久しぶりに、DVDで嵐の弾埼灯台のシーンを見ながら聞いてみると、どうやら次のような歌詞のように聞こえた。
秋: 波よ砕けよ 男の心 知るや知らずや 男の日々を
胸に輝く 光あり 光あり
誰か、正確な歌詞を知っている人はいないかなぁ。
エジプトに向かう娘夫婦の船を、燈台から見送るシーンで終わったと記憶していたのだけど、見直してみると、北海道小樽の日和山燈台の坂道を登る仲睦まじい老夫婦のシーンで終わっていました。
記憶って、あまり当てにならないですね。[E:coldsweats01]
たまぁにカラオケに行くと、重富のFX乗りさんが朗々と唄う映画の主題歌がある。
木下恵介監督の名作で、高峯秀子・佐田啓二主演の『喜びも悲しみも幾歳月』は、VHSテープを買って何度も繰り返して見ている映画です。
映画は、 三浦半島の観音崎燈台の階段を二人が歩く場面から始まります。
カラオケや歌集では、1番から5番まで、中には一番から4番までしか載せてないのですが、映画の中では幻の歌を入れた6番まであるんです。
序章: 俺ら岬の 灯台守は 妻と二人で 沖行く船の
無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす
冬: 冬が来たぞと海鳥なけば 北は雪国 吹雪の夜の
沖に霧笛が 呼びかける 呼びかける
春: 離れ小島に 南の風が 吹けば春来る 花の香便り
遠い故郷 思いだす 思いだす
夏: 朝に夕べに 入り船出船 妻よがんばれ 涙をぬぐえ
燃えてきらめく 夏の海 夏の海
秋: ・・・・・ ・・・ ・・・・・・・ ・・・・・
・・・・ ・・・ ・・・
終章: 星を数えて 波の音きいて 共に過ごした 幾歳月の
喜び 悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ
夏の次に、映画では佐渡の嵐の防波堤の場面で流れる歌がありますが、これは、どんな歌集にも収録されていないんです。
前からずーっと気になっていたのだけど、何度聞き返しても、最初の4小節を聞き取ることが難しい。