さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

三鷹を徘徊

2018年08月22日 | 関東甲信越



三鷹を散歩しました。近い割には行ったことがなかった街です。すごく暑い日でしたが、
BSの「郷愁の街角ラーメン」に出てきたラーメン屋に行ってみました。本屋と居酒屋と
ラーメン屋は、わが人生で数えきれないほど行きました。ラーメンでいいますと、
行列ができるような人気店にもだいぶ行きましたし、ミシュランに掲載された店も
いくつも行ってみました。国内旅行をしたときには、昼はご当地ラーメンが楽しみ。
しかし最近のマイブームは、淡路町の「栄屋ミルクホール」みたいに「昭和の店が
残っているような」ラーメンです。いつなくなっちゃうかわからないしね^^;



ここもいつも行列らしい。私は12時前に来たので、前にいたのは3人だけでした。



ちょっと贅沢に「チャーシューワンタン麺」。スープが正統派の古き良き東京ラーメン
でしたよ。ここは麺が珍しく、なんか一晩寝かせるこだわりのストレート麺。なんか
微妙に蕎麦を思わせるニュアンス?



クッソ暑い日にラーメンをかきこんだもんだから、大汗をかいて外に出る。↑これは
肉屋か魚屋か?ガラスケースが重要文化財もんだぞ。そういえば、むかし駄菓子屋に
並んでいたガラスケース、今どこにもなさそう。大人になってから子供時代に通った
下町の駄菓子屋を回ったら、すべてなくなっていたなあ。俺が子供のころにバーさんが
やってたからなあ。



さて、ここは太宰治が滞在していたアパートのあった場所。そこは肉屋を
営んでいて、太宰の作品にも登場するのです。プレートが貼ってありま
したが・・・。



これはねーだろ、いくらなんでもひどすぎる。



そのゴミ置き場から2ブロックほど行ったところに、「太宰治文学サロン」が
ありました。彼が通った酒屋さんがあった場所なのだそうです。入場料無料!
なかでは係員の女性二人が歓待してくれて、原稿なども展示されていましたが、
主に太宰が三鷹に住んでいた逸話やゆかりの場所などの説明が出ておりました。
内部は撮影禁止だったので、気になる人は行ってください^^;

そういえヴァ!どこか地方の飲み屋で、隣に座ったおやじが「太宰がここらに住んで
いた」と言いだして、「うっそ~ん?」なんて言った覚えが。それはどこだっけ?
思い出せないときはググる。 ・・・ おお、甲府のバーだったか。思い出した。
調べてみたら、治君、甲府には8ヵ月も住んでいなかったじゃん~^^;
釧路の啄木を思い出します。ちょっといただけで記念館ときたもんだ。

もし俺が太宰とか啄木みたいな有名人になったらすごいよ。「ゆかりの地」の数が
半端じゃないよ。無数のゴミ置き場にプレートっつーかー、全国津々浦々の飲み屋の
ババーが「あいつぁここに座った」と「名誉席」ができるよ?

まー「ゆかりの女性たち」の関係図では、上記のおふたりにちょっとだけ負けるかも
しれないけどね。(^益^)w



灼熱のなかを歩いて中央線をまたぐ陸橋へ。



ここは太宰のお気に入りの場所だったそうです。プレートがありました。



実は酒場放浪記でも来ていましたね^^



長~いぞ。歩いていると、イタリアの橋が崩れ落ちる事故を思い出しましたw



すごい数の線路。三鷹は中央線だと通過駅だけど、東西線や総武線のターミナル
でもありますからね。



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