意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2013年・三季アニメのまとめ

2013-10-17 20:07:05 | アニメ感想(2013年・三季)





印象に残ったとこ













サーバント×サービスより





















そうとしか言いようが無いw
視聴者の大半の心が一つになった瞬間かと
長谷部がいっておったとおり「怒られるのが仕事」とはいえ
やっぱり怒られるのはイヤだよなあ、そのあたりの
「言っていることとやっていることの乖離」をサバサーは
「楽しんでいる」よなあ













神のみぞ知るセカイ 女神篇 より






















とりあえずライブシーンを出しておけの法則に則ってな
ここは「失恋」した状況ってのを理解しておけばよい
ライブシーンなのに男はその場にいないというのが泣ける
いや、どの面さげて出てこられるんだって話だけど
演出とハナシがガッチリ組み合わさって悲しいまでに清々しい













進撃の巨人 より


















ここまでやって最後にこれかいw
「名シーン」っていうとどこかしこもになるしな
随所随所で笑わせてもらったよねえ
「笑いの空間」を創りだして笑わせるのでなく
強力に存在する世界観のキャラクターの言行だからこそ
ちょっとしたことでも可笑しいのかと













声優部門







男性部門







鈴木達央(たつひさ)さん
(橘真琴・長谷部豊など)








真面目なキャラも不真面目なキャラもそつなくやるね
長谷部とかゆる~っとしてるけど不愉快で無い感じがある
でもそこがまた何でもできて腹がたったりしてなw









女性部門








井上麻里奈さん
(夏野霧姫・アルミン)








夏野は手持ちの「黒髪どSキャラ」でそっからアルミンを想像出来る人が
どれぐらいいようか。ヒーリング的な感じで無くてはっきりとモノを言う
印象がついてるね、そのなんとも凛々しいこと。
いっぽうで「もじもじ」とすることを演じた時も強力だったり。













OP・ED部門




















träumerei
(幻影ヲ駆ケル太陽OP)









トロイメライ(夢)っちゅうタイトルなのに曖昧模糊とした歌ではあらじ
むしろその甘い夢まで何かが侵攻してくるから立ち向かうって印象か
LISAさんって何かと「夢」を醒ます歌をうたっている気がするね
「子守歌」ならぬ「子醒歌」といったところか。




















私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!OP)







酷い歌詞だw ぼそぼそっとやるとことデス声でやるとこのギャップがまあ
なんというか「距離感のつかめなさ」をうまーく表現しているというか、そんな感じ
























紅蓮の弓矢
(進撃の巨人前期OP)








「疾走感」というかもう置いてきぼりにせんばかり
決して見ている側に「優しくない」そういう世界観が覗える
でも今年はたくさんの人が「巨人」を追っかけたよなあ
逃げるから追いかけるのか、それとも追いかけるから逃げるのか、謎だ





















美しき残酷な世界
(進撃の巨人前期ED)






この曲がかかるまでに大概アドレナリンが分泌されているから前半部分は癒やされるのよね
ただ後半部分は充分痛切かつ美しく歌い上げているかと。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康のため1日3本以上のアニメの視聴はお控え下さい (アニメ感想)

2013-10-08 20:18:44 | アニメ感想(2013年・三季)







サーバント×サービス 
第13話「これで良し 明日につなぐ 楽しい職場」 とまとめ △++








私にできること







いちおう「社会」を扱う上で「できること」と「できないこと」があるね
社会派だったらその線上(戦場)をいったりきたりするワケだけど
ま、でもサバサーで扱っているのは「人間関係」に関することだよね
仕事に関しちゃ方向性が違うだろうし、お役所だからね、「できません」で済む。
長谷部の親父も多分普段は仕事が「できる」方だったのだろうけど
自分の子供が心配で他人とはいえこれから生まれてくる
子供への配慮がおざなりなったりしてるし
まー親心なんだろねえ、でもちょっと因縁が生まれている
この作品はそのあたりの人が「うまくできない」部分で勝負してるってとこがある
それってある種「四コマ漫画」における当邦の伝統芸能的な態度かもしれないね
抽象度の高いキャラクターに失敗させて「アハハ」って笑ってもらうという
「課長」なんかモロそういう役どころではある
ルーシーなんかもようある「恋愛初心者」的なポジだしな
茅野愛衣さんってそういういわけない女の娘ってのをよう担当してるよな
声が響くけど不愉快になる甲高さを取り除いているような、そんな印象













とある科学の超電磁砲S 第24話  Eternal Party とまとめ △+








「妹達事件」が「夜」の事件だったとすると
後半部は「昼」の案件だったのかもねえ、「闇」と「光」でもいいけど
うしろめたいからこっそり片付けたことと、迷いがないから全面公開でカタづけたこと
全面公開だから出番が無かった人達でも何でも出してもよい、何でもアリとなる
その分その相手をする人達は「無個性」になるけどね(サイレントパーティーとはよう言った)
ただこれができるのはやっぱ前半部分の「闇」が深かったからこそだと思う
最終話で百花斉放している花達の下には「妹達」の死体が埋まっている、と。
別に責めているわけではないのね、両方(魔術と科学)とも愉しめるのはうれしいことではある
ただ、こんだけ「科学」の側を便利なザコキャラ扱いしてると流石に真面目に
「科学」の発展に真面目に勤しんでいる人達からすれば「能力者」に恨みをもつのも
無理からぬことではあるなあ、という気はするね
「人体実験」とか科学者の倫理的底辺までいったのだから今度は
「科学」が誰かを救ってもいいかもしらんね、え、そんな理系的展開はウケないって?
そうかもしれませんなあ。















Free! 第12話 遥かなるフリー!とまとめ △+









「個人競技」と「団体競技」ってのがありますよね
農耕民族の日本人にウケがいいのは後者のほうだけれども
そういう意味では「水泳」っていうどっちともとれる競技はその妥協的なとこと
しては申し分ないか、水泳の団体でメダルもとってて、タイミングもいい。
水泳のシーンはやっぱ凄くて、ここだけで視聴する価値は充分にある
京都アニメーションも妄想戦闘シーンとか推理シーンとかばっかやるのに飽きたのかもなあ
細かく言うと対戦のように相手ありきではなくて何か悟りを開くために修行しているような印象
そういうある種「自分達だけよければ良い」というワガママさがいかにもって感じで
ま、視聴しているこっちの側も試合の時と凛ちゃんとか怜が真面目に話している時以外の
シーンはかなりテケトーに視聴していたからね、珠にはそういうサッパリした関係で
アニメに関わるのもいいかもなあ、と思った。「Free!」だしな。













たまゆら~もあぐれっしぶ~
第12話 そして…旅立ちの季節、なので とまとめなので ○








「間に」合う







ぶっちゃけると「思いでの写真」とか苦手なんですよね、私
人の写真なら記憶を共有してないから何とも言い難いし
自分のでもその時のことがどうにも上手く思い出せないことが多く、困る
花とか動物とか赤ちゃんとかみんながほっこりする写真も「ですよねー」としか言えないし
ぽっての言うところの「人と人を繋ぐ写真」ってのもそういう類いの写真の印象があるから
何て言ってるとかなえ先輩に怒られそうだけどね
「妙な構図」とか「おっぱい」とかその場が良ければいいやとかに逃げがちな私です。
「写真」っていう瞬間を切り取るものを主題にあつかっていながら当作品は
何となく「繋がっている」感がしっかりあるよね、それは竹原の街であったり
友達であったり、あるいはお父さんとのことであったり
そうやっていろんなことが積み重なって溢れだしてくるものを
「写真」で拾っているという感じかねえ
そういう「愛おしい世界」を描き出す努力に頭が下がるよね、凄い努力と技術のはず
凄いから逆に見えにくいというやつだ
そしてその世界は「セカイ系」によくある「停止」しているものではなく
ゆっくりでも確実に「進んでいる」ものを描きだせているとおもう。
まあここまで抱擁感と全体感がある世界を描けるってことそのものが
ずーっとアニメーションをがんばって続けていたからこそ出来ることなのかもね
毎週ン十本と作品を「消耗」しているご時世でこういう作品がぽっと出てくることが
たまゆらの幸運なんかもしれない。















進撃の巨人 第25話 「壁 -ストヘス区急襲 3-」 とまとめ ○+








オレ達の戦いはこれからだ!







すっかり形骸化した↑のフレーズが「生きている」というおそろしいギャグですね
いろいろ「たてまえ」になってしまったモノがこの残酷な世界では蘇りますよね
暴力は禁止とか残酷なシーンは禁止とか主要キャラは死なないとか
そういう「お約束」にことごとく叛逆している、しかもそれを巫山戯てやってるのでなく
真剣にやっていること、そう「真剣にやっている」ってこと自体が
いちばんの「叛逆」なのかもしれない。
真剣にやっているからしぜんその物語の展開と内容は「最速」となり
「最速」の世界は「死」も最速で誰にも平等に訪れる、と
それは「商業」の名の下に生かさず殺さずダラダラ話を続けている今の少年誌が捨ててしまった
かつてあった「物を語ること」のスピリットそのものなのかもね
ま、でも、こんだけ流行れば他の人等も「部活」でゆるっとするより「壁を壊そう!」
ってなるかもしれん、それはそれで安易な考えだけど(特に実写化は勘弁)
そういう人達が「(進撃の)巨人と戦うんだ!」ってことを覚悟するのならばあるいはそれも
いいのかもしれないね、もうこの作品は「この雑誌の結構面白いやつ」って領分をとっくに超えている
そういう事態を「進撃の巨人アニメーション」は存分に真剣にとりあつかっていたと思う。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妹彼女幼なじみ可愛勇者俺脳内選択肢邪魔学園ラブコメ全力阻止青春間違お前等悪就職決意 (アニメ感想)

2013-10-05 21:07:31 | アニメ感想(2013年・三季)






ロウきゅーぶ!SS 第12話「智花(キミ)がいるだけで」 とまとめ △(+)








世界にひとつだけの花






あれだねえ最初は実力・資格ともに「公式戦」すら望めなかったのだから
それがここまでこられただけでも達成感はあるな
「小学生は最高だぜ!」とか「それが言いたかっただけだろ!」って思っていたけど
ちゃんと責任を取ってここまで持ってきてくれたのはえらいとおもう。
ぴかぴか妖精達がコートを舞う姿はアニメにする功徳が充分あったかと(風呂のシーンもあるしなw)
こうやって考えると「何かが始まるハナシ」として「小学生」を用いていたのは
実に都合がよかった気がするね、「高校生」とかが失敗するのはかまわないのだけど
「何かを始める」にはノンキすぎる気もするからね、あと「風呂」に(r
そんな感じで慧心のバスケスタイルらしく、前期まで含んで実に行き届いたおはなしだった思う。
ややもすると「小学生は最高だぜ!」のフレーズに引っ張られてしまうけど
終わってみると実に礼儀正しいおはなしだった、それゆえにココロに残らないともいえるけど
もしかするとそうふるまうことによって「幼女趣味」に対する非難をかわす為の処置だったの
かもしれないね、まあ考えすぎか。












幻影ヲ駆ケル太陽 第13話 「太陽の微笑み」 とまとめ △+








沈まぬ太陽







あかりも含めて4人の娘がキチンと試練をクリアして次の試練に望む姿が美しかったかね
その試練が女の娘のキャラクターをあぶり出しにするという基本的なしかけ。
試練を重ねて一番最初のうやむやだった案件にケリをつける清々しさがよい
こういう抽象度の高い女の娘の方が「ストーリー」を動かしやすいのかもねえ
あと世界観を掻き回すクリーチャーにやたら労力を払わなくていいのも利点かもな
かねがね思っていたことだけど「タロットカード」ってなんか気色悪いやつのほうが
霊的な力が籠もっていそうな気がしていたのだけど、この作品をみてその理由がはっきり分かった
「陰」と「陽」の関係性みたいなものなのね、あれって
この作品も女の娘の画が両面性を有していた気がする、「まどマギ」も同じ傾向だった
この物語も僕らがさんざ愛でている「少女」が何と接しているかを暴き立てて
そしてその上でそれを乗り越えていける強さがあることを存分に示してくれたかと
最後の女の娘が仲良く寄り添っている画で救われない世界はないだろうねえ。















ファンタジスタドール 第12話 「希望うきうき みんなきらきら」 とまとめ △+









あなただけ見つめてる








思うのだけど1枚のカードの機能が限定されているカードゲームって一つのカードやデッキに拘らずに
周りの状況に応じてそれらを変化させて、その上でデッキ構築やプレイで
最善のを選択できる人が強いって気がするのですね
それに対してアニメとか漫画のカードゲームの主人公ってたいがい頑なにおんなじカードしか使わない印象
「このカードは誰にも渡せない!」って感じで、個人的にはあれって2流の考え方だと思うのですね
私がこの手の作品が好きになれない理由のひとつです。
「ファンタジスタドール」は「カード」が拡張性が高くて「交換」が損なわけね
だから自然とカード(ドール)に愛着がわくしもし「奪取」されたら被害がデカい
今回はあんまりなかったけどもし取った取られたをもっとやってたら見ててつらかったに違いない
ただ「友愛・固執」が明らかに「得」な状況で果たして真の「友愛。愛情」が描けうるのか、それはかなり困難なこととおもう。
まあ、女の娘やドールがかなりぴかぴかでもふもふなセカイだったからね、あんまし野暮をいうのもはばかられる
「ちょっと特別なお友達とのちょっと特別な日々」、それで充分なのもしれないねえ
カードゲームにちょっとハマった人間のヒネた意見でそれが壊せるわけもないか。













神のみぞ知るセカイ 女神篇 第12話 「初めて恋をした記憶」 とまとめ △++








ただ泣きたくなるの







「女神」とか「再攻略」とかゲーム的側面を強くしながらその裏で
「何の関係も無い」あゆみとの「リアルな」あれやこれやが、痛切。
そう、神にーさまが唾棄している「現実」なんだろね。これが
フラグもイベントも無しにただ側にいるだけでいつの間にか何となく好きになっている、という
そのあたりのことをエルシィまでハブいて徹底してやったのに頭が下がる。
そしてそういうフラグもイベントも無いハナシこそが一番「記憶」に残るのだよね
神にーさまやあゆみが傷ついて、そして僕らの脳裏には記憶が刻まれる
バッドエンドもグッドエンドも無いけれど記憶だけは残ってく
ゲームみたいに女の娘を口説くおはなしにそうでない娘がいたって記憶
その娘がとても綺麗な涙を流していた記憶

































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友達を削除しました (アニメ感想)

2013-10-02 18:39:09 | アニメ感想(2013年・三季)







きんいろモザイク 第12話  きんいろのとき △++







ゴールデンタイム






いやーなんでしょうなあ、言うことが思い浮かばんw
時々に応じて楽しい空気に浸ればそれでじゅうぶんなんだよね
ま、しいて言えば一番最初のアリスとシノの出会いのところとアリスが「がーん」ってなる所か
アリスとあややがココロ穏やかでないときがちょっとしたドラマになってるのね
いわゆる「最小単位のドラマ」ってやつかね、それであとはぶっちゃけふつーの毎日がのっかるわけだ。
「ミュージカル」とかシノが普段どういうことを考えて生きているかがうかがえるねえw
ま、そういう「あらぬ空想」に浸るって大人になってせわしくなくなるとなかなか
そういう機会も創れなくなるからね、そういう気分を少しでも思い出せたら
それだけで事は成っている、のだとおもう。
「金髪」っていう日本人にとってはそれだけで強力な「記号」を十二分に
「ほんわかまいにち」ってフォーマットに落とし込めたのではないか、と。













ハイスクールD×D NEW 第12話「二天龍、激突!」 とまとめ








なんか「日笠陽子さんのキャラはへたれる法則」が今期は大活躍だったようなな
ま、堕ちていく様を見るっていう愉しみがあるわけで、ケケケ。
いやね、動機が「おっぱい」でも別にいいのよね、エラい心理学者も動機は全部
「おっぱい」みたいなもんだとか言っていたような気もするし(適当)
ただそこに「仲間」とか「家族」とかでてくると「うっさい」気がするのよね
多分イッセーがフェイバリットであろう某「孫悟空」が主人公の漫画って
皮肉にも「友情」「努力」「勝利」って要素よりも突き抜けた戦闘に対する「無邪気」さこそが
その漫画の魅力になっていたと個人的には思うわけで(勿論飛び抜けた表現力もある)
「アザゼルさん」とか師匠面して場を繋ぐのが出てきている時点で
リビドーが弱まっているって感じるわけで、まあ修行が足りないとおもう。
あとは「おっぱい」もいいけどそれをカタチづくっている本人に対する愛情が
今期はあんまし掘り下げられなかったのがあるな、部長にしろアーシアにしろ他の部員にしろ
ハナシに勃起できない状態で一生懸命勃たせようとしているような、そんな印象だった
人は、もとい悪魔はおっぱいのみに生くるにあらず、といったところ。














ステラ女学院高等科C3部 第13話  歩兵ハ戦ノ女王タレ。 とまとめ △










後半は特にそうだったけど「ああ、せんでもいいことしてるなあ」っていつも思っていた
「ビギナー」から先のおはなしをしていたのね、大概のおはなしは「ビギナーの楽しさ」に終始してる中で
それは有為な行為だったと言えなくも無いわけだけど、だったら「初心者には無いたのしみ」ってのを
提示するのが「仕事」ってものだろうと思うけど、そこまで余力が残っていなかったような気がする。
というか1クールで「発見→成長→増長→挫折→回復」を成し遂げるってえれー困難な形式だよな
といつも思う、だからもうみんなそれをやらなくなったのだろうけど
それに「部活モノ」が巻き込まれちゃったようなな。最後の一歩手前の部内バトルみたく
もっと「Free」にやってもいいのだと外野は思うのね、ムリにはなしをつくらずにさ。












ローゼンメイデン 第13話「わすれないで」 とまとめ △+








僕を助けに来たのは過去のぼくだった







なんかSF的無間地獄って感じだけどね
そこにもともとのハナシのややこしさとあるいは商業的延命措置ががんじがらめになって
こういうもどかしいオハナシが現前したのかもしれないと視聴を終えておもった。
「忘れないで」と念を押しているのは「忘れてしまうかもしれない」という不安があるからで
そういえばこの物語の動機ってのは最初から「不安」に依るものだったような気はする。
そこを「人形」で埋めるようとすると今度はその人形も「不安」をかかえているようなパラドックス
そういう暗鬱な気分がいつもこの物語を支配しているような、そういうおはなし
「めぐ」とか一番分かり易いか、彼女こそ言葉そのままに「延命」を受けているものね
とまあこんな感じで書いてるとなんか「ダメ出し」をしているように見えるけど
そういう気分でハナシを続けててもまあいいか、とか最近は思うようになった
要は愛らしい人形と共にあるっていうただそれだけのハナシなんだからって感じで
アニメーションが持っている「ずんずん進む感」ってのに期待しすぎていただけのことでさ
ただ、その伸張感が無いおはなしの「維持」ってのもそれはそれで困難があるのだろうけども。














戦姫絶唱シンフォギアG 第13話 遥か彼方、星が音楽となった…かの日 とまとめ △+









「みんなの力を俺に貸してくれ!」的ラストだとそれまでの視聴者の好感度が
問われるから、ギャンブルだよねえ。「裁定してくれ」ってことか
なんというかこの世界の一般ピープルって守るのに値するのかね
何かゴミクズのように扱っていた気がする。
アイドルっつっても「みんな、わたしの歌を聴いて!」ってタイプもあれば
「私の歌を聴けぇぇー!」ってタイプのもあるわけで
シンフォギアがどっちを志向しているかってのはまあ後者だよねえ、と
何せ「戦闘行為」の最中にさえそれを手放さない頑なさなんだからさ。
だからまあ完全燃焼ガールズにはしかるべき試練を与えればそれで充分なワケで
(あの英雄願望メガネがそれに相応しい試練をこしられてくれたかは疑問があるけど)
「興業」でもないんだから「みんなの応援」なんて必要としていないとおもう。
そんな感じで、結構ワガママな感じのハナシではあった印象ではある
別にそれはそれでかまわないのだけど、なんというか「ミュージッククリップ」的
手放し加減が「手を繋ぐ」ことを目的にした作品にそぐわしいかどうか
ま、素直にダマされれりゃいいのだけどね、クリスちゃんにさ。













恋愛ラボ 第13話  その手を重ねて とまとめ △++







乙女の秘密






最初はマキの「秘密」を覗いてからハナシが始まったのよね
そして〆はリコが「秘密」を告白、と
そういう第三者からみたらほほえましいことも当人にとっては
まあ大事なワケで、そういう「羞恥」を軸にしているのが
少女漫画に基本的な視点とでもいおうかそれが守られている
「~研究」(ラボ)とかなんか「変なことやってる人等」って印象があるよね
ちょうど「集団」の嫌な面がギリギリなさそうなぐらいの集まり、そう「部」と一緒
そんな感じでこのオハナシには「嫌」なところがいっぺんも無かった気がする
「嫌」なトコロが無いってことはそこにいる人間が信じられるってことで
そういう環境こそが宝ではあるわなあ、がんばってお嬢様学校に入った甲斐があるわけで
ヤンに感謝しておけってハナシではあるな、まーリコのまわりには
リコの弱点を補ってくれる人がいっぱいいるね
「弱み」があることが+になるのを見ていられるしあわせが一杯だった。













ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation
第13話  さよなら絶望学園 △(+)









「ロンパ」すればいいのだから必ずしも探偵のマネゴトを
する必要はないわけだ、どっちかというとこっちの方がお似合いな気がする
協力するべき仲間の中に「犯人」がいるというムジュンをどうにかするのが
密室殺人ゲームのキモだろうけど、流石にそれを楽しめるほどに
アニメでは時間的余裕が無かったかもしれないなあ
「ゲーム」としての楽しみの逼迫感ではなくてアニメーションの寸の問題で
いろいろいいところが失われている感じか
まあ別に「販売促進」としては「足りない」ことも是認されうるけど
「推理モノ」として犯人がネタばれするのってかなり大きなマイナスではあるな
「2」をやるような最後のヒキだったけどビミョウなとこだ。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本全土「聖地」巡礼計画 (アニメ感想)

2013-09-26 16:33:51 | アニメ感想(2013年・三季)






<物語>シリーズ セカンドシーズン
第12話  囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ壹 △+









蛇(クチナワ)って「目的に向かって真っ直ぐに進む」ってイメージがあるんですね、個人的に
足がついている生き物とは違ってその足を使って「寄り道」を楽しまないともいう。
いきなりゴール地点から近いハナシの冒頭部が撫子らしくないというかかえってらしいというか
あるいは「課程」が存在せず、いきなし「結論」ありきなのが現代っ子なんかもねえとか大人ぶってみる
さて、「途中過程」が愉しく無さそうな「物語」ってのはどうなるのかねっていう「楽しみ」があるね
どうなることやら、ヒネてて大変だ「蛇」だけに。













サーバント×サービス 第12話  一寸待て 慣れと油断が 命取り ○







はせべとルーシーの「裏」で千早さんのハナシが進んでるね
まさに「サーバント×サービス」って感じで
塔子ちゃんも込んで「ちょっともどかしい」が第三者には愉しい。
肝心のデートはというとはせべの手際の良さとルーシーのおぼこいさの
ギャップがよいね、服装のこともあるけど「心がおっつかない」ことの
もどかしさを茅野さんが上手く演じている。
で、こんだけだと長谷部の一人勝ちだから最後の







ざまぁ m9(^Д^)9m






なのねw
ま、個人的に長谷部が嫌いってワケじゃないけど
それとは別になんかそういう気持ちには喝采が送りたくなるww
大人になると普段はいい人づらで表に出さない気持ちを掘り起こすのがうまいこった













進撃の巨人 第24話 「慈悲 - ストヘス区急襲 2 -」 ○









戦闘シーンについてはもう実際に視てもらう他はないねえ、そういうデキ
他にも見るところがえげつなくある、兵長だけがしゃべり続けるリヴァイ班の寂寥感とか
巨人と人間が戦っているところにのんびりと佇んでいる猫を一瞬さしはさむ冷静さとか
エレンの浮気調査をしているミカサの怖さとか
あれなんか、1シーンに1つ面白いことをしないとシンジャウ病とかかかってるのかと疑わしくなる
当作品を視聴したあとだとなんか他のがスカスカに見えるから困るというか。













銀の匙 第11話「走り出せ、八軒」 とまとめ △++








しかしまああれですよねえ、どうしてこんだけどこもかしこも
「学校」で特に何もせず「部活」にいりびたるハナシになったのかね
しかも現役で学校に行ってる人ばかりでなくもうとっくに社会に出ているいい大人が視聴してる状況
三好さんみたいに未練があるのかねえ、あっちは大学院だけど。
「エゾノー」ってのはそういう「何をしてもいいけど何にも無い」当邦における『学校』って場に
「社会との架け橋」って役目があったのを「思い出させてくれる場」ってのを提供してくれたね
あと青春の汗も労働の苦労も喜びも食べることも屠(ころ)すことも「生きる」こともだ。
このおはなしは確かに「ある」モノでほとんどできあがっている
そのナマっぽさは「現実」に生きていると忘れてしまうことを
拾い上げうるほどの「つくり話」の強靱さでできあがっていたかと
そして学校で踊りを踊るハナシや妹を愛でるハナシばかりでなく
「こういうのもアリ」ってことを提示してくれていることもまことに貴重で有難いハナシだと思う
そう、このおはなしは「ありがたい」のよ、だからこそ手を合わせ感謝の言葉を、ありがとう。













銀河機攻隊マジェスティックプリンス 第24話 「宇宙に散る花」 とまとめ ○









「ロボットもの」って好き?






そろそろ誰かが「ロボットもの」やらないとスーパーロボット大戦もネタが切れかねないからねえw
何て冗談をいうまでもなく、当邦においてこのジャンルはだいぶん廃れてしまったのだけど
いいタイミングでこの作品が出てきたと思う。
「翠星のガルガンティア」はSF色が強くてロボットものとしてはちょっとだし
「革命機ヴァルヴレイヴ」ははっちゃけすぎだw
機械のデカブツがどかーん、ばーんってやるのが基本のあり方で
それが最後までゆるぎなくやってくれたのがまずは嬉しかった。
「ザンネンさ」ってのは「生きて」いる上でいかんともしがたい「何か」であって
それは「遺伝子」にとってみればそれこそ「不要」なモノなのだろうけど
そこが逆に救いになっていた気がする。「遺伝子」(設定)の虜になるのでなく
「生きていくことの意義」を残酷なこともある世界の中でゆるぎなくおさえていた彼らだからこそ
生き残ることができたのかもしれない、そしてこの作品の後にもまた別の「ロボットもの」に
繋がっていくのかもしれないね。
















犬とハサミは使いよう 第12話  犬とハサミは使いよう とまとめ △(+)








しかしまあなんで皆さん「ビブリオもの」だと「探偵業」のマネゴトをすんでしょうねえ
「本」について自分の蘊蓄をえんえんと語ってればいいじゃんって素人は思うけど
ああ、でもそれだと単に「書評」になっちまうか
そして「ミステリ」は「物語・エンタテインメント」の王者だから、こぞって皆その道を辿るわけなのね。
この作品はそういう「ビブリオもの」が抱えていたあり方の退屈さの病に
身をこじらせちまった鬼の子という印象を受けた。
最終回を見ればまあ分かるのだけど、エゾノーの活き活きした生活とは対照的に
「作家」ってのはきほん机に座ってカリカリやってたまににどMの編集をいじるだけの退屈な毎日なのね
夏野霧姫(秋山忍)ってのはそういう幻想をぶち壊すためにこしらえられたキャラだったのかとおもう。
ただ、その反乱はまあまだ構造を打ち破るほどに壮絶なものであったかというと、どうかねえ
この物語も「ラノベ」の枠で消費されてしまうのがいいとこだったんでないかと
それとも「色欲」が完成するころにはその域まで到達してるんですかね。










神さまのいない日曜日 第12話 「三年四組 III」 とまとめ △+







いっぺん、死んでみる?






だいぶん最後の方は生きてるんだか死んでいるんだか分からなくなってきたねえ
ことあるごとに誰かを「銃殺」して「お前は死んでいるんだ!」ってやっていたけど
視聴者からすれば「ああ、またやってら、ハハ」ってなものだよね
それに加えて超能力的なやつからなんからが加わっていよいよ死生観がねじ曲がることが甚だしいかと。
別に批判を行いたいワケではなくて萌える娘とイケメン君をだして学園に閉じ込めるのが
もう恒常化してるってことなんだろね、それこそがカミサマが「失敗した」って言って
おっぽりだしたセカイ。でも、そここそがアイやその他の人達が「生きていく」セカイなんだよね
最後にアリスが生きていたのはそんな理由なんかなと個人的にそう理解してます
「生きている」ワケではないのだから本来「生」が有する「穢れ」を有さず
それゆえ少年少女達はますます美しく、「生」も「死」も曖昧(アイマイ)だから「善」も「悪」も
勇気をもって決めることは出来ない、それゆえハナシはますますファンタジーっぽくなっていく、と。
こうして「不死身ファンタジア文庫」って悪い冗談ができあがるワケなのね
「読み物」と「不朽の名作」の間に人形のような少女と不死者がさまよっているのだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜか外国人にばかりモテるタイプの男性の特徴 (アニメ感想)

2013-09-18 21:23:48 | アニメ感想(2013年・三季)







ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation △(+)







もうこれ以上ないぐらい推理パート(学級裁判)が形骸化してるねえ
こっちとしちゃボーっっと視聴するぐらいしか術が無い。
さりとて「楽しい学園生活」ってワケでもないからねえ
これが不満なら「ゲームを買え」ってことになるのかも
「疾走」そのままに目的が「失踪」してるとなあヒニクなことよ
あとは「学園の存在意義」について、ですよねえ
気になるような、ならんようなビミョウなところだ
「この作品と心中したる!」ってなれんのよな、ここまで来て。













Free! 第10話  苛立ちのハートレイト! △+







肉が無くなって憎めないヤツになったということじゃな(笑)






ふだんは「回想シーン」って好きじゃないんだけどねえ
今回は「小学生時代」だから件の「筋肉」があましついてないのが
まあこっちとしちゃ有難いというかね
「アニメーション」として「筋肉」が「必要」な分野ってあんのかねえ
「巨人」とか出てこないと「筋肉」が必要だと思えないのよなあ
まーそんだけ運動不足な生活をしてきてるってことだけども
あと、あれだよね、このお話具体的な「タイム」が出てこないよね
そのあたりがまあ何を志向しているかが分かるような気はする
このお話は「勝つ」のが目的ではない、だから「勝つ」為に必要な「筋力」も
同じくイランとおもう。











神のみぞ知るセカイ 女神篇 第11話 「SHOW ME」 △+







失敗?そんなこと許さないわ。






步美の神にーさまに対する評価が的確ですね、良いところも悪いところも全部並べてみせた
それは頭がいいから「何にでもなれる」って言い換えてもよいかもしれん
勿論マッチョな体育会系とか明らかにアレなのは最初からせんけど
適切にイベントを織り交ぜて好感度をMAXまで持って行くための
「白紙の主人公」ってのが身に染みついちまっている
それに対して步美は気持ち一つでぶつかってきたね、何も持たないのが最強の武器
件の「結婚する・しない」の売り言葉に買い言葉的なぶつけあいになってるとこが
まあ何を求めているかってことの証明になるかと
神にーさまをここまで追い詰めるとは、やるなあと感心しきりでありますよ
そう、私がここまで視聴していたのは神にーさま、いや桂木桂馬という「キャラクター」を
追い詰められた姿が見たかったからなんです、女の娘もいいけどさ。











進撃の巨人 第23話 「微笑み -ストヘス区急襲 1-」 △+






そうだにゃ、さんざん疑ってきたからね、こんぐらいパッとやってしまってよい
まあ2~3話ぐらいもたせられるネタだったけど「出し惜しみ」しないね
ギリギリのところで勝負してるって感じはひしひし受ける
「憲兵」っていやな言葉だねえw あれはさ、本来「外敵」と戦うべき存在の「兵士」が
大概は無力な人達を威圧する矛盾した存在だからなのね
じゃ、なんでこんな言葉が実際に存在するのか、謎だね、「巨人」ぐらい謎。













Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
第10話  Kaleidoscope とまとめ △+





レンタルマギカ





当作品もそうだけど「スピンオフもの」ってのは設定をいっぱい「借りている」形式なのね
最初から豊富な資本があって初めて成立するものなのよ。
勿論、借りたからには還さなければならないのだけど
なんちゅーか「魔法少女」ってのは「奇跡」の名の下にそれを「踏み倒す」ことも出来るってのがあって
そこが徒手空拳で始めている作品に比べて大胆に出来るとこではあるのね。
まあ現代的に言えば「あまりにも資本が巨大化してて誰が誰にいくら貸し付けているのか分からん」状態ってやつ

さて、降ってわいたような資金を何に使うのか、「戦闘シーンに使う」ってのがまあ当座の目的で
あとは何だ、そうだ、一緒に戦闘しているあの娘との交友費にでもしようか、といった次第
そうなんだよね「少女」が持ちえる資産なんて「トモダチ」ぐらいなもんなんだよね(あと躯)ということになる。
このあたりを前提にするとプリズマ☆イリヤはそのセンを大きく逸脱した「新しい物語」ではないんじゃないかな、とおもう
というか「魔法少女」ってそれだけやっていれば充分って縛りが大きいから
そこを逸脱した作品はなんかかんか記憶に残っている感じではある。
まーぶっちゃけありきたりだなんだっつってもアニメーションだからねえ
よっぽど非道いので無い限りは「これもアリだな」でことは足りるわな
あとはFateのシリーズが元からぞっこんな人とかイリヤや美遊に劣情をもよおせば「勝ち」なんでしょうなあ、と。


























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぎゅっ」として、おねだり、ダメ? (アニメ感想)

2013-09-15 20:07:16 | アニメ感想(2013年・三季)








ロウきゅーぶ!SS 第8話「I Wish with You」 △+







勝者と敗者に花束を







勝っている方はただはしゃいでいればいいのだけど
負けた側は明日から「勝つために」またトレーニング・デイをつまなけりゃならんわけで
竹中姉妹が「やーめた」とか言い出すのもむべなるかな、といったところ
逆に言えばもっかん達が「勝者」になる為には5年生チームが必要だったと物語的には言えるわけで
そして「敗者」を視ることは勝者を祝福することと外野的には対して変わらないのよね
「スポ魂もの」としてようやく必要な要素が当作品には揃ったといえんくもない
そういう意味でも目出度い日であったかと。まー「ロリ魂もの」としてはいささか過剰かもしれんがなw













銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第23話 「アーレア ヤクタ エスト」  △+








俺、出陣!







あんましここまでネガティブにやってこなかったからね
みんなのことが素直に「好き」って言えるぐらいには充分に愛おしいキャラクター達かと
「これで最後」的な展開になるまであんまし緩み無く積み重ねてきたから
安定したジェンガをやっているような楽しさがあるなあ
「進撃の巨人」が明日の見えないスリリングさでできてるなら
こっちは詰め将棋でもう勝利が見えているような余裕がある
それは「退屈」ってことでなく、相応に努力した結果のものだからね、文句はないよ。












幻影ヲ駆ケル太陽 第10話 「燃え尽きるような」 △+







継戦能力既ニ無シ。







「仲間」がすっかりいなくなっちゃって「ぼっち」にして「そっぽ」って感じで
戦闘能力がなくなったせいらや、裏返ったるなを視るのがつらいのう
「運命」とか取り扱ってるだけあって過酷ですよねえ
まあおんなじようになんか過酷な状況の人が視聴すれば違う印象があるのかもなあ
(そもそも視聴するような余裕が無かろうが)
「こんなに辛いなら愛などいらぬ!」とかあかりは言ってもよいね
こっちとしてはある意味「進撃の巨人」並に「希望」が見えないのだけれど
どっかで逆転できるのかしらね、太陽は未だ見えず。












ローゼンメイデン 第11話「約束と嘘」 △+









久方ぶりに「翠」と「蒼」がそろったといったところで
「2人」でないと真価が発揮できないってことは
ゼロサムゲーム、いやアリスゲーム下では相当不利を受けるってことだわな
そもそも出来のいいキャラ(人形)をわざわざ減らす椅子取りゲームを
なんでやらないかんのか、その疑問がずーーーーーっと当作品は足を引っ張っているような気はする
件のゲームを真面目にやろうとしてるのって長女だけかもしれんね、真面目だよなあ
まあそれに決着をつけたいなら「平行セカイ」とかある種ぼやけたとこで演るしかないのかもねえ
私には到底上手くケリをつける方便は思いつかないけど、さりとてこの愛でたいドールを
捨ててしまうのも忍びないというところ、置く場所に困ったフィギュア的なな。












<物語>シリーズ セカンドシーズン 第10話
「傾物語 まよいキョンシー 其ノ肆」 △++








「物語」シリーズでは珍しくいつもの駄弁りよりもハナシの展開に力があったねえ
「タイムトラベルもの」ってはハナシの展開が強くなる必然があるのだけど
「生きていて」大人になった真宵と、帰ってきて幽霊の真宵との会話が染みる
「死んでしまったことは不幸だったけど、阿良々木さんと出会えたことは幸せです」とか
シリーズ中屈指の泣かせるせりふだったかと。
この無茶な展開を成立させるのに忍を用いたのもまたいいねえ
総じて「物語」の展開が奇跡的に上手くハマったよいSFばなしだったかと
「真夏の夜の夢」であるなあ、阿良々木さん宿題が1つも終わって無いこと以外は。












とある科学の超電磁砲S 第21話 「闇」 △+







「フェブリ」に限ったことじゃないけど「とある科学」だと
助けるべきヒロイン役が「お人形化」する傾向があるねえ
ついこのあいだ引退した某アニメ映画の巨匠が嫌がりそうなやつだw
まあそれは芸風として、問題はそれに合わせて「敵」のほうも
「人形だから何をやってもいいんだ!」って感じで逆にテンプレ化しちまうのよねえ
ただ単に美琴にはったおされるだけの為のキャラになってしまうという
まー美琴とその周りの皆さんが魅力的に描ければそれでいいのかもしれないが
なんてことを最後に出てきた顔芸しか記憶がないおねーさんを視てておもった
ホント「誰?」だよなあw





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捻りのないやつで頼む (アニメ感想)

2013-09-10 20:10:12 | アニメ感想(2013年・三季)








恋愛ラボ 第10話 「よりぬき生徒会(撮り下ろし)」 △+







Brother、Friend、Lover







>恋人







サヨの彼氏?が不憫すぎるw
エノ兄とかもそうだけど「まともなキャラ」としてすら扱ってもらえない
というところを逆手に利用して笑いのための「道具」になってるね
やっぱり「人の彼氏」ってそのなれそめを知らないと普通は「なんで?」ってなるものね
さりとてそれを説明する時間は無し、といったところで
今回はその「なれそめ」を説明してた珍しい回、そしてなかなか興味引かれるものだったという。









>兄妹






サヨは「経済的」に不要なエノの兄に容赦ねえなw
そうやって張り倒された兄をかばう妹がいわけなくて泣けるの(>_<)
「兄が好きな妹」なんて空想の産物を提示してるんだから
その兄がNEET戦士でも別にかまわないじゃんって方法論か
まーニートはただの汚物って視点ばっかりじゃアレだものね
かつては「オタク」とか「腐女子」が担っていたポジションかもね








>友達






おでこに何かはっつけてるのもなかなかいいものですよね
スズがクラス内でも愛玩動物ポジションな扱いってのが何となく想像がつくね
「頼りになる先輩」って視点がみずみずしくて楽しい
スズもいずれはそういうふうに「頼りになる先輩」になっていく、のか?












サーバント×サービス 
第10話「あとで良い ついでで良いは 大きな後悔」 △++






市民の税金をなんだと思ってるのよー!






最初、何で三好さんの中の人が中原さんだったのかと思っていたけど、すぐに分かったねえw
田中を思いっきりヘコませたから流石に今回は罪悪感があったらしい
塔子ちゃんもそうだけど人間が先天的に持っている「望むモノだけ見える・聞こえることからくる誤解」
ってのをうまく取り扱ってハナシを進めているね
「役所」っていう基本「誤り」が許されない場所だからこそギャップがあって楽しいのかもなあ
でも税金ドロボーのそしりは免れまい、課長はアレだしなw













神さまのいない日曜日 第10話  三年四組 I △(+)






死んだ世界戦線






この作品は「何か閉ざされた状況」ってのをモチーフにしてるよね
だから、そこに出てくるのキャラクターは当然なんらかの意味で「モブ」的な印象がある
逆に言えばそういう「個性的なキャラクターでハチャメチャやる」
っていうラノベ的「王道」に対するカウンターテーゼとしてのこれまた別の「王道」として
何らかの「システム」に従っていることとその突破を描くっていう方法論があるね。
あんまし抑揚がつけられない人にとってはまことに重宝する方便ではある
ただ、便利なモノにはやっぱり裏があるよねえ
「真実」をもって突破するには「偽りのセカイ」の弱点と
「真実」の利点を説得力をもって説かなければならないわけで、それがまことに難しい。
「キノの旅」とかだとおとぎ話ふうにそらトボけしてたけどね
それよりはもうちっと真面目な当作品でどうダンガンロンパするのか、それが視てみたい。












ブラッドラッド 第10話  ダークヒーロー・ライジング と早すぎたまとめ △(+)









「動機探し」とかでオトすとはこの作品過多のご時世にいい度胸してんなw
「ダークヒーロー」の動機は「個人的なモノ」に決まってるジャンといった感じ。
なんかこういろいろ「不十分」なモノをつぎはぎしてる印象な作品だったかと
まあそのツギハギ具合が面白いのとつまらないのがあるから一概には言えないけど
基本カラーが統一されてるのに比べてツギハギは印象が弱まるってきらいはある
よく「作中で作品の動機を探す」ってとこが物語にはあるけどこれはロコツだったかと
「プラズマイリヤ」とかもそういう傾向がある。
まあ徒手空拳でやってるってことだったのだろうけど
「進撃の巨人」とか最初からそこを覚悟している作品と比べると一手遅れるのは否めない
かといって「たまゆら」のように「動機探しが動機」ほど徹底もしてないし
そういう甘さが印象をボヤけさせてたのだよねえ
その場その場は結構楽しかったとこもあったけど、そういう方向性としても
徹底してなかったかもな、「クリーチャー」らしい「人間捨てたわりきり」を期待していたからかも。


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

適当でよろしい (アニメ感想)

2013-09-06 13:20:03 | アニメ感想(2013年・三季)





ファンタジスタドール 第8話 「玉ねぎたまたま 文化の祭り?」 △+







なんか気がついたらみこちゃんが登場してる回ばっか記事を書いているなw
「カードバトル」とか結構添え物だよねえ、今回はタマネギで撃退してるしw
まー何かいつのまにか巻き込まれていたカードバトルだからあんまし熱も入らんわな
それよりもお友達と友好を深めるのが大事というわけで
ツンデレかがみちゃんとの距離は確実に縮まっているかと。
そして関係が縮まったということは添え物の「カードバトル」で
何かに決着を付けなければいけない時も近づいているということ
その「関係の接近」をゆっくりやっているのがよい。












神のみぞ知るセカイ 女神篇 第9話 「Absent Lovers」 ○!







はじめての××







そうなのよなあ「エロゲー」の主人公なら非道い別れのセリフも言えるのよなあ
状況もあいまって今期、いや今年いちばんアニメでひどい台詞だったかもな
SAN値が落ち込んだ神にーさまを励ますのも「もとから好きだった」天理ちゅうのも
まあ皮肉というかややこしい関係だねえ、女神のディアナも「好きになっちゃった」とかな
あーややこしい、ハーレムルートはゲームだけでOkってかんじやね
アニメとか漫画とかゲームと親和性が高い媒介でもゲームの「何やっちゃってもいい感」に
抵抗することはあるわけね、こういう修羅場ならさ。そこまで行くのは稀だけど。
それでも神にーさまは步美と対峙するのね、最低でも何でも途中で止まれない道だから。
だから私はこの作品を視聴するのだ。












進撃の巨人 第21話 「鉄槌 -第57回壁外調査 5-」 ○!









巨人同士の殴り合いが何かこう生っぽくて凄いね
普段アニメとかだと面倒くさくてできない「ステゴロ」がこういう形で甦る。
リヴァイ班の面々が目を開けたまま死んでしまっているのがまあ惨い、惨すぎる
「最善」を尽くしても「物語の神様」が助けてくれないこの世界
でもまあこんぐらいやってようやくその「神様」の束縛から「自由」になれたのかもな
だからこそ人類も巨人も画面を狭しと自由に飛び回れるわけだ
「自由の翼」とはそのあたりのことも指しているのかもなあ、ただその自由は血でまみれている。











犬とハサミは使いよう 第10話  光陰犬の如し △(+)








「作家勝負」とか早書き勝負かいw
まあ遅筆な作家集めてやらせればさぞや早く新刊ができそうだよね(適当)
「小説」の「おもしろさ」ってのはなんかこう「言葉」にするとあんましイキイキ
しないから困るよね、当作品内でも「おもしろい小説」ってのはあるけど
「どこが面白いのか」ってことについては戯けて誤魔化してるかんじ。
まー「ビブリオもの」っては概ね「どこが面白いのか」ってことについては描写を避けるよね
つーかやってると時間がもの凄くかかるし、しかもそれに反感を覚える御仁も必ずでるしいいことがない
そんなヒマがあるなら小説を実地に書くのでしょうね、たぶん。
あと「作家」が手慰みに探偵のマネゴトをする作品もずいぶんあるわな
なにせあいつらときたらひねもす家に籠もって何も面白い話題がない連中の代表みたいなモノだからねえ
「事件」でもないと外に出ないのよね。

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コケる要素が無い」という高確率でコケる要素 (アニメ)感想

2013-09-01 12:41:56 | アニメ感想(2013年・三季)



たまゆら~もあぐれっしぶ~
第7話 ついに、みんなで来たよ!なので と
第8話 あの日の遠い約束、なので ○









まずは「花火が2度ある」ことの不思議さよねえ
そうなんだよ、旅先であって、そして地元に帰るとまたあるんだ
何を当たり前のことを言ってるんだと言われたらそれまでだけど
やってみると実に印象が深い、特別が「2度」ある不思議さ
「帰れる場所が2つある」ってことがよーく分かるよね
何か他の大多数の作品だと「今居る場所がすべて」って排他的なのが多いからね
まー「集中する」ってことなのだろうけど、「在ったモノを切り捨てない」って
態度でここまでやられると流石にね、思うところはある。
ぽってとちひろちゃんがさめざめと泣くシーンについては手放しで褒めていい
ヒステリックな涙ではなくて、心から溢れて出る涙を友達と共有する奇跡
この作品、「消費」される作品ではなくてなにか確かなものがココロに残る作品です













ハイスクールD×D NEW 第8話「授業参観、始まります!」 △(+)








あれすよね「神とか悪魔とか」が出てくるセカイで
「授業参観」とか「魔法少女」とかやってるギャグw
まー世界観とかつっこんでもこれっぽっちも面白くないだろうからね
それぐらいには分かり易く(おっぱ)できているし
ただまあせめて登場しているオカルト研のキャラクター同士は
もうちょっと親交を深めてもいいかもにゃあ
なんかそのへん弱い気がするので、あとこっちの金髪キャラは最近
ワリを食っている気がしますです(子猫ちゃんもか)











帰宅部活動記録 第7話
「封じられた言葉!! / 激闘の果て!! / サプライズパーティー」 △+









うーむ、清く正しい時間のムダやっとるなあw
ただこういう「演出」を多用してキャラとゲームだけを変えて延々と続けている
作品もあるからそっちはシャレにならないよねえ
まあこういう風にギャグで扱っている内は大丈夫か。
「誕生日ネタ」でもまだ「しりとり」が生きていたという
なかなかひねったやり口、けっこうネタを引っ張る作品ですよね
そうやってある意味強引にもってきた「HAPPY BIRTHDAY」が
まーそうですねえ「恥ずっ!」って感じで、上手い
「恋愛ラボ」もそうだけど女の娘にはじらいがあることがいいのだよねえ












ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation
第9話 オール・オール・アポロジーズⅡ △(+)









「推理」ってのの愉しみはもうかなり失われてるね
まーゲームだと後半ほど「調査」に時間がかかるのがお約束だから
それをそのままアニメ化するとこんな具合になるのかもねえ
というかゲームだと「調査」だけでは完璧な推理をくみ上げられなくて
学級裁判パートで新しい証拠とか推理をデッチ上げる緊張感があるのだろうけど
アニメーションだからねえ、「人ごと」ですよねえ、殺人ですらのんびり視聴するしまつ。
大神さくらちゃんも退場しちゃったから、くじらさんが「我(ワレ)」とか
言うのももう聞けないのか、愉しみがまたひとつ減ったねえ。













戦姫絶唱シンフォギアG 第9話  英雄故事 △(+)







オッサンが歌い出すとかいい感じで迷走してますなあw
「世界に宣戦布告」とかやってた側もヘタレだしてるし
本当に何がしたいんだかいよいよわからなくなってキマシ
まあこうなったらこの「いきあたりばったり感」を愉しもう、そうする!
クリスちゃんが出ている限りは俺はシンフォギアを見捨てないと決めたので!!














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする