LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

喜びも悲しみも幾歳月

2013-09-09 21:38:36 | 映画

たまぁにカラオケに行くと、重富のFX乗りさんが朗々と唄う映画の主題歌がある。

木下恵介監督の名作で、高峯秀子・佐田啓二主演の『喜びも悲しみも幾歳月』は、VHSテープを買って何度も繰り返して見ている映画です。

映画は、 三浦半島の観音崎燈台の階段を二人が歩く場面から始まります。

カラオケや歌集では、1番から5番まで、中には一番から4番までしか載せてないのですが、映画の中では幻の歌を入れた6番まであるんです。

序章: 俺ら岬の 灯台守は 妻と二人で 沖行く船の
        無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす

冬:  冬が来たぞと海鳥なけば 北は雪国 吹雪の夜の
        沖に霧笛が 呼びかける 呼びかける

春:  離れ小島に 南の風が 吹けば春来る 花の香便り
        遠い故郷 思いだす 思いだす

夏:  朝に夕べに 入り船出船 妻よがんばれ 涙をぬぐえ
        燃えてきらめく 夏の海 夏の海


秋:  ・・・・・ ・・・ ・・・・・・・ ・・・・・
        
・・・・ ・・・ ・・・


終章:  星を数えて 波の音きいて 共に過ごした 幾歳月の
        喜び 悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ



夏の次に、映画では佐渡の嵐の防波堤の場面で流れる歌がありますが、これは、どんな歌集にも収録されていないんです。

前からずーっと気になっていたのだけど、何度聞き返しても、最初の4小節を聞き取ることが難しい。

久しぶりに、DVDで嵐の弾埼灯台のシーンを見ながら聞いてみると、どうやら次のような歌詞のように聞こえた。

秋: 波よ砕けよ 男の心 知るや知らずや 男の日々を
         胸に輝く 光あり 光あり


誰か、正確な歌詞を知っている人はいないかなぁ。

60エジプトに向かう娘夫婦の船を、燈台から見送るシーンで終わったと記憶していたのだけど、見直してみると北海道小樽の日和山燈台の坂道を登る仲睦まじい老夫婦のシーンで終わっていました。

記憶って、あまり当てにならないですね。[E:coldsweats01]


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