魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

困惑の宅配便-ハヤシライス-コノスル シラー

2017年07月10日 | ワイン ~2019年
荷物だ。



当店はクロネコヤマトの取次もしているわけですが、ある方がこれを抱えてやってきました。
うちの裏の車の行かない、つまりは階段をよいしょよいしょと登るところみたい。


アマゾンからの荷物のようだけど、返品するらしい。
着払いでとのこと。


このサイズは大きすぎて、うちでは取り扱いの対象にならない。
早速ヤマトに連絡。


やって来たヤマトのお兄さん、これ見て・・・!

「これ今朝、僕が配達したばかりとに・・・」


多分頭の中は、返品→代替品到着→階段を再配達、多分それもオレ・・・だよね。


しかもアマゾンの段ボールはひ弱で壊れやすいのが多いらしい。
うちにあったガムテープで補強。その後持ってはいったのだが、先が思いやられる。
(もちろん当店にも1円も入りません)


この時期、宅配便の方々はホント大変です。
でも当店もお世話になっております。
ワインの入荷、並びに出荷。宅配便なくしては出来ません。



当店では佐川急便も取り扱っていましたら、こちらは来月から大幅値上げだそうです。
例えば長崎県内、九州内だといきなり2倍以上になります。
(お客さんが出す料金ではなく、当店がワイン他の配送を運んでいただく料金ね)

もうえらい大変です。こうなったらヤマトさんにがんばってもらうしかなさそうです。
値上げしない限りは応援します。



ランパスはKIZUNAカフェへ。





肉とマッシュルームのしっかり入ったハヤシライス。味も良い。
2回目でした。





そして夜はこれ。




2016 コノスル シラー ヴァラエタル
   (チリ、シラー種、赤、千円未満)

チェリー、カシス、ブラックベリーなどのフルーツ、ハーブやブラックペッパー、トースティー
な土っぽさ、ミネラリーな温泉の中にいる気もする不思議な香り。

味わいは2015年ものほど濃くはありません。が、切羽詰まるような、自転車を必死で漕いだり、
原付バイクで必死に走ったりするような感じではなく、少し軽い分、優雅さもあるような・・・
ちょっとゆとりもある大らかさ、自然体の果実味はとても良いと思います。

2015年が必死に頑張っている若者だとしたら、2016年はちょっと大人になった30~40代の
ゆとり感があります。そう考えると、どちらが良い、悪いではなく好みかもしれません。
個人的には少しほぐれている16もの年が今飲むのには良いです。


コメント (2)
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