魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

久しぶりの軍艦島

2014年10月20日 | Weblog
かなり久しぶりになりました「端島」(軍艦島)。

ちょっと訳あって今回は伊王島~高島~端島というコースを満喫することに。


長崎駅前からバスに乗って伊王島まで。


やって来たのは「海の見えるホテル」。




まずはここでランチバイキングを。




そしてかなりお腹一杯で向かうのは「伊王島天然温泉 癒湯(ゆゆ)」(クリック)


いいじゃないか~ としばし。

塩泉でかなりしょっぱかったです。でもすごく気持ちいい。
ちょっとした穴場も見つけたので、またバイクで来ようか、とすら思いました。



そしてターミナルから「ブラックダイヤモンド号」に乗船。高島へ。10分くらい。





高島では前から来たかった「石炭資料館」。

ゆっくり高島を味わいたかったけど、観光客もとても多くて、流れがあるので次から
次へとコンベアーのように。かなりシステム化されています。



そしていよいよ端島(軍艦島)へ。


久しぶりです。「お~い、来たよ~!」





3号棟も元気。3階の一番左側のフェンス(写真左上のベランダの部分)が、落ちそうで、
まだしぶとく落ちない。ここ数年頑張っています。


さて学校です。

屋上の屋根が壊れてしましました。数週間前に壊れたそうです。

体育館の屋根もかなり前にですが、朽ちています。



そして30号棟。日本で最も古いと言われるコンクリートアパート。


やはりかなりガタがきています。床落ちが激しいようです。
でも、左側のくの字に曲がった31号棟は今のところ元気かな。

全体的に刻々と変わり、どんどん朽ちていきます。しかしこれを保全する術は、どう
考えてもありません。自然に任せて、つまりは時間制限での崩れゆく(世界)遺産と
なるのでしょうか。

よくスポーツで記録ではなく「記憶に残る」なんて言われますが、軍艦島はきっとそうです。
ピラミッドのように数千年もは決して残りません。いつしか波にのまれ岩礁となるでしょう。
でもそのインパクトは記憶に残るものとなると思います。心に刻んでおきましょう。


それにしてもガイドのSさんの解説ぶりはとても素晴らしく見事でした。
ガイド術、コミュニケーション術の何か、をしっかりと掴んでいて、的確で、コンパクトに
まとめられ、しかも情や思いが伝わる語りかけもぐっとくるものがありました。



さあ、無事長崎港へ帰還。


行って良かったなあ。

軍艦島も良いけど、いつか高島もゆっくりと訪れたいと思います。

コメント (2)
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