魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ちょっと酔いながら~の変な書き方で・・・最近食べたの

2014年10月10日 | 美味しいもの
男子体操で長崎の内村君が圧倒的な強さを見せ優勝し、長崎くんちは滞りなく終了し、
村上春樹は今年もノーベル文学賞を逃し、でももしかして憲法9条で日本国民が奇跡
のようにノーベル賞を取るのか???


そんな日。


私個人は平和だし、きっと核シェルターの中にいて平穏なのかもしれない。
シェルターはコップの中よりは少し広い空間だろう。でもそれほど広い空間でもない。



最近食べたもの。



三八ラーメンの焼きそば。

焼きそばといっても、蕎麦ではない。長崎ではちゃんぽん麺を使うのが定番。
もちろん焼いていないし、ソース味でもない。
豚骨スープの風味がする。ウスターソースをかけるか、かけないかはこちら次第。
軽薄なウスターソース味オンリーにはしたくない。

私は意地でもかけない。コショウ、ブラックペッパーだったらかけてもいい。
何かに対する、(多分それは既成概念だ)抵抗でもある。


そしてミニのカップスープが付いてくる。これこそ三八ラーメンのスープ。
ちょっとどろっと脂っぽくて、ギトギトさもあるのだけれど、ソウルフード的な旨さは
否定できない。やはりこれがあってこそベーシックな昭和の長崎ラーメン。
美味しくて思わずスープのおかわりをした。

他県の方にはお奨めしない。長崎市外の方へもお奨めしない。不味いって言う方も
きっといるだろう。そんな味って誰にでもある。




そして個人的に美味しいカレーといえばこちら。



「チャイ屋マドゥバニ」の限定。「俺のククラコマス」。

ダルスープ的カレールー(奥の方)と独特のスパイシーな鶏。



さらにパラクキーマ定食。






塩辛いけれど、かなり美味い。(塩分少し控えたらもっと旨い)


美味しいカレーといえば、カシミールという地方がある。
東京にあるデリーという有名店ではカシミールカレーは看板メニューだ。


そのカシミール地方、インドとパキスタンで紛争が。死者も出ているらしい。

困ったことだ。カレーは人々を幸せに出来るのか???

正念場だろ、とも思うけれど「料理」と「国家や政治」はたいそうなズレがありそうだ。

前者は人々を幸せにし、後者は犠牲を強いて不幸を生む。
そんなもの。きっと。

美味しい料理に罪はないけど、そんなことを思わないではいられない。

世の美味しい食べ物は人々を幸せにするためにあるべきなのだ。

ワインやお酒も同じく、その目的を逸脱した瞬間に役目は終えてしまうだろう。


「まったくだ」  「もちろん」


そう呟きながら酔いはまわり、眠りはやってくる。

コメント
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