LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

北海道ツーリング 6日目 屈斜路湖~サロマ湖 7/08

2016-07-22 13:26:57 | 2016北海道ツーリング

川湯温泉のホテル欣喜湯は、屋根付きのバイク駐車場があるので、バイク乗りには嬉しいですね。
雨はもちろんだけれど、夜露もいたずらの心配も無いのは、安心できます。

きょうのコースだと、ホテルから左の硫黄山へ向かうのがベストの方向なのだけど、反対側の右方向にハンドルを向けました。
和琴温泉のABC写真を撮るためだったのですけど、思ったより距離が長くてねぇ。

道路標識がある三叉路は、20kmほども先になるので、往復40kmもよけいに走ったんです。
そんな事で、後半は急ぎ気味で走る事になってしまって、参りました。


硫黄山では、自転車でツーリングを楽しんでいるイギリス人のカップルや、佐賀県からの観光客などと楽しく会話しながらの観光になりました。
もくもくと蒸気を噴き上げる硫黄山をバックに記念写真を撮ったら、摩周湖へ向かいました。

ABC写真を撮るときに、マニュアルで撮っていたことを忘れていて、びっくり! 露出オーバーの凄い写真です。 


第二展望台に向かう途中までは霧が深かったけど、第2展望台から第1展望台に着く頃には霧も晴れて、湖面もくっきり見えてきれいでした。

写真を撮ったり、土産物を見たりソフトクリームを食べたりと、ちょっとゆっくりとし過ぎ。
そして次に向かった開陽台でも展望台に登って、お土産を見て、ソフトクリームを食べてと時間をたっぷりとったので、ホテル到着がだんだんと心配になってました。

ツーリングリーダーがもう少し、計画性を持たなくてはね>自分のことです。反省。

ツーリングマップルやいろいろな旅雑誌にも取り上げられている開陽台の下を走る北19号ですが、エサヌカを始め長い直線路を走ってきた後では、とても短く感じます。 アップダウンもほんのちょっとだけだし。

 
開陽台を後にして、羅臼に向かいました。 このルートは、根釧平野に広がる牧場のにおいと刈り取ったばかりの牧草の香りが満ちていますね。

羅臼の道の駅で昼食にした店は、芸能人の色紙が何枚も飾られていたので人気店なのだろうけれど、何を勘違いしているのか店員の無愛想なこと。

料理も出てくるまでの時間がえらくかかる。 それでも、順番に作っているのだから我慢しろ!みたいな無愛想な態度はどうでしょうねぇ。 

道の駅の市場で、カット昆布のおみやげ3セットを購入。 土産物屋の親父の商売上手なことにはびっくり。
羅臼昆布は、お土産としても喜んでもらえそうです。

羅臼からは、知床峠に向かってつづら折りの続く道を登っていくのだが、路線バスが頭を押さえていて、乗用車も私たちののバイクもゆ~っくりとしか走れません。

追い越し禁止解除の標識がでても、小さなコーナーが連続して続くので追い越すことなんてできませんね。
バイクショップから出発前に頂いた、【無事カエル】のマスコットが、ハンドルでゆれています。


やや長めの直線路でバスや乗用車を追い越して走っていると、道路脇の茂みに小熊を発見しました。 
バイクの音に驚いて走って逃げるのだけど、土手にはい登ろうとする途中でこちらを振り返ったけど、怖かったのでしょうね。
小熊も怖かったのだろうけど、近くに母熊もいたと思うので、こちらの方が怖かったかも。

これまで、遠くの山の斜面にいるクマの姿は見たことがありましたけどね。

エゾシカやキタキツネなどが道路に出て来ているのには、何回か遭遇したことはあるけど、クマには驚きました。

峠を越えてから知床自然センターで休憩のあとオシンコシンの滝を見て、長いアップダウンが続く斜里の【空へ続く道】は止まらずに走り抜けました。
この道の頂上付近で、年賀状用の写真が撮れればと思っていたのでしたが、博物館網走監獄に4時には到着したかったので急いだんです。

それに、清里の【海へ続く道】も残念だけど割愛しました。
予定よりも1時間ほども遅れているのでねぇ。 見学地をカットするしかないんです。


船長の家に到着したのは、17時50分。 夜は相変わらずの【かに三昧】の献立で、とても食べきれそうもない。今年は、余ったケガニやタラバガニは、クール便で自宅に送ることにしました。

 

一人分の料理につき、2つ椅子が並べられています。(^0^) 何度行っても、すごいや。

宿で行うクイズの抽選会では、干ものが当たりましたが、これもクール便で自宅行きです。


出発日 R10亀割峠

2016-07-21 09:24:24 | 2016北海道ツーリング

北海道への出発の日、霧島市の亀割峠で待ち構えていた【ダボハゼ】さんのスナップショットです。

オイル漏れの修理が終わって、走り出したばかりでした。

長い時間、待っていただいたのでは? 
ありがとうございました。


北海道ツーリング 5日目 稚内~屈斜路湖 7/07

2016-07-19 21:38:03 | 2016北海道ツーリング

昨日に続き、きょうのコースも400km近くを走る事になってしまった。 
最初の計画では、サロマ湖畔にある【船長の家】に宿泊の予定だったのだけど、残念ながら予約が出来なかったんです。
で仕方なく、次の日に予定していた屈斜路湖畔川湯温泉の宿と入れ替えたため、その分が長くなってしまったというわけなんですね。

稚内海員会館では、バイクを1階の廊下部分に駐めさせて貰った。 これはこれで、いたずらの心配もなくて有り難かったのだけど、ただ出入り口のドア幅がハーレーのハンドル幅とほとんど一緒。

バイクを入れるときにも、バイクを傾けたりハンドルを右左に切ったりして入れたので、バイクを外に出すのがまた大変だろうなぁと覚悟していた。
バイクに荷を積み込んでいると、支配人さんが別方向にある引き戸のドアを取り外してくれたので、楽々外に出すことがでました。 バイクの室内保管といい、配慮に感謝でした。

ホテル前は稚内中心部向けの一方通行、それでは遠回りをする事になるので、重たいバイクを押して走り出しやすい所まで移動させた。

さあ、宗谷岬に向かって出発。

昨日は薄曇りできょうは快晴、満開の黄色のエゾカンゾウ(エゾキスゲ)を眺めながら、海沿いの宗谷国道を気持ちよく走らせました。

宗谷岬で会った利尻島から帰ってきた旅人が、「利尻よりもきれいじゃないか」と言ってました。

宗谷中学校の先に、右折すると宗谷丘陵へ向かう三叉路があるのだけど、それを横目で見ながら、海岸線を宗谷岬へ。 

宗谷岬では、いつものように三角のモニュメント前で記念写真撮影。これで何枚目になるのだろう。
秋冬用のジャンパーにチャップスを着けてちょうど良いくらいの気温でした。 寒くなくてよかった。

サハリンは見えなかったけど、きれいに晴れています。


時間の余裕があれば、宗谷丘陵を走りたかったのだけど、最初より数十キロほど移動距離が長くなって余裕がなくなったので今回は仕方がない。

宗谷岬の駐車場では、北海道は初めてという若者と、おじさんのツーリング談義に混ぜてもらいました。
バイクに乗っているだけで、北海道では若者もじじいも友達になれます。



宗谷岬からはホーツク街道を南下、初めて北海道を走るツーリストには【エサヌカ線】は外せないでしょう。
平坦の一直線路よりも、海に続く道やジェットコースターの路のようにアップダウンのある直線路のほうが魅力的ですけどね。 

道の駅やガソリンスタンドでトイレ休憩をとりながら、北見市経由で屈斜路湖畔の【川湯温泉 ホテル欣喜湯】を目指します。

春先には【芝桜】が丘一面を覆い尽くす【芝桜公園】でトイレ休憩。
ここは、地元のツーリングチームが休憩をしているだけで、閑散としていた。 花の一輪も残っていないのだから、そりゃああたりまえですね。

川湯温泉に曲がるT字交差点のスタンドで、燃料を満タンにしてからホテル欣喜湯へ。
 
ホテル裏の屋根付きの車庫(小屋?)にバイクを停めてホテルに入った。
ここは、岩見沢のブログ友から紹介して貰ったホテルで、ホテル自体は古いのだけど温泉も食事もなかなかのもので、みんな大満足でした。
コインランドリーが、長く使われていないような別棟の部屋の隅にあったのには、驚きましたけどね。

夜は、4人部屋ではイビキが気になったので、その心配の無い社長夫妻の部屋に寝かせて貰いました。
おかげでゆっくり眠ることができましたが、耳栓はしっかり使いました。


北海道ツーリング 4日目 小樽~稚内 7/06

2016-07-18 20:31:45 | 2016北海道ツーリング

北海道 一日目の朝です。
小樽の朝は、肌寒さで目覚めてしまいましたね。 テレビをつけて天気予報を見てみると、気温は15度を下回っているらしい。

短パンにTシャツ姿でバイクの駐車場に行ってみると、増さんと忍さんが荷を積んだりバイクの汚れを落としたりと、忙しそうにしていた。

私の無線機のPTTケーブルは、船のベッドの上でなんとかかんとか修理して、タイラップで仮止めしておいたのだけど、操作するときにグラグラして扱いにくい。
そこでPTTのスイッチ本体部分を、左手人差し指で操作できるようにビニールテープで固定したけど、これも所詮は仮止めだものなぁ。
そのうえ取り付け位置が良くなかったようで、油断すると手が当たって送信スイッチが入ってしまうので使いづらいこと。

できあがりは極々不満足なのだが、時間をかけてやらないときちんと仕上がらないし、このまま我慢するしか仕方ないかなぁ。

朝食をすませてから、もう一度バイク置き場に行ってみると、全部のバイクのオイル点検をしている社長の姿があった。
オイル漏れを起こしたウルトラは、やはりオイルが不足していたそうだ。

全員の朝食が済んだので、小樽運河沿いの道を石狩方面に向かったのだが、通勤時間帯と重なった事もあってか、車の直前割り込み
や指示器無しでの進路変更など、ひやっとする場面に何度も遭遇しました。 注意注意。

銭函の付近から風が強く吹いているなぁと思っていたのだけど、石狩川に架かる橋を渡るときには、、風は強いし寒いしで大変でした。

寒さ対策も不十分なまま走り出したら、海岸線に出たあたりでは、手の平や甲など寒冷ジンマシンで真っ赤になっていて、かゆくて大変。

急遽、【愛ロード夕陽の丘】の駐車場に飛び込んで、秋用グローブと厚手の中綿入りジャンバーで防寒対策をしました。
この後はおかげて、雄冬岬から留萌、羽幌と走っても、トンネルの中でも快適快適。

留萌の町を過ぎて、海岸線のちょっとはなれた広場に停めてある警察車両のワゴンとパトカーを見つけた。
手前の道路わきに目をやると、草むらにパイプ椅子に腰かけた2人のお巡りさんを発見。 速度取り締まりの最中だったのでしょう。

日本海オロロンラインの、オトンルイ風力発電所です。
28基もの巨大な風力発電の風車が、3kmに渡って並んでいるのは壮観です。 4基ごとにカラーが付けてあるので、数えやすいですね。

サロベツ原野沿いに伸びるオロロンラインを、景色を眺めながら走っていると、トヨタ86やマジェスタなどが、びゅんびゅん追い抜いていった。
すると、脇道から飛び出してきたパトカーが、赤色ランプをきらめかせながら元気よく走って行って、ねずみになったマジェスタが捕まっていた。
そりゃあ、60km制限の道を100km超で走るとねぇ。 捕まって当然ですね。

宿泊は【稚内海員会館】。 バイクをどこに停めようかと悩んでいると、支配人が出てきてバイク7台を建物の中にいれてくれた。
これて、雨やいたずらの心配もなくなってよかった。 ハーレーのハンドル幅は広いので、スイングドアから入れるのにはちょっと苦労しましたけどね。

夜は近くの【いろはにほへと】で夕食。味はいまイチ。


北海道ツーリング 3日目 舞鶴~小樽 7/05

2016-07-17 16:45:32 | 2016北海道ツーリング

朝、早く目が覚めたのだけど、夕べがく寝たのですこし眠たい。時刻は 05時。 廊下通路の照明は一晩中明るく点いているけど、部屋の照明は落ちたままです。

洗面所に顔を洗いに行ってから、しばらくベッドでぐだぐだしていたら、洗濯しなきゃ!と思い出して、ランドリー室へ二日分の洗濯物を持って行った。 

食堂は8時から9時までの営業です!と、何度も船内放送をくりかえしてます。 
今朝はパンと目玉焼き、そして牛乳を探せなかったので、みそ汁といったのメニュー。 よく探せば、見つかったのですけどね。

ビュッフェ形式で単品の価格が高めの設定なので、油断するとあっという間に値段が跳ね上がってしまって、悔やんでいる人を何人も見かけて、他人事なのでおもしろい。
船の中では、本を読むか昼寝をするか、散歩くらいしかすることがないので、もうちょっとしたら昼寝でもしようかな。
午前10時過ぎ、新日本海フェリーの同僚船とスライドするのを見にいった。 船尾からまっすぐに伸びる航跡がきれいです。


小樽港到着は、定刻20時45分。 バイクを置いてある甲板に移動して荷物を積み込んだら、長いランプウェイを降りて運河沿いの道を5分走ってスマイルホテル小樽に着いた。 バイクを駐車場に停めて、本館1階のフロントで部屋の鍵をもらいます。


旧小樽グリーンホテルからスマイルホテルと名称が変わって、料金も値上げしてましたね。 

ホテルの先には、小樽駅。

フロントで部屋の鍵を貰ってから、別館に移動。 さて、いよいよ明日からだ。


北海道ツーリング 2日目 大阪南港~舞鶴 7/04

2016-07-16 16:30:21 | 2016北海道ツーリング

7月4日

05時50分、船内放送で目覚めた。 南港到着が早いので、乗客を起こすのも早いんだよね。
レストランのバイキング朝食は(¥620)と、リーズナブル。
和食メニューの朝食をがっつりとったら、荷物片付け。 これでいつでも出発できます。

大阪南港着は7時40分だったのだけど、バイクの下船案内は最後の最後で8時15分。 これが待ち長いんだなぁ。

きょうの大阪は、朝から気温が高くて、蒸し暑い。  
フェリーターミナル横にバイクを並べて、行程と注意事項の確認、アマ無線の周波数を確認後、出発。
かもめ埠頭から南港中ICに向かう道は、月曜日のせいもあってかトラックの数も半端なく多いように感じた。

湾岸中ICから阪神高速~第二名阪~京滋バイパス~東名と2時間ほどを走って、彦根の手前のPAで休息。
2時間も走りっぱなしだと、さすがにお尻が痛いですね。

彦根からは湖岸道路を走って、湖北道の駅で昼食後、出発しようとした時に降り始めた雨。
にわか雨か?簡単に止むんじゃないかなぁ?などと思いながらも、雨具をつけて走り出した。 
雨具は着たのだけど、ブーツカバーは着けなかったのです。 甘くみていたのですねぇ。

そのうち、ヘルメットを叩く雨の音で無線の声も聞き取りづらい程に雨は強くなってきました。
シールドの向こう側が真っ白になって前も見づらいくらいの雨の中を速度を落としながら走っていると、自分の無線機のPTT回路がついに浸水したようで、常時送信状態。 無変調キャリアの出しっぱなしは、まずいですね。

仕方がないので、PTT回路の接続コードを引っこ抜いて走っていると、こんどは先導の増さんの無線機の受信ができないという。
片や受信しかできない、もう片や送信しかできないという、なんとも困った状況になってしまいました。
まだ、北海道にも着いていないのにねぇ。

びしょぬれのまま、福井に嫁に着ている【かごしまおごじょ】の家を訪問。 一粒種のコタローくんが、人見知りするのだが、仕草がかわいいこと。 かあちゃんに、べったりなんですね。

乾いたタオルを出してもらったり、濡れたカッパやヘルメットを拭いたりして1時間ほどゆっくりとさせて貰ってから、天橋立に向かった。
ところが高速道路の途中でまたまた雨。 ウンザリだなぁ。
バイクを道路脇にとめて雨具をつけているみんなの横を走り抜けて、1km先のPAにむかった。
ちょっと緊急事態だったのだけど、無線が使えなくて状況を伝えられないのがねぇ。

天橋立の駐車場でPTTケーブルを見てみると、接続プラグ部分がショートしている。 こりゃあ、船に乗ってから修理だな。
増さんの受信不良は、ヘルメットに内蔵しているスピーカーの接続不良ということが分かったので、これも修理かな?
バイクの工具はぜんぶおろしてきたのだけれど、はんだごてやテスターなどは積んできたので、なんとかなりそうです。

フェリーターミナル着、19時30分。 乗船23時15分、出港0時30分。
みんな、雨中走行で疲れ切っているようで、すぐに風呂を済ませて、ベッドにもぐりこんだ。 就寝02:00


北海道から

2016-07-15 20:25:43 | 2016北海道ツーリング

12泊13日の北海道ツーリングから、今日、帰ってきました。 

天気にも恵まれて、雨に遭ったのは、2日目の大阪から舞鶴に向かうときに2時間ほど強い雨に打たれたのと、8日目の富良野美瑛観光で数回小雨に遭っただけでした。

テレビでは連日、九州地方の大雨のニュースを報道しているときに、北海道の大地を気持ちよくツーリングしていた事になりますね。

ツーリング中、バイクの故障も事故もなくて全員元気で帰着、桜島SAで解散となりました。


富良野の宿から

2016-07-09 20:12:19 | 2016北海道ツーリング

上富良野にある民宿「小さな宿 旅の途中」に泊まっています。

今日は、サロマ湖畔の宿をでて、北見~津別~足寄~ナイタイ高原牧場~狩勝峠~南富良野と走ってきました。
津別では、3回くらい道を迷いましたねぇ。 まいった。
宿到着は18:00。 もうちょっと早く到着したほうが、余裕があっていいのだけれど。

そうそう、ナイタイ高原のレストハウスは、屋根が飛んでしまって壊れてました。 今はプレハブで営業中でしたね。
でも、ソフトクリームの味は、変わらず美味しいでした。

昨日も今日も400kmくらいも走っているのだけど、みんな元気です。

先導の私が、気をつかって「お疲れモード」くらいでしょうかねぇ。


2016北海道ツーリング 一日目 7/03

2016-07-09 20:01:04 | 2016北海道ツーリング

朝から青空が見えたり、バラバラっと雨が落ちてきたりと、不安定な天気。
集合場所の輝国神社前は、大型船で着いたばかりの中国人観光客で溢れてましたね。

バイクショップの社長が「みんな無事に帰ってくるように」と持ってきてくれたカエルのマスコットをハンドルに結びつけて、Uさんを先頭に出発した。

日曜日だというのに車の数が多い。 清水町から鳥越トンネルを抜けて磯街道にでても、車の列が連なっていて、走りづらいこと。

竜ヶ水の病院下を通るとき、前を走るI子さんが大きく手を振っていたのは、長期入院しているバイク仲間への「行ってくるね」のご挨拶。

片側2車線の竜ヶ水駅下を快調に走っていると、雨が降り始めた。 つい目の前の大崎鼻は雨で真っ白くかすんで見えているので、バイクを停めて雨具着用です。

増さんは、姶良町の娘さんの所に用事があるとかで、早めに先行した。

着替えを終えて走り出したのに、大崎鼻をまわる頃には雨は止んでしまった。
こうなると着ていてもしょうがないし、10号線が旧道とバイパスに分かれるところで雨具を脱いでしまう羽目になってしまった。
こりゃあ、先が思いやられます。

帖佐では、先行した増さんと合流して走り出したのだが、娘さんの家族一家のお見送りを受けて感激。 
小さなお孫さんたちが、一生懸命に手をふってくれるんだもの。

まだ雨が降った後が新しい道を走っていると、所々、ぬれた路面に油膜が見られる。
隼人の信号では、宇さんのバイクは、後輪がオイルに乗って軽くスリップしたと言っている。結構たくさんのオイルだまりがあったみたいだ。

国分を下井あたりで、宇さんから「エンジンから異音がするようになった」と無線で連絡が入った。 確かにヘルメットマイクでも、しっかりと異音を拾っている。

どこか、休憩場所で点検をして貰おうと話をしていると突然、亀割り峠の登り途中でオイルプレッシャーゲージが点灯したというので、緊急停止です。

 宇さんのバイクのエンジン下からは、オイルがボトボト落ちていて、これはただごとではないぞ。

何処からの漏れなんだ?いったい何が原因なんだ?などと心配していると、オイル漏れをのぞき込んでいた社長が、「エンジンの前から漏れてきているから、オイルクーラーの取り付け部分からだと思う。 オイルフィルターを外さないと見えないんだよね。」

さすがに増すさんも、フィルターレンチまでは持ってきていない。 さて、どうするか。

ショップのメカに電話しても、すぐにトラックで引き上げにこれるような状況でないし、ハーレーのサポートかJAFに電話するかしかないか。

出港の時間を気にしている宇宿さんは、「後はなんとかするから、みんな出発してくれ」と完全にあきらめモードに入っている。

オイルフィルターは堅く締め付けるような部品ではないのだが、素手で回そうとしても回ってくれない。

そこで社長が選んだ工具は、マイナスドライバーとモンキーレンチ。

ドライバーを斜めにあてて、モンキーの柄の部分でコツコツと軽くたたいていたが、ついには緩めてしまった。 
穴が開いたらおしまいなんだが、長年の職人の手の感触なのだろう。

フィルターを取り外した奥に見えたのは、2本のオイルホース。 上のホースは抜けてしまっていて、そこからオイルが噴き出したのだ。

ホースをはめ込んで、クランプのかわりにタイラップでしっかりと固定して、オイルを補給して修理完了。 でも、はめてあったはずのクランプは、どこにいったのだろう。

エンジンオイル3クオート半を補給してエンジンをかけ、オイル漏れがないことを確認して、志布志港に向かった。
なかなか大変な初日だった。


2016北海道ツーリング ① 7/03

2016-07-03 09:32:07 | 2016北海道ツーリング

7月03日日曜日。 

梅雨は上がったのか、それとも中休みなのでしょうかねぇ。


朝、サッと通り雨があって、まだ道路はぬれているのだけれど、青空も見えているし、ツーリングの出発日の天気としては上々の天気。

日差しは強くて、もう夏と変わりませんけどね。

サイドケースにもトップケースにも荷物を詰め込んだバイクと一緒に、これから集合地点になっている照國神社前に向けて出発です。

フェリー港の志布志では、燃料補給と今夜の食材を買い込んでから、フェリーターミナルに向かいう事になるかな。  

鹿児島から志布志までは、先導をUさん、後方での全体把握をMさんにまかせて、私は中継役として列の中程を走ることにしてあります。

大阪南港と舞鶴間の先導は、Mさん。 北海道では私が全コースの先導を担当しますが、道を間違えないといいなぁ。 

それでは、そろそろ行ってきます。