さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

奈良尾のアコウ

2024年08月24日 | 九州シリーズ


バスは奈良尾港に到着しました。船が出るまで少し時間があるので、港の集落のほうに
行ってどこかで昼飯を食べねば。


ゲストハウス&カフェ?来てみたけれど、「本日休業」。あまり選択肢がないぞ。。。


その奥に喫茶店がありました。ランチもやっています。


「これがここの名物なのよ」と言われて五島牛カレー。なかなか旨かった。


そのすぐ裏にある「神社とアコウ見た?」と言われ、食後にやってきました。


むむむ、迫力満点。樹齢650年の「奈良尾のアコウ」は高さ約25m、幹周り約14m
で、アコウの巨樹として国の天然記念物に指定されたそうです。


二股に分かれていて、そこをくぐって神社に入るのです。巨人の股をくぐる感じだ。


石を敷いちゃってるもんだから、根が上に出てるよ。


根に沿って石垣を組んだんだよね?


すごい貫禄と神秘性でした。


神社の横に図書館があったので立ち寄る。「あ、人が来た。こんにちは~♪」という
感じのアットホーム感。こういうところでは「郷土資料コーナー」が面白い。
島の昔の写真集なんかもいいですが、マイナーな郷土歴史書なんかも興味深いのです。
小さな村や集落の歴史などは、学者というよりはちょっとした郷里の地主、名士などが
晩年になって執筆したりする。大きな歴史には出てこない地方の出来事、地元民の
エピソードなどが書かれていたりするのは著者の記憶、地域の記録を残そうとする
熱意が伝わってきてなかなか面白い。

船の出航の時間まで涼しいところで楽しませてもらいました(^益^)w