魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

夏と暑さとデイリーワインのディフェンス

2008年07月29日 | ワイン ~2020年
最近、ワインの感想を書いていない。

まあいろいろと、とめどなくバカになっているのも原因ですが、
ほとんどデイリーワインばかり飲んでいます。
ですからわざわざ書いても・・・・・ですね。


うちではワインは基本的にセラーに入れるわけですが、
来店されるお客さんのうちで、「セラーに入って見てもいい」という方は
1割くらいだと思います。ほとんどの方はセラーに入ると・・・、

きっと、高いワインを買わされる!コワイヨー


と構えてしまうであろうから(もちろんそんなことはありません)、
無理にお奨めもできないのです。



そうなると、少なくとも、お手軽でよく出るであろう価格帯のデイリーワインは
店頭に並べておかなければなりません。手にとってもらえる位置でなくては
商品が売れなくなります。


店内はクーラーは入ってはいますが、それでも夏場はワインにとって高温。
しかもお手軽ワインはポテンシャルも弱いので、熱にもさして強いわけでは
ありません。

またワインたちも、まんべんなく回転してくれればいいのでしょうが、
やはりむらがあるのです。

そこで、私がディフェンダーとなって、ちょっと回転の悪いワインを
デイリーワインとして消費し、救っている・・・・・というわけです。

なにせこの暑さです!

ほとんどの場合大丈夫なのですが、先日やはり熱のダメージなのか?
味わいが少し平坦に感じたワインがありました。(もともとのボトル差なのか
判別は難しいです。)

ちょっと目を離したすきに・・・って子供みたいでもあります。

とにかくそうやって、目を光らせてはいるのですが、正直なところ
完全な品質管理は難しいでしょうね。
もちろん最初から1本、1本、微差がありますし。


もちろんセラーにさえ入っていればいいか?というと、
飲み頃というのも難しくて、年や品種、造り手によって、ワインの
熟成速度が違います。早すぎて失敗、遅すぎて失敗、これもいろいろと
ありますねえ。

ただ、出来ることだけはやっておきたいと思います。
そうしないと、ワインの良さをフルに発揮できないまま、
「あのお店で買ったワインは美味しくなかったよ!」って思われたら
やはりショックですしねぇ。


いやはや、手のかかるやつです。ワインって、どこぞのエバった俳優や
歌手???の方より始末が悪いのかも。オイオイオイ!


ところで、明日は(もう今日)サッカー五輪代表の壮行試合、
アルゼンチン戦。こちらのディフェンスもしっかりしないと
やられるよー。多分。ボロボロかも。


コメント
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