とあるヌーヴォーの話題がTVで紹介された。
その映像を見てひとこと。
「あ~、青いよ~!」
赤ワインの色を見て「青い」と言ってしまうのはマニア以外の
なにものでもありません。きっとビョーキです。ワインの。
言ったあと、思わずそう感じました。
あなたの周りにそんな方がいらっしゃったら、それは確実に
ワイン病、もしくはワイン狂です。
で、そのワインはなんと長崎県、五島で獲れたブドウで
仕込んだ新酒だったのです。
これです。(クリック)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091110/10.shtml
しかし、何でキャンベル種植えるかな~?
しかも棚栽培だし。
もともと長崎では雨量が多く、ワイン用のブドウの栽培は難しい
のでは?とも思いますが、あえてチャレンジしたその意気込みは
嬉しいと思います。
薄い赤色で、味は軽めですっきりしているらしいので、つまり
うーーーん、濃厚さ、複雑味が足りずに単調なのでしょう。
しかもハーフボトルで2625円程度するらしい。
はっきり言ってコストパフォーマンスは悪いでしょう。
でも、でもですよ、頑張ってもらいたいじゃありませんか~。
(正直、失敗しそうな確率もかなりあるんですけどね)
現段階では当店での販売には採用できないと思いますが、
近い将来、長崎のワインを自信を持って販売できるように
なったらそれはとても嬉しいことでしょうねー。
もちろんお土産用ワインではなく、品質で勝負するワイン
としてです。
でも正直、栽培方法はもっと考えて欲しいと思います。
さて、そんなニュースを見ながらの試飲です。
2008 ラ パッション グルナッシュ
(仏、グルナッシュ種、赤、千円台前半)
濃いベリー、プラムやチェリー、甘い焼き菓子など香ります。
味わいは濃くジューシー、そして外交的。
明るさ、華やかさ、親しみやすさを持った味わいです。
ただ、タンニンは細かく、そんなに収斂性もきつくなくするりと
飲めてしまいます。このワインの開き加減から察するに、華やか
ではありますが、寿命は短くて、今後2~3年程度でいっぱいって
ところでしょうか。
今の華やかさを、今の親しみやすさを、思いっきり出していて、
飲む側もそれに答えてあげようではないか!って気にさせる
ワインです。
時間が経ってみると、やや、タンニンも出はしますが、そんなに
多くも、しっかりでもなく、逆に一般的に親しみやすいワイン
でしょう。
こんなお手軽ものを、何年も熟成を待って寝かせる方も、到底
いらっしゃらないので十分ではありますけどね。
この親しみやすさは特筆すべき良さ、楽しさがあります。
飲みなれない方ほどお奨め度が高いアイテムでしょう。
五島のワインも最低でも、これくらいの域までは達して欲しい
と思います。
その映像を見てひとこと。
「あ~、青いよ~!」
赤ワインの色を見て「青い」と言ってしまうのはマニア以外の
なにものでもありません。きっとビョーキです。ワインの。
言ったあと、思わずそう感じました。
あなたの周りにそんな方がいらっしゃったら、それは確実に
ワイン病、もしくはワイン狂です。
で、そのワインはなんと長崎県、五島で獲れたブドウで
仕込んだ新酒だったのです。
これです。(クリック)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091110/10.shtml
しかし、何でキャンベル種植えるかな~?
しかも棚栽培だし。
もともと長崎では雨量が多く、ワイン用のブドウの栽培は難しい
のでは?とも思いますが、あえてチャレンジしたその意気込みは
嬉しいと思います。
薄い赤色で、味は軽めですっきりしているらしいので、つまり
うーーーん、濃厚さ、複雑味が足りずに単調なのでしょう。
しかもハーフボトルで2625円程度するらしい。
はっきり言ってコストパフォーマンスは悪いでしょう。
でも、でもですよ、頑張ってもらいたいじゃありませんか~。
(正直、失敗しそうな確率もかなりあるんですけどね)
現段階では当店での販売には採用できないと思いますが、
近い将来、長崎のワインを自信を持って販売できるように
なったらそれはとても嬉しいことでしょうねー。
もちろんお土産用ワインではなく、品質で勝負するワイン
としてです。
でも正直、栽培方法はもっと考えて欲しいと思います。
さて、そんなニュースを見ながらの試飲です。
2008 ラ パッション グルナッシュ
(仏、グルナッシュ種、赤、千円台前半)
濃いベリー、プラムやチェリー、甘い焼き菓子など香ります。
味わいは濃くジューシー、そして外交的。
明るさ、華やかさ、親しみやすさを持った味わいです。
ただ、タンニンは細かく、そんなに収斂性もきつくなくするりと
飲めてしまいます。このワインの開き加減から察するに、華やか
ではありますが、寿命は短くて、今後2~3年程度でいっぱいって
ところでしょうか。
今の華やかさを、今の親しみやすさを、思いっきり出していて、
飲む側もそれに答えてあげようではないか!って気にさせる
ワインです。
時間が経ってみると、やや、タンニンも出はしますが、そんなに
多くも、しっかりでもなく、逆に一般的に親しみやすいワイン
でしょう。
こんなお手軽ものを、何年も熟成を待って寝かせる方も、到底
いらっしゃらないので十分ではありますけどね。
この親しみやすさは特筆すべき良さ、楽しさがあります。
飲みなれない方ほどお奨め度が高いアイテムでしょう。
五島のワインも最低でも、これくらいの域までは達して欲しい
と思います。