昨日に続き、きょうのコースも400km近くを走る事になってしまった。
最初の計画では、サロマ湖畔にある【船長の家】に宿泊の予定だったのだけど、残念ながら予約が出来なかったんです。
で仕方なく、次の日に予定していた屈斜路湖畔川湯温泉の宿と入れ替えたため、その分が長くなってしまったというわけなんですね。
稚内海員会館では、バイクを1階の廊下部分に駐めさせて貰った。 これはこれで、いたずらの心配もなくて有り難かったのだけど、ただ出入り口のドア幅がハーレーのハンドル幅とほとんど一緒。
バイクを入れるときにも、バイクを傾けたりハンドルを右左に切ったりして入れたので、バイクを外に出すのがまた大変だろうなぁと覚悟していた。
バイクに荷を積み込んでいると、支配人さんが別方向にある引き戸のドアを取り外してくれたので、楽々外に出すことがでました。 バイクの室内保管といい、配慮に感謝でした。
ホテル前は稚内中心部向けの一方通行、それでは遠回りをする事になるので、重たいバイクを押して走り出しやすい所まで移動させた。
さあ、宗谷岬に向かって出発。
昨日は薄曇りできょうは快晴、満開の黄色のエゾカンゾウ(エゾキスゲ)を眺めながら、海沿いの宗谷国道を気持ちよく走らせました。
宗谷岬で会った利尻島から帰ってきた旅人が、「利尻よりもきれいじゃないか」と言ってました。
宗谷中学校の先に、右折すると宗谷丘陵へ向かう三叉路があるのだけど、それを横目で見ながら、海岸線を宗谷岬へ。
宗谷岬では、いつものように三角のモニュメント前で記念写真撮影。これで何枚目になるのだろう。
秋冬用のジャンパーにチャップスを着けてちょうど良いくらいの気温でした。 寒くなくてよかった。
サハリンは見えなかったけど、きれいに晴れています。
時間の余裕があれば、宗谷丘陵を走りたかったのだけど、最初より数十キロほど移動距離が長くなって余裕がなくなったので今回は仕方がない。
宗谷岬の駐車場では、北海道は初めてという若者と、おじさんのツーリング談義に混ぜてもらいました。
バイクに乗っているだけで、北海道では若者もじじいも友達になれます。
宗谷岬からはホーツク街道を南下、初めて北海道を走るツーリストには【エサヌカ線】は外せないでしょう。
平坦の一直線路よりも、海に続く道やジェットコースターの路のようにアップダウンのある直線路のほうが魅力的ですけどね。
道の駅やガソリンスタンドでトイレ休憩をとりながら、北見市経由で屈斜路湖畔の【川湯温泉 ホテル欣喜湯】を目指します。
春先には【芝桜】が丘一面を覆い尽くす【芝桜公園】でトイレ休憩。
ここは、地元のツーリングチームが休憩をしているだけで、閑散としていた。 花の一輪も残っていないのだから、そりゃああたりまえですね。
川湯温泉に曲がるT字交差点のスタンドで、燃料を満タンにしてからホテル欣喜湯へ。
ホテル裏の屋根付きの車庫(小屋?)にバイクを停めてホテルに入った。
ここは、岩見沢のブログ友から紹介して貰ったホテルで、ホテル自体は古いのだけど温泉も食事もなかなかのもので、みんな大満足でした。
コインランドリーが、長く使われていないような別棟の部屋の隅にあったのには、驚きましたけどね。
夜は、4人部屋ではイビキが気になったので、その心配の無い社長夫妻の部屋に寝かせて貰いました。
おかげでゆっくり眠ることができましたが、耳栓はしっかり使いました。