さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

台湾のウィスキー KAVARAN

2018年07月15日 | 

    

こちら台湾産のウィスキー、KAVARANです。秋田のバーで飲んで
衝撃を受けました。蜂蜜やキャラメルを思わせる甘い芳醇な香り。
深く柔らかい味わい。極上のウィスキーです。



革製の箱です。金色の留め金は、まるで宝石箱みたい。超贅沢!
とても自分では買う気にならないお値段です。ありがたい頂き物です。
「お世話になりました」という意味のようですが、こちらとしては
恐縮です。げっとなるほど厄介なはめになった人は、「すみません」の
一言もなく去って行ったり、また別な人には、ささいなことに思わぬ
感謝をされたり。そういうものですな。

ウィスキーは寒い国で造られるので、寒い環境で飲むのが美味しい。
(ちなみに台湾は暑い国。しかしKAVARANは寒~い高地で造られて
いるのです)さらにアルコール濃度が高いから、深夜に飲むのがふさ
わしい。なので、午前0時を過ぎる頃、冷房をきかせた部屋で一杯♪

東京は連日35度なんて暑さが続いています。ビール会社なんてのは
「クソ暑くなって特需たのみます!」なんて思っていることでしょう。
俺の部屋は西日が差すので、夜になって34度なんて表示が出ると
腹が立つんですけどね。天気が暑い寒いで景気がよくなるところあり。

西日本の水害では、ものすごい被害で大量の家財道具が廃棄物となって
いる様子が見られました。冷蔵庫、タンス、畳などが見渡す限り山のよう。
電器屋さん、家具屋さん、畳屋さん、住宅建築会社は大特需でしょう。
天災で苦しんでいる人に対して不謹慎だから公には喜べませんが。

キ印のトランプ大統領が北朝鮮を圧倒的な軍事力でたたきのめす可能性は
ロシアや中国の後ろ盾によって遠のいたようです。戦争一歩手前になった
とき、とある有名な経済人が「やればこっちは戦争特需だ」と言いました。
そのとおりでしょう。巨大な災いが起こるとき、その大きさに比例して
儲かるやつらが出てくるものです。

戦争→何の罪もない不幸な人たちが沢山死んじゃう。
   破壊行為は人類全体のみならず、地球全体にとって大きなマイナス。
 いやいや、よそでやってもらうぶんには、大儲けのチャンスなんです!
 という考え方もあるということを覚えておくべきですね。

ちなみに、ニッカウィスキーを創業した竹鶴政孝がウィスキー造りを学ぶ
ためにスコットランドに留学できたのは、第一次世界大戦による特需、
つまり戦争景気のバブルのおかげだったのです。感謝したくはないねえ。

ウウム、酒が旨くなることを考えないとなー。


奄美黒糖焼酎 里の曙GOLD

2018年07月13日 | 



鹿児島からのお土産で、奄美の黒糖焼酎を頂きました。
酒ならばほとんど何でも喜んで飲む私ですが、こと焼酎に関しては
まだ経験が浅いのです。去年の夏に九州を旅して、鹿児島で覚えた
のが「前割り」といって、前日から水で割った焼酎はまろやかで
うまいこと。そして「紅芋」の焼酎がとても香り豊かで美味しかった
ことです。

その焼酎の奥深さを教えてくれました「焼酎の妖精さん」が、
この黒糖焼酎を持ってきてくれたのです。これも素晴らしい香り
です。焼酎って、日本酒よりも香りが芳醇なのですねェ。


千畳敷 純米大吟醸「滲-Shin-」

2018年07月10日 | 関東甲信越



甲府には、私の好きな古き良き喫茶店がナイ。どこかにあるかもしらんが、とにかく俺が
何度も訪れてあちこち歩きまわったけど見つからない。

ホテルには朝食をつけてないので、どこかで朝飯が食べたい。最後の手段で、バーガーだ。
米国資本の店だけは飢えても嫌なので、たぶん純日本の「モスバーガー」にする。だよね?

ま~ね、という感じで食べる。明るくて店員が若くて落ち着かん。ん?しかし女子高生か
女子大生か、アルバイトの女の子、かわいいな・・・。週末の朝っぱらで、光がまぶしい
時間帯。お嬢さんの笑顔もまぶしすぎる。寂れた居酒屋でババーを専門にしている薄暗い
人間の俺としては、「アウェー」どころじゃねえ。コウモリを春のお花畑に、いや真夏の
海岸に放り出したようなもんだ。固まって息が止まりそうw



今回の自分へのお土産は、千畳敷で造られたという「滲」である。
「中央アルプスロープウェイ雪中熟成特別酒」だってよ。標高2600mのロープウェイの
終着駅、日本で一番高いところにあるホテルで買ってきたんです。例の千畳敷の雪の中で、
3ヵ月熟成させたらしい。「滲」の言葉は、千畳敷の恵みが「滲みる」ということ
なんだってさ。大吟醸らしい、透明感のある爽やかな味わいでした。


甲府の夜

2018年07月08日 | 関東甲信越



さて甲府の夜、2軒目のバーは決まっているが、1軒目の居酒屋を探してみると、酒蔵の
名前「七賢」なんてのがある。こりゃあ七賢の品揃えもきっといいはずだ。



純米大吟醸やら季節限定ものやら、さすがにありました。というわけで、一番いいやつを
最初に注文。だんだんいいやつに変えていくほうがいいような気もしますが、酔っ払って
くるとわからなくなっちゃうところもあるので、私はだいたいいいやつからスタート。



メニューを見ると、上の段は刺身。下の段はお飲み物。 ???
左のほうを見てください。変だよね。突然「肉ジャガ」と「キンピラ」が入り込んでる。
「好きな飲み物は何ですか」と聞かれて、デブが売りの芸能人が「カレーとかリゾット
ですね」と答えていました。しかし「肉ジャガ」と「キンピラ」は飲めんだろなー。



ここは刺身のみならず、串揚げや寿司も充実しており、単品で注文する際にはメモ帳と
鉛筆を渡されて書いて出すシステムになっておりました。隣に来たご夫婦が注文しようと
したとき、私のところにあったメモ帳と鉛筆を渡してあげました。「あら、そういう
システムですか。ありがとうございます~」と感謝される。それくらいのことなのに、
店の人もそれを見ていて、私に小鉢を一皿サービスしてくれました。甲府の人たちは
感じいいな~^^



というわけで、2軒目は甲府のディープなエリアへ。



せっかくなので、こういう路地を歩いて目的地へ向かう。「草笛」は土曜は休みなのだ。




甲府に来たら、必ず来なければならないバー、「ノア」。



ダンディーなマスターがひとりのお店です。



屋根は船の材料を使ったという凝った造りです。



初老のマスターは、この地元で育ったこともあり、同級生や知り合いの人がお客に来て
います。マスターはひっきりなしに煙草を吸い、ずっと酒を飲んでいます。常連客という
よりは親しい友達が集うこの店は、毎日楽しい宴会をやっているよう。私もようやく
顔を覚えてもらい、「準常連」として仲間に入れてもらえた感じになりました。


旧竹村家住宅

2018年07月04日 | 関東甲信越



駒ヶ根郷土館の横に、重要文化財の旧竹村家があります。郷土館の切符で見られます。
もちろん、田舎にあったものを移築・保存しているのです。



だ~れもいません。駒ヶ池にはうじゃうじゃ人がいたのに、こういうところには全然
来ないんですねェ。



センサーでもあるのか、突然スピーカーから建物の説明が始まりました。造りの特徴なんぞを
女性が語ります。



さすが名士のお屋敷、いくつも部屋があり、一番奥は偉い人が来たときのための上間が
ありました。



ぶっとい柱の組み合わせも壮観ですぜ。



さてふたたび駒ヶ根駅前に戻ってきました。駅前のスーパーの上には、こんな広々とした
スペースがあります。なにやらコミュニティセンターのようです。



地元のおばさまたちが経営するお休み処がありました。これまた地元のおばさまたちが
なんかの集まりでおしゃべりをしていました。とても元気な人たちでした。



こちらの名物であります五平餅を頂きました。オイピかったです^^



なにせ昼時は電車が2時間ほども来ないので、のんびりコーヒーを頂き、駅の待合室で
しばし読書。この旅も終盤で、あとは甲府のなじみのバーで酒を飲むだけとなりました。



岡谷でふたたび乗り換え。普通列車がなかなか来ないので、不本意にも特急に乗るw
連絡が悪いのなんのって。



というわけで甲府に到着。駅前のロータリーは、工事が終わってさっぱりしてました。



ホテルすぐ横のコンビニで水を買い、そこで一服。地方都市はコンビニ前に灰皿があるのだ。
しかしエロ本のうしろが見えとる。こんなスカートの下からぱんつをのぞきたい症候群の人、
いますよねー。テレビによく出ていた大学の先生、何度もつかまっていましたけれど、いま
どうしているんでしょ。