アンガラ川のほとりに、イルクーツク郷土博物館歴史部があります。立派な建物。
この街には車が多い。ご覧の通り、どこでもひっきりなし。しかしロシアは徹底して
歩行者優先です。なのでここもそうでしたが、俺が渡ろうとする気配を感じると、
車はみんな止まります。横断歩道はもちろんですが、そんなのなくてもどこでもです。
かなり広い、車がビュンビュンの通りでもです。
けっこうカルチャー・ショック。車が止まると、「すみません~」という感じで、
つい小走りになってしまいますが、それをするのは他には韓国人だけで(韓国の運転手は
日本よりも野蛮だ)、ロシア人はみんなのんびりと歩いて渡ります。ヨーロッパ
諸国もだいたい歩行者優先なのですが、ロシアは本当に日本と正反対。
なにせ日本は「車優先」というよりは、車の運転手が威張っている感じですよね。
横断歩道であろうが、ちょっとでも車が減速させられそうになるだけで「この野郎!」
と怒りと敵意のクラクションを鳴らされたりする。「店員と客の上下関係」と「歩行者
と運転手の上下関係」は、いつも理不尽さを感じるところです。
さて、入場料の他に「写真を撮る代」を取られました。なので日本のみなさん、是非
しっかり見てください。みんなで元を取りましょう。ここでは、様々な極東の民族の
服装と写真が面白かった。
服もいいんですが、写真に写っている人たちの表情をたっぷり見ました。
例によって、部屋ごとに係りのおばちゃんたちの責任配置が割り当てられており、滅多に
入場者はいないらしく、「お、来たな」とつかず離れずに交代で見張られております^^;
さっきは子供、今度は老夫婦の写真だ。
わりとおしゃれな服装ですよねー。
おさげのお嬢さんたち。日本人と同じ系列のモンゴロイドですね。
こういうのもありました。
左のカンは、日本の着物ですよね。このあたりまで来ていたからなあ。
おうおう、そういえばこういうの、どこかの居酒屋とかラーメン屋で現役のを見たなあ。
ひとつ覚えているのは、京都の「京極スタンド」だったっけ。
子供がいじったらすぐに壊れそうだ。
こういう皮の帽子の形にも惚れ惚れ。
Holy Cross Cathedralです。木々に囲まれているので、全景は撮れません。
イルクーツクにはたくさんの教会があり、ちらりとしか中には入っていませんが、
とても信心深い人が多いようでした。そして教会の前には必ず物乞いがいるのです。。。
ずっと歩き続けだったので、川沿いに英国風のパブを発見して入ってみた。
なんとLondon Prideというエールがあった。ブリティッシュ・エアウェイズに乗ると
出してくれるので、もう成田で飛び立つと英国気分になれるといういつもの酒。
ロシア語の新聞があったが、全然読めない。
魚を揚げたやつとじゃがいもなので、「フィッシュアンドチップス」の系統と言えます。
しかしまあ、立派な寿司屋と、回転寿司のチェーン店ぐらいの違いがありますな。
今回の旅で実感したこと、それはロシアの料理はとてもレベルが高いことです。
メニューを見ていたら、なんとNewcastle Brown Aleがありました。
ケビン、あの世で見ているかー。俺はこんなところまで来たぞー。
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