高山病からくる頭痛のために、千畳敷からさっさと降りて来たので、このまま甲府へ直行
するよりも、どこか寄り道を考えて「静かな自然がきれい」というふれこみの「駒ヶ池」で
バスを途中下車。しかし来てみたらナンダコレ。池のまわりにぐるりとお店が出ているでは
ないですか。これは軽井沢の雲場池、湖水地方のウィンダミアよりひどい。
人がいなければ「静かできれい」なのでしょう。なんだか革細工だの手芸品だの、そういった
店がずらり。人もずらり。ついでに車もまわりの道路には数珠つなぎ。マイカーの行列は
駐車場を求めてとぎれなく並んでいました。
上のほうを見ると、さっきまでいた千畳敷は雲に隠れていました。
音楽が流れている方向に行ってみると、フラダンスを披露していました。ううむ。。。
そこから奥にしばらく歩いていくと、郷土館があります。距離にしてほんの数分なのに、
見事に誰もいませんでした。さっきのお店やさんにはゾロゾロとすごい数だったのにねェ。
さてこの立派な建物、駒ヶ根市役所の旧庁舎で、大正期の洋風建築です。
おお、やはりこういう捨てるのはもったいない骨董品が収蔵されているわけですね。
この建物、開拓期の米国で発達した近世コロニアル様式をとりいれたそうです。「大草原の
小さな家」シリーズに使われてもおかしくないものというわけだ。こんな田舎で、大正時代に
造ったんだなあ~。
この部屋が、議会を再現したものだそうです。数名でやってたのか。
んでそのとなりの部屋には、こんな昔の放水車なんてのが保存してあると。
こんなとこ、住んでみたひー。そんなお金ないけどー。あったら飲んじゃうけどー。