魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ランキング

2011年06月30日 | ワイン ~2019年
FIFAランク、日本が13位に浮上…アジア最高位をキープ
らしい。


女子のW杯開催中ですが、男子も勢いに乗って欲しいところでしょう。

ただし、このランキングはあまりあてにしない方がいいみたいですけど。


最近、いや昔からだけど、TV番組の構成って視聴者をくぎ付けにするために
「ランキング方式」はよく使われる手法ですね。

あとは「対決」、「クイズ」、「視聴者参加型」などの手法も鉄板のようです。
「地方名産、習慣」なども部分的にはあるのでしょうか。


特に最近は録画する時にCMをカットできるようになったので、
番組自体が企業の宣伝、告知などがいっぱいで溢れていますね。


「シルシル見知る」とか「帰れま10」とか「なんでもランキング」とか全部
筋書きが決まっていて、スポンサーの思うがままに操られていると感じてし
まいます。ただ、商売としては上手なのでしょう。

私も見習って頑張ってワインを売ろうかっ!?

さて、当店の「売れ筋ランキング」とか
「ブルゴーニュ ピノVSニューワールド ピノ対決」とか


もしも次回のリストでそんな企画を書きましたら、読みながら

「ほら、せこかことばしよる!」

と笑ってやってください。




さて、今宵のワインです。






2009 コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ “ル・ポナン”(ラ・フェルム・デュ・モン)
   (仏、グルナッシュ種メイン、赤、千円台後半)


濃厚で厚い果実香、プラム、ブラックカラント、厚手のクリーニングセーター、
スミレ、メントール、針葉樹など香ります。


味わいは先日の「ヴィラージュ」表記の付かないラ・フェルム・デュ・モンのコート・
デュ・ローヌよりも、さらに濃いめで厚みを感じます。
ジリジリと焼けたようなちょっと刺激的な果実味は厚くて、深くて、中にしっかりと
甘さを含み、タンニンはより太く、酸やスケールの大きさもあります。

このクラスとして、それぞれの要素をしっかりとまとめる果実味の大きさに驚きます。
まだまだ若過ぎて刺激も強めですが、ポテンシャルはさすがですので、ぜひお試しい
ただきたいと思います。あと5年は大丈夫でしょう。


あのう・・・これは大げさなやらせではありませんよ。
素直な感想です。

信じていただけますかぁ?!


コメント
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