魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

家系ラーメンとは?という事象

2022年05月24日 | 美味しいもの

「麺也 オールウェイズ 本店」へ。

 

この日は限定の「家系ラーメン」というのを出されていました。

奥さんがその家系ラーメンを食べて、私は普通のつけ麺を食べておりました。

 

するとあるご年配のご夫婦が来店され、店員さんが「今限定の家系ラーメンをやっております、

いかがですか」というおすすめに従ってオーダー。

食券を買い、私たちのすぐ隣の席へ。

 

そこでの夫婦の会話。

妻「家系ラーメンってなに、どんなの?」

夫「多分、家で食べるような、そんなラーメンじゃないか」

 

そこへ店員さん「家系は横浜発祥のスタイルのラーメンです」とこれだけ。

あとはよく知らなかったみたい。

 

うっ、家系にひと言口を挟もうかと思ったけど・・・やめることにした。

 

私はその隣でつけ麺、熱盛りが届き、食べる。

最近は甘いつけダレに完全に慣れてしまって既に美味しく感じている。

 

奥さんが食べている家系ラーメンをひと口いただく・・・なんや、これバカ旨いじゃない!?

そうか、家系と言えば長崎市では「ラーメン家 政」と「龍馬家」くらいしかない。

それで十分だと思っていたけれど、オールウェイズはなかなかやってくれるじゃないの。

次回はオーダーしてみようと思ったくらい。

 

さて、その後のお隣の会話。

妻「この海苔はどうやって食べるとやろうか???」(家系ラーメンには海苔が何枚も乗っている)

夫「・・・・・」

 

思わずここはひと言「実はごはんが絶対的お供で、ごはんを海苔で巻いてそのあとスープを

流し込むと・・・」、と思ったけれど、思ったけれど~~~

ぐっと押し黙る。言いたいけれど、言いたいけれど~~~

ホント余計なお世話だよねと思う。

 

間もなく私たちは退店。その後このご夫婦が満足されたのかどうか知る由もなし。

私の奥さんに「あなたがひとこと言うかと思った」と言われた。

けどさ、そこは言わないでしょ。

万が一言ってしまったら、言った自分が嫌いになりそう。

 

ということで「家系ラーメン」というのが、長崎ではまったく浸透していない事象が

こうやって、きっとあちこちで、起こり得ているんだと思う。

そんな長崎で良いと思うし、そんな長崎が好きだ。

そして私は家系ラーメンを食うぞ!

 

 

コメント
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