夜半から風が出てきたようで、木々のざわめきであまりよく眠れなかった。
テントを張っているエリアは旨い具合に風が当たらないようで、テントがばたつくことは無かったのだけどね。
3:00、外はまだ暗い中、テントの撤収作業を始めた。
テントの中で寝袋やマット、小物類を袋に詰めてテントの外に出したら、テントとグランドシートにしているブルーシートをたたみます。
フレームに架けているフックを外してテント本体たたむと、残りはフレームとフライシートだけが残るだけなので、雨の中での撤収も、この方法だと濡れずに済みます。
外がちょっと明るくなってきた頃、フレームとフライシートをたたんで撤収終了。
見上げる富良野の空は青空なのだが、キャンプエリアの周りの木の枝は、強い風にあおられて大きく揺れている。
いよいよ天気は下り坂に向かうのでしょう。
荷物をバイクの駐車場まで運んで積み込み。 面倒だけど今日は雨対策が必要ですね。
出発時刻は4:00。 荷物を満載したバイクを引き出して、出口方向に向けておきます。
まだぐっすり寝ている人がいるので、エンジンをかけたらできるだけ短時間で外に走り出したいし。
音量を絞ってあるとは言っても、Vance & Hinesのマフラーなので、何人かは目を覚ましたのだろうなぁ。
上富良野から占冠のICを目指します。
昨日とうって変わって、風が強くバイクが振られます。
富良野市を抜けたあたりまできても風はいっこうに収まらないどころか、だんだんと雲量が増えてきて、占冠では空はほとんど雲に覆われてしまっているではないか。
ここからは、高速を使って一気に函館に向かいたい所ですが、高速道路を50kmとか60kmで走る車がいなければ、もっと早く走れるのですけどね。
千歳JTCから苫小牧までやってきた。 風がだんだんと強くなってきたが、まだ雨は落ちてこない。
室蘭あたりまで来たとき、シールドにぽつりと雨粒が。 風だけでなく、ついに雨まで降ってきた。
洞爺湖あたりから、雨は降ったり止んだり。 強い雨ではないのだけれど、シールドが濡れて見えにくいし、うっとおしいなぁ。
でも、風は強烈で、バイクが左右に振られる。
北海道の風って、どうしてこんなに台風並みに暴力的なんだろう?
八雲あたりで事故の交通規制があるようで、長万部で高速をおりて、一般道で函館に向かうが、相変わらずのでこぼこ舗装でリヤが振られて安定しない。
なんど、ひやっとしたことか。
北海道の道路行政担当さん、お願いですから、高速道路よりも一般道に税金を投入してください。
買い物の為に函館駅に行ったのだが、店が無くて函館空港まで行ってから港に10向かった。 北菓楼のバウムクーヘン、品代よりも送料の方がずっと高いんです。
14:00の青森行きは運休で、次は17:30発。 これだと青森着は21:10になってしまう。
大間行きだと、16:30の便に乗れるので、18:00には大間に着くことになる。 よし、これにしようか。
大間での宿泊は、フェリー乗り場のパンフで見つけたサンホテル大間。
朝食付きで、6200円。
函館ー大間をつなぐフェリー大函丸は、4月に就航したばかりのぴかぴかの新造船だった。
イカめしで有名な森町を走っているあたりで雨は止んでいたのだけれど、フェリーを待っている間に、また降ったり止んだりの空模様になっている。
雨の中で、フェリーの乗船案内を待つのは辛いですね。
北海道は国道の整備が元の与党の○主党さんの事業仕分けでかなりカットされた経緯があります。それで予算がつかなくて道路の整備が行き届かないようです(^_^;)
あのとき、ひどい道だと思ったのは、富良野から夕張に抜けるダムサイト沿いの道くらいでしたから。
都会に住んでいる人たちは、理解できないのでしょうかね。