魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

シュヴロのマランジュ

2006年11月01日 | ワイン ~2019年
2004 マランジュ スール・ラ・シェーヌ(シュヴロ)

ドメーヌ・シュヴロは日本人の奥様がいらっしゃるので応援したいところ。

少し厚めの果実味、その中に旨味のニュアンスもあっていけそうではある
のですが、04年はやはりどうしても本気になれない。(ほぼ全ブルゴーニュで)
どこかバランスが好きではないのです。
ただ、05年には大きな期待が出来そうな手応えはあります。
マランジュってブルゴーニュ、コート・ドールの一番はずれにあって、
とてもマイナーな村です。
こんなはずれた場所で頑張っているって、凄いことだなって思います。

このドメーヌはこれから先、ますます伸びて期待できそうな気がします。
ブルゴーニュ全体の値上がりが続き、有名ドメーヌものが高騰し、
お金持ちのワインになってしまうので、こんな穴場の隠れた優良ドメーヌは
マークしておいても良いかも知れません。

ワインの名産地にお嫁に行って頑張っているのは、
メグ・ライアンの主演映画「フレンチキス」を彷彿とさせるでしょうか。
脱線しますが、この映画は面白いので、ぜひご覧下さいね。

そういえばシュヴロのご夫婦が来日されるらしいという噂もあります。


話は変わって明日はまたまた試飲会。
どこかでエンジン全開して、美味しいワインを嗅ぎまわっていることでしょう。



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