魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

梅雨明けの頃

2008年07月06日 | ワイン ~2020年
いよいよ梅雨明けが近付いているようです。

さきほど空を見上げました。

さそり座・・・ああ、アンタレスだ。確か太陽の240倍の大きさだっけ。

わし座・・・アルタイル、ひこ星だよね。

こと座・・・ベガ、有名な織り姫星。

白鳥座・・・デネブ、しっぽのところにあたる場所の1等星。

アルタイル、ベガ、デネブ・・・・・夏の大三角。


そういえば白鳥座のくちばしのところにあたる場所にあるアルビレオ。
2重星で赤と青が重なって見えるんだった。

さらに南西の空にはとても明るい・・・多分、金星か火星。


・・・・・・・なんて夏の夜の星空が演じる物語。


これらはすべて小学生の時に覚えた知識。
当時のあこがれは今も忘れない。空もきれいで星が降って来るように
見えたものです。子供心に天文学者になりたかったのかも???


ああぁ、「あれから幾十年!」(これマニアは知ってますが軍艦島に
書かれた有名な落書きです)夢は叶うことないまま・・・、
いつしかただのオッサンに。


まあ、だから楽しいのですよ。それこそ人生ですよ・・・ってなわけで、

今宵のワインは、


2005 メルキュレ (Ch.ド・シャミレイ)
(仏、ブルゴーニュ、赤、3~4千円)

健全なプラムやブラックチェリーなどのベリー系と焼きたての甘い
お菓子のような、よく熟し、豊満だけどキュッと締まったピノの香りです。
獣臭や花の蜜の甘みもグイグイと香ります。

味わいは柔らかできれいです。充実し、均整のとれた美しさがあります。
心地良くソフトに流れていきます。

美しい。まるで夏の夜の星々のようです。

少しだけ浸りますね。


コメント (2)
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