょっと
「ロボットもの」の方に方向をちょっと戻すとこなのよね
スクラッチくじを削るのになんちゃら能力を使用するのが、らしいね
あるいはこれこそが「NT」がたどり着くべき境地なのかもしれん
んなわけないかw












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主人公は銃を持ったオヤジ、ヒロインはゴリラ (アニメ感想)

2018-12-01 23:48:43 | アニメ感想2018年・四季





ゴールデンカムイ 第20話 青い眼 △++







相撲だ、相撲を取るんだ!






こんな地獄絵図を電波にのっけてええんか(褒め言葉)
まあオスとしては優秀な連中が金塊目指してギラギラしてるからね
ラッコパワー抜きにしても、こう、ウホッっとなるかもしれんw
うまいのはこの乱痴気騒ぎの後に谷垣とインカラさんがもう一戦してるとこだ
おふざけと真面目なとこがチタタプしてて、非常に複雑な味わい
まあ、旅をともにしながら護衛している男に何も感じない女は
そういないわなあ、と同時にインカラさんもアシリパさんと
同じ歳の頃にアシリパの親父さんと旅をしていたという因縁
顔や体中に傷がついている男との旅の再演。









中間管理録トネガワ 第21話 中傷 △+






帝愛絶対ぶっ殺すマン






いやあ、帝愛の場合は「中傷」ではなく単なる事実ではw
こうやってtwitterでがんばったり「火消し」に汲々としてると
「普通の企業」に思えるから不思議ですわな
数えるのもばからしくなるぐらいの人間を地獄に堕としてるのにねえ
ああ、こうやって利根川さんやハンチョーの「日常」を描くことで
間接的に「帝愛」のイメージアップをはかっているのかもしれん。









からくりサーカス 第8話 一瞬の始まりと終わり △+






藤田さんも荒木さんばりに乗り物を壊すのが好きよなw
しかしまあこのひどい状況が「少年誌」的な「一般人は傷つけない」的な
「なあなあ」を突破させるのは事実でもあろう、と同時に
「人形遣い」っちゅう裏でコソコソやって自分は傷つかない
ような設定がありながら容赦なく痛めつける状況も作り出している。
しかしまあ鳴海もギイも「いい男」よなあ、この熱い血の通った
漢どもを見ているだけでもハナシがあっという間に進んでいくね
そしてたどり着くのは「感動の再会」だ、この手垢まみれの状況も
飛行機を墜落させてっちゅう課程なら、許せるだろう
この大仰さにちょっと苦笑いしながら。









メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-
第8話 歌楽壇の王と鳥籠のディーヴァ(前編) △+






まあ「こういうおはなし」をやっているのなら「ミュージカル回」
ってのにチャレンジしたくなるのは確かだわな。
「かつての約束」「声を奪われたディーヴァ」「入れ替わり」とか
相変わらず複数の視点があって「こういうおはなし」ではあっても
「ありがちなおはなし」にしようとしないのは志があるものだ。
ユウくんが「癒やし」の力を使う機会があまりないのが逆にいいかもね
あんでもかんでも出張ると嫌気があるし、なにより
「自分で勝手に自分を救う」っていうきまりのいいおとし方に
もっていきたいからね、この「少しの助力」で事が丸く収まるのが
「ストーリア」のよいところだろう。











とある魔術の禁書目録III 第9話 聖母崇拝 △+







見ようによっては、神に近いもの(天使・聖人)を「普通の人々」が
協力して槍で突いて処刑している図、とも見え
そう考えると「ラノベの主人公(とその味方)だから」で
無茶苦茶なことをやっている気はしますわなあ
なんか西方のやんごとない人を半殺しにしてるし
たしかに「ぶち壊す」ってことに関しては相当やってきたね
つまりは「西洋文明」っちゅうン千年もかけて積み上げられてきた
宗教だの倫理だの科学だの魔術だのの大系が無知無謀な当方の「少年」の
右手一つで破壊される快感ってのが当作品にはあるかもしれん。













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