意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

今宵は雪月花 (アニメ感想)

2022-01-25 22:26:32 | アニメ感想2022年 一期





現実主義勇者の王国再建記 第二部
第16話 苛政は寅よりも猛し  △+





かんがえてみれば戦後交渉で2話も尺を使っているのってすげえなw
でもまあ戦勝国ならいつまでやってもいいかもねえ
いつの間にか「帝国」の側も引き込んで交渉を有利にしているのはさすが
こういう場ではなるたけ「公平」に装わないと心証面で不利になるんで
あとは「公平」がなにを巡ってのそれかの闘いになるのだけど
そういうむつかしい状況をアタマに血ののぼった
敗戦国の王子ひとりに任せている時点で
「不利」ですわな、本来は国の頭脳みたいな人に任せる案件だし
ほどほどの賠償金と図書と貴重な情報媒介を押さえてまあ「穏当」
なラインですわな、あんまし苛烈に取り立てると恨みをかって
また戦争の火種になるし、むつかしいよねえ。







怪人開発部の黒井津さん 第2話 闇の湯壺で貪り合う悪鬼の叫びを耳に眠る
伝説の名を持つ地獄の使徒は、恐怖を携えてこの地に目覚める △+




 
「仕様変更」につぐ仕様変更で元のコンセプトが損なわれるというw
こうやって見ると「怪人」の開発も「先端機器」のそれとなんら異ならないね
「誰も見たことがないようなやーつ」をつくらにゃならんので
「みんなの意見」が参考にならないどころか邪魔になるわけで
そのさまをたのしく戯画化して見られるのがよかったかと
しかしまあ「戦隊ものの怪人」ってな「切られ役」なんで
ある意味正しい姿であるともいえよう。






錆喰いビスコ 第3話 タッグ △+





「病気を治す人」が「病気の元凶」とカン違いされる、お約束ですな
しかしそれぐらいに「この日本」は文明が廃れてしまってるんだろうね
ミロのように「医者」を国家が管理せずにヤクザな知事にからまれたり
「鉄」にまつわるものが人間もふくんでひどく痛んでいたり
なるほどこの状況だと「生身」であることに価値が大きくなるねえ
そしてそういう「常識」をブチこわすことこそ「物語」の本懐の
ひとつだろうから、それだけでも当話は視聴する価値があるとおもう。

 
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これも前世の俺が作ったものだ (アニメ感想)

2022-01-22 20:10:36 | アニメ感想2022年 一期





その着せ替え人形は恋をする 
第2話 さっそく、しよっか?  △++!





股ひらくの早すぎィw
しかしまあほぼ丸々一話かけて「採寸」する度胸よな
そしてそれに値する「人形」の綺麗さだわな
ちょうど「ヌードモデル」のような、美と淫猥さのせめぎあいで
そのあたりのはざまでゴジョーくんがぐるぐるになっているのが
極めて妥当で、ある種下着姿の娘より見物であったかと
そして「趣味」への直球な情熱が「淫猥さ」にまさって
「売春趣味」を一枚超えたかとおもわれるね
そしてそれは「恋愛ゲーム」とはちょっと異なる「めんどくさい」
ラブコメがはじまる予感もふくんでる。







明日ちゃんのセーラー服  第2話 また明日 〇





自己紹介で「普通の人間には興味ありません」ぐらいに目指すと
だいたいこんなかんじかなあw
まあこんな超天然ものの娘がいたら流石にみなが注目するね
もちろんそれはぼくたち視聴者も同一で「目が釘付け」
なんて言葉を久方ぶりにおもいだすことになるだろう。
しかしまあこの「たのしいがっこう」の「また明日」が
どれだけ価値があるのか、はっきりわかるのが凄いね
それを包んでいる古めかしい校舎、田舎の情景を描く質のたかさ。






 
プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2
第2話 きまぐれ猫の躊躇い~月明かりのアンティパスト~ △+





キャル、面(おもて)をあげい




キャルちゃんがしっかり「夜の仕事人」てきな仕事やってて
この脳天気なオハナシでほとんど一人で「闇」を担当しているかと。
ちょうど「アイドル」やってる人たちもでてきたんで
ますます「裏方」てきな仕事にはいい時間だったかとおもう
そして「食事」を待っていてくれる人たちがいるシーンに
そこが繋がっていく、困った困ったと苦笑いしてそれを受け入れる
という一連の流れがつよみかと。






平家物語 第2話 娑婆の栄華は夢のゆめ  △++





こいつらすぐ頭を丸めようとするな
でもこの「出家」のはやりぐあいが「仏教」が
どんだけ現世に影響力があったかがわかるし
なにせすぐ人が死ぬご時世だから、浮き世から
距離をおきたくなる気持ちもわからないではないね
10かそこらの人たちが政略結婚でつぎつぎ嫁いでいくのは
「むかしばなし」ではよくある光景だけど
当時は寿命も半分ぐらいだろうから「適齢期」なんかもしれん
とはいえ女性陣には自分とは関わりのないところで
人生の一大事を決められたら愚痴のひとつもいいたくなるかもね
それが「時勢」であるとはわかっていても。






ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 第3話 エース登場/遺体は語る △++





「刑事科」のひとらもでてきて、ハナシはつくりやすくなるね
あんだけ悪びれず悪態ついてた万引きババアが「家族」が来ると
ナメクジに塩がかかったようにおとなしくなるのがリアルやな
そして「遺体」っちゅう究極のリアルがその次に待ち構える
二段構えの構成がうまいかとおもう、ぶっちゃけ死体ってのは
(暴言を承知で言うと)「汚物」で、それに接しなければ
ならない職業の人たちには身もふたもない敬意を持たざるを得ないね
もちろんそこまで献身的に介護している人たちにも。






からかい上手の高木さん3 第3話 うちわ/魔球/ネコ救出/雨 △++





「明日は土曜日」も併せてやっているせいか「日常もの」
として切り取っても質の高いのは流石だとおもう。
 あるいは「学校」っちゅう窮屈な場所でもがんばって
「遊ぶ」ような若人のきらきらとしたパッションがまぶしいとかね。
「あいあいがさ」を待っている間、高木さんが勉強で間を
つぶしていたのがまあこの娘が成績優秀な理由がわかるね(今更だが)
その間「もしかしたら来てくれないかなあ」とかうっすら
期待してたのかなあとか実際来たときの喜びを想像すると
見ているこっちもちょっといい気分になれますわな。




 
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船はいらん娘をよこせ (アニメ感想)

2022-01-18 20:53:45 | アニメ感想2022年 一期





異世界美少女受肉おじさんと 第1話 ファ美肉おじさんとおじさん  △+





男どもとしては目の前に「うまいにく」があれば出自は
あんまし問わないので、むしろ仲の良い男友達が「中の人」なら
これ以上はないメスでもあろう、ここでは「異世界転生」っちゅう
常識破壊で普段は味わいにくい「一目惚れ」てきな状況を
うまくつくりだしているのがうまいかとおもう
オスとメスのうまみをこれでもかと提示しているわけで
なるほど「転生ハーレムもの」はもうアホくさくて
誰も描かなくなった「小学生の少女まんがみたいな恋愛観」を
合法的に提示する機会になっているのかもしれないと思った次第。






賢者の弟子を名乗る賢者 第1話 わし、かわいい……  △+





(元)主人公が「単身軍隊」とよばれるほどの召還賢者
っちゅうのを真面目に提示するのがよいかとおもう
加えて「魔法使い」てきなジョブが「戦闘面」では一歩劣るとか
魔法使い優遇世界観に一手釘をさしておいてあるのもまじめ
とここまで堅苦しくやってメインディッシュの「ファ美肉」
をたのしませるのがよい展開、それもいきなり「なんじゃこりゃぁ」で
終わりにするのでなく、しばらくサイレントで不一致を
たのしませたのがうまかったかとおもう、にしても本当に
こいつらいつものべつくまなしにキャラクター萌え美少女にするよなあw







ありふれた職業で世界最強 2nd season
第1話 イレギュラー △(+)





よくあることなんだけど「女所帯」なんで会話してるだけで
相当尺がとられてなかなかハナシが進まないってのはあるね
折角の折り返し1話目なのにトークと世界設定の説明で
終始してしまうのは勿体ないかもね、まえは
「裏切りののちダンジョンに放置」とかベタだけどつよ設定で
なんかこう家庭を持って丸くなったイキってた人みたいな
見る側としてはつまんない展開になっていたかとおもう
じゃあ女どものやりとりがおもしろおかしいかというと、うーん
それはそれでむつかしい「芸」が必要になるわな。







平家物語 第1話 平家にあらざれば人にあらず △++

 
 


じゃが、面白かろう?





まずは「びわ」っちゅう未来が見えるオリキャラとか
「歴史もの」をブチ壊しかねないような大胆なキャラを
ほおりこんできたことに驚くね、「過去をかたる」ことの
「変えられない運命・悲劇」が「平家」のキモで
そして「アニメーション(あるいは現代のドラマ)」
はたいがい「明るい未来」を指向してるんで
そういう事情がこのドラスティックな展開を生んだのかもしれんね
そのハナシづくりものっけから強力なコンビネーションで
「奢れる平家」の横暴でびわの父親は斬り殺されて
しかもその平家のナンバー2の重盛に拾われて育てられる
っちゅう盛り上がる要素しかない状況で、なるほど「古典」
だからこそこんぐらい「壊して」いいのかもしれないと思った
他にもまだまだ見所いっぱいあるね、「平氏」が「武士」から
ずいぶんおっとりして「貴族」っぽくなっているとことか
のちのちの世はしばらく「武家」が覇権をとっていたので
「平家」のこういう惰弱ぶりは「反面教師」として語り継がれて
きたのだろうなァとかと想像したり、まあ語りつくせぬ何かがある。



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失敗作ではないわ!仕様ですから!! (アニメ感想)

2022-01-13 22:25:50 | アニメ感想2022年 一期





CUE!   第1話 はじまりのはじまり  △+





To be, or not to be, that is the question.




ハコヅメになってあんなことやこんなことしてますねェ
しかしこの「中の人」を取り扱うようになったのはごく最近のことで
「自分語り」がいかにむつかしいことかとおもう
あるいは「演劇もの」の延長にあると考えると
その系統の作品がどれも一定以上のクォリティで出さなきゃダメ
のような縛りがあることから、まあ緊張があるわけだ。
あと「子役・演劇」あがりの人が増えたのはたしかだね
逆に演劇とか芸能の舞台にあがる人も増えたわけだし
まあぐだぐだ言っているけど、仮構のおはなしに命を吹き込んでいる
ちゅう感覚はあったかと、丁度当作品じたいに命を吹き込むように。







現実主義勇者の王国再建記 
第14話 虎の威を借るアミドニア  △+





敗国の王子が他国の力に頼り切りで領土返還交渉とか
セプクものの辱めだなw まあその屈辱のままに
くってかかって返り討ちに遭うのがこう「生」っぽいの
とまあここまでは口のすべりを良くするまでのウォーミングアップで
本番のマトモな実力の国との交渉がたのしみだわな
ここでの争点は「同盟(大勢)」にくみしない人たちとどう交渉するか
ってのを与しない側としてどう受けるか、っちゅうことだね
「人類は魔族(敵)に一枚岩で対抗しなければならない」っていう
単純かつ強力な言い分にどう反論するかっていうわけで
さてどうするか「一枚岩」のはずなのに同じ人類に「侵略」すんな、とか
そもそも「魔族」って敵なん、とかぐらいかねえ。







明日ちゃんのセーラー服 第1話 あこがれのセーラー服 △++





「新生活」と「新制服」をひかえた娘と片田舎の瑞々しい描写がすごい
お母さんもノリノリだったから確認を失念したんだろうねえ
ちゅうことは「セーラー服」はもう「昭和の遺物」になるぐらい
「ブレザー」が常識になってしまっているわけだ
とまあこれだけなら「誤解」のハナシになるのだけど
「一人だけ違う被服」が押し通るならそれはもう「個性」に
なりうるのではないかとおもう、そしてそれが明日ちゃんの
ひいてはこのかぐわしい当作品の「個性」になっているかとおもう
あるいはそれが可能な「お嬢様学校」の「環境」への期待も込みで。





 
その着せ替え人形は恋をする 
第1話 自分とは真逆の世界で生きている人 △++





「ランウェイで笑ってイージーモード」のようなてい
っちゅうことは面白さは確定といっていいのかw 
ゴジョーくんが家業と趣味との結果で自然と「ぼっち」になるさまが
まずは手堅くてよいかとおもう、そして「趣味」でつながる
「つよさ」が男女間の関係のように「つよさ」のように
結びついているのが見物だったかとおもう
しかしまあ「被服」とか自分で作ろうとすると異常にむつかしくて
喜多川さんが「ただ布をひっつけただけ」のコスになるのも
無理からぬことかとおもう、そのしどけなさがいい画だし
ゴジョーくんがからんでいくうまいきっかけになっているかとおもう
しかしまあ「好き」だからね、それでいいのだからそれでいいのだ。







怪人開発部の黒井津さん   第1話 世界征服を企てる悪の秘密結社で
人々を恐怖に陥れる怪人が生まれ出るその時、彼女は密かに涙した △+






美人の白衣とか申し分なくすばらしいw
しかし社会人としてはうまみが少ないのがかなしいねえ
「怪人開発部」とか「商品開発」と同じように花形だろうけど
とにかく人員がすくないのが悩みですわな
まあ特殊性が強いだろうし、情熱があるんだろうねえ
「偉い人の一声で仕様変更」とか笑っていいのか、でも笑えるw
 しかしその無茶ぶりが「すっぽんぽんオオカミ女(男)」を
生み出したのだから、悪いことばかりではないかと
すくなくとも出だしとしては十分オツリがくる。






プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2
第1話 美食を訪ねて~好奇心は最高のブーケガルニ~ △+





キャルちゃんの足かせがはずれてのびのびとツッコミを入れて
トラブルに巻き込まれているのよいw
加えて「ファンタジー世界」の背景がなにげに
しっかりと書き込まれているのが魅力かとおもう
美味しい食べ物を求めて命がけの冒険をしてるのに
最後はおうちで食べる野菜スープが一番ってなるのが
まあよい落としどころではあるね
この後いくらでも命がけはできるだろうしw






錆喰いビスコ 第1話 八十万日貨の男 △+





東京砂漠




主人公的視点であるミロくんと世界観の説明てきな部分が
二分されていて、けっこうせわしないね
まあこの世界が「健康と衛生」を失って久しいのはわかるね
あるいはこの視点の混沌もそれがねらいかもしれぬ
そもそもタイトルのビスコは「テロリスト」だし
ミロくんも「闇医者」みたいなかんじだし
十分に世界は転倒しているのがわかりますわな。






天才王子の赤字国家再生術 
第1話 そうだ、国を売ってトンズラしよう △+





ラインハルトとヤンを足して2.3ぐらいで割ったような感じだなw
確かにどっかの現実主義の勇者じゃないんで貧乏な国家の運営とか
やってられないだろうねえ、非才なら国が滅んでおしまいだろうし
そして当話のようにある程度有能なら今度は困難を解決し続けることになる
となると「盾の勇者」のようにヒロインの価値が高いね
当話もよく信頼し、理解しているもようそういう「仕事」を
通して関係性がむすばれているのが「恋愛」だけで差し向かうのより
ずっとやりやすいのも確かだ、何せ仕事のできる男を女性陣が
ほっておくわけがない。






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こういうのでいいんだよこういうので (アニメ感想)

2022-01-11 22:20:42 | アニメ感想2022年 一期





オリエント 第1話 武蔵と小次郎 △(+)





「武士」っちゅう現代の日本人もそこそこ好きな「概念」を
まずは最初に侮蔑して踏み絵にしとるね 、大概「異世界」
なんでそもそもわれわれが知っているところの「武士」と
どれぐらい一致するか謎だけど「奴隷根性」と一緒くたに
煽っているのは確かで、このあんまし流行でない出だしの
力みすぎ加減がうまみかとおもう、ひとつわかることがあって
「優しさ・平穏」のうらがわには「欺瞞・侮蔑」があって
オトコノコはその表裏を選択しているということだ
戦闘シーンとかそういうのはどうでもいいけど。






リアデイルの大地にて 第1話 宿屋と、塔と、熊と、宴会  △+





「SAO」のユウキたちと一緒で「病人」が仮想空間で「強者」
としてそこで縦横無尽に「生きて」いくという結構むつかしい
(それでいて現実⇔空想っちゅう人類固有の問題)を最初に提示
しているのだよね、このおはなしも「現実の自分のロスト」
っちゅうあんまり考えたくない事態を忘却せんと
「受肉」したカラダで異世界にあえて振り回されているようにも感じる
舞台が「ゲーム」のときより200年後という設定で
「つよくてニューゲーム」のようなたのしい事態ですね
それじゃあまたぞろ「いいヒマつぶし」してもらいましょうか。







東京24区 第1話 RGB △+





 「特別区」をもうけてSFてきに「未来予知」を巡る
ハナシをしようってわけで、3人の若者に視点を分けたのは
このむつかしい課題をクリアするのに丁度よいあんばいかとおもう
「不確定要素」を減らすには「管理社会」のように「個人」を
洗いざらいさらけ出すのが必須で、そしてほとんどの
不具合のない人たちにはそれが「幸福」っちゅう
まあいつものとおり「個人⇔集団」の闘いももりこまれているわけだ
とまあこんだけぎゅうぎゅう詰めでも「ヒャッハー」みたいな人が
いるのは皮肉だけども安心するねw






ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 
第1話 アンボックス&サンドバック △++





考えてみると「職業もの」として「警察官の日常」とか
ほとんど前例がないわな。「こち亀」以来それを後追いするものもなく
あとは何か真面目ぶった「クライムもの」ばかりで
「主題」としても「警察官」は不遇だったようなかんじで
令和になってようやくその呪縛から解放されたような感覚だ。
ちゅうわけでおもしろかったのはベテラン泥棒をご用したとこでなく
「駐禁」をめぐるとこよね、ひたすら謝罪するおばさんと
悪態をつくDQNの二極が「軽犯罪」ひいては警察官の
仕事の本質にせまっていて、地味だけど出だしとしては手堅い一手
だったかとおもう。






スローループ 第1話 とても変わった女の子 △+





クールな「語り」のオンナノコとへんなオンナノコの
ガールミーツガールで、きらら枠っぺえ出だしですわな
「ていぼう!」だと知識のある「先輩」がいろいろと
「説明」をしてくれてそれが面白かったのだけど
今回はひよりちゃんがそこまで「専門」ではないんで
ストーリーとして「親の再婚」ちゅう要素が半分主題
になっているかとおもう、そしてそういう繊細な問題を
きらら枠的にソフトランディングできるならそれだけで
じゅうぶん視聴に値する価値があるとおもう。






 
ドールズフロントライン 第1話 THE SEED タネ △+





「人工兵器」が「戦争」っちゅう「非人道的行為」の
肩代わりをするのはもう目の前で、あとは「皮」を
ボクら男どものご満足がいくようにすげ替えれば完成という次第。
そうなると実行部隊だけでなく「作戦指揮」も人工知能に
任せてしまえばいいじゃんってなるけどそれだと「86エイティシックス」
になっちまうからね、というわけで当話は「戦争」っちゅう
真面目ぶった皮をかぶったリーダブルな作品になっているかんじ
あと「動画」として映えるのは「困難」であって「虐殺」
それに伴って「知性による容易な解決」が否定される向きがあるね
これは仮構のおはなしが「戦争」を描こうとすると常に
つきまとう困難ではある。






からかい上手の高木さん3 
第1話 握力のやつ/日焼け/新学期 △+





「前期」から正当に継続していてこの「そのまま」感がよい
「日焼け」とかもそうなんだけど「お肌ケア」みたいなことをしない
ませた感じのしない「中学生」たちが メインなのが貴重やね
さて、そうなるとヒロインの高木さんはどうか「等身大」
としては大人びているし、かといって西片くんのように「子供」
の部分をまだ愛でているフシもあるし、そういうオンナノコの
微妙な側面を「夢」としてある程度提示できたようにおもう。







失格紋の最強賢者 第1話 最強賢者、現る。 △(+)





 「無詠唱魔法」好きすきだろw
ああ、そうだね「クソ長い詠唱」とか平成で捨て去った概念やね
これは「努力してある行為を成す」ということを捨て去った
ということでもある
(あるいはみんな「言葉」に敬意を払わなくなったということか)
というわけで当作品は「設定」が表面を超高速でかけめぐる
「異世界転生もの」のまったくもって典型のような印象だったとおもう
とあらば、あとはその喜劇を笑いとばせばいんだろうかねえ。


 

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2021年アニメアウォーズ!(補遺)

2022-01-07 22:40:03 | アニメ感想2021年其の四





「アニメアウォーズ!」で指定項目にないもので
こんなんどうでしょうか






人外キャラ部門





見える子ちゃんのアレら




本当に凄い造形で作中の誰よりも気合いが入ってる画だw
しかもしゃべるわ、のったらくったら動くわでアニメになって
よかったかと、いやよくないかw





男性声優部門





村瀬歩さん
(鈴木入間【魔入りました!入間くん 】 
白柳啓 【出会って5秒でバトル】 双頭院学【美少年探偵団】
岩木山雪里白那之五十六子晶(あきら) 【怪物事変】
リク【SHOW BY ROCK!!STARS!! 】 カゲ【王様ランキング】
メネル【最果てのパラディン】 など)





美少年度がハンパないね、他にも多種多彩で満足がいく
誰かを振り回していることがどうしても多いけど
そうされたくなるあま~い声質





女性声優部門





古賀葵さん
(古見硝子【古見さんはコミュ症です】 志野亜貴【ぼくたちのリメイク】
結城楓【究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら 】
ロゼ【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω 】 山本【ブルーピリオド】
月城モナ【先輩がうざい後輩の話】棟梨ひより【ビルディバイド】 など)





今更もいいとこだけどw
ヒロインもいいけどサブキャラの年下の娘も味わいがあって好き
あるいは中の人の年相応なんかもねえ





新人賞(男性)





とくになし





新人賞(女性)






若山詩音さん
(南夢芽【SSSS.DYNAZENON 】 
運命/コゼット・シュナイダー【takt op.Destiny 】
越前 佐和【さよなら私のクラマー】 )





ま、ダイナゼノンの夢芽ちゃんが印象深いね
ため口のJKとか長時間関われるのがすごさだ





制作部門





WIT STUDIO
(Vivy ・王様ランキング)




ここ、作画がへたれたりする瞬間を見たことがないねえ
そういう足腰のつよさが動画としての質の保証になっているかと。






↓アニメアウォーズをただ年度別にリンクをまとめただけ





















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2021年アニメアウォーズ!

2022-01-05 00:00:53 | アニメ感想2021年其の四





おちゃつのちょっとマイルドなblogさんの
毎年恒例の企画です





最優秀作品賞




小林さんちのメイドラゴンS






受賞の理由は信者だからですw
いや、まあずいぶん待たされて、いよいよ視聴
ってなった時のおたのしみ袋を開けた時のような感覚
当作品ふわっとした見た目でしっかり「社会派」のような
むつかしいこともさらっとやっていて、おっさんのワタシもおもわずにんまり


候補
呪術廻戦 ・ウマ娘S2・ゆるキャンS2・リゼロ2期
転スラ2期・SSSS.DYNAZENON・Vivy・ラブライブ!スーパースター!! 
見える子ちゃん・古見さんは、コミュ症です。








特別賞




スーパーカブ





特殊な感覚といったら当作品が一枚抜けているかと
本当に「無色」なJKに語りをやらせて
どノーマルなスーパーカブをころがしてどうよって
提示する度胸がすごい、しかし視聴可能なのよね
アニメはこういう「感覚映画」みたいなことも可能なんだ。




候補
蜘蛛ですが、なにか? ・IDOLY PRIDE ・裏世界ピクニック 
のんのんびより のんすとっぷ ・ゾンビランドサガ リベンジ 
ぶらどらぶ ・イジらないで、長瀞さん 
迷宮ブラックカンパニー ・かげきしょうじょ!! ・死神坊ちゃんと黒メイド
先輩がうざい後輩の話 ・ジャヒー様はくじけない!





男性キャラ部門





五条悟
(呪術廻戦)




ホント頭のおかしい強さですよねw
「敵」もたいがいなんだけどその上でこの人の
相手をするやつは同情します
動画としても「世界の理(ことわり)」をねじ曲げまくってて
呆れたフィーバータイムだったかとおもう(褒め言葉)






女性キャラ部門




古見硝子
古見さんは、コミュ症です。





冗談のような完璧な美人さとコミュ能力とのギャップの落差すね
こういう「高嶺の花」てきなキャラは意外と動かしづらいので
ライバルだったり、主人公の向かい側に据えることが多いのだけど
それを主役にするということで「漫画(ラブコメ)」として
「バランス」をとった結果こんな異常な美人ができあがったのかと
しかしまあこんなシャイ(古い表現)な娘、「現実」ではもう
死滅してしまったんじゃないかとおもえますねえ。






OP部門











The Sacred Torch
(最果てのパラディン OP)





この曲を作った吟遊詩人は誰だぁっ! といいたい出来w
みんなの視点が旅行くウィルに注がれているのが「英雄譚」といった体
そしてそれと同じぐらい優遇されているメネルさん
まあ「赤」と「白」で画は映える映える。





ED部門












がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ
(蜘蛛ですが、なにか?ED)





そりゃ節足動物に転生したらこうなるわなw
まったくもって狂っているけど、そもそも「生きる」って
ことはそういうもので、生存本能と智力で「魔王」の領域
まで到達したのだからある種「チート」とは真逆の存在
だったのかもしれんね。
コメント (1)
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アニメ感想2021年其の四まとめ

2022-01-04 23:13:59 | アニメ感想2021年其の四





印象に残ったとこ





古見さんは、コミュ症です。第4話
身体検査です。/恋です。











このシーンの前のストーカー山井さんに対する
「自分の友達は自分で決めます」からずっとよいシーン
そもそも「友達100人」の目標の時点で「友達」の
えり好みなんかできないはずなんだけどね、それでも、という
古見さんにとっては(普通の人でも)ハードルの高い状況だったろうけど
その緊張感は存分に伝わってくるかと、そしてその後山井さんも含めて
「友達」がどんどん増えてくるのは周知のとおり







見える子ちゃん 第4話 やっぱり見える より












風呂シーンだからではないw いやそれどこじゃないんだ
この「それどころではない」の使い方が最高潮に達したのが今話
そして「目にとまる」ものが凄いからこそ「隠す」こともできるわけだ








声優部門






古賀葵さん
(古見硝子【古見さんは、コミュ症です。
棟梨ひより 【ビルディバイド】 山本【ブルーピリオド】
月城モナ 【先輩がうざい後輩の話】 など)





なんでもできて関心するというか呆れるというか
まあでも古見さん演じてるからねえ4回転半決められたら
どうしようもないんでないかい。






杉田智和さん
(前世の男【無職転生】 ハインリヒ【異世界食堂2】
バルザック山田【逆転世界ノ電池少女】 など)





こいつやらかしてばっかりだなw
でももう「杉田ならいいや」ってイメージがついてるわなw
だんだんと若本さん並に色物のイメージがついてきたけど
今度はマトモな役でまたひっくり返してもらいたいとこだ。






OP・ED部門











恍惚ラビリンス
(サクガンOP)





遠藤さんみたいな声だと思ったら本人だったw
この「なんかおもしろいことやったろ」感よな
「おっさん」の主人公はやっぱり子持ちにするしかないと再認識した次第
たとえそれが血がつながらなくてもな













ヒカルイノチ
(古見さんはコミュ障です。 ED)





「うつくしい学園生活」の典型的イメージカットというとこで
ただそれは「定番」ではかたつかないわな、古見さんにとっては
それが渇望するものだったからでこのおはなしとEDはその夢を
古見さんのように端正に描いてかつうたいあげていたとおもう。








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