突然、メインキーを回しても、エンジンがかからなくなってしまった。
キーを回したとき、メーターの指針がぐるっと最大値まで振れてからもとに戻らないといけないのだけど、針が動かないんです。
キーを思い切り押しつけるようにして回すと、針が反応してエンジンがかかるようになるんですけどね。
キーの内部の接触不良なのでしょう。
で、キーを取り外して中をいじってみようと思ったのだけど、ちいさなボルトのサイズに合った工具が無い。
分解修理するにしても、ネットでパーツを取り寄せるとしても、ネジは外さないといけないんだし。
CRCをたっぷりと吹き付けてみたら、とりあえずなんとか動作してますけどね。
川湯温泉のホテル欣喜湯は、屋根付きのバイク駐車場があるので、バイク乗りには嬉しいですね。
雨はもちろんだけれど、夜露もいたずらの心配も無いのは、安心できます。
きょうのコースだと、ホテルから左の硫黄山へ向かうのがベストの方向なのだけど、反対側の右方向にハンドルを向けました。
和琴温泉のABC写真を撮るためだったのですけど、思ったより距離が長くてねぇ。
道路標識がある三叉路は、20kmほども先になるので、往復40kmもよけいに走ったんです。
そんな事で、後半は急ぎ気味で走る事になってしまって、参りました。
硫黄山では、自転車でツーリングを楽しんでいるイギリス人のカップルや、佐賀県からの観光客などと楽しく会話しながらの観光になりました。
もくもくと蒸気を噴き上げる硫黄山をバックに記念写真を撮ったら、摩周湖へ向かいました。
ABC写真を撮るときに、マニュアルで撮っていたことを忘れていて、びっくり! 露出オーバーの凄い写真です。
第二展望台に向かう途中までは霧が深かったけど、第2展望台から第1展望台に着く頃には霧も晴れて、湖面もくっきり見えてきれいでした。
写真を撮ったり、土産物を見たりソフトクリームを食べたりと、ちょっとゆっくりとし過ぎ。
そして次に向かった開陽台でも展望台に登って、お土産を見て、ソフトクリームを食べてと時間をたっぷりとったので、ホテル到着がだんだんと心配になってました。
ツーリングリーダーがもう少し、計画性を持たなくてはね>自分のことです。反省。
ツーリングマップルやいろいろな旅雑誌にも取り上げられている開陽台の下を走る北19号ですが、エサヌカを始め長い直線路を走ってきた後では、とても短く感じます。 アップダウンもほんのちょっとだけだし。
開陽台を後にして、羅臼に向かいました。 このルートは、根釧平野に広がる牧場のにおいと刈り取ったばかりの牧草の香りが満ちていますね。
羅臼の道の駅で昼食にした店は、芸能人の色紙が何枚も飾られていたので人気店なのだろうけれど、何を勘違いしているのか店員の無愛想なこと。
料理も出てくるまでの時間がえらくかかる。 それでも、順番に作っているのだから我慢しろ!みたいな無愛想な態度はどうでしょうねぇ。
道の駅の市場で、カット昆布のおみやげ3セットを購入。 土産物屋の親父の商売上手なことにはびっくり。
羅臼昆布は、お土産としても喜んでもらえそうです。
羅臼からは、知床峠に向かってつづら折りの続く道を登っていくのだが、路線バスが頭を押さえていて、乗用車も私たちののバイクもゆ~っくりとしか走れません。
追い越し禁止解除の標識がでても、小さなコーナーが連続して続くので追い越すことなんてできませんね。
バイクショップから出発前に頂いた、【無事カエル】のマスコットが、ハンドルでゆれています。
やや長めの直線路でバスや乗用車を追い越して走っていると、道路脇の茂みに小熊を発見しました。
バイクの音に驚いて走って逃げるのだけど、土手にはい登ろうとする途中でこちらを振り返ったけど、怖かったのでしょうね。
小熊も怖かったのだろうけど、近くに母熊もいたと思うので、こちらの方が怖かったかも。
これまで、遠くの山の斜面にいるクマの姿は見たことがありましたけどね。
エゾシカやキタキツネなどが道路に出て来ているのには、何回か遭遇したことはあるけど、クマには驚きました。
峠を越えてから知床自然センターで休憩のあとオシンコシンの滝を見て、長いアップダウンが続く斜里の【空へ続く道】は止まらずに走り抜けました。
この道の頂上付近で、年賀状用の写真が撮れればと思っていたのでしたが、博物館網走監獄に4時には到着したかったので急いだんです。
それに、清里の【海へ続く道】も残念だけど割愛しました。
予定よりも1時間ほども遅れているのでねぇ。 見学地をカットするしかないんです。
船長の家に到着したのは、17時50分。 夜は相変わらずの【かに三昧】の献立で、とても食べきれそうもない。今年は、余ったケガニやタラバガニは、クール便で自宅に送ることにしました。
一人分の料理につき、2つ椅子が並べられています。(^0^) 何度行っても、すごいや。
宿で行うクイズの抽選会では、干ものが当たりましたが、これもクール便で自宅行きです。