北海道 一日目の朝です。
小樽の朝は、肌寒さで目覚めてしまいましたね。 テレビをつけて天気予報を見てみると、気温は15度を下回っているらしい。
短パンにTシャツ姿でバイクの駐車場に行ってみると、増さんと忍さんが荷を積んだりバイクの汚れを落としたりと、忙しそうにしていた。
私の無線機のPTTケーブルは、船のベッドの上でなんとかかんとか修理して、タイラップで仮止めしておいたのだけど、操作するときにグラグラして扱いにくい。
そこでPTTのスイッチ本体部分を、左手人差し指で操作できるようにビニールテープで固定したけど、これも所詮は仮止めだものなぁ。
そのうえ取り付け位置が良くなかったようで、油断すると手が当たって送信スイッチが入ってしまうので使いづらいこと。
できあがりは極々不満足なのだが、時間をかけてやらないときちんと仕上がらないし、このまま我慢するしか仕方ないかなぁ。
朝食をすませてから、もう一度バイク置き場に行ってみると、全部のバイクのオイル点検をしている社長の姿があった。
オイル漏れを起こしたウルトラは、やはりオイルが不足していたそうだ。
全員の朝食が済んだので、小樽運河沿いの道を石狩方面に向かったのだが、通勤時間帯と重なった事もあってか、車の直前割り込み
や指示器無しでの進路変更など、ひやっとする場面に何度も遭遇しました。 注意注意。
銭函の付近から風が強く吹いているなぁと思っていたのだけど、石狩川に架かる橋を渡るときには、、風は強いし寒いしで大変でした。
寒さ対策も不十分なまま走り出したら、海岸線に出たあたりでは、手の平や甲など寒冷ジンマシンで真っ赤になっていて、かゆくて大変。
急遽、【愛ロード夕陽の丘】の駐車場に飛び込んで、秋用グローブと厚手の中綿入りジャンバーで防寒対策をしました。
この後はおかげて、雄冬岬から留萌、羽幌と走っても、トンネルの中でも快適快適。
留萌の町を過ぎて、海岸線のちょっとはなれた広場に停めてある警察車両のワゴンとパトカーを見つけた。
手前の道路わきに目をやると、草むらにパイプ椅子に腰かけた2人のお巡りさんを発見。 速度取り締まりの最中だったのでしょう。
日本海オロロンラインの、オトンルイ風力発電所です。
28基もの巨大な風力発電の風車が、3kmに渡って並んでいるのは壮観です。 4基ごとにカラーが付けてあるので、数えやすいですね。
サロベツ原野沿いに伸びるオロロンラインを、景色を眺めながら走っていると、トヨタ86やマジェスタなどが、びゅんびゅん追い抜いていった。
すると、脇道から飛び出してきたパトカーが、赤色ランプをきらめかせながら元気よく走って行って、ねずみになったマジェスタが捕まっていた。
そりゃあ、60km制限の道を100km超で走るとねぇ。 捕まって当然ですね。
宿泊は【稚内海員会館】。 バイクをどこに停めようかと悩んでいると、支配人が出てきてバイク7台を建物の中にいれてくれた。
これて、雨やいたずらの心配もなくなってよかった。 ハーレーのハンドル幅は広いので、スイングドアから入れるのにはちょっと苦労しましたけどね。
夜は近くの【いろはにほへと】で夕食。味はいまイチ。