魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

バレンシアのワイン屋のおやじ

2009年11月08日 | ワイン ~2019年
某国営放送にて(ホントは国営放送ではない?)スペイン、
バレンシアのワイン屋さんの画像が映った。


お店の中になぜか楽器がたくさん置いてあって、そのおやじが
すっと立ち上がり、テナーサックスを吹きはじめた。


そしてつぶやくんだ。


「人生は音楽とワインさ」って。


おおぉぉ・・・カッコイイぞ~!



それを見た後にはやはり美味しいワインをいくのですよ。



2006 ラ・パッション・グルナッシュ V.V
  (仏、グルナッシュ種、赤、千円台)


熟したベリーとオレンジ、焼けたレンガ、ミント、など
明るく香ってきます。

味わいは、やはり明るいです。笑っちゃうくらい明るく華やかで
享楽的です。太陽のように誰が飲んでもパッと花開くような
明るさ、美味しさが味わえます。

あまりに外交的なので、開き過ぎの感もありますが、時間が経つと
さらに開くのでしょう。こんなワインが熟成するとどうなるんで
しょうね???


「生きるとはオレンジを齧りながら裸足で何かに向かってゆくんだ。」
みたいなことを私の大好きな作家が書いていたと思う。


人生は明るく熟成できればいいですよね。

コメント
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