どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

心に残る詩人たち〈7〉

2024-09-17 00:08:00 | この一遍
  黒田三郎 〈画像はウィキペデイア〉より   黒田三郎といえば、詩の芥川賞といわれるH氏賞を取った『ひとりの女に』〈1954〉が有名である。 東大経済学部卒という高学歴ながら、自分の弱さをさらけ出した詩風が共感を呼んだ。 妻の入院中、父娘2人の生活をうたった絶唱『小さなユリと』(1960年)で現代詩を誰にもわかる平明なものにした。 ほかに『時代の囚人』(1965年)など。 . . . 本文を読む
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