去年の5月にカブ70のチェーンを新品に交換して1年
その間の走行距離は7000キロを少し越えた程度
このあたりで ちゃんと整備をしておきます。
私のカブの場合、チェーンのグリスアップは1000キロごと
張りの調整は5000~6000キロごとです。
この距離はチェーンの品質や走り方で変わってくるので一概には言えません
使っている部品の品質や走り方で決めてください。
まずはチェーンカバーを外す訳ですが
○印のM6ボルトを2ヶ所外すと取り外せます。
取り外すとこんな状態
古いチェーングリースがデロデロにこびり付いています。
これをある程度落とします。
こういう場合 普通はチェーン専用のクリーナーを使いますが
私は 市販の脱脂用スプレーを使っています。
近所のホームセンターで 税込み198円で手に入りますから・・・
チェーンにはバイク専用のクリーナーを使わなければ駄目だと言う人もいます
そういう人は 缶に書いてあるこの言葉をどう説明するんでしょうか?
チェーンに脱脂剤をスプレーして
チェーンの汚れを拭き取るわけですが
古い靴下に手を入れて チェーンを軽く握るようにこすると
手も汚れずきれいにすることができます。
チェーンの汚れを完全に取ることは不可能だし、その必要も無いので
ある程度汚れが取れたところで新しいグリースをチェーンの上に置いていきます
チェーン両側の インナーとアウターのプレートの間
一周ぐるっとグリースを置いたら
指で伸ばして チェーン全体に馴染ませませ
このとき中央のローラー部分にも少量のグリースを塗っておきます。
グリースを塗るのは、輪になったチェーンの内側部分だけ
外側には遠心力で伸びるのであえて塗る必要はありません。
グリースを塗り終わった状態のチェーン
この程度の油分が付いていれば充分でしょう。
私が使うグリースは 機械用として市販されているエーゼット社製の2種類
緑のジャバラがリチウムグリース、黒いジャバラがモリブデングリース
ホームセンターで リチウムグリースが400g入りで300円くらい
モリブデングリースが同じく400g入りで400円くらいで手に入ります。
これをホームセンターで手に入れたエーゼット社製の小さなグリースガン
(500円くらい)に付けて使っています。
リチウムグリースは鉱物油ベースのグリースなので
バイク用シールチェーンのOリング(NBR製)に悪影響はありません
中型~大型バイクに使われているシールチェーンにも問題なく使えます。
カブはシールチェーンではないので どちらのグリースも使えますが
今回のチェーン整備にも安いリチウムグリースを使いました。
今回のチェーン整備は最後にチェーンの張り調整も行います
チェーンを中央部を指で少し下げたところ
たるみ具合を見るため
チェーンの同じ部分を指で持ち上げてみます
ちょっとだけ弛んでいるような気がします。
チェーン調整は リアアクスルナットとハブの固定ボルトを少し緩めます
リアアクスルナットは
年式によって17または19mmのレンチを使い
リアハブのナットは23mmのレンチで どちらも1/4回転ほど緩めます。
チェーンの張りは
チェーン引きのナットを10mmのレンチで締めこんでいきます。
これがチェーンの張り調整後の状態
同じように中央部を指で持ち上げると3mmほど止まる位置が下がりました
たった3mmですが、下げたときも同じだけ張りが強くなっているので
上下方向で6mmほど動く範囲が少なくなった訳で
指で触ると見た目以上に張りを感じることができます。
ハブナットとアクスルナットを締め込んで
チェーンカバーを付けて 今日のチェーン周りの整備は終わりです。
ネットの質問サイトを見るとバイクのチェーンには
バイク専用のクリーナーとグリースを使わなければ絶対に駄目だと
書いている人がほとんどです。
私は バイクのチェーンにはずっと機械用のグリースを使っています。
今使っているチェーンはまだ走行7000キロ程度ですが
前につけていたチェーンは 全く同じようにメンテナンスして
約54000キロ使えました。
カブですからね もちろんシールチェーンではありません。
私が使っているケミカル類がチェーンに使えないと言われる人がいるなら
そのやり方でノンシールチェーンが約54000キロ使えた矛盾を
是非説明して頂きたいものです。
納得できる説明が聞けたら
(馬鹿高い)バイク専用のケミカル類も使うことを考えようと思います。
その間の走行距離は7000キロを少し越えた程度
このあたりで ちゃんと整備をしておきます。
私のカブの場合、チェーンのグリスアップは1000キロごと
張りの調整は5000~6000キロごとです。
この距離はチェーンの品質や走り方で変わってくるので一概には言えません
使っている部品の品質や走り方で決めてください。
まずはチェーンカバーを外す訳ですが
○印のM6ボルトを2ヶ所外すと取り外せます。
取り外すとこんな状態
古いチェーングリースがデロデロにこびり付いています。
これをある程度落とします。
こういう場合 普通はチェーン専用のクリーナーを使いますが
私は 市販の脱脂用スプレーを使っています。
近所のホームセンターで 税込み198円で手に入りますから・・・
チェーンにはバイク専用のクリーナーを使わなければ駄目だと言う人もいます
そういう人は 缶に書いてあるこの言葉をどう説明するんでしょうか?
チェーンに脱脂剤をスプレーして
チェーンの汚れを拭き取るわけですが
古い靴下に手を入れて チェーンを軽く握るようにこすると
手も汚れずきれいにすることができます。
チェーンの汚れを完全に取ることは不可能だし、その必要も無いので
ある程度汚れが取れたところで新しいグリースをチェーンの上に置いていきます
チェーン両側の インナーとアウターのプレートの間
一周ぐるっとグリースを置いたら
指で伸ばして チェーン全体に馴染ませませ
このとき中央のローラー部分にも少量のグリースを塗っておきます。
グリースを塗るのは、輪になったチェーンの内側部分だけ
外側には遠心力で伸びるのであえて塗る必要はありません。
グリースを塗り終わった状態のチェーン
この程度の油分が付いていれば充分でしょう。
私が使うグリースは 機械用として市販されているエーゼット社製の2種類
緑のジャバラがリチウムグリース、黒いジャバラがモリブデングリース
ホームセンターで リチウムグリースが400g入りで300円くらい
モリブデングリースが同じく400g入りで400円くらいで手に入ります。
これをホームセンターで手に入れたエーゼット社製の小さなグリースガン
(500円くらい)に付けて使っています。
リチウムグリースは鉱物油ベースのグリースなので
バイク用シールチェーンのOリング(NBR製)に悪影響はありません
中型~大型バイクに使われているシールチェーンにも問題なく使えます。
カブはシールチェーンではないので どちらのグリースも使えますが
今回のチェーン整備にも安いリチウムグリースを使いました。
今回のチェーン整備は最後にチェーンの張り調整も行います
チェーンを中央部を指で少し下げたところ
たるみ具合を見るため
チェーンの同じ部分を指で持ち上げてみます
ちょっとだけ弛んでいるような気がします。
チェーン調整は リアアクスルナットとハブの固定ボルトを少し緩めます
リアアクスルナットは
年式によって17または19mmのレンチを使い
リアハブのナットは23mmのレンチで どちらも1/4回転ほど緩めます。
チェーンの張りは
チェーン引きのナットを10mmのレンチで締めこんでいきます。
これがチェーンの張り調整後の状態
同じように中央部を指で持ち上げると3mmほど止まる位置が下がりました
たった3mmですが、下げたときも同じだけ張りが強くなっているので
上下方向で6mmほど動く範囲が少なくなった訳で
指で触ると見た目以上に張りを感じることができます。
ハブナットとアクスルナットを締め込んで
チェーンカバーを付けて 今日のチェーン周りの整備は終わりです。
ネットの質問サイトを見るとバイクのチェーンには
バイク専用のクリーナーとグリースを使わなければ絶対に駄目だと
書いている人がほとんどです。
私は バイクのチェーンにはずっと機械用のグリースを使っています。
今使っているチェーンはまだ走行7000キロ程度ですが
前につけていたチェーンは 全く同じようにメンテナンスして
約54000キロ使えました。
カブですからね もちろんシールチェーンではありません。
私が使っているケミカル類がチェーンに使えないと言われる人がいるなら
そのやり方でノンシールチェーンが約54000キロ使えた矛盾を
是非説明して頂きたいものです。
納得できる説明が聞けたら
(馬鹿高い)バイク専用のケミカル類も使うことを考えようと思います。