魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ドラマとワイン

2008年07月09日 | ワイン ~2020年
昨日書きましたドラマのおはなし、

「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった
-カウラ捕虜収容所からの大脱走-」

そのカウラ事件(カウラの悲劇)とワインについてですが、
説明が足らないようなのでちょっとだけ。

カウラの人達は事件で命を落とした日本兵を手厚く葬り、日本との友好関係を
深めるために本格的な日本庭園や日本文化センターを作っています。

さらに日本人墓地から日本庭園まで5㎞の間に約2000本の桜を植え、
毎年10月頃桜祭りを行っているのです。

国際理解を象徴する並木道としてのサクラ、これをモチーフにして、
ウインダウリーの造る限定品に「サクラ・シラーズ」というラベルを
付けることになりました。

ウインダウリー・エステイトはカウラ地区にあって自社畑で造られています。

また、捕虜には強制労働はなかったものの、ブドウ畑での作業は日課の
ひとつでもあったようです。

仕事しながらついつい見入ってしまいましたが、素晴らしいドラマだった
と思います。
コメント (2)
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