山本有三も通った。太宰治も通った。彼らの頬を撫ぜたのと同じ風が、吉祥寺から三鷹をつなぐ道を吹き抜けた。 . . . 本文を読む
夏も終わり秋の気配が色濃くなるころ、シシトウがやっと赤くなり始めた。
1本の苗木につぎつぎと白い花をつけ、それが青い実となって食卓に変化をつけてくれる。
たまたま視界に入りづらい地面すれすれの実が、取り忘れたまま赤く色づいていた。
魂胆があってそのまま放っておくと、赤さを増し、図体もどんどん大きくなった。
「よし、これは来年用のタネになるかもしれない」 . . . 本文を読む
〇 安倍さんの病名推測「トランプ症候群」(潰瘍性大腸炎悪化の真因)〇 深謀遠慮 辞任の裏に「一石五鳥」(うやむやにしたい5項目)〇 アベノミクス破綻で「スガ・アベのミックス」へ(当面アベ路線)〇 トランプのごり押し避ける絶妙手(大統領選を前に要求目白押し)〇 新型コロナの後遺症はすべて「アベ以後に」(気にしないか)〇 モリ・カケもサクラも隠す辞任劇(火消しの菅組が尻拭い)〇 看板を「誠実」に替え支 . . . 本文を読む
いやいや大変な騒ぎである。
史上最年少で将棋タイトル二冠とA級8段を獲得した藤井聡太少年(18歳)へのフィーバーぶりについてだ。
将棋愛好家にとっては目を見張るような快挙だが、ここまで社会現象になるとは驚きである。
テレビをはじめとする報道の影響もあるのだろうが、新型コロナでうんざりしている一般国民が「なにか普通じゃないもの」を求めていた心理とフィットしたのかもしれ . . . 本文を読む
秋の気配がしだいに色濃く感じられるようになった。
ささやかな家庭菜園も、長引く雨とその後の猛暑であまり自慢できる実りを得られなかった。
手間がかからないはずのエンドウやインゲンも、さやが変形したり未成育のものが多かった。
現在はオクラが採れているが、他ではいったん終わったかに見えたミニトマトが今ごろになって赤く色づいてくれ、それが慰めとなっている。
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