アムール川を見つめているアムールスキー伯爵。先日はアムール川の遊覧船から
そのお姿を見ました。
アップにすると、さすが探検家、望遠鏡を持っております。
とにかく、ずっと30度の天気でした。すっかり日焼けするし。
雄大な眺めです。これが全部氷結して上を歩ける真冬に来ることはあるかなー。
シベリア鉄道に乗る夜までは、まだだいぶ時間があります。ダラダラと酒を飲んで
過ごせる場所はないかと考え、むかしのガイドブックによると、この古い建物の上に
「サッポロ」という日本レストランがあるという情報を見たので行ってみた。
なくなってました。。。 なんか若者でにぎやかなアメリカ~ンな肉中心のレストラン
がありましたが、まったく合わないので他を探すことにした。
評判だというイタリアレストランも、なくなったのか見つからない。そんなんばっか!
裏道に入ってゆくと、黒の正装をした90いってそうなヲバーサンが立っていました。
お?とすれ違うときによく見ると、そのすごく立派な真っ黒な上着の全面にたくさんの
勲章が!ソ連時代に偉い人だったの?ほへー、とそちらを向いて、丁寧にお辞儀を
しました。するとまるい瞳は薄いブルー。まるでお人形さんのようでした。あの
ヲバーサン、いつも正装してあそこに立っているのかしら。。。
さて閑静な住宅街に、ルースキーというレストランがあります。あまり人が通らない
エリアだけど、どんなもんでしょ?「レストランはロシア」って・・・
入り口は、こちら? とにかく、ロシアのレストランは見つからない。やっと見つけても、
「ここでいいんだよね?」というような入り口です。
立派じゃないですかー。しかし例によって、13時台ってランチタイムなのに、俺以外に
客はいない。これって夜もありがちでした。みなさん外食しないのねー。それに居酒屋
のようなカジュアルに人が集まって飲むところもないし。まあ共産主義の国だったからかー。
喉が渇いたし、例によってビールをまず飲んで、食事にはワインだ。そしたら、注文を
受けた民族衣装の素敵なお嬢さんが、左の小さなグラスも持ってきて、「これは私からの
プレセントよ♪」とかわいい笑顔。俺の好感度は、ロシアでも通用するんだな。。。
ホテルでWifiが使えないもんだから、持ってきたPCでメールをチェックする。レストラン
でそんなことするなんて、なんか忙しいジャパニーズ・ビジネスマンみたいじゃないか
なあー。「いまどこなの?!あけみ」とか、「最近店に来ないわね ヒロコ」みたいの
ばっかりだったりして(^益^;
日本語表記もあったんですよ。なんかコレよさそうでしょ?それと「この豚肉ソテー
かなー」と注文したら、「それは400gあるわよ」とお嬢さん。たしかに巨大な感じ。
「それは多すぎるようですね。ではこちらの200gのほうのお肉にして下さい」と
訂正したんです。魚と肉を頼んだつもりだったのにー。
そしたら何の誤解か、魚はこないで、このお肉だけが来ました。。。
いまから魚を料理してもらうのもなんだし、ま、メインだけでいいか~。
というわけで、時間もたっぷり余ってるし、デザートはアイスクリームに何やら地元産の
なんかが乗ったやつを頼みました。シャレオツですなあ。