2年前に当ブログで異様に成長した<木のような草>を紹介したことがある。
正体がわからないのでお尋ねしたら、さっそく『一年生のブログ』さんが画像検索してオオブタクサという外来種の雑草ではないかと教えてくれた。
オオブタクサ
(画像は2921年9月撮影のオオブタクサ)
2年前の5月頃ヤツデのような形の幼草を見てどんな植物になるのか観察していたら、9月には手 . . . 本文を読む
裏山に目を転じるとシャガの花がポツポツと咲き出した。
これがあっという間に群生になるのだから、うかうかしていられない。
追いかけるように山吹の花が光を集めている。
山吹色には縁がないが、なんとなく安心な古風植物。
ちなみに上記画像は2020年5月初めにアップしたものです。
今年は2 . . . 本文を読む
冬の間ごぶさたしていた庭畑は、ほぼ野生化していた。
クワを入れていないので、去年の野草や花たちが好き放題に咲いている。
スイセンは西洋スイセン、スズランスイセンが花を競っていたが、あまり注目されないうちに季節が過ぎた。
ふと目の高さに新芽をつけたキウイの枝が・・・・。
冬の間に追肥をあげなくちゃと思いつつ、何倍にも薄めた液体肥料で事を済ます横着者。
そ . . . 本文を読む
最近見たMSNニュースで、オーストラリアのトリビアを紹介していた。
たしかに知らない事ばかりで、しかも魅力的な記事が多かったので、中からいくつかお借りすることにした。
まずは、タスマニアで見られる南極オーロラである。
フィンランドやスウェーデンなどの北欧に出現するオーロラはニュースなどでしばしば目にするが、タスマニアのオーロラはこれまで見たことがなかった。
しかも、実に美しいではないか . . . 本文を読む
6月ごろ、ヤツデに似た4裂の葉を持つ草丈10センチほどの植物が畑に生えているのをを発見した。
ちょっと邪魔くさいなと思いながら、見慣れない雑草なのでとりあえず庭の隅に移植した。
その後、7月になると、ミョウガの背丈を超えるほどに成長した。
昨年はオクラを栽培したのだが、この草も同様に幹が直径2センチ近くになり、まるで木を見るようだった。
花をつけるでもなく、実が生るわけでもなく、ひたすら成 . . . 本文を読む
窓を開けて、なにげなく外を見ると、冬枯れしていた畑にみどりのお客さんが。
あっちにも、こっちにも。
うわー、春だ。ふきのとうだ。
ここ2、3日、暖かい日が続いていたから、いっぺんに顔を出したんだ。
ありがとう。よく来たね。
気持ちよく、いただくよ。
酢 . . . 本文を読む
秋の気配がしだいに色濃く感じられるようになった。
ささやかな家庭菜園も、長引く雨とその後の猛暑であまり自慢できる実りを得られなかった。
手間がかからないはずのエンドウやインゲンも、さやが変形したり未成育のものが多かった。
現在はオクラが採れているが、他ではいったん終わったかに見えたミニトマトが今ごろになって赤く色づいてくれ、それが慰めとなっている。
. . . 本文を読む
人間が食べる前に、パンダにお供えしました。
こうでもしないと、見栄えが悪すぎますので。
野生のフキがまた生えてきましたので、刈り取りました。
時期的に堅いのかなと思いましたが、そんなことはなく美味しくいただきました。
(おわり) . . . 本文を読む
いきなり目を覆うような画像で申し訳ない。
これはカラスの仕業である。
あと一日待って収穫しようとしていたヤツと、二日ぐらい後でと思っていたヤツをやられたのである。
ぼくが思うに、この仕打ちはたぶんカラスの意趣返しにちがいない。
なぜかというと、前日には次の画像のようにまともなヤツを収穫していたからである。
そのさい、「お . . . 本文を読む
(鎌倉湖とはいうものの)
大船駅には大きなバスターミナルがあって、そこから多方面にわたって循環バスが出ている。
その一つに「鎌倉湖畔行き」という系統がある。
鎌倉湖畔というからには、どうしても平坦な場所にある湖を想像してしまう。
だが(散在が池)の別名があるように、近くの三つのが管理を任された溜池だったらしい。
実際に行ってみると、バス . . . 本文を読む
冬枯れの森
若い頃アメリカの作家ヘンリー・D・ソローの名著『森の生活』を夢中になって読んだ。
この本は、たぶん世界中で今も読み継がれていると思うが、どうだろうか。
今の若い人の好みはすっかり変わってしまったかもしれないから、あまり自信はない。
ところで、ひょんなことから擬似<森の生活>をすることになった。
10月1 . . . 本文を読む
3月23日に東京の桜のつぼみを見ながら軽井沢に向かった。
午後の出発だったので、通りかかった星野温泉「トンボの湯」に立ち寄り湯をした。
出てくるともうすっかり日が暮れていて、駐車場には寂しく主人を待つクルマが並んでいた。
当日は、懐かしのわが山小屋に泊まる。
この夜は、たぶん氷点下 . . . 本文を読む
『ばらフェスタ駆けめぐり』
四月から五月の終わりにかけては、あまりのんびりとしていられない。
さくら、ツツジ、ばら、藤の花が矢継ぎ早に咲き、人間の都合などお構いなしに季節を駆け抜けてしまうからだ。
今年も神代植物園の人出を横目に、それぞれの花の最盛期を見逃してしまうんじゃないかと半ばあきらめていた。
仕事の関係で時間がとれなかったり、天候に恵まれなか . . . 本文を読む
『花と新緑の六合村』
先週末、三週間ぶりに山荘に行ってみた。
ゴールデン・ウィークの混雑をスル―した効果で、らくらく目的地まで到達できた。
関越道を使うと三時間少々の行程で、例の高速バス事故が報じられた藤岡ジャンクション付近では否応なく現場を意識させられた。
ドライバーは、誰でも大きなショックを受けている気がする。
渋川・伊香保出口で降り、六合村ま . . . 本文を読む
『草津・六合をつなぐ花の道』
二週間ぶりに訪れた山小屋は、今度こそほんとうの春の気配に満ちていた。
移植して4年、やっと花をつけ始めたソメイヨシノと枝垂れ桜は、数日前の雨でおおかた散ってしまったが、桃の花がいまを盛りと咲き誇っていた。
加えてレンギョウ、水仙、芝桜、レンゲツツジ、ボケ、山吹が時期を同じくして咲いている。
ふと目を上げると、薄緑色の新芽も日 . . . 本文を読む