魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マティマハル-サンジュリアン

2020年11月25日 | ワイン 2020

カレーを買ってきました。

 

「マティマハル」の野菜カレーです。

これからテイクアウトもまた増えるかもしれませんね。

 

お会計していたらインド人 or ネパール人の店主から

「テイクアウトのメニュー持ていくか?」

と言われたのでいただいてきました。

 

5%引きだから、510円なので25円くらい安くなるとかな???

今度は「これで安くなるか?」と訊いてみようか。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2012 サンジュリアン アッシュ・クヴリエール・エ・フィス

   (仏、ボルドー地区、カベルネ・ソーヴィニョン種メイン、赤、3千円台)

 

有名シャトーのCh.レオヴィル・ポワフェレの3rdラベルです。(ACサンジュリアン)

通常はブドウを買い足して造るそうなのですが、2012年は100%、ポワフェレのブドウで

造られているようです。(輸入元情報より)

 

香りはプラムやブラックベリーのフルーツの森の中に、甘やかな焼き菓子の様な

風味がしてきます。杉、鉛、洞窟やコケが来るあたり、ボルドーっぽさを感じます。

 

味わいは濃くて、なで肩の果実味。ふんわりと獣や肉に焼き菓子の風味が乗って

メチャ美味しいです。わ~、ボルドーやっぱり良いねとなる味。

 

ポワフェレの本ラベルは数回しか飲んだことがありませんが、その弟分と言われると

さもありなん?とは思いますが、もちろんブラインドでこれを当てられるわけでは

ありませんよね。(笑)

 

ただ、ラベルを見ながら飲むと、サンジュリアン村ってこんなだよなあ・・・とふと

思ったりもします。でも正直レオヴィル・バルトンやレオヴィル・ラス・カーズは

(同じサンジュリアン村の「レオヴィル」の文字が付く2級格付け)もっと力強くて

張りとポテンシャルもあるような気もします。逆に言うと、ポワフェレの方が飲み頃が

速く親しみやすいのか???(あくまで個人的イメージです)

 

もうちょっとだけボディ、厚みがあるとさらに嬉しいのですが、この価格でそれは

無理です。ダンディーさもあり、タンニンの質が良質ボルドーらしくとても良い。

出来が良いので販売しても良いかも。8年経ってこの質はかなりのもの。

2011、2012、2013年あたりは美味しく飲めますね。

 

 

 


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