〇 「梅雨時に台風かよ」「ご隠居、まだ5月で恥ずかしいから石垣島あたりで一休みして6月に上陸するつもりらしいですよ」
〇 「ゼレンスキーが反転攻勢に出たな」「モスクワは繰り返し無人機攻撃を受けてプーチンもオチオチしてられませんね」
〇 「卓球の早田ひなが大活躍してるな」「ひなひなした印象なのに中国選手を破って銅メダル獲得しましたよ」
〇 「錦木 . . . 本文を読む
サスペンス小説の作家として売れっ子だった有村優斗は、近ごろ雑誌社からの注文が減っていることを気にかけていた。 担当の編集者にそれとなく訊いてみると、読者アンケートの分析から有村の小説が目新しさに欠けるとの評価が下されたらしい。 某誌の人気作家ランキングでも、ベストスリーに入れず低迷していると聞かされた。 ピーク時には寝る間もないほど依頼が殺到し、いずれ自身が小説に殺されるのではないかと覚悟をしたほ . . . 本文を読む
〇 「どうだ、錦木はほんとに覚醒しただろう」「ご隠居、すごいですよ。若元春を寄り切ってから4連勝で7勝6敗と勝ち越し目前です」
〇 「このところ地震が続いているが大丈夫か」「能登から始まってトカラ列島、千葉南部、伊豆諸島など震度6~5が続いていますね」
〇 「ワグネルの創設者ブリゴジンはプーチンの料理人と言われているが本当か」「レストラン経営のほか人間の料理もや . . . 本文を読む
2年前に当ブログで異様に成長した<木のような草>を紹介したことがある。
正体がわからないのでお尋ねしたら、さっそく『一年生のブログ』さんが画像検索してオオブタクサという外来種の雑草ではないかと教えてくれた。
オオブタクサ
(画像は2921年9月撮影のオオブタクサ)
2年前の5月頃ヤツデのような形の幼草を見てどんな植物になるのか観察していたら、9月には手 . . . 本文を読む
〇 「おい、錦木が覚醒したぞ」「ええ、大関の貴景勝を横綱相撲で寄り切るなど覚醒しましたね」
〇 「 大谷の6勝目はお預けだな、1失点で勝敗つかずとは残念」「ご隠居、わかります。早い回に援護がほしかったですね」
〇 「広島サミットも終わったな」「まさか対面の会議には出れんと思っていたゼレンスキーさん来ちゃいましたね」 . . . 本文を読む
少年たちにとって、マツ子の存在は眩しすぎるものだった。好奇心を最大に膨らませながら、戸惑い、戸惑いの後に排斥のポーズをとった。 学校が終わって家に帰るマツ子を追って、男子生徒たちは後方から囃し立てた。「メンス、オンス、メンス、オンス」 二組に分かれて、単純な掛け合いを繰り返すだけなのだが、しばらくすると皆気が滅入ったようになって、声が小さくなった。 喜市も、将太や三郎とともに村はずれの雑木林まで . . . 本文を読む
日が傾きかける頃、喜市は川漁師の父と連れ立って、カエル獲りに出かけた。ライギョの生餌にするため、こぶりの青蛙が必要なのだ。 沼に続く湿地には、蛙だけでも何種類も生息している。ニホンアマガエル、ニホンアカガエル、トノサマガエルに、食用蛙とも呼ぶウシガエルもいる。 そのあたりには、他に蛇や蜥蜴もいる。草の実や稲穂が間近にあるから、鼠も隠れている。だが、川漁師の目的は蛙だけである。そのカエル獲りには、 . . . 本文を読む
5月5日はこどもの日、行事的には端午の節句ということになる。
みなさんのブログを拝見していても、この日の前後には鯉のぼりが泳ぐ雄々しい画像がたくさん登場していた。
関東北部のある地方では毎年ジャンボ鯉のぼりが話題になる催しがあり、ブロ友さんとNHKのニュースで同時配信していたので大いに興味をそそられた。
それにくらべるといささかショボい話で恐縮だが、我が家でも孫の節句を祝 . . . 本文を読む
喜市は、夏が一番好きだ。 川漁師の父親とともに、近くの沼で雑魚や小海老を採り、また、さまざまの仕掛けを使ってライギョやウナギを獲る。 きらめく夏の日々は、喜市にとってわくわくする時間の連続であった。 昭和二十年代の半ば、喜市が小学五年生になった頃のことである。沼の北西で、事件が起こった。 それは新聞に載るほどの出来事ではなかったが、ふだん平穏な生活に慣れている村人に、めったに無い話題を提供した。 . . . 本文を読む
〇 「ひきこもり」治療とかけて 「不親切な役所」とときます
そのこころは 「窓があるのに(心の)窓が開かない」でしょう
〇 「生成AI」とかけて 「いのしし」とときます
そのこころは 「暴走すると手に負えない」でしょう
〇 「村上春樹」のノーベル賞とかけて 「大勲位」とときます
そのこころは 政治が優先されるが「文学としては最高レベル」でしょう . . . 本文を読む
素封家の新座右衛門には、なかなか跡取り息子ができなかった。 二十歳の時に嫁に来た最初の妻は、五年間生活を共にしたが子ができずに離縁した。 二度目の嫁も、妊娠はするのだが五か月目を待たずに流産し、二度三度と失敗して自ら実家に出戻った。 新座右衛門に子種があることは明らかだから、すべては女の側の問題として片付けられた。 三度目の嫁にも子ができないと分かった時、三十五歳を超えて焦りの見える当主は、飼い猫 . . . 本文を読む
〇 「ウクライナの反転攻勢はいつ始まるんだ?」「ワグネルの創始者ブリゴジンによればもう始まっているらしいですよ」
〇 「そういえば、クレムリンへの無人機攻撃もその一つと言ってたな」「レーダーをかいくぐって良く上空まで近づけましたね」
〇 「一説ではワグネルがロシア国内から飛ばしたんじゃないかと・・・・」「ブリゴジンは武器・弾薬の不足でプーチンや国防省を激しく非難 . . . 本文を読む
画像は(季節の花300)より
赤い薔薇 クリーム色の薔薇
並んで咲いて 共に美しい
この美しさは薔薇だけに授けられた気品
もてはやされながら高ぶることのない矜持
赤い薔薇には 赤い薔薇の気品
クリーム色の薔薇には クリーム色の薔薇の矜持
並んで咲きながら 互いに邪魔しない
紅い薔薇にもクリーム色の薔薇にも . . . 本文を読む
〇 米中対立 ガーナは日本に 援助させ(中国の債務の罠にはまったガーナなどアフリカ諸国へのテコ入れ)
〇 北朝の 核脅威には 韓国を(バイデンは韓国の尹 錫悦大統領を訪米させて金正恩に対抗)
〇 バイデンの足元を見る 中露かな(チキン・レース=次期世界大戦の脅しを仕掛ける)
〇 ウクライナは 欧米兵器で 代理戦争(プーチンのロシアはワグネル=民間軍事会社が代理)
〇 今の世は フェ . . . 本文を読む
2011.3.11の東日本大震災から12年2か月
あの時 石巻にもに水の壁が出来た
その6年も前に病を押して
指一本でキーボードを叩き
自意識の壁に挑んだ『自分自身への審問』
図らずも死者との壁を予感しようとは
辺見庸よ あなたは今何を思う
五体が朽ちても魂だけは残っているはず
あなたには沈黙の壁は存在しない
もう一 . . . 本文を読む