魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブルゴーニュの最高のマリアージュは?

2006年11月28日 | ワイン ~2019年
時間は経ちましたが、この日飲んだ他の素晴らしいボトルも
書いておかないといけません。

1998 ジュヴレ・シャンベルタン クール・ド・ロワ(デュガ・ピィ)

目が詰まって充実感があります。98年の危うさ?を微塵も感じさせない
出来です。やはりさすがのデュガ・ピィ!
最近は高騰しているので、滅多に出会うこともありません。貴重です。
皮や獣臭がみっちりと入って、ジュヴシャンらしさを醸しています。
中心にはしっかり蜜を感じ、時間と共に開いてくると最高でした。
多分2日目(残らなかったけど)に飲むとメチャウマでしょう。
それだけのポテンシャルを感じました。


1997 コルトン クロ・ド・コルトン(フェヴレ)

フェヴレのコルトンははずしたことがありません。常に美味しいです。
ただ、パワーがあるので、少しは待ってやらないとじゃじゃ馬です。
97年ですので程良くこなれ、個人的には飲み頃かと思います。
(一般的にはあと3年待ってやれよ、と思うでしょう)

若さもあり、赤系~中間程度のベリーの風味がしっかりとします。
シナモンや東洋系スパイス、皮など。ボディがしっかりしているので
秀逸です。酸も良くって、出過ぎず、その輪郭をはっきりとさせ、
堂々とクリアにボディを浮き立たせています。


ところで、ブルゴーニュワインに最高のマリアージュって何だと思いますか?


実は・・・「ブルゴーニュ」です。
逆にブルピノは他の国や他の品種のワインと一緒に飲まない方がいい。

ブルピノの世界に溺れる感覚を、徹底的に堪能するのがとても良い。
他の地区と比較するワインでもなく、思う存分、浸り込むワインだよなー!
って参加者一同は、納得しながら夜が更けたのでした。


最後にこれをご覧のこの会に出席された皆様、次回はまた少しはじけた
ワインを出してみたいと思っております。ピーター・マイケルとか
某ドメーヌ(私の大好きな)の最高作とか・・・???お楽しみに。


そんな時は声掛けてよ!という方もいらっしゃればご連絡下さいね。
「ワインバカ」や、そのなりかけ?と思われる方に限ります。




コメント
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