どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

小説 『折れたブレード』02

2016-02-07 00:00:00 | 連載小説
       (手妻師)    翌朝、伊能正孝は、7時10分発のJAL便で、羽田から出雲縁結び空港へ向かった。  約1時間30分のフライトで、宍道湖に突き出た滑走路に着陸すると、到着ロビーの端に空港派出所と表示された一角を見つけそこに立ち寄った。  地元警察の管轄だろうから、ここで聞けばある程度の見当を付けられると思ったのだ。 「出雲署に山根さんという方はおられます . . . 本文を読む
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