（↑タネがポロポロ取れるようになって、一つ取ってみました。でも、一つ取ったタネは実は中身が空のとっても軽いものでした。これってどうなの？↓下の写真はそのタネ。スカスカでした。）
最近、
クーラーなしで一晩寝られる日が何日か続き、
外を歩いていても、
このままでは干からびると思うことがグッと少なくなってきました。
これでようやくだいたい30度くらいの日々なのですが、
わたしが若い頃なら、夏真っ盛りの暑さだったように思います。
昔に比べ暑さに強くなったと言えるのかどうかわかりませんが、
今では30度くらいは楽に過ごせる気がしています。
ところが、
気候が少し落ち着いてくると、
これまで気を張っていたせいなのか、
色々日々起こることに耐性がなくなり、
身体のだるさが気になり、
頭が痛くなったりして立ち上がれない日ができてしまいます。
いわゆる夏バテ症状。
それが昨日起こりました。
でも、毎年のこともあって想定内。
こういう日は、
とにかく自分を甘やかすことにしています。
この歳になると、もう無理をしないに限ります。
たまたま、この日はちょうど家族も皆用事でいない日で、
ぽかんとあいた6時間ほど。
わたし、
お昼には家にあったカップラーメンをすすり、
それ以外の時間は、
クーラーのかかっていない部屋でリクライニングチェアにもたれかかって、
ただひたすら眠りました。
わたしの至福の時は、
そう、
このリクライニングチェアに身を委ねる時間なんです。
これまで買った家具の中で、
もっとも買ってよかったと思ってるもの。
ノルウエーのメーカーで、
この快適さはわたしが20歳代の頃からよく知ってました。
なぜなら、
ノルウエー人宣教師のお宅には必ず一台はあったから。
ある年、宣教師一家が夏の休暇でお家におられない時、
少しの間、友人と二人お家をお借りしたことがあったんです。
そのお宅には、このレノがあって、
ラッキなーなことに毎日そこに横になって昼寝をさせてもらいました。
それがまあ気持ちがいい座り心地だったんです。
それから、
ずっと欲しくて欲しくて仕方がなかったのですが、
とにかくお値段が高くて手が出ず、
日本製の少し手頃なリクライニングチェアを買って誤魔化してたけど、
座り心地が全く違うことに不満がたまり・・・。
あまりにわたしが気に入ってるのを知った友人の宣教師が、
「ノルウエーで椅子を購入して（日本で買うよりは安く買えるから）、
自分が日本にくる時、自分の荷物と一緒に運んであげようか」
なんて言ってくれたことがあったくらいでした。
その時は丁寧にお断りをしたまんじゅう顔でしたが、
それから十数年後の2009年に
とうとう我慢ができずに、
大枚叩いて買っちゃいました。
が、
大枚叩いても意味のあるチェアでした。
お金はこんなもののために叩くべきだと思ったくらいです。
最近は家具屋さんやデパートでもよく目にしますから、
ご存知の方も多いことでしょう。
この日、
朝は曇っていたから、洗濯物を内干ししてたのですけど、
日が照ってきて、
外に干し直しても良いなと、時々目が覚めて横目で外を見ながらも、
結局全く動かず。
心の奥底に色々な心配事があって、
頭の中をグルグル回っていたことも、
レノに座りスッキリ眠れば、少し心も軽くなります。
いわゆる「ザ・リセットデイ」。
誰もいない家で、
お気に入りの椅子を占領し、数時間・・・。
その椅子から立ち上がった頃には、
身体も心もリセットされた気がしました。
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