ケツァルコアトル想像図
(ウィキペディア)より
東京の代々木公園には
1990年にメキシコから贈られた
ケツァルコアトルの像がある
アステカ神話の水と農耕の神で
日墨友好のシンボルでもある
1609年9月の御宿では
嵐で座礁した船から海岸まで泳ぎ着いた
ドン・ロドリゴ総督ほか317名の乗組員を
岩 . . . 本文を読む
葉牡丹
(城跡ほっつき歩記)より
巻きかけの葉が天を見上げる
「ぼくはやるよ、これからなんだ」
寒空の下で紫色の唇を震わせて
葉牡丹の若者が決意を述べる
牛久から佐貫を経由して龍ケ崎へ
兄はその町の軍需工場に通った
時代こそ違うが萩原少年は中学校へ
稀勢の里おめでとう、ホントに好かった
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ハツカネズミ
(ウェブ画像)より
思えば20世紀は
二十日鼠の天下だったなあ
産めよ増やせよと叱咤して
数の勢いで富国強兵を目論んだ
女たちは腹の休まる暇もなく
二十日鼠のように子供を量産した
男たちもまた血眼になって物を生産し
キラキラと輝く富の力に期待した
ところが . . . 本文を読む
今から6年前、ぼくは『悪意の増幅』というタイトルでアメーバ・ブログに書評形式のコラムを書いたことがある。
参照=http://feedblog.ameba.jp/rss/ameblo/s1504/rss20.xml
当時、流血事件の被害者となった市川海老蔵に対して、あたかも海老蔵の方が悪いと言わんばかりの報道がまかり通っていて、義憤に駆られてアメブロに . . . 本文を読む
お参りも並んで
一月三日、そろそろ初詣のお客さんも少なくなってきた頃を見計らって深大寺に行った。
それでもお賽銭を上げる位置まで進むには順番待ちで、正月に特別の思いを抱く人が依然として多いことに安堵を覚えた。
去年の縁起物を収める
去年が良い年だったのか、そうでもないのか、家族揃って健康で新年を迎えら . . . 本文を読む