昨年の暮れから正月にかけて観たテレビ番組の中で、一番印象に残っているのは、テレ朝系の『天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間 ~天空に佇む12の村~』である。昨年3月に反響を呼んだ超大型ドキュメンタリーの第2弾で、今回は、第1弾で最強のコンビネーションを見せた「ナスD」こと友寄隆英ディレクターと辺境ディレクター「大谷映芳氏」のタッグが、ヒマラヤの秘境に佇む12の村をめぐった作品である。ご覧に . . . 本文を読む
中国の武漢というところで、新型コロナウィルスによる肺炎が発生したと報じられたのは、今年の3月だったと記憶している。中国の市場で売られていた動物を介して、またたく間に感染者が広がり、これらの進行状況を世界中が息をひそめて見守る事態になった。何を今さらわかり切ったことを・・・・と、自分でもうんざりしながら起点を振り返るのは、小規模な集団感染が取りざたされてから現時点に至るまでに、たった9か月しか経って . . . 本文を読む
のりもの大好きのわんぱく小僧は、れっしゃを見て大はしゃぎ。
見るだけで通過していた列車ホテルへの宿泊も、自然の成り行きだった。
夏だなあ。おとなも夏休みの興奮を思い出す。
ホテル専用の自転車には乗らなかったが、わんぱく小僧には次の楽しみが待っ . . . 本文を読む
万平ホテル
北軽井沢へ行くために通過する街、あるいは食料その他を買い物する街だった軽井沢に、わけあって泊まることになった。
貧乏人には敷居が高い旧軽の奥、万平ホテルの初体験である。
折りしもクリスマス、ていうか同行者はこの日を目指してきたらしい。
当方はただお呼びにしたがったまでなのだが・・・・。
控えめなキラキラ
& . . . 本文を読む
ムード歌謡の名曲『中の島ブルース』をFBにシェアしてくれた友人が、この曲には外国のファンからたくさんのコメントが寄せられていることを教えてくれた。ご当地ソングの一種と思われるこの歌が日本人に好まれるのはわかるが、なぜ外国人が何百人もコメントしたり<いいね>を押したりするのだろうかと疑問に思った。友人がアップしてくれたのは「秋葉豊とアローナイツ」の『中の島ブルース』である。テレビの歌謡番組で聞いたこ . . . 本文を読む
松も取れて、見通しの難しい平成31年が始まった。
新年を迎えるにあたって、一年の計を立てるわけでもなく、ただ初詣だけはしておこうとあまり目立たない神社に足を運んだ。
当地には40を超える神社と120に近い寺院が名を連ねているが、その中でもかなり知名度が低いのではないかと思われる白山神社を選んだ。
階段を上るとすぐに参道 . . . 本文を読む
紫蘭
(城跡ほっつき歩記)より
中田先生は担任を持たなかった
田舎の中学校で音楽だけを受け持っていた
飴色のフチが特徴のメガネをかけ
レンズの奥から生徒たちに笑みを投げかけた
オルガンを弾くときは手元をしっかり見ていた
タクトを振るときは大きな躯を揺すってスウィン . . . 本文を読む
ラ・フランスの花
(城跡ほっつき歩記)より
シャリシャリ トロトロ
熟れ熟れ シュルシュル
ラ・フランスが口の中で踊る
なんという高貴な香りなんだ
果実のまわりで音符が舞っている
歓びの歌がひびく洋梨のパラダイス
ラ・マルセイエーズの国で発見さ . . . 本文を読む
2月3日、午後から暇ができたので深大寺に行ってみた。
実は節分には一度もお参りした記憶がない。
子供目当ての店でも出ているかと思って出かけたら、それらしい屋台はまったく見当たらない。
それでもドドーンと腹に響くような太鼓の音が聞こえたので、本堂前の境内を目指した。
折しも本日3回目の追儺が始ま . . . 本文を読む