意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

全属性持ちの全体攻撃で2回攻撃で錬成能力を持った盾のありふれた魔王 (アニメ感想)

2019-07-30 21:50:04 | アニメ的感想2019年 秋





彼方のアストラ 第4話 STAR OF HOPE △+







うまい(暗い)ハナシの裏






希望と絶望がない交ぜになって、そして人間の結びつきが
強くなっていく様がこう「しっかり」してるねえ
皆さんボケとツッコミも兼ねてよく喋るね。必要なこともそうでないのも
当然だけど「沈黙」よりはマシだし情報交換というとこもあるし
そして「歌」やね、今時そんな厳格な親いるんかいなっておもうけど
逆に「未来」だからね、復活しとるかもしれん
そして「歌」は「なにもない」状況では人間ができる
数少ないマシな行動ではあるね、上手いなら是非すべきだ(下手でもよい)。










うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
第4話 ちいさな娘、その『事件』。 △+







「リアル」にやるならこう、こう、ってな感じで
ラティナちゃんにはきっちり「世界」はそのありのままの姿を見せている
そしてわれわれにも彼女を通して「異世界」の姿がくっきりと見えるしかけ。
ファンタジーとしてっちゅうかデイルがラティナに危害を加える
ものには相応に「復讐」を為しているのが「おはなし」としては
見物になっているね、こういう「復讐」っちゅうネガティブな
モチベーションも「ファンタジーもの」なら描きうるという
単純なカタルシスだ、でもそれは人類がン前年も前から
愉しんできたおはなしでもある。










異世界チート魔術師 第3話 駆け出し冒険者 △+







「高レベルだけどクエストは低レベル」という状況
その「慣らし運転」の余裕と弛緩があるわな
これは「チート」のつまらない火力ゲームよりはマシな状況。
なんちゃかの実の横流し的調査、とか「食べ物」を通して
「世界」と繋がるのは適切なやり方ですわな
と、同時に賊にちょっと流通を妨害されただけで
物価に即時影響がでるのが「小さい世界」という感じで
それならば「チート」が逆に幅を効かせやすいという
「世界そのものの小物化」をおこなっているね
これは前期の「賢者の孫」でもさんざんやってた
「世界を舐める」っちゅうたのしみだ。









通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
第3話 下着は防具。守備面積は大きめに。さもなくば息子が死ぬぞ! △+







身内が色気だしてると何ともいたたまれないすよねえw
部外者からだと熟れすぎた母ってのは見物だけどね
こっからなし崩しに「風呂シーン」にもっていく強引さw
この「ありがち」なのが「母」によってちょっと異常なシーンになるね
とまあしっかり「母」がこの世界のワールドオーダーになっているという。
この流れでワイズの「母」のほうにもハナシをふるのがよいね
こっちの「母」もチーターだけど、ゲーム攻略には必須で
そしてそれによって親子の仲を取り持とうとする
政府の腹中もうかがえて、なるほど「ぬるファンタジー」も
「コミュ」をメインに据えるならありかなとおもわされる。









ヴィンランド・サガ 第4話 本当の戦士 △++







トロール(鬼)の力の発揮ってとこですね
中途半端な連中やあるいはそれですらない息子と村の若人との
圧倒的な差を見せつけていたかとおもう
一連の行動に全く迷いがないんで最初から死ぬ気だったん
だろうなあっていうところも「到達者」っぽいかんじ。
アシェラッドも敵役で、見るところ一杯
「勝ちゃあいいんだ」に徹するなら飛び道具に頼ればいいわけで
トールズと一騎打ちにのぞんだりするところは「戦士」っぽいね
そしてその「卑怯⇔正当」が入り交じるのが「リアル」な
「闘い」を描いているかと、トルフィンが親父が単に
「理不尽」に死んだだけではないと気がつくのは
多分相当先のハナシだろう、「ぶッ殺す」でアタマを
一杯にするのは最も簡単な「現実」の忘却方法だ。









かつて神だった獣たちへ 第5話 ガーゴイルの断罪 △(+)







うーん結構早く「おきまり」な展開が固まってきたような。
っていうかそれに頼りたくなる世界観ですわなあ
だからこそ「ラスボス」っぽいケインがもうでばってきた感じ。
「戦争」のあった世界だから人間の嫌なとこも
そこらへんに転がっているし、人外になれるのだから
「狂気」に墜ちるのもお茶の子さいさいだわな
そういう「おいしい」設定が当話にはあふれていて
だからこそその荒々しい手からこぼれ落ちている何かが
あるのではないかと思うのだが、どうか。










魔王様、リトライ! 第4話 桐野悠 △+







いわけない少女が救われるのならもうその世界は大肯定されるわけで
このしょっぱい和製MMORPGのてけとうな再現も「許される」ねえ。
ちょっと面白いのは伯斗じしん「転生」によってその
「ゲーム」の「おおざっぱさ」が、生の「人間」あふれる世界に
なっていることに驚いていることで、それゆえに「魔王」が
むしろ人間として「善」を行っているという面白さがあるね
これはボク達が「仮想世界」において「欲望」に挫けず
「善」を行うたのしみをアニメーションとしてトレース
しているっていうことでもあろう、そしてそれだけでも
結構な見物になっているかと。





















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そんなに実感が大事なら殺人鬼にミステリ書かせろや (アニメ感想)

2019-07-23 22:29:24 | アニメ的感想2019年 秋







女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの △++







お前みたいな女子高生がいるかっw
「ロリ」っぽい外見のキャラは中身は「大人」っていう
通例ギャップを狙っていくのがありそうな「やり方」なんだろうけど
ここではガッチリ「小学生」を提示することで
われわれを困惑させ、そして喜ばせているw
なんていうか「JK」としてもきわめて心許ないのだけど
「おばあちゃん」が絡むと本当にガチで「ロリ」になるのね、身も心も
その極端な変わり身が笑いを誘いますわなあ、そしてロリ縄さんのうまさだ
バカもそうだけど「実在」の「JK」てきな無個性さとは
架空のハナシとしてまったく異なる何者かにこの作品なっとるね
「無駄づかい」どこのさわぎじゃない。









グランベルム 第3話 満月に鐘は鳴る △+







「それぞれの戦う理由」っすよね、ひとりぐらいはいる
「イカれたやつ」みたいのがいなくて、見た限りみなさんマトモ
ちゅうことは視点の中心である満月・新月も「候補者」ぐらいの
重心でみていくのがいいのかもね、満月ちゃんも「自分は普通だよ」ってるし。
逆に「持ってる」新月ちゃんも「魔術師の素質うんぬん」で
しっかり因縁があるしね、この「動機」をさっくりと提示するのが
当作品をトンデモ魔術のチート合戦よりちょっと真面目にやってると
提示しているというところですわな。逆に言えばやっていることは
きわめて「異常」なことなのに実に淡々と「椅子取りゲーム」を
やってるのね、これも魔術的な触感なんすかね。










鬼滅の刃 第16話 自分ではない誰かを前へ △+







猪との共闘。炭治郎「長男」だからかねえ他人に「頼む」のがうまい。
状況判断力と「切り捨て」をしないところも優しさと責任感すよね
そういう理想的な「上役」みたいな主人公を少年ジャンプで見るのも
異質なことではありますわなあ。
あと、このおはなし「敵役」にも「回想」もうけてますわな
これは一方的にぶったおす「絶対悪」としてではなく
いろいろな理由がある「相対悪」として、つまりある種の「人間」として
「鬼」を描いているわけね、実に「血」のかよったおはなし。










戦姫絶唱シンフォギアXV 第3話 Penny Dreadful △+







今回は敵役も「上から」じゃなくて相応に弱点もある感じで
切ちゃん・調ちゃんでも充分に戦えるのがいいかもね
「成長」してるって感じだし(外見は別だがw)
あまたのインチキ臭い闘いを経て響たちもだいぶん「チート」
っぽくなったものねえ、だからまあここで戦闘の「リアル」さを
持ち出して火力ゲームに重しをつけるのもわるくないとおもう
もともと魅力的なオンナノコ達なんだからむしろ
「余暇」を見たいってのもある、それは世界の「真実」から
目を背けているわけではなく、たとえば戦場の兵士も
銃弾が飛んでくるかたわらボンキュッボンなねーちゃんの
ピンナップを愉しんでいるっちゅう人間の「現実」が
あるんじゃないかとおもう。










ありふれた職業で世界最強 第3話 黄金の吸血姫 △(+)








最近は「吸血」ってのもあんまし見なかったからね
こうやってちゅーちゅー吸ってるのはやはり良いね
っちゅうことは「眷属化」とか「アンデッド化」とか
そういう「リスク」が無いってことなのかね、説明がないから
よく分からないけど、そういう「お約束」を都合良く解釈するのも
「なろう」てきな傲慢さと無知さらしくて、いっそ「それっぽい」かもな。
しかしまあ「ダンジョン」がある程度物語として最低限「機能」
してるのに対して「地上」の何とも「退屈」なことすよね
これは単なる「時間の無駄」ともとれるけど
「異世界もの」がいかに「退屈」と相対しているか
よく分かる構造になっているかもしれんね、それは
欠点だらけのご都合・自己満足の作品でも「退屈」な高尚さよりは
マシということなのか。
































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過去のVTRを見るとモザイクばかりかかってる (アニメ感想)

2019-07-19 22:17:31 | アニメ的感想2019年 秋






かつて神だった獣たちへ 第3話 ミノタウロスの要塞 △+








折角こさえた「要塞」もハンクさんが軽々と突破しちまうから
「錯乱者の奇行」ぐらいの扱いだわなあ、かといって大迷宮(ラビュリントス)
とか流行の設定でもなしという「ダンジョン」に対する我々
ぬるゲーマーの扱いの軽さはいかばかりか、ってのはある。
牛とオオカミの闘いはなかなかの神話ぶりだったかとおもう
というか迷宮突破者が負けるわけにもいかないだろうね
そういう意味でも「迷宮」は物語的不利さがあるわな
シャールちゃんに「戦う理由」を提示して、早くもデレそな雰囲気
この性急さも現代人の病やもしれぬ。









魔王様、リトライ! 第2話 金色のルナ △+







美少女かこって聖女の尻をスパンキングするだけの
ぬるい旅路だけど、妙にたのしいのw
元魔王なんでステイタスが高いから「装備品」に
(聖女から強奪した)路銀をあてなくて済むのがよいの
こういう「チートもの」は「強い装備を購入して強くなる」たのしみがないわな
アインズさんは有り余る「課金アイテム」をヤバい状況で使用して
そして伯斗さんはアクたんを着飾らせる為につかっていて
どちらも「贅沢」の正しい意味をわかっているかとおもう
「ゲーム」なら贅沢な愉しみも可能ってのはあるね。









からかい上手の高木さん②
第1話 教科書/催眠術/寝起き/水切り 
と 第2話 氷/外見/前髪/バレンタインデー △++







「距離感」っすよね、近づいたり遠ざかったりではなく
不即不離に「そば」にいる人たちの睦み合いの描き方、それは
べつに「えすいばつ」をせんでも「くっついている」ということだ。
しかしいいですね、高木さんもそうだけど西方くんだよ
「オトコノコ」が持っている「弱点」を惜しげも無く
さらけ出していてこれは放っておけないよねえ
バレンタインチョコを「本命」も「義理」も両取りする資格は充分だ。









うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない
1話~3話 △+







「ファンタジーもの」で主人公がいっぱしならその余力を
ナニに向けるかで様々な方向性が生まれますわなあ
当作品は「父性」で、それが作品全体を貫いているかと。
ラティナたんのかわいさについてはもはや説明不要なんで
ここではデイルの造形について、この「腕利き」冒険者がよい
というのもこのおはなし、結構真面目に「命がけ」で
デイルも「仕事」をしている時は「きれい」なだけではない
描写があり、そこに「父」たるもののホリの深さがあるわけで
「娘」にハァハァしているだけの作品ではないとおもう。










ダンベル何キロ持てる? 第3話 先生もダイエットする? △+







「ダイエット」って視点で「JKもの」をやってるね
でも「筋肉教」としての役割も捨ててはいないw
「コスプレイヤー」とか「筋肉教」とは対極にあるような存在すね
余計な肉はいらんけど、肉で魅せるところもあるよな
カメコどもが先生うっちゃって街雄を撮りに行くのが
当作品のうまみだわなあ、この「女性美」⇔「筋肉美」の往来が
別作品とは一風違う味わいをもたらしているかとおもう
単純にエクササイズ知識がつくのもいいね。









まちカドまぞく 第2話 スポ根ですか!? 万物は流転する △+







「魔王」の子孫なのに「魔法」がちっともでてこないから
こっちもなんだか「マッチョ」な展開になってるね
まあ「筋肉」はまったくこれっぽっちもでてこないけど。
優子がひーひーはーはーうどんずるずるしてるのを見るのが愉しいね
これは桃・みかん・杏里もそうだろう。しかしまあこの
「へっぽこ魔王」がアニメーションとしては実に活き活きとしてるかと
それは光学を利用した経済的な戦闘を繰り広げるより余程
まっとうなやり方ではあろう、うどんうまそう。









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インパチ先生 (アニメ感想)

2019-07-16 21:30:24 | アニメ的感想2019年 秋






まちカドまぞく 
第1話 優子の目覚め!! 家庭の事情で今日から魔族 △+







魔王が戦うべき相手が「勇者」でなく「魔法少女」っちゅうのが
まあ今風というか当邦てきというか、まんがタイムてきには
少しでも男成分を減らしたいという大人の事情w
ツノ生えて、尻尾も生えて、えらいクラシカルなビジュアルよな
そこもさんざん嬲られていたけど「性感帯」てきなたのしみよ
ツッコミというか「ことばあそび」にうまみがあるね
そんなに飛ばしている作品ではないから「言葉」のズレを愉しむ余裕はある
その思考回路も「魔族」ゆずりなのかしらん
「ぶちころす」とか全くや(殺)る気の無い奴の台詞だものねえw
という感じで「魔王」が全く「無害」であることだけは
嫌というほど分かるそういう「非日常」をぶちころした1話目だったかと。









通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
第1話 少年の壮大なる冒険が始まると思ってたら…え、どういうことだよこれ…。 △+







壮大な冒険(笑)っすよねえw
ラスボスとの戦闘中でも母ちゃんが「ごはんよー」って言えば
たちまち全ての幻想がブチ壊しになるものねえw
その母の中の人(茅野さん)と白瀬さん(新井さん)が圧倒的に強い
いや、戦闘力てきなのだけでなく、主人公の野郎が完全に
置物にされる濃ゆさ、っていう意味でもある
こういう「ぶっこんできた設定」ってのも一発ネタで
あとは通常運行になるのと、そのぶっこんできた設定に
忠実にハナシを展開していくのと、2通りがあって
当作品はその1発ネタがえんえんと世界を支配するルールに
なりそうな気配がある。









ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII
第1話 神の宴(パーティー) △+







レッツ・パーリィー






うすら口汚いチンピラがからんでくるあたりはまだまだ「かけだし」
ってことを主張してるわなあ、そしてその安い挑発でケンカがはじまるのが
なんかこう「初心」てきなおもしろさがありますわなあ。
成熟してるアイズたんとは違ってベルくんにはこういう
「まどろこしい」ことが「冒険者」としてまといついてきて
それをじっくりと愛でることができる強度が当作品にはありますわな。
にしてもヒモ女神を初めてして神々に愛されまくられてますわな
「強さ」ではなく「興味」をしぜんと持たれる「カリスマ」
そういうところがベルくんを「英雄」たらしめているかと。










異世界チート魔術師 第1話 異世界からの「迷い人」 △(+)







え、どういうことだよこれ…







なんも言えねえw
「和製RPG」のフレンドリーさだよなあ
別にそれが悪いことではないのだけどこのあまりにも
慣れ親しんだ形式(あるいは反対の意味でのアンフレンドリーさ)
が目の前でアニメーションとして展開しているのに違和感を感じる。
この「親切さ」が「息をするように」存在しているのが
当邦の「モラル」であって同時にそれは「人格」を失った道義心に
依存している息苦しさでもあろう。
まあややこしいハナシをしなければ「手垢まみれの展開」なのに「チート」
という無個性な最強っちゅう超存在がここにいるだけのことなんだが。










とある科学の一方通行 
第1話 学園都市最強能力者(アクセラレータ) △+







チンピラが絡んでくる芸は流石にこちらの方が伝統化していて
かつ「アクセラレータ」まわり的な雰囲気があり、それっぽいね。
「液体窒素」とかすっかり本家がなげうっちゃった「科学」てきな
スメルがこの「逆主人公」たるアクセラさんのもとでちょっと蘇るのは
長いこと当「とある」を愉しんできた人たちには思い入れがありますわな。
「ミサカ」に対する「贖罪」だけが彼のゆいいつのジャスティスで
そのわかりきっている「歪み(偏向)」が「神の条理」を
司っている「正伝」の主人公の「無印」さ加減とは
反対の魅力を感じさせるわな。













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サバイバルとエクササイズの知識がついた (アニメ感想)

2019-07-12 21:33:07 | アニメ的感想2019年 秋






ロード・エルメロイII世の事件簿
第1話 バビロンと刑死者と王の記憶 △+







第4次聖杯戦争顛末記






エルメロイ「君」が「ロード」になるまでの橋渡し部分やね
サーバントにおんぶだっこだった連中は大概途中退場しとるから
「負け犬」の3分の言い分を描いているってところかね
こうやって「生き恥」を晒しているのも征服王の薫陶の賜ってわけで
確かにサーバントが人生の「先生」的な役割を担うことはあるわなあ
そしてその不肖の弟子がケイオス「先生」の後を担うという皮肉
ケイオス先生人格はアレだったけど時計塔の代表っちゅうことで
「魔術師」としてはすこぶる強力で、えげつないサーバントもいて
そしてそれがボロクソに敗れて、時計塔とエルメロイ家は
大きな損失を被ったわけでそこにその一因をつくった若造に
「借金返済」をさせるのは当然の行為かもしれないわな
まあ「処刑」する案もでたろうけど、被害のデカさと
本人が逃走して時計塔の災いになるのを換算して
こういう落としどころになったといったあたりか。










グランベルム 第1話 世界で唯一の魔術師 △+







新しいサバトの夜のはじまりといったところ
そこで主人公が「いけにえ」になるのが最も世界をブレさせ易いわな。
「魔術」を「最強」の魔術師に一手に担わせるのは
「一子相伝」的ドグマさと「何でも交換可能」な現代人にっとては
憧れがありますわなあ、そして2人の主人公
何にもわかんないけど才能は充分なのと
何でも知ってそうでポテンシャルは未知数なのと
「選別」する側としては十分な見せ方だったかとおもう
そしてここで退けられた連中は「負け犬」の烙印が押されるのだろう
勝者も敗者も「オンナノコ」ってのが現代アニメのドグマじゃ。










戦姫絶唱シンフォギアXV 第1話 人類史の彼方から △+







シンフォギアも「恒例行事」になってきましたわなあ
「ミュージカル」てきな要素はもう限界が見えてきたかんじだけど
普通に「戦闘アニメーション」としてはつわものになったという。
「錬金術」てきなモンスターとその利用者との闘いが
メインテーマになってきましたわな、これならいつまででも
闘い続けられそうだけど「プリキュア」みたく代替わりでけんので
「終わらない闘い」の倦怠感がつきまとうわなあ
とあらば折角の歌って踊れる強力キャラクター陣なんだから
日常回やあるいは本当にただ純粋に「歌う」だけの場面を
差し挟むのも一興かとおもう、でもそれが難しい1クールというみじかさ。









魔王様、リトライ! 第1話 魔王降臨 △(+)







チート「転生者」が少女をヒャッハーから助けるっちゅう
身もふたもない所からゲームスタートっすね
こういう「奴隷」だの「差別」だの持ち出しやすいのが
「異世界もの」のやり口のひとつですわな
と、同時にそれは当邦では表面的には見えづらくなった「悪意」
を利用しているということでもあるわな、それも表面的に利用
しているわけだけど、かといってガチでやるとか「なろう」的な
場所では果たしてそぐわしいかどうか、疑問ではある。
まあでも今まで魔王として「悪行」をほどこしてきたフシがあり
それに「転生者」がどう報いていくってのはちょっと興味がある展開だ
ちょうどついこの間までやっていた「盾の勇者」を逆回しにしているみたいな。









ありふれた職業で世界最強 第1話 奈落の底の化け物 △(+)







鉱物を錬成できる食肉で能力を吸収できるバケモノが
「ありふれた」職業なワケないだろw ってツッコミをまってるのね。
このレベルアップ方法を一般人が知らないってことは
それが「禁忌」になってるっちゅうことだ。
自分のことを気にしているオンナノコはとられて奈落の底に
突き落とされて身体に欠損が発生するとか「モチベーション」は
充分に充填されたかとおもう、この「復讐」だけで1クールなら
充分走り抜けることができるし、「片腕」の補充が
オンナノコをあてがう動機となって、都合がいいかとおもう
「喪失」するってことは当たり前に「所有」していたものを
そうだと分からせる唯一の機会なんだわな。









可愛ければ変態でも好きになってくれますか?
第1話 パンツを落としたシンデレラ!? △+






「1話目からパンチラ全開の無内容なハーレムアニメ」きましたぜw
こういうのもやりすぎて大分減りましたわなあ。
「ラブレター」なんて今時存在するんすかね、いやむしろ今こそなのか
ともあれ「ラノベ」なんでそこに「パンツ」が付与されるのが
「ブンガク」との違いですわな。この「ひとついかれたガジェットを付与する」
ってのはラノベ的(あるいは「なろう」的)王道のメソッドで
あとはそれに従って萌え美少女たちとくんずほずれつするのが
げすな愉しみであって、それに忠実かつ端正に従っているのが
当作品の特徴であるといえよう、あるいは「ライト」な「変態」たちとの
恋人やトモダチごっこのたのしみ。
















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誰が何といおうとチョコミントは美味しい(アニメ感想)

2019-07-09 22:16:15 | アニメ的感想2019年 秋





かつて神だった獣たちへ 
第1話 かつて神だった獣たちへ △+







ブチャラティ⇔ディアボロ






異形の軍団が戦場を占拠していくさまとそれに伴う
「人間やめた」感がまったくもって率直で見入るねえ。
この場合は「制御」でもって「人間性」を主張しているのね
ゆえに「同胞殺し」もアリなわけだ
とまあタイトルといい設定といい実にふるっていて
ケチをつけるのがむつかしいところではあるね
強いて言えばもうちょっと時間をかけたい内容であるのと
「偽神」同士の闘いがワンパンゲーにならんで欲しいなあ
ってぐらいか、それもこれからいくらでも修正可能だろうけど。










手品先輩 第1話 未知の先輩/箱入り先輩/
呼び出す先輩/ハトと先輩 △+








必死に自分の好きなことにツッコミ役のオトコノコを
抱き込もうとするポンコツなオンナノコって既視感があるなあw
性行じゃなくて「成功」しないってのがポイントですね
「奇術」ってーと成功して当たり前てきな、そういう印象があって
そこで「成功」の派手さがどんどんつり上がっていくゲームになるわけで
ところが漫画的には奇術うんちく語りつつ乳のでかい美人が
「またやっちゃったー」をつづけるということにうまみがあるわけだ
個人的にはパンをもぐもぐやってるとこが今回一番の萌えシーンやったw








ソウナンですか? 第1話 漂流 △+






「JKが何人かそろえば無敵」ってわけでついにサバゲーから
「ゲーム」部分が抜けてしまったというw
経度緯度の正確な把握から生命の限界まで知識が羅列されるね
この逼迫した状況でもまだ「アタマがはたらく」なら希望が
失われないわけで、命がけのウンチク芸ではあるね
これは「まんがだから」「死なない」ってことをJKの無敵さに
賭けているってことなのかもしれないわけだ
ときに「オシッコ」飲んだほうがいいのかねえ
あんまし一般的には「そうせよ」って迷信すら聴かないから
なんか問題がありそうではある、たぶんしょっぱいしなw









彼方のアストラ 第1話 PLANET CAMP △+






ソウナンですか






こちらは「未来的遭難」やね、つまり「自然的」な遭難でなく
社会からロストするのも自前でこさえるわけだ
↑の「遭難芸」とはちがいこちらは「キャラクター」を推してるね
それは逼迫した事態に「個性」を押し出しているという
ある意味「王道」なあり方をしているというわけだ
アリエスちゃんとかある種の「天然」なキャラも死の危険が
ある提示することで「本気のサバイバル」をやろうとしている感があるね
これは「生」でサバイバルを描いても「まんがだから」っちゅう安心感を
ぬぐい去るのに必要な手間を「設定」でじかなものにしている
アタマの良さが当作品にはあるということだ。









ダンベル何キロ持てる? 第1話 筋トレやってみる? △+







何でしょうね「筋肉」ってw
「キモ」くもあるし「かっこいい」くもあるし
運動選手が必要で身につけている筋肉は「かっこよくて」
ボディビルダー的なのは「キモ」いかもしれんね
あれは自分も「筋肉教」に入信しないと魅力がわからないのだろうねえ。
まあでも「絞る」っちゅう用途ならニーズがあるのはたしかで
それを「架空のJK」っちゅう本来は体型があんまし変わらない
存在にほどこしてみるっても一興かもしれないね
ひびきっちゅう頭のわるそうなガチJKっちゅうオンナノコを
主人公にするのもこの「一発芸」てきなありかたの当話にはいいかもしれん。










女子高生の無駄づかい 第1話 すごい △+






すごい残念






「小学生からあんまし変わってない」ってのがハナシのつかみで
そしてたぶん「JKのなりをした小学生」てきなハナシをしようということだ
でもまあよく考えてみれば乳だけはやたら育った小学生みたいな
オンナノコのハナシを愛でるのが同程度の野郎どもには相応しいもので
ボクもそれに習って小学生なみのJKたちを愛でているという次第だw
「モテたい」とか「モテないやつ」が真っ先に言うせりふだよね
言動の矯正も身体をしぼることもしないやつがまずやろうとすることだ。
まあそういう「まんが芸人」をいじるたのしみってのがこの1話のはしばしから
感じられるという次第やね、しかし男どもが「バカ女」に対する
嫌悪感ってのは相当なものだから、こういうキャラを放り込むのも
勇気がいることではあるねえ。










荒ぶる季節の乙女どもよ。 第1話 豚汁の味 △++!








「オンナノコの性への興味」自体もオトコノコにも興味があるねえw
「文学部」っていう緩衝地帯がミソやね
いわゆる「バカ女」たちは中途半端な知識のままに「なんとなく」やっちまうだろうし
男どもはそれこそ年頃になればちんちん直に握っちゃうからねえw
そうではなくて別に「そういうこと」をせんでも生きていける「地味なJK」が
「そういうのもいいカナ」⇔「いや無理無理」っていうはざまにあるのが
「うまみ」であって何なら「文学」といえるかもしれないね
どんなイケメンくんもなんであんな無様な物体をぶらさげて四苦八苦しているか
この世でもっとも不思議なことのひとつではある、この哀しみは
「オンナノコ」にはわからないだろうねえ
「母ちゃん」になればちっとは分かるかもな。














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アニメ感想2019年夏まとめ

2019-07-05 21:08:48 | アニメ的感想2019年 夏




の前に




ワンパンマン 第24話 弟子の尻ぬぐい とまとめ △++





この場合バングとジェノスっちゅう2人の「弟子」にかかるね
サイタマさんおおよそよい「師匠」ではないのだろうけどねえ
この「理外」ってのが「弟子」にはよい薫陶になっとるわな。
今回は「怪人志望」のバングを中心に
「天下一武道界」と「怪人側の叛逆」をやっとったね
このおはなし「サブストーリー」が他の「メインストーリー」なみの
あつみを持っているから異常なハナシではあるのね
どんだけ追い詰められても最後はサイタマさんが何とかしてくれるから
逆に他の人たちが限界までイケるって寸法ですわな
もちろんそれを描き出す苦労はあるわけなのだけど
「最強」と共にある物語のパワーってのを幾久しく感じるね
それはボクみたいなくたびれたオッサンになっても、だ。






印象に残ったところ






さらざんまいとか色々、フェアリーゴーンなら
オズさんが殉職するとこか
普通にジャンプ勢が強いね、ジョジョ5部、鬼滅
ワンパンマン、この音とまれ、え「マグメル」はどうかなあw






声優部門






諏訪部順一さん
(中野 《世話やきキツネの仙狐さん》 
ケッピ《さらざんまい》 
アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風))





「何かを諦めた男」を演らせれば3本指に入るね
凄く上手い人がよく「しゃべる動物師匠」的な役を
やりだすんで、諏訪部さんもそういう芸域に入った
ってことなのかもしれない。





和氣あず未さん
(仙狐 《世話やきキツネの仙狐さん》 
堀江青 《みだらな青ちゃんは勉強ができない》)





人5化5って割合だわなあw
よー「おぼこい」ところをからかわれるって役所が
多いっすよね、それは「新人」さんがほとんど担当する
特殊な役所だ。






OP・ED部門





 






Tone
(この音とまれ! OP)




ホンネを言うとこういう調子ついた男の感じの曲は
あまり好きではないのだけど(つまり蒼井翔太も好きではない)
しかしまあなんか「突き抜けている」のは確かですわな
「箏」の演奏中のテンションに相応しいちゅうか
この曲にも作中の練習シーンのような「苦労」があるのかもね。












紅蓮華
(鬼滅の刃 OP)





静かに入る出だしから悲鳴のようなLISAさんの声が
ひびきわたるなあ。作品が悲鳴と血で彩られているのだから
当然と言えば当然だけど。












どんなときも
(八月のシンデレラナイン ED)





どうしろというんだw
ある世代以上の人間にはこの「どんなときも」って単語が
脳に直結で繋がっている単語で、こいつに抗う意思がなくなるのねw
でもまあもともとは若い男が自分を鼓舞する曲だったような
それが20年以上たって野球をするオンナノコの曲になるのは
時代の流れってやつかもしれないね、まあいい曲だよ。







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最終回はいつも悪天候か地震 (アニメ感想)

2019-07-02 21:04:34 | アニメ的感想2019年 夏





盾の勇者の成り上がり 
第25話 盾の勇者の成り上がり とまとめ △+





いつの間にか他の三勇者と力の差がついてしまってましたねえ
まあ「主人公」やからね、そしてそれが納得できる「苦行」
やってきましたからね、2クール費やしてそれを描いてきたのは
まことに「納得」がいく「内容」ですわな
逆に言えば1クールで「苦行」をマトモに
えがくのは大変むつかしいということだ。
このおはなし尚文が他のチート作品のように「異世界」を
「縦横」するのではなく、受動的に受け入れていくハナシなのよな
「やむおえず」「仕方なく」「いきがかりで」というのが
ハナシの軸になっていて、それが良さであり弱点であろう
それは当作品を視聴している大概の人間の「リアル」でもあり
そこに視聴するモチベーションがあるともいえるかもしれない
ヒロインが「亜人」っちゅうのも「つがいになる」ってのが
現実の「人間同士」ではむつかしくなっているっていう当邦の
性事情の裏返しかもしれないね、いったいどっちが「クソゲー」なのやら。








賢者の孫 第12話 そして、世界へ...とまとめ △





「チートもの」を「師匠」役を通してやるって寸法やったね
その関係性を通して「(魔)王」になるルートと孤独を解消してた。
さかしいのは「ファンタジーもの」であるがゆえに「指導」に
必要な「説得力」が「リアル」である必要があんましないところで
なるほどこういうやり方もありかとちょっと思った次第。
しかしまあこの「ゲーム的」なコミュのクリアーさといったらないわな
人格も力もなれそめも申し分ないから他人が好意的にかかわるとか
金と権力の次に欲しいものですわな、ということは「現実」には
それが「なかなか手に入らない」ということの裏返しということでもある。







叛逆性ミリオンアーサー 
第23話 叛逆の未来へ とまとめ △(+)





「合体(とあるある)」で後半戦をなんとか埋めていたねえ
まったくもって「自由」であるこのおはなしがその「自由」を
もてあましていたような印象ですわな。
逆に「進撃の巨人」とか(例えに出すのも失礼だが)
これでもかってぐらい「不自由」なのに、ふっと演出とか
場面が「自由」になる時があるのは不思議なことではあるね。
こういう風に「硬派」なメソッドと「軟派」なメソッドの乖離が
果てしなく進んでいるってのが「現代」というもののあり方
なのかもしれないなあと思う次第ではある
まあもう一つの道、つまり「硬軟自在」っていうばけ物みたいのも
あるけど、まあ当作品がそれに該当するとは到底思えないにゃあ。







世話やきキツネの仙狐さん 
第12話 それでも、あやつを... とまとめ △+





「生きる時が違う者が共にあるのはつらい結末が待ってる」
ぐらいで愛情を注ぐのを止めるなら、最初からってハナシすよねえ
それは「自分の利益にならなくなったらバイバイ」って手合いと
変わらないってことになってしまうものね。
このおはなし、仙狐さんとのだだ甘生活の一方で
「仕事」のつらみが実になまなましく描かれているのよね
フィクションになりがちな「ひどすぎるイベント」とかでなく
「あるある」ぐらいのギリギリのラインのファッキンなビジネス
その永劫の差があるような世界を「もふもふ」が繋いでいるのよねえ
この「死」でも「悦楽」でもないスピリチュアルなたのしみを
見いだしたことこそが「平成」の日本の最大の発見だったのかもしれん。







ぼくたちは勉強ができない 第13話
天才の目に天の光はすべて[X]である  ととりあえずまとめ △+






「おせっかい」ばっかりしてますよねえ
成行だけでなくヒロイン陣も大概なんで「いいひと」
だけでこの世界は成り立っているかと
その完全な世界に「勉強」が入り込む余地は充分にあるね
なぜなら「できる・できない」という分断と接合が
人には分かり易い「成長」だろうからね
このおはなし「できない」側をうまく取り扱ってるよね
「ちんぷんかんぷん」さ加減の不安と焦りがハナシの
よいモチベーションになっている、と同時に「恋バナ」に
つきものの無目的さと浮つき加減に一匙塩が入って
いいあんばいになっている、おしまい。







この音とまれ! 第13話 久遠 とまとめ △++





文化系でも当話「集団競技」なんで「できる」側にも
「できない」側にも双方にうまみがあるよい関係になってる
「合奏」なんで「結果」の一致があるし「ソロパート」が
あるから個人が埋没しない、おいしい関係
とまあなんかおいしいおいしい言っているけど
「音楽」として基本的なスキルと訓練が求められるのが
これまたよい「納得」をもたらすよねえ
このおはなし、その地味な「訓練」のとこも立派にやってたんで
「馬鹿にすんなよ」っていう感が全体溢れていて
よい若人達だとおもわされたねえ。
2回あった演奏シーンが珠玉のデキやね、ただ弾くだけでなく
音色から仲間を理解するっちゅう「音楽」の魅力そのものに触れていたかと。
そしてそれをアニメーションとして総合的に僕らも理解するのだ。







文豪ストレイドッグス 第37話 回向(ECHO) とまとめ △++






冷静と情熱のあいだ






いつもどおりの「共闘」とそれによる「理解」が
当作品の持ち味だけど今回は「ヒョードル」っちゅう
知能犯に対して太宰とフィッツジェラルドっちゅう
「知」の共闘がプラスされていて、いつも何らかの「プラス」が
ある当作品の少年誌ぶりにシャッポを脱がざるをえないねえ。
しかしまあこの「進歩ぶり」ってのはおおよそ「文学」
らしくはないわなあ、ちゅうのも「成長」に身を任せられない
苦しみや存在の不安を託すのが「文学」の主流な気がするんで
この清々しいまでの「少年誌」になっている作品は実はきわめて
「反文学」てきな存在になっている気がするのね、善し悪しは別で
それともいつかその「相反する存在」とすらも「共闘」するのだろうか―





























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