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バイク好きオヤジのひとりごと

バンディット250 カタナ250 フロントブレーキキャリパー

2013年06月12日 | バンディット250
カタナ250と


バンディット250

この2車種のフロントブレーキキャリパーを4ポッドキャリパーに交換したので
もし同じようなカスタムをしようと思われる人のために
私がやった内容を書いておきます。

この2車種、400ccバージョンはフロントブレーキが
対向4ピストンキャリパーのダブルディスクになっているんですが
250はシングルディスクの上、片押し2ピストンキャリパーと
結構なコストダウンが施されています。
リアブレーキは同じキャリパーが付いているので
フロントもシングルでも良いので 対向4ポッドキャリパーであれば
もう少し良い感じになると思うのですが・・・

さらに純正のトキコ製キャリパーはピストンシールが入る溝に
アルマイト処理がされておらず、使っているうちにアルミ独特の錆が発生し
ピストンシールを押し出してピストンが戻りにくくなっていき
最悪の場合、ブレーキが固着します。

特に何も手を入れていないのに ブレーキを握った感じが
まるで対抗4ピストンのキャリパー付いているかのように
ガチガチになったら、固着する寸前です。

これは トキコ製のキャリパー全てに言えることで
同じトキコ製の片押しキャリパーが付いている私の忍者のリアも
やっぱりピストンシール溝の錆でシールが押し出され固着寸前になりました。

バンディット250とカタナ250は シングルディスクですが
ローター径が310ミリと 少し大きいサイズのものが付いています。
これは、バンディット1200と同じなので250ccならシングルで充分。

使える社外品の対向4ピストンキャリパーは 普通に探すとブレンボになり
それ用のサポートも販売されています。
実際に購入したのですが、その組み合わせだとキャリパーが下に垂れ下がり
ダサい姿になってしまいます。

それで、バイク屋さんに入庫していたマシンで
他に使えるものがないか探した訳です。

たまたまゼファー750が入庫しており
寸法を測るとバンディット250のノーマルブレーキキャリパーが
ゼファー750の左側と同じ寸法で作られていることを発見。
調べていくと、ゼファー750にNSR250の4ポッドキャリパーを付ける
サポートが市販されていることが判明しました。

バンディットを手に入れた当時(6年前)の情報なので
そのサポートが現在も製造されているのかは不明です。

これがそのサポート

キャリパーアダプターという名称で販売されていました。
材質はアルミ、A2017だと思われ 色は青、紫、黒の3色があります。
その当時はゼファー750が欲しかったし
在庫処分で安売りしていたので 何セットか購入しておきました。

調べると、このサポートと右キャリパーの組み合わせだとバリオスに使え


左キャリパーと組み合わせるとバンディット250に使えます。

カタナ250は 街で見たときバンディットと同じブレーキだと確信し

先日、友達のカタナ250に付けてみたらぴったりでした。




バンディット250に付けると



こんな感じです。
どちらもブレーキホースはノーマルのまま使用できます。

ニッシン製対向4ポッドキャリパー+シングルディスクのブレーキと考えれば
市販車だとホーネット250がこの組み合わせに近いブレーキを採用しています。

新車じゃないのでキャリパーもNSR250の中古品で良いでしょう
オークションで気長に探せば左右セットで2000円以下で手に入るし
サポートさえ手に入れば なかなかチープなカスタムですが
費用が安い割りにはブレーキのタッチが激変するし その効果は抜群です。

この組み合わせで 多分、後期型のバンディットにも使えると思います。

でもサポートが販売されていないと また必要になったとき困るので
寸法を測定して図面を描いて CADデータにして残します。

私が設計する場合と比べて、ローターとの位置関係が0.5mm違うので
その分、修正することも忘れずに作図しておきました。

これさえあれば 機械屋さんに発注していつでも作ることができますからね。

すぐ作れるので、売っても良いのですが
ブレーキは重要保安部品で安全に直結する部品です。
全てのライダーが私や友達と同じ常識を持っているとは思えないので
売るのはやめておきます。

私、バイク関係の仕事している訳じゃないし お金が欲しい訳ではないのでね・・・
でも、同じような考えでバイク乗っている人がいたら作るかもしれません。
コメント (14)
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