〇 紀州のドン・ファン ハンカチ拾って不幸をも(元妻の古典テクにまんまと)
〇 飼い犬の痙攣死が序章 奇妙なミステリー(薬物出ず=マリコさん助けて〉
〇 ポワロなら すぐ解明の構図だが(死因・容疑者・事件現場など謎解きパーツ多数)
〇 元妻の 背後の闇も見え隠れ(警察は覚せい剤の入手先解明か〉
〇 吹聴が仇なす例は 数知れず(古くは城南電機社長の強盗被害・近くは八王子殴殺事件)
〇 小 . . . 本文を読む
シャクトリムシは夢を見た
陽気がいい日に葉っぱの家を出て
広い世界をのんびり歩いてみたい
シャクトリムシは夢心地のまま
葉っぱの縁からポトンと地面に落ちた
ひゃーなんだなんだ土の匂いがする
おまけに危険な蟻がウロウロしてる
大急ぎで逃げ出さなくっちゃ
さすがに寝ぼけ気分も吹っ飛びそう
おやおや僕にはこんな能力があったのか
1メート . . . 本文を読む
〇 隕石の内部に「水」発見 人類の素はこれですか(立命館大学研究チーム)
〇 火星探査機の装置で 空気製造なんて夢みたい(火星移住は夢ではない?)
〇 スガスガしい顔で 総理は大風呂敷?(2030年46%削減・これを野心的目標という)
〇 太陽光も風力も 立地条件むずかしく(なんせ国土がねえ)
〇 だから原発か こればっかりはご遠慮を(いつか来た道)
〇 原発の新設・増設だって? 核ゴミ . . . 本文を読む
梅雨が近づくと わたしの心は乱れる
あれもしたい これもやりたい
胸の奥から伸びてくる 紫色の欲望が
空を掴んで 悶えているようだ
見てごらんよ あのアガパンサスを
通りすがりの女たちが わたしを指差す
もの欲しげに 色目を使っているんじゃないの
湿った笑いが 梅雨前線を連れてくる
なにを言われても わたしは平気
心のままに 欲望のままに
好きな . . . 本文を読む
〇 刈り取った事象の重さに 腰の重さ(マリエ告白に週刊文春以外は無視)
〇 これぞジェンダー 取材もせずにほっかむり〈テレビも新聞も都合でソッポ〉
〇 出川さん 調子合せて痛い目に〈過去のことでも充電させて〉
〇 変異種は すでに二度目の変異とか(新型コロナ・インドで)
〇 韓国の司法は 政治の風向きであっち向いてホイ(同じ裁判所が真反対の判決)
〇 五輪はさんで 菅さんと二階さんが あ . . . 本文を読む
この季節になると
さびしく死んでいった友人のことを
痛みと共に思い出す
小説家として期待され
あと一息でデビューを飾るはずだったのに
こころざし半ばで行き暮れたのだ
友を蝕んだのは胃がんであったが
辛抱しきれなかった苛立ちのがんとも言える
持って生まれた運命の黒い塊とは思いたくない
どんな作家に憧れたのやら
どこかで無頼派を気取っ . . . 本文を読む
〇 井戸知事〈兵庫県〉は 団扇(うちわ)を出したり引っ込めたり(内輪の話にしとけばよかった)
〇 遮るには不向き 煽げば拡散し〈団扇とコロナの関係〉
〇 変異株の爆発 吉村知事の目が宙に(泳いでいるのか飛んでるのか)
〇 藤浪〈阪神〉は投げて完封 打ってはホームラン〈大谷くん見てよ〉
〇 汚染水 飲んで見せろとおちょくられ(麻生さんは懲りないねえ)
〇 海を下水道にするなに ア、ソウそい . . . 本文を読む
六合村へ向かう山道の斜面で
ヤマボウシがぼくを迎えてくれた
久しぶりだね山帽子
夏に備えて白い襟の服に衣替えしたんだね
ぼくは温泉に泊まってひと夏過ごしたことがある
浴槽から湧きあがる湯気と
開けっ放しの窓から流れ込む涼気とが
互いにもつれ合い睦み合うのを見て過ごした
衰弱した内蔵を癒してくれた恩人は誰?
更衣室に貼ってあった温泉分析書に隠れている . . . 本文を読む
〇 松山英樹マスターズ制覇 出てきた言葉は「ヒデキ感激」(?)
〇 先輩の中島・丸山 ともにウルウル(わかるよなあ)
〇 タイガー・ウッズから祝福 喜ぶ日本国民へも(気が利くわ)
〇 大谷の話題 今夜は小休止(登板の日に大注目)
〇 リアル二刀流で 初ホームランの価値どれほどか(拾った人の喜びよう)
〇 イチャモンをやめて 張本宗旨替え(一転・大谷翔平ファンに?)
〇 松山英樹が松山市 . . . 本文を読む
東千代之介が特定郵便局長を演じたテレビドラマ
あれはなんという作品だったかと記憶が疼く
簡単に見つかるだろうと検索してみたが
手持ちのキーワードでは全然ヒットしないのだ
何年前のテレビドラマだったかというと
20~30年前だろうと漠然としている
舞台となった特定郵便局は地方色濃厚で
坂の多い街だった気がするがそれも不確かだ
このままでは自分が何を描き . . . 本文を読む
〇 文在寅の牙城は マンションから崩れ(政権内の不動産疑惑でソウル市長選惨敗)
〇 日本叩きで 脱してきたが運の尽き〈国民騙しの二枚舌)
〇 中国にすり寄り 日本叩きと合わせ技〈二枚腰で不人気跳ね返すか)
〇 米韓は知り過ぎた仲 「文」より「軍」〈よもや・・・・〉
〇 トリチウム 漁業者の命をトリチウム(海洋放出の風評被害)
〇 汚染水問題は 思考停止のままタイムオーバー(ス . . . 本文を読む
男は十に余る砥石を残していった
研ぎ師といった特別の技術者ではないが
ハガネを研ぐ話になると身を乗り出す
刃物を見定めるように話を聴く男だった
海に近い城下町の荒物屋に奉公し
店主の娘と所帯を持って30年
訪れる客の持ち込む包丁や鎌を研ぎ直し
刃の減り具合から蘊蓄を傾けるのが常だった
戦国時代に先祖が研ぎ技を認められ
四辻そばの匠町に長屋の一つを与 . . . 本文を読む
〇 まん延防止は 宣言解除の失敗隠し(吉村知事には渡りに船)
〇 コロナで転んでも この機に乗じて「健保」見直し(タダでは起きないガースー)
〇 国内産変異型コロナ これは「どうにもとまらない」(各所でクラスター)
〇 トランプが播いた 悪しきヘイトが「アジア人に向かう」(元凶はチャイナ・ウィルス)
〇 ミャンマー国軍へ 今度はロシアが手を伸ばし(中国と連携)
〇 世界はいよいよ 「民主 . . . 本文を読む
青年が山中で予定にないキャンプをした
迫ってくる夕闇に包まれて
パチパチと弾ける焚火を一人みつめる
その瞳に映るのはどんな色の炎だろうか
記録のために焚火の映像を撮る
燃え始めの火から崩れ落ちる火まで
カメラは固定された一点から炎を追い
火は止まることなく揺れ続けた
赤々と燃える焔などと表現するのはいい
見ている限りでは明々とのほうがぴったりだが
. . . 本文を読む