魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

えっ、DRC?

2006年11月27日 | ワイン ~2019年
このワインがブラインドで出てきました。
ご提供のKさんは「反則」だと言ったけど・・・。

香りを嗅いだ途端、電気が走ります。ビビビ・・・
色から判断すると80年代後半~90年代前半のピノ。

まず、普通にブルゴーニュだろうなぁ。
そして参加者一同、ヴォーヌ・ロマネ、さらにDRCじゃないかと・・・???
私も直感的に特級(グラン・クリュ)だと思った。

おいおい、そんなんアリだろうか?(でもKさんは反則って言った?)

じっとじっと考えてみる。
こういう状況ではすぐに提供者の持ちワインを思い浮かべて、その中から
決め打ちしてしまうという悪いクセが出るんです。アセアセ

味わうほどに、花や花の蜜、それらが鼻先に留まって、「まるで蝶が
とまっているんじゃないか?」と思うほどの状態です。
華やぎばかりでなく皮や肉のウェイト感もある程度あります。
そのバランスはヴォーヌ・ロマネからシャンボール・ミュジニーや
ニュイ・サン・ジョルジュの北部に近いと予想。

エシェゾーかグラン・ゼシェゾーあたりと推測。
ロマネ・サンヴィヴァンとの意見もあり。

で、新聞紙を剥がすと現れたラベルがこれでした。

1997 クロ・ヴジョ(ドミニク・ローラン)

おぉ、ちゃんとブルピノ、グランクリュ!
しかもエシェゾーかグラン・ゼシェゾーと地続きじゃん!とか
何とか・・・弁解、言い訳。

ただ、セラーの状態がこのワインを買った時は万全ではなかったため
熟成が早く進みすぎた、とのことでした。

まっ、いいですよね、こんなのも。たまーーーには。
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さすがのG・ルーミエ!

2006年11月27日 | ワイン ~2019年
ブルゴーニュキャンペーン記念&忘年会と称して
ワイン仲間が集まってきました。あまりに急遽でしたので、お声を
かけられなかった方、すみません。何せ当日の午後話が持ち上がりました。
で、その会の様子をアップいたしますね。

まず、2002 ブルゴーニュ ルージュ(ジョルジュ・ルーミエ)

きれいです!きれいな赤系果実味が良いです。少し動物や皮のニュアンスも
ありますが、ホントに愛らしく、それでいて軽いのだけど、それも魅力にして
しまうほどに心憎いブルゴーニュのベーシックワインです。イイネ~!





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